JP3102999B2 - 樹脂表面処理方法 - Google Patents

樹脂表面処理方法

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JP3102999B2 JP26966894A JP26966894A JP3102999B2 JP 3102999 B2 JP3102999 B2 JP 3102999B2 JP 26966894 A JP26966894 A JP 26966894A JP 26966894 A JP26966894 A JP 26966894A JP 3102999 B2 JP3102999 B2 JP 3102999B2
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線加工技術に係り、
特に、Cu/DVS−bis−BCB(ベンゾシクロブ
テン)接合におけるBCB(BENZOCYCLOBU
TENE)表面処理技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、 (1)「Polymer Dielectrics f
or Multichip Module Packa
ging」PROCEEDINGS OF THE I
EEE,VOL.80,NO.12,DECEMBER
1992 (2)「ADVANCES IN MCM FABRI
CATION WITHBENZOCYCLOBUTE
NE(BCB) DIELECTRIC」 The I
nternational Journal of M
icrocircuits and Electron
ic Packaging,Vol.15,No.4,
Fourth Quarter 1992(ISSN
1063−1674) (3)「ADVANCES IN MCM FABRI
CATION WITHBENZOCYCLOBUTE
NE(BCB) DIELECTRIC」IMC199
2 Proceedings Yokohama,Ju
ne3−June5,1992等に開示されるものがあ
った。
【0003】従来、Cu/DVS−bis−BCB(B
CB上に金属が乗る構造)における接続(接着)方法に
ついては、上記文献(1)のP.1951〜1952、
上記文献(2)のP.188〜190、上記文献(3)
のP.322〜323に示されているものがある。上記
文献(1)では、Metal/Polymerの一般論
として、プラズマ/イオンビームでのポリマー表面処
理、密着剤(Adhesion Promoter)コ
ート、O2 クリーニング、上記文献(2)では、Ar
backsputtering 密着剤として3AP
S,TEVSの使用、上記文献(3)では、Ar ba
cksputteringの例が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、密着強度が充分ではない。元々BC
Bの線膨張係数は、52ppm/℃と大きいため、多層
化による高膜厚化に限界があり、従来は設計ルールをB
CB膜厚を薄くするように限定しなくてはならないとい
う問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を除去し、高い引っ
張り強度を得ることができるCu/BCBの接合を行う
ための樹脂表面処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、Cu/BCBの接合を行う樹脂表面処理
方法において、基板上にBCBをハーフキュア(重合率
70〜80%)の状態で形成し、BCB表面処理時に真
空装置で10-7Torr台の到達真空度に引き、逆スパ
ッタでO2 ガスを用い、BCB表面を処理し、真空をや
ぶらずにCuを成膜し、その時の基板加熱は1〜100
℃/分の範囲で、最適値は50℃/分の速度で急速加熱
を行い、Cu成膜後にBCBをフルキュア(重合率10
0%)処理を施すようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、上記のように、Cu/BCB
の接合を行う樹脂表面処理方法において、BCBをハー
フキュア状態でCuを成膜し、BCBの表面処理をin
−situ(真空をやぶらずに、連続処理を行うという
意味)で、O2 逆スパッタを行い、連続してCuをスパ
ッタし、かつ高到達真空度(10-7Torr台)、急速
加熱(50℃/分の速度)で行うことにより、従来のも
のより約2倍の引っ張り強度を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら順次説明する。図1は本発明の実施例を示すCu/
BCBの接合を行う樹脂表面処理方法を示す工程図(そ
の1)、図2はそのCu/BCBの接合を行う樹脂表面
処理方法を示す工程図(その2)である。
【0009】(1)まず、図1(a)に示すように、基
板1を用意する。この基板1は、Al2 3、AlN等
のセラミックス、Siウエハ、GaAsウエハ、Al板
を初めとする金属板等の各種材料を用いることができ
る。ここでは、基板1はAl2 3セラミックス基板を
用いる。この基板1を平行平板の通常のプラズマ発生装
置によるO2 アッシング、アセトン、IPA、メタノー
ル、エタノール等の有機溶剤浸漬、及び超音波洗浄、セ
ミコクリーン〔フルウチ化学(株)製〕に代表される基
板洗浄剤浸漬、及び超音波洗浄、フッ酸、塩酸、硫酸等
の薬品による酸化膜除去法、UV照射法等の方法により
洗浄を行う。それぞれ単独に行っても、組み合わせても
どちらでもよい。
【0010】(2)次に、図1(b)に示すように、そ
の基板1を洗浄して、その基板1上に3APS(3アミ
ノプロピルシラン)等の密着剤をコーティングし、N2
雰囲気中で90℃〜180℃のベークを20〜30分程
度行う。この後、(DVSbis)BCB2をスピナ
ー、バーコーター等でコーティングし、N2 雰囲気中で
200℃、90分程度のハーフキュアを行う。ここで、
ハーフキュアとは、BCB2の重合率70〜80%程度
のことをいい、温度と時間によって決まるので、決定的
な条件はないが、上記ベーク条件は重合率70〜80%
になる条件である。
【0011】(3)次に、図1(c)に示すように、B
CB2上の表面処理3を行う。表1で示した実験水準と
なるところなので、表1を見ながら説明を行う。
【0012】
【表1】
【0013】表1において、基板(Sub)No.1
は、BCB表面処理を何もしなかった。基板(Sub)
No.2は、通常の平行平板型のプラズマエッチング装
置において、O2 100%ガスを用い、RFパワー2〜
1000W、ガス圧力0.1〜100Pa、ガス流量2
〜2000sccm、時間2〜480分の範囲で表面処
理を行った。基板(Sub)No.3は、後で説明する
Cu形成を行うマグネトロン・スパッタ装置内で逆スパ
ッタ(上記文献ではバック・スパッタリングと呼ぶ)と
してO2 100%ガスを用い、RFパワー2〜1000
W、ガス圧力0.1〜100Pa、ガス流量2〜200
0sccm、時間2〜480分の範囲で表面処理を行
い、その後、この状態を保持しておく(真空をやぶり、
大気圧としない)。基板(Sub)No.4は、基板
(Sub)No.3と全く同じ方法で処理をしたが、ス
パッタ装置の構造が異なる。
【0014】(4)次に、図1(d)に示すように、表
面処理後、Cuカレントフィルム4をスパッタ装置にて
形成する。実験はスパッタ装置で行ったが、蒸着法、M
BE法等のドライプロセスであればかまわない。基板
(Sub)No.1と基板(Sub)No.2は、新た
にスパッタ装置に入れて成膜を行い、基板(Sub)N
o.3と基板(Sub)No.4は、上記(3)の工程
後、連続して成膜を行う。スパッタ条件は、Arガス1
00%、RFパワー2〜2000W、スパッタ圧力0.
1〜10Pa、ガス流量1〜2000sccm、時間1
〜480分、基板温度RT(室温)〜400℃の範囲で
ある。因みに、基板(Sub)No.1、基板(Su
b)No.2、基板(Sub)No.3は、同一装置
で、基板(Sub)No.1、基板(Sub)No.2
は、同時にスパッタを行い実験条件の差を少なくしてい
る。
【0015】(5)次に、図1(e)に示すように、通
常のホトリソ工程により、レジストパターン5を形成す
る。ポジ型レジストをスピナー、バーコーター等でコー
ティングし、N2 雰囲気中90℃、20分程度のプリベ
ークを行う。アライナー、ステッパー等の露光器で露光
を行い、現像、N2 雰囲気中90℃〜150℃、20〜
30分程度のポストベークを行う。しかし、めっき用ポ
ジレジストを用いる時はポストベークは必要ない。ま
た、ここではポジレジストの例を挙げたが、ネガレジス
トを用い、ポジレジストとは反転したマスクを用いて
も、同様のパターンが形成できる。
【0016】(6)次いで、図1(f)に示すように、
通常の電解めっき法により、Cu膜(電解Cuめっき
膜)6を厚付け形成する。無電解めっき法を用いてもよ
い。 (7)めっき終了後、図2(a)に示すように、アセト
ン等の有機溶剤、レジスト剥離液を用いて、レジストパ
ターン5〔前記工程(5)参照〕を完全に除去する。
【0017】(8)次に、図2(b)に示すように、電
解めっきの電極として用いたCuカレントフィルム4
を、クロム硫酸等のエッチャントにより、ウェットエッ
チングを行い除去する。ドライエッチングで除去しても
よい。 (9)最後に、図2(c)に示すように、350℃、6
0分(段階的に温度を上昇させる)程度のベークによ
り、フルキュアを行う。フルキュアとは(DVSbi
s)BCBの重合率が100%の状態を示す。
【0018】次に、引っ張り強度(Pull Stre
ngth)測定方法について、図3を参照しながら説明
を行う。上記した方法で作製されたCu/BCBの接合
を行った基板を試料(A)とする。試料(A)のCu膜
6/Cuカレントフィルム4上に、エポキシ、ポリイミ
ド等の樹脂7をコートし、その上にスタッド8(円柱状
の金属:下がCuなので、ここではCuとしたが、他の
金属でもよく、他の材料でもよい)を立てて、100℃
〜150℃、20〜30分程度のベークを行い、硬化さ
せる。
【0019】硬化後、スタッド8を基板と垂直方向へ一
定のスピードで引っ張り、Cuカレントフィルム4と
(DVS bis)BCB2界面で剥離する時の力を測
定し、Cuパターンの面積で割り、規格化した値が、表
1の引っ張り強度(PullStrength)(kg
/mm2 )である。表1から明らかなように、基板(S
ub)No.1〜No.4の異なるBCB表面処理方法
により、引っ張り強度は明白に差が生じた。すなわち、
基板(Sub)No.1の処理なしの場合、引っ張り強
度は0.1(kg/mm2 )、基板(Sub)No.2
のエッチャーO2 処理の場合、引っ張り強度は4.3
(kg/mm2 )、基板(Sub)No.3のin−s
itu状態でのエッチャーO2処理(1)でのマグネト
ロン・スパッタの場合、引っ張り強度は6.2(kg/
mm2 )、基板(Sub)No.4のin−situ状
態でのエッチャーO2 処理(2)でのマグネトロン・ス
パッタの場合、引っ張り強度は9.7(kg/mm2
である。
【0020】以降、この原因について調べた測定方法と
結果について述べる。図1及び図2で作製した試料
(A)を、図4に示すように、基板11上の(DVS
bis)BCB12から電解Cuめっき膜/Cuカレン
トフィルム13を剥離させ、電解Cuめっき膜/Cuカ
レントフィルム13との界面であったBCB12表面部
分をX線光電子分光法〔以下、XPS(X−ray P
hotoelectron Spectroscop
y)〕により、C、O、Si、Cuの挙動を調べた。
【0021】以下、図5の(DVS bis)BCBの
構造を見ながら説明を行う。図6は、基板(Sub)N
o.1〜No.4の各試料界面の元素組成(原子:at
omic%)と引っ張り強度の関係を示したものであ
る。引っ張り強度が大きくなると、Cは減少、O,Si
は増加、Cuは変化なしであった。ところが、図1及び
図2と図5よりSiがBCBの構造以外に存在せず、プ
ロセス途中で混入することはありえない。
【0022】したがって、Siの組成は変化しないと仮
定して、C,O,CuをSiで規格し、新たに引っ張り
強度との関係を示したのが図7である。この図7から明
らかなように、SiとOの比(O/Si)は引っ張り強
度の変化にかかわらず一定であり、CとCuが引っ張り
強度が大きくなると減少することがわかる。
【0023】次に、各元素についてもう少し詳しく見て
いくことにする。図8は、C1sスペクトルのピーク分
割した結果と引っ張り強度の関係を示したものである。
引っ張り強度が大きくなると、−CH2 −成分は減少
し、C−O、C=O、O=C−O成分が増加している。
図5で見ると、Siを結合しているアルキル基CH3
部分が変化していることがわかる。プラズマ処理に用い
たO2 がラジカルO1 + 2 + になり、アルキル基CH
3 を破壊し、C−O,C=O,O=C−O等の結合を造
っているのである。
【0024】図9はSi2pのXPSスペクトルピーク
を基板(Sub)No.1〜No.4で重ね合わせ規格
化した図である。この図において、横軸は結合エネルギ
ー/eV、縦軸はカウントである。図9より明らかなよ
うに、基板(Sub)No.1とNo.2は2官能シロ
キサン、基板(Sub)No.3とNo.4は4官能シ
ロキサンのピークと、明白な差となって現れている。
【0025】図10に2,4官能シロキサンの化学状態
図を示す。ここでわかることは、引っ張り強度が大きく
なると、Si−CH3 の結合をOが破壊し、SiOx層
を表面に形成する。これは、図1(c)及び図1(d)
で説明したが、基板(Sub)No.3とNo.4で
は、in−situ状態を保持したために、4官能シロ
キサンが形成されたと考えられる。
【0026】図11は、Cu2pの分割ピークの結果を
示す。ここで、図11(a)は基板(Sub)No.
1、図11(b)は基板(Sub)No.2、図11
(c)は基板(Sub)No.3、図11(d)は基板
(Sub)No.4のそれぞれにおける結合エネルギー
を示している。この図から明らかなように、結合エネル
ギー933ev付近はCuOのピーク、935eVでは
Cu(OH)2 のピークである。940eV及び944
eVのピークはCu2 + のサテライトピークなので、こ
こでは無視する。CuOとCu(OH)2 の組成比と引
っ張り強度の関係にしたのが図12である。
【0027】今までCとSiのピークをみて、基板(S
ub)No.3とNo.4の差は余りはっきりしていな
かったが、図12を見ると、基板(Sub)No.3と
No.4の差が明白に現れた。また、基板(Sub)N
o.3では、Cu(OH)2 成分の方が、CuOより多
いが、基板(Sub)No.4は逆でCuOが多い。こ
れが基板(Sub)No.3、No.4の強度が大きく
異なる理由と考えられる。基板(Sub)No.3とN
o.4のスパッタ装置の差は、構造が異なるので明白な
差は指摘し難いが、(1)到達真空度の差〔基板(Su
b)No.3の場合は10-6Torr台、基板(Su
b)No.4の場合は10-7Torr台〕、(2)BC
B基板への加熱状態の差〔基板(Sub)No.3の場
合は連続加熱、基板(Sub)No.4の場合は急速加
熱)の2点の差と思われる。
【0028】上記実施例では、図5で示した(DVS
bis)BCBを用いたが、感光性BCBも(DVS
bis)BCBに官能基を付けただけなので、この方法
が用いられる。また、上記実施例ではCuを用いたが、
他の金属にも適用することができる。なお、本発明は、
上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に
基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲
から排除するものではない。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。Cu
/BCBの接合を行う樹脂表面処理方法において、BC
Bをハーフキュア状態でCuを成膜し、BCBの表面処
理をin−situ状態で、かつ高到達真空(10-7
orr以上)、急速加熱(50℃/分の速度)で行うこ
とにより、従来のものより2倍の引っ張り強度を得るこ
とができる。
【0030】このように、BCBの高膜厚化の設計の自
由度が広がる、最適なCu/BCB接続技術を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すCu/BCBの接合を行
う樹脂表面処理方法を示す工程図(その1)である。
【図2】本発明の実施例を示すCu/BCBの接合を行
う樹脂表面処理方法を示す工程図(その2)である。
【図3】本発明の実施例を示すCu/BCB基板の引っ
張り強度の測定方法を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示すBCB表面部分のX線光
電子分光法により測定する状態を示す図である。
【図5】BCB化学構造を示す図である。
【図6】基板の各試料界面の元素組成(原子:atom
ic%)と引っ張り強度の関係を示す図である。
【図7】O/Si,C/Si,Cu/Si対引っ張り強
度の関係を示す図である。
【図8】C1sスペクトルのピーク分割した結果と引っ
張り強度の関係を示す図である。
【図9】Si2pのXPSスペクトルピークを基板(S
ub)No.1〜No.4で重ね合わせ規格化した図で
ある。
【図10】2,4官能シロキサンの化学状態図である。
【図11】Cu2pの分割ピークの結果を示す図であ
る。
【図12】CuOとCu(OH)2 の組成比と引っ張り
強度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 BCB 3 表面処理 4 Cuカレントフィルム 5 レジストパターン 6 Cu膜(電解Cuめっき膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 3/46 H05K 3/46 (56)参考文献 「ADVANCES IN MCM FABRICATION WITH B ENZOCYCLOBUTENE(BC B)DIELECTRIC」The I nternational Journ al of Microcircuit s and Electronic P ackaging,Volume15,N umber4,Fourth Quar ter 1992 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 H01L 21/88 - 21/90 H01L 21/312 - 21/32 H01L 21/47 - 21/475 H05K 3/10 - 3/26 H05K 3/38,3/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Cu/BCBの接合を行う樹脂表面処理
    方法において、(a)基板上にBCBをハーフキュア
    (重合率70〜80%)の状態で形成し、(b)BCB
    表面処理時に真空装置で10-7Torr台の到達真空度
    に引き、(c)逆スパッタでO2 ガスを用い前記BCB
    表面を処理し、真空をやぶらずにCuを成膜し、(d)
    その時の基板加熱は1〜100℃/分の範囲で、最適値
    は50℃/分の速度で急速加熱を行い、(e)Cu成膜
    後にBCBをフルキュア(重合率100%)処理を施す
    ことを特徴とする樹脂表面処理方法。
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