JP3103113U - 防風灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】風雨に対して耐久性のある防風灯を提供する。
【解決手段】防風灯10は、基部分12と、基部分の上側に位置し、内部に蝋燭が配置される本体部分14と、本体部分の上側に位置する頂部分16とを備え、本体部分に、開閉可能な扉部20と通気穴が設けられている。防風灯10の各部分は、石材で形成される。本考案の防風灯では、蝋燭が風雨に直接曝されることがないので、蝋燭の炎が容易に消えてしまうことがない。
【選択図】図1

Description

本考案は、墓前に配置され、内部で蝋燭が灯される防風灯に関する。
従来、墓前で蝋燭を灯す際、ステンレス製の受皿に蝋燭を立て、炎を灯すのが一般的であった。
しかしながら、上述のステンレス製の受皿では、蝋燭が風雨に直接曝されるため、蝋燭の炎が容易に消えてしまうという課題があった。また、ステンレス製の受皿では、見栄えが良くないという不都合もあった。
したがって、本考案は、風雨に対して耐久性のある防風灯を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の防風灯は、基部分と、前記基部分の上側に位置し、内部に蝋燭が配置される本体部分と、前記本体部分の上側に位置する頂部分とを備え、前記本体部分に、開閉可能な扉部と通気穴が設けられていることを特徴とするものである。
本考案の防風灯10によれば、蝋燭が風雨に直接曝されることがないので、蝋燭の炎が容易に消えてしまうことがない。また、本考案の防風灯10には通気穴18aが設けられており、防風灯10内部の二酸化炭素が排気されるので、蝋燭の燃焼に支障を来すおそれがない。さらに、ステンレス製の受皿と比較して、見栄えが良くなった。
次に添付図面を参照して、本考案の好ましい実施の形態に係る防風灯について詳細に説明する。図1は、本考案の好ましい実施の形態に係る防風灯を示した斜視図である。図1において全体として参照符号10で示される本考案の好ましい実施の形態に係る防風灯は、基部分12と、基部分12の上側に位置する本体部分14と、本体部分14の上側に位置する頂部分16とに大別される。
基部分12は、本体部分14及び頂部分16を支持する台座となる。基部分12は、安定性を増すため、少なくとも本体部分14の径よりも大きな径を有するように形作られている。基部分12は通常、石材で形成されている。
本体部分14は、円筒形の前方半部を切除した半円筒形の後壁部18と、後壁部18の一方の縁部に回転可能に取り付けられた扉部20とを有している。扉部20は、弧状の形状を有しており、下部に蝋燭立て(図示せず)を置くための底壁20aが設けられている。また、扉部20には、蝋燭の炎が外部から見え且つ装飾にもなるように、格子20aが設けられている。なお、扉部20は、石材で形成されている。
本体部分14の後壁部18の上部には、通気穴18aが設けられている。通気穴18aは、本体部分14の内部で蝋燭の炎を灯したときに発生する二酸化炭素を本体部分14の外部に逃がすのに役立つ。後壁部18は、石材で形成されている。
頂部分16は、中央が尖った笠状に形作られている。頂部分16は、本体部分14の内部に風雨が吹き込むのを防止するとともに、装飾の役目も果たす。
図3は、扉部20を開閉可能に取り付けるための治具24a、24bを示した図である。すなわち、治具24aを基部分12及び頂部分16にそれぞれ取り付け、扉部20の対応する個所に治具24bを取り付け、治具24bを治具24aに嵌め込むことにより、扉部20が開閉可能に取り付けられる。なお、開閉可能に取り付けるための治具は、図示したものに限定されることはなく、任意の公知の機構を用いてもよい。
図4は、防風灯10が墓前に配置されている状態を示した図である。防風灯10は通常、墓石の前の左右に対をなして配置される。そして、使用に際して、扉部20を開放して、内部に蝋燭立てに立てられている蝋燭に炎を灯した後、扉部20を閉鎖する。
本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、防風灯10の各部の形状(即ち、基部分12、本体部分14、及び頂部分16の形状)は、図示したものに限定されない。
本考案の好ましい実施の形態に係る防風灯の斜視図である。 図1の防風灯の扉部を開けた状態を示した斜視図である。 扉部を開閉可能に取り付けるための治具を示した図である。 図1の防風灯が墓前に配置されている状態を示した斜視図である。
符号の説明
10 防風灯
12 基部分
14 本体部分
16 頂部分
18 後壁部
20 扉部
22 通気穴

Claims (1)

  1. 墓前に配置される防風灯であって、
    基部分と、前記基部分の上側に位置し、内部に蝋燭が配置される本体部分と、前記本体部分の上側に位置する頂部分とを備え、前記本体部分に、開閉可能な扉部と通気穴が設けられていることを特徴とする防風灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327323A (ja) * 2006-05-08 2007-12-20 Asahi Sekizai Kogyo:Kk 墓石用燈明台

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