JP3103489U - 防犯ブザー装着鞄 - Google Patents

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Abstract

【課題】遮音しにくくかつ迅速な操作を行なえる防犯ブザー装着鞄を提供すること。
【解決手段】ランドセル1の側面マチ部4には、側面マチ部4と一体的に形成する収納ケース部9を配置する。一方、防犯ブザーをブザー本体とスイッチ部とに分離して、ブザー本体を収納ケース部9内に収納し、スイッチ部をランドセル1の一方の肩掛帯の中間位置に埋設する。スイッチ部にはプッシュ釦式の操作釦部と電波を発信する発信部とを備え、ブザー本体には、電波を受信する受信部と、警告音を鳴らす出力部とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、防犯ブザーを装着する鞄に関する。なお、ここで言う「鞄」とは、子供用のランドセルや手提げ鞄、背嚢又は婦人用バッグ、あるいは紳士用手提げ鞄等、外出する際に背負ったり持ち歩いたりする物品収納鞄を言うものである。
近年、道路徒歩中の子供や婦人に対する犯罪が増えていることから、子供や婦人が防犯ブザーを持参したり又は鞄に装着したりすることが多くなってきた。この防犯ブザーを、例えば、ランドセル又は手提げ鞄、背嚢等に装着する場合、ブザーの遮音を少なくするとともに即座に操作できるために操作しやすい位置に配置する必要がある。この目的のために提案された防犯ブザー装着鞄は特許文献1又は特許文献2によって開示されている。
特許文献1によれば、図9に示すように、ブザー収納体32をランドセル31の側部に装着している。ブザー収納体32には、防犯ブザー33が収納されるとともに防犯ブザー33の下面から紐34が吊下され、紐34の先端に配置する操作ノブ35を引っ張ることによって防犯ブザー33が警笛音を発信するように構成されている。従って、ランドセル31を背負う子供は、容易に操作ノブ35を引っ張ることができ、ランドセル31の側部に配置した防犯ブザー33は、遮音されることなく警告音を発信することができる。
又、特許文献2によれば、図10に示すように、防犯ブザーを収納する箱状の収納体41は、ブザー収納部42と、前面に形成された通音用の窓孔43と、底面に形成されて図示しない操作つまみを挿通する孔45と、開閉蓋46に形成される放音用小孔47とを有している。そして収納体41に留めベルト48を配設して、例えば、ランドセルや手提げ鞄の任意の位置に留めベルト48で留めることによって防犯ブザーを装着する。操作しやすい任意の位置に装着した操作つまみを引くことによって、防犯ブザーから発信した警告音が放音用小孔47・窓孔43を通って鳴り出すことから、防犯ブザーを容易に操作できるとともに、警告音を遮音されることなく発信できる。
特開平11−075924号公報(2〜3頁、図1参照) 特開2001−275732公報(2〜4頁、図1参照)
しかし、従来の鞄に装着した防犯ブザーは、ブザー本体と操作スイッチとが一体で構成されてブザー収納体32(又は収納体41)に収納されていることから、ブザー収納体32(又は収納体41)を鞄の操作しやすい任意の位置に配置しても、迅速に対応することには限度があった。例えば、ランドセル31の場合、ランドセル31は背中に背負うものであり、防犯ブザーの装着位置がランドセル31の肩掛帯部であっても、操作する手を防犯ブザー装着位置まで移動させて紐34の先端部の操作ノブ35又は操作つまみを引っ張ることは手間となって、時間的な損失が大きい。そのために、暴漢に襲われたときに咄嗟の行動を起こしにくいこととなる。
また、図10に示す収納体41の場合においても、防犯ブザーは操作つまみを一体的に構成していることから、上述と同様に即座に手で操作するという迅速な対応に限度があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、操作スイッチを迅速に操作できる防犯ブザー装着鞄を提供することを目的とするものである。そして、本考案に係る防犯ブザー装着鞄は、上記の目的を達成するために以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の考案では、ブザー本体とスイッチとを備える防犯ブザーを鞄の一部に装着する防犯ブザー装着鞄であって、
前記ブザー本体と前記スイッチとを分離して配置するとともに、
前記ブザー本体を鞄の一部に装着し、
前記スイッチを、前記ブザー本体と離れた前記鞄の別の位置か、あるいは鞄以外の別の位置に配置することを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記鞄には、前記ブザー本体を収納するケース部を、前記鞄の一部に一体的に形成することを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記スイッチをランドセルの肩掛帯部の一部に埋設することを特徴としている。
また、請求項4記載の考案では、前記スイッチにベルトが接続されていることを特徴としている。
さらに、請求項5記載の考案では、前記スイッチが電波を送信するブッシュ釦式に構成され、前記ブザー本体に、電波受信部を備えていることを特徴としている。
本考案に係る防犯ブザー装着鞄では、請求項1記載の考案によれば、防犯ブザーのブザー本体とスイッチとを分離することによって、ブザー本体を鞄の遮音の少ない位置に配置して警告音をはっきりと鳴らすとともに、スイッチを鞄の操作しやすい位置あるいは鞄と別の部位、例えば、手元あたりに配置させることによって、暴漢に襲われたときでも迅速に対応できるようにする。
請求項2記載の考案によれば、スイッチと分離されたブザー本体を収納する収納ケース部を、鞄の一部に一体的に形成していることから、新たな収納ケースを別に製作する必要がなくコスト低減化を図るとともに、鞄の一部に形成された収納ケース部には、スイッチが分離されていることから、スイッチを通すための通し孔を形成する必要がない。
請求項3記載の考案によれば、スイッチをランドセルの肩掛帯部の一部(例えば、手の届きやすい肩掛帯の前面部側)に埋設しても、スイッチがプッシュ式であるために手で迅速に操作できることから、暴漢に襲われても、即座に対応することができる。
請求項4記載の考案によれば、スイッチにベルトを装着していれば、スイッチを手に巻きつけておくことができることから、操作する手元付近にスイッチを配置することができ、暴漢に襲われても、即座に対応することができる。
請求項5記載の考案によれば、スイッチが電波発信部を有し、ブザー本体に電波受信部を設けることによって、スイッチをブザー本体から分離して使用することができる。従って、リモートコントロール操作で操作できることによって、暴漢に襲われても、即座に対応することができる。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、鞄をランドセルで説明するものであるが、勿論、それに限定するものではなく、子供用の手提げ鞄や背嚢でもよく、また婦人用の鞄や紳士用の手提げ鞄であってもよい。
図1〜4は、ランドセル1を示すものであり、ランドセル1の一部に防犯ブザーのブザー本体を装着可能に形成する。ランドセル1は、背板部2と底板部3と一対の側面マチ部4と前段部5とを有して物品収納部6を形成するとともに、上部の物品収納部6を覆う開閉蓋部7、ランドセル1を背負うための一対の肩掛帯8を備えている。ランドセル1の両側面に形成される側面マチ部4のうち一方の側面マチ部4には、防犯部材10のブザー本体11を収納する収納ケース部9が側面マチ部4と一体的に形成されている。収納ケース部9には、ブザー本体11から発信する警告音を遮音しにくいように複数の小孔91が形成されている。小孔91は、窓状に大きく形成してもよく、またなくてもよい。
一方、防犯ブザー10は、ブザー本体11(図5参照)とスイッチ部12(図3〜4)参照とを備え、ブザー本体11とスイッチ部12が分離して構成されている。ブザー本体11はランドセル1の収納ケース部9に収納されるために、直方体状に形成され、内部にスイッチ部12から発信する電波の受信部111と、アラームを発信する出力部112とを備えている。なお、ブザー本体11はランドセル1の一部に装着されていれば、その位置を限定するものではないが、できるだけブザーの警告音を遮音されない位置、又は物品を収納するのに邪魔にならない位置に設定することが望ましく、図例においては、一方の側面マチ部4に装着しているが、これに限定することなく、例えば、前段部5または開閉蓋7の裏面に装着してもよい。
スイッチ部12は、プッシュ釦式で操作する操作釦部121と、内部に電波を発信する発信部122とを備えている。操作釦部121は、一般的に市販されているプッシュ釦式のものが使用され、釦を押すことによって電波を発信することができる。
このスイッチ部12を、図3に示すように、一方の肩掛帯8の中間位置に埋設する。肩掛帯8には、図4に示すように、スイッチ部12を埋設するための貫通孔81が形成され、貫通孔81にスイッチ部12が嵌入される。このスイッチ部12には肩掛帯8に連結するためのカシメ板部123が両端部に配置され、貫通孔81にスイッチ部12を嵌入させた後、鋲等を打込んでスイッチ部12を肩掛帯8に止着する。
なお、図6に示すように、このスイッチ部12の両端部にベルト124を接続してエンドレス状に形成すれば、例えば、手首に巻きつけてアクセサリーとするとともに、巻きつけた手と反対側の手で即座に操作釦部121を操作可能にすることができる。勿論、エンドレス状のベルトでなくても、フックで係止するタイプ、又は、止めピンで留めるタイプにしてもよい。
次に上記のように構成された防犯ブザー10の作用について説明する。まず、防犯ブザー10のブザー本体11を、図1に示すランドセル1の収納ケース部9内に収納し、スイッチ部12を図4に示すようにランドセル1の肩掛帯8の貫通孔81に嵌入して埋設する。
学校の通学時、又は帰宅時に、ランドセルを背負った子供が暴漢に襲われた場合、子供は、ランドセル1の肩掛帯8に埋設されているスイッチ部12の操作釦部121を押す。防犯ブザー10のスイッチ部12が背負ったランドセル1の左側の肩掛帯8に埋設させていれば、スイッチ部12は、子供の左胸辺りに位置していることになるから、右手で操作釦部121を押す操作は即座に行なうことができる。
勿論、スイッチ部12が、図6に示すように、ベルト124を装着したスイッチ部12であって、例えば、スイッチ部12を左手首に巻きつけていれば、やはり、右手で即座に操作することができる。
スイッチ部12の操作釦部121を操作すると、スイッチ部12の発信部122から電波が発信され、ブザー本体11の受信部111で受信される。するとブザー本体11の出力部112から警告音を鳴らすこととなって、暴漢を驚愕させる。そして暴漢が怯んだ隙に、逃げることができる。なお、警告音は、ブザー音でもよく、アラーム音でもよく、又は、言葉や音によるものでもよい。
なお、防犯ブザー10は、ブザー本体11とスイッチ部12とを分離して、電波を送信するという無線状態でブザー本体11を鳴らすようにしているが、例えば、分離したブザー本体11とスイッチ部12とを電線で接続して有線状態にすることもできる。
また、図7に示すように、鞄が背嚢20の場合、背嚢20は、背嚢20の側面部に収納ケース29を一体的に形成して、防犯ブザー10のブザー本体部11を収納可能にしている。スイッチ部12は、背嚢20に肩掛帯28が形成されているものであれば、ランドセルと同様、肩掛帯28に埋設してもよく、また、背嚢20に手提げ部26を有しているものであれば、手提げ部26にスイッチ部12を掛止させた状態にしてもよく、さらに、図6に示すように、スイッチ部12にベルト124を接続してエンドレス状に形成したものであれば、手首に巻きつけた状態にしてもよい。
さらに、図8は、防犯ブザー10のスイッチ部12を、ランドセル1の肩掛帯8の掛止フック82に装着したものであり、この場合でも、スイッチ部12の操作釦部121を押すだけであることから、即座に操作することができる。
上述のように、本考案の防犯ブザー装着鞄は、防犯ブザーのブザー本体とスイッチ部とを分離して、それぞれ、適宜な位置、例えば、ブザー本体を、鞄における物品収納部の邪魔にならない位置でかつ遮音されにくい位置に配置し、スイッチ部を手元付近の操作しやすい位置に配置することによって、たとえ暴漢に襲われても迅速な対応をできるようにするものである。
本発明の一形態による防犯ブザー装着鞄を示す斜視図である。 図1におけるII−II断面図である。 図1におけるA矢視図である 図3におけるIV−IV断面図である。 本発明の一形態による防犯ブザーのブザー本体を示す斜視図である。 本発明の一形態による防犯ブザーのスイッチを示す斜視図である。 別の形態の防犯ブザー装着鞄を示す斜視図である。 防犯ブザーのスイッチを別の位置に装着する形態を示す斜視図である。 従来の防犯ブザー装着鞄を示す斜視図である。 従来の防犯ブザー収納ケースを示す斜視図である。
符号の説明
1、ランドセル
4、側面マチ部
8、肩掛帯
9、収納ケース部
10、防犯ブザー
11、ブザー本体
111、受信部
112、出力部
12、スイッチ部
121、操作釦部
122、発信部
124、ベルト
20、背嚢
28、肩掛帯
29、収納ケース部

Claims (5)

  1. ブザー本体とスイッチとを備える防犯ブザーを鞄の一部に装着する防犯ブザー装着鞄であって、
    前記ブザー本体と前記スイッチとを分離して配置するとともに、
    前記ブザー本体を鞄の一部に装着し、
    前記スイッチを、前記ブザー本体と離れた前記鞄の別の位置か、あるいは鞄以外の別の位置に配置することを特徴とする防犯ブザー装着鞄。
  2. 前記鞄には、前記ブザー本体を収納するケース部を、前記鞄の一部に一体的に形成することを特徴とする請求項1記載の防犯ブザー装着鞄。
  3. 前記スイッチをランドセルの肩掛帯の一部に埋設することを特徴とする請求項1又は2記載の防犯ブザー装着鞄。
  4. 前記スイッチにベルトが接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の防犯ブザー装着鞄。
  5. 前記スイッチが電波を送信するブッシュ釦式に構成され、前記ブザー本体に、電波受信部を備えていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の防犯ブザー装着鞄。
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