JP3103445U - 洗髪用ケープ - Google Patents

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謙宏 白石
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Abstract

【課題】ケープ本体と後布を分離できる用にしてケープ本体と後布の首回り部を洗いやすくして衛生的にできるとともに後布あるいは後布を交換できるようにした洗髪用ケープを提供する。
【解決手段】被洗髪者の首から下を覆うケープ本体1と、ケープ本体1の首回り部3に止着される被洗髪者の首筋を覆う後布2からなる洗髪用ケープにおいて、ケープ本体1の首回り部3の周囲と、後布2の首回り部3の周囲とにそれぞれ、ケープ本体1と後布2を止着するための止着用面テープが縫合されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、散髪店や美容室で洗髪の際に使用する洗髪用ケープに関する。
散髪店や美容室では、洗髪の際に水やシャンプーが被洗髪者の衣服を濡らすのを防止するために、被洗髪者の首から下を覆う洗髪用ケープが利用され、各種の洗髪用ケープが提案されている(特許文献1参照)。
図3は従来の洗髪用ケープの一例を示す図である。図3において、洗髪用ケープは、被洗髪者の首から下を囲んで覆うケープ本体1と、首の後から首筋を覆い洗面台のボール内に垂らすケープ本体1より小さい後布2とからなり、ケープ本体1の円形の首回り部3に後布2の円形の首回り部3を重ねて縫合されている。また、首回り部3の端部には被洗髪者の首に装着した首回り部3を止着するために、両端に装着用面テープ4が設けられている。
洗髪用ケープは、被洗髪者の首に円形の首回り部3を回してケープ本体1の端を重ねて首から下を覆い、首回り部3の面テープ4で止着した後、被洗髪者の頭を洗面台のボールの上で仰向けにさせ、後布2をボールに垂らして洗髪する。
特開平11−318561号公報
従来の洗髪用ケープは、ケープ本体1と後布2の円形の首回り部3は縫合されているためにしわが寄って襞5が形成されている。そのため、首回り部3の襞5の部分は完全に洗うのが難しく雑菌が繁殖し易くなり、衛生的でないという欠点がある。
また、後布2は毛染め後の洗髪などで色落ちにより汚れやすく消耗が激しく、後布2が汚くなれば、ケープ本体1はきれいであっても洗髪用ケープ全部を破棄しなくてはならないので不経済であった。
そこで、本考案は、ケープ本体と後布を分離できる用にしてケープ本体と後布の首回り部を洗いやすくして衛生的にできるとともに後布あるいは後布を交換できるようにした洗髪用ケープを提供するものである。
本考案の洗髪用ケープは、被洗髪者の首から下を覆うケープ本体1と、ケープ本体1の首回り部3に止着される被洗髪者の首筋を覆う後布2からなる洗髪用ケープにおいて、ケープ本体1の首回り部3の周囲と、後布2の首回り部3の周囲とにそれぞれ、ケープ本体1と後布2を止着するための止着用面テープが縫合されていることを特徴とする。
前記構成において、ケープ本体1及び後布2の首回り部3の上縁と止着用面テープ6の上縁が逆U字形のバイヤステープ7で挟まれて縫合され、さらに止着用面テープ6とケープ本体1が折り曲げられてケープ本体1の裏側で止着用面テープ6が起立した状態でバイヤステープ7の中間が縫合されている。
本考案は、ケープ本体と後布が分離できるので、首回り部の洗濯、洗浄が容易に且つ確実にできるので、首回り部の雑菌の繁殖を防止することができ衛生的となる。
汚れやすい後布が消耗すれば、後布を交換するだけで済み、ケープ本体はそのまま利用できるので経済的となる。また、ケープ本体と後布の色、柄を組み合わせることにより、染色毛用、自然毛用等の用途に区別して使用することにより、洗髪用ケープを経済的に効率よく利用することができる。
図1(a)は本考案による洗髪用ケープのケープ本体の正面図、(b)は後布の正面図、(c)はケープ本体に後布を止着した状態を示す図である。本考案の洗髪用ケープは、被洗髪者の首から下を覆うケープ本体1と、ケープ本体1の首回り部3に止着される被洗髪者の首筋を覆う後布2からなる。
図1(a)、(b)において、ケープ本体1の円形の首回り部3の周囲と後布2の円形の首回り部3の周囲とにはそれぞれ、ケープ本体1及び後布2を止着するための止着用面テープ6が縫合されている。ケープ本体1及び後布2の生地は従来の洗髪用ケープに使用されている撥水製の生地を使用する。ケープ本体1の首回り部3の端部には被洗髪者の首に装着した首回り部3を止着するために、装着用面テープ4が設けられている。図1(c)に示すように、ケープ本体1の止着用面テープ6に後布2の止着用面テープ6を止着して洗髪用ケープとして使用する。
図2の(a)〜(d)は本考案による洗髪用ケープの首回り部における面テープの縫合手順を示す図である。ケープ本体と後布の面テープの縫合手順は同じなので、ケープ本体を例に説明する。
図2(a)に示すように、ケープ本体1の首回り部3の上縁と止着用面テープ6の上縁を逆U字形のバイヤステープ7で挟み、図2(b)に示す状態に縫合する。
次いで、止着用面テープ6とケープ本体1を図2(b)に示す矢印方向に折り曲げケープ本体1の裏側で止着用面テープ6を起立させた後、図2(c)に示すようにバイヤステープ7の中間を縫合する。図2(d)は、図2(c)の状態を止着用面テープ6面側から見た図である。同様にして、後布2の首回り部3にも止着用面テープ7を縫合し、ケープ本体1の首回り部と止着できるようにする。
本考案では、ケープ本体1と後布2の首回り部3にバイヤステープ7で止着用面テープ7を縫合し、さらに折り曲げて縫合するので、首回り部に水やシャンプーが隙間から入り込むことはない。
本考案の洗髪用ケープを洗濯する場合は、ケープ本体1から後布2を分離し、ケープ本体1と後布2を別々に洗濯することにより、確実に洗濯、洗浄が可能となる。
(a)は本考案による洗髪用ケープのケープ本体の正面図、(b)は後布の正面図、(c)はケープ本体に後布を試着した状態を示す図である。 (a)〜(d)は本考案による洗髪用ケープの首回り部における面テープの縫合手順を示す図である。 従来の洗髪用ケープの一例を示す図である。
符号の説明
1:ケープ本体
2:後布
3:首回り部
4:装着用面テープ
5:襞
6:止着用面テープ
7:バイヤステープ

Claims (2)

  1. 被洗髪者の首から下を覆うケープ本体1と、ケープ本体1の首回り部3に止着される被洗髪者の首筋を覆う後布2からなる洗髪用ケープにおいて、
    ケープ本体1の首回り部3の周囲と、後布2の首回り部3の周囲とにそれぞれ、ケープ本体1と後布2を止着するための止着用面テープが縫合されていることを特徴とする洗髪用ケープ。
  2. ケープ本体1及び後布2の首回り部3の上縁と止着用面テープ6の上縁が逆U字形のバイヤステープ7で挟まれて縫合され、さらに止着用面テープ6とケープ本体1が折り曲げられてケープ本体1の裏側で止着用面テープ6が起立した状態でバイヤステープ7の中間が縫合されていることを特徴とする請求項1記載の洗髪用ケープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100932090B1 (ko) * 2009-04-06 2009-12-15 박무정 조발 가운

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