JP3102998U - テレビジョンチューナ - Google Patents
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Abstract
【課題】 AGC電圧による利得減衰特性(AGCカーブ)を集積回路の外部から簡単に変更できるようにする。
【解決手段】 集積回路30内にはエミッタが接地端子30fに接続されたスイッチトランジスタ33と、第1のFET31の第1ゲートと接地端子30fとの間に接続された第1の抵抗34と、第1のFET31の第1ゲートとスイッチトランジスタ33のコレクタとの間に接続された第2の抵抗35と、スイッチトランジスタ33のコレクタと第2のFET32のドレインとの間に接続された第3の抵抗36とを設け、集積回路30にはスイッチトランジスタ33のコレクタに接続されたバイアス電圧端子30hを設けてバイアス電圧端子30hに第6の抵抗43を介して外部から電圧を印加した。
【選択図】 図1
【解決手段】 集積回路30内にはエミッタが接地端子30fに接続されたスイッチトランジスタ33と、第1のFET31の第1ゲートと接地端子30fとの間に接続された第1の抵抗34と、第1のFET31の第1ゲートとスイッチトランジスタ33のコレクタとの間に接続された第2の抵抗35と、スイッチトランジスタ33のコレクタと第2のFET32のドレインとの間に接続された第3の抵抗36とを設け、集積回路30にはスイッチトランジスタ33のコレクタに接続されたバイアス電圧端子30hを設けてバイアス電圧端子30hに第6の抵抗43を介して外部から電圧を印加した。
【選択図】 図1
Description
本考案はUHF帯のテレビジョン信号又はVHF帯のテレビジョン信号を受信するテレビジョンチューナに関する。
本考案のテレビジョンチューナの構成を図2に示す。入力端1にはVHF帯乃至UHF帯のテレビジョン信号が入力される。入力端1には不要な信号を除去するフィルタ2を介してバンド切替型のVHF入力同調回路3が結合される。また、フィルタ2にはスイッチダイオード4を介してUHF入力同調回路5が結合される。スイッチダイオード4のアノードにはVHF入力同調回路3から電圧が印加されている。そして、VHF入力同調回路3の出力端とUHF入力同調回路5の出力端がそれぞれ集積回路20に結合される。集積回路20内にはデュアルゲート型の第1及び第2のFET21、22、シングルゲート型の第3のFET23、およびこれらを相互に接続する複数の抵抗が構成されている。
集積回路20の内部では、第1のFET21の第1ゲート(G1)と第3のFET23のドレイン(D)との間が第1の抵抗24によって接続され、第1のFET21の第2ゲート(G2)と第2のFET22の第2ゲート(G2)との間が第2の抵抗25によって接続され、第1のFET21のソース(S)と第2のFET22のソース(S)との間が第3の抵抗26によって接続され、第3のFET23のゲート(G)と第2のFET22の第1ゲート(G1)との間が第4の抵抗27によってに接続される。
集積回路20には、第1のFET21の第1ゲートに接続された第1の外部端子20aと、第1のFET21の第2ゲートに接続された第2の外部端子20bと、第3のFET23のドレインに接続された第3の外部端子20cと、第2のFET22の第1ゲートに接続された第4の外部端子20dと、第2のFET22のソースに接続された第5の外部端子20eと、第2のFET22のドレインに接続された第6の外部端子20fと、第1のFET21のソースに接続された第7の外部端子20gと、第1のFET21のドレインに接続された第8の外部端子20hとが設けられる。
そして、VHF入力同調回路3が第1の外部端子20aに結合され、UHF入力同調回路5が第4の外部端子20dに結合される。また、第2の外部端子20bはAGC端子8に接続される。AGC端子にはAGC電圧が印加される。
そして、VHF入力同調回路3が第1の外部端子20aに結合され、UHF入力同調回路5が第4の外部端子20dに結合される。また、第2の外部端子20bはAGC端子8に接続される。AGC端子にはAGC電圧が印加される。
また、第4の外部端子20dにはピーキングコイル9の一端が接続され、その他端が直流カットコンデンサ10によって高周波的に接地されると共に、切替端子11に接続される。切替端子11に印加される切替電圧はUHF帯のテレビジョン信号を受信するときにハイレベルとなり、VHF帯のテレビジョン信号を受信するときにはローレベルとなる。
さらに、第3の外部端子20cは抵抗12を介してスイッチダイオード4のカソードに接続されると共に、プルアップ抵抗13を介して電源端子14に接続される。
さらに、第3の外部端子20cは抵抗12を介してスイッチダイオード4のカソードに接続されると共に、プルアップ抵抗13を介して電源端子14に接続される。
第8の外部端子20hには図示しないVHF段間同調回路が接続される。VHF段間同調回路には電源電圧が印加されており、それが第8の外部端子20hを介して第1のFET21のドレインに供給される。また、第7の外部端子20gは直接接地される。
第6の外部端子20fには図示しないUHF段間同調回路が接続される。UHF段間同調回路には電源電圧が印加されており、それが第6の外部端子20fを介して第2のFET22のドレインに供給される。また、第5の外部端子20eはコンデンサ15によって接地される。
第6の外部端子20fには図示しないUHF段間同調回路が接続される。UHF段間同調回路には電源電圧が印加されており、それが第6の外部端子20fを介して第2のFET22のドレインに供給される。また、第5の外部端子20eはコンデンサ15によって接地される。
以上の構成において、UHF帯のテレビジョン信号を受信する場合は、切替端子11にハイレベルの切替電圧が印加されて第2のFET22の第1ゲートには動作に必要な所定のバイアス電圧が加わり、動作状態となる。同時に、第3のFET23がオンとなり、これによってスイッチダイオード4がオンとなるのでテレビジョン信号はUHF入力同調回路5に入力可能となる。そして、UHF入力同調回路5によって選択されたテレビジョン信号が第2のFET22の第1ゲートに入力される。
なお、第3のFET23がオンとなることで、第1のFET21は第1ゲートが0ボルトのバイアス電圧となり、動作不可となる。
なお、第3のFET23がオンとなることで、第1のFET21は第1ゲートが0ボルトのバイアス電圧となり、動作不可となる。
一方、VHF帯のテレビジョン信号を受信する場合には、切替端子11にローレベルの切替電圧が印加される。すると、第2のFET22は第1ゲートが0ボルトのバイアス電圧となって動作不可となる。また、第3のFET23はオフとなるので、スイッチダイオード4もオフとなってUHF入力同調回路5にはテレビジョン信号が入力されない。さらに、第3のFET23がオフであるので、第1のFET21の第1ゲートには動作に必要な所定のバイアス電圧が印加され、第1のFET21は動作可能となる。なお、図示はしないが、このバイアス電圧を適正な値とするための抵抗が第1のFET21の第1ゲートとソースとの間に接続されている。そしてVHF入力同調回路3によって選択されたVHF帯のテレビジョン信号が第1のFET21の第1ゲートに入力され、増幅される(例えば特許文献1参照。)。
上記の従来の構成では、第1のFET及び第2のFETの各第1ゲートに印加するバイアス電圧は集積回路の内部に設けた抵抗によって決定されるので、その値が固定になっており、AGC電圧による利得減衰特性(AGCカーブ)を変更することができない。
本考案は、AGC電圧による利得減衰特性(AGCカーブ)を集積回路の外部から簡単に変更できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決する手段として、本考案では、第1の周波数帯のテレビジョン信号を増幅する第1のFET及び第2の周波数帯のテレビジョン信号を増幅する第2のFETを内部に構成し、前記第1及び第2のFETのソースが共に接続された接地端子と、前記第1の周波数帯のテレビジョン信号が入力されると共に前記第1のFETの第1ゲートが接続された第1の入力端子と、前記第2の周波数帯のテレビジョン信号が入力されると共に前記第2のFETの第1ゲートが接続された第2の入力端子とを少なくとも有する集積回路を備え、前記集積回路内にはエミッタが前記接地端子に接続されたスイッチトランジスタと、前記第1のFETの第1ゲートと前記接地端子との間に接続された第1の抵抗と、前記第1のFETの第1ゲートと前記スイッチトランジスタのコレクタとの間に接続された第2の抵抗と、前記スイッチトランジスタのコレクタと前記第1又は第2のFETのドレインとの間に接続された第3の抵抗と、前記スイッチトランジスタのベースと前記第2のFETの第1ゲートとの間に接続された第4の抵抗とを設け、前記第1及び第2のFETのドレインに電源電圧を供給すると共に、第2ゲートにAGC電圧を供給し、前記第2の入力端子には前記第2の周波数帯のテレビジョン信号を受信するときのみ前記集積回路外から第5の抵抗を介してバイアス電圧を供給し、前記集積回路には前記スイッチトランジスタのコレクタに接続されたバイアス電圧端子を設けて前記バイアス電圧端子に第6の抵抗を介して外部から電圧を印加した。
また、前記バイアス電圧端子を前記第6の抵抗を介して接地した。
また、前記バイアス電圧端子に前記第6の抵抗を介して電源電圧を印加した。
また、前記スイッチトランジスタのコレクタと前記第2の抵抗と前記第3の抵抗との接続点と前記バイアス電圧端子との間に第7の抵抗を介挿した。
請求項1の発明によれば、第2の周波数帯のテレビジョン信号を受信するときのみ集積回路外から第5の抵抗を介してバイアス電圧を供給し、集積回路にはスイッチトランジスタのコレクタに接続されたバイアス電圧端子を設けてバイアス電圧端子に第6の抵抗を介して外部から電圧を印加したので、第1のFETと第2のFETとの各第1ゲートのバイアス電圧を任意に設定できる。従って、それぞれのFETの利得減衰特性を外部の抵抗によって変更できる。
また、請求項2の発明によれば、バイアス電圧端子を第6の抵抗を介して接地したので、第1のFETの第1ゲートのバイアス電圧を低くすることができる。
また、請求項3の発明によれば、バイアス電圧端子に第6の抵抗を介して電源電圧を印加したので、第1のFETの第1ゲートのバイアス電圧を高くすることができる。
また、請求項4の発明によれば、スイッチトランジスタのコレクタと第2の抵抗と第3の抵抗との接続点とバイアス電圧端子との間に第7の抵抗を介挿したので、スイッチトランジスタを保護できる。
本考案のテレビジョンチューナの構成を図1に示す。図1において、図2の従来例と同じ構成については同一符号を付す。入力端1にはVHF帯乃至UHF帯のテレビジョン信号が入力される。入力端1には不要な信号を除去するフィルタ2を介してVHF入力同調回路3が結合される。VHF入力同調回路3はバンド切替型同調回路であり、その内部にはアノードに電圧が印加されたスイッチダイオード3aとバラクタダイオード3bとが設けられ、スイッチダイオード3aのオン又はオフに対応してVHF入力同調回路3がVHF帯のハイバンド又はローバンドに同調するように切り替えられる。そして、バラクタダイオードによって同調周波数が変化する。なお、VHF入力同調回路3及びスイッチダイオード3aのオン/オフを切り替えるための回路は省略する。
また、フィルタ2にはスイッチダイオード4を介してUHF入力同調回路5が結合される。スイッチダイオード4のアノードにはVHF入力同調回路3から電圧が印加されている。UHF入力同調回路5にはバラクタダイオード5aが設けられ、バラクタダイオード5aによって同調周波数が変えられる。そして、VHF入力同調回路3の出力端とUHF入力同調回路5の出力端がそれぞれ集積回路30に結合される。集積回路30内にはデュアルゲート型の第1及び第2のFET31、32、スイッチトランジスタ33、およびこれらを相互に接続する複数の抵抗が構成されている。
集積回路30の中では、第1のFET31のソース(S)と第2のFET32のFET32のソース(S)とが互いに接続される。そして、第1のFET31の第1ゲート(G1)とこれらソースとの間に第1の抵抗34が接続され、第1のFET31の第1ゲートとスイッチトランジスタ33のコレクタ(C)との間に第2の抵抗35が接続され、スイッチトランジスタ33のコレクタと第2のFET32のドレイン(D)との間に第3の抵抗36が接続される。なお、第3の抵抗はスイッチトランジスタ33のコレクタと第1のFET31のドレインとの間に接続されてもよい。また、スイッチトランジスタ33のベース(B)と第2のFET32の第1ゲートとの間に第4の抵抗37が接続され、第1のFET31の第2ゲートと第2のFET32の第2ゲートとが抵抗38によって接続される。
集積回路30には、第1のFET31の第1ゲートに接続された第1の入力端子30aと、第2のFET32の第1ゲートに接続された第2の入力端子30bと、第1のFET31のドレインに接続された第1の出力端子30cと、第2のFET32のドレインに接続された第2の出力端子30dと、第1のFET31の第2ゲートに接続されたAGC電圧端子30eと、第1及び第2のFET31、32のソースに接続された接地端子30fとが設けられる。更に、集積回路30には切替端子30gとバイアス電圧端子30hとが設けられ、スイッチトランジスタ33のコレクタと第2の抵抗35と第3の抵抗36との三者の接続点と切替端子30gとの間に抵抗39が接続され、上記三者の接続点とバイアス電圧端子30hとの間に第7の抵抗40が接続される。
そして、VHF入力同調回路3の出力端が第1の入力端子30aに結合され、UHF入力同調回路5の出力端が第2の入力端子30bに接続される。これによって第1の周波数帯(VHF帯)のテレビジョン信号は第1のFET31の第1ゲートに入力され、第2の周波数帯(UHF帯)のテレビジョン信号が第2のFET32の第1ゲートに入力される。また、AGC電圧端子30eは直流カットコンデンサ6によって高周波的に接地されると共に、抵抗7を介してAGC端子8に接続される。AGC端子にはAGC電圧が印加される。これによって、第1のFET31及び第2のFET32の第2ゲートにAGC電圧が印加される。
また、第2の入力端子30bには集積回路30の外部に設けられた第5の抵抗41を介してU/V切替端子42から切替電圧が印加される。この切替電圧は、UHF帯のテレビジョン信号を受信するときにハイレベルとなり、VHF帯のテレビジョン信号を受信するときにはローレベルとなる。
さらに、集積回路30の切替端子30gはスイッチダイオード4のカソードに接続され、バイアス電圧端子30hには第6の抵抗43を介して任意の電圧が印加されるようになっており、そのために、第6の抵抗43は、例えば電源Bに接続され、あるいは接地される。
さらに、集積回路30の切替端子30gはスイッチダイオード4のカソードに接続され、バイアス電圧端子30hには第6の抵抗43を介して任意の電圧が印加されるようになっており、そのために、第6の抵抗43は、例えば電源Bに接続され、あるいは接地される。
第1の出力端子30cには図示しないVHF段間同調回路が接続される。VHF段間同調回路には電源電圧が印加されており、それが第1の出力端子30cを介して第1のFET31のドレインに供給される。また、接地端子30fは直接接地される。
第2の出力端子30dには図示しないUHF段間同調回路が接続される。UHF段間同調回路には電源電圧が印加されており、それが第2の出力端子30dを介して第2のFET32のドレインに供給される。
第2の出力端子30dには図示しないUHF段間同調回路が接続される。UHF段間同調回路には電源電圧が印加されており、それが第2の出力端子30dを介して第2のFET32のドレインに供給される。
以上の構成によれば、第1のFET31の第1ゲートにおけるバイアス電圧は、基本的には第1の抵抗34と第2の抵抗35と第3の抵抗36の抵抗値によって決められるが、そのバイアス電圧は第6の抵抗43の接続先(電源Bに接続するか又は接地するか)と抵抗値の設定によって高くも低くも変更できる。その結果、第2ゲートに印加されるAGC電圧に対する利得の変化特性、即ち利得減衰の開始時点のAGC電圧と、その後の利得減衰特性を変えることができる。この際、第7の抵抗40は必ずしも必要ではないので、その場合には、スイッチトランジスタ33のコレクタと第2の抵抗35と第3の抵抗36との三者の接続点と切替端子30gとを相互に直結すればよい。しかし、第7の抵抗40を設けた方がスイッチトランジスタ33や第1のFET31の保護のために有効である。
以上の構成において、UHF帯のテレビジョン信号を受信する場合は、U/V切替端子42にハイレベルの切替電圧が印加される。すると、スイッチトランジスタ33がオンとなって第2のFET32の第1ゲートには第4の抵抗37と第5の抵抗41とによって分圧された、動作に必要な所定のバイアス電圧が加わり、第2のFET32は動作状態となる。同時に、スイッチダイオード4がオンとなるのでテレビジョン信号はUHF入力同調回路5に入力可能な状態となる。そして、UHF入力同調回路5によって選択されたテレビジョン信号が第2のFET32の第1ゲートに入力される。この状態で、第2のFET32の第1ゲートとスイッチトランジスタ33のベースとの間には第4の抵抗37が接続されているので、入力されたUHF帯のテレビジョン信号は減衰することはない。
なお、スイッチトランジスタ33がオンとなることで、第1のFET31は第1ゲートが0ボルトのバイアス電圧となり、動作不可となる。
なお、スイッチトランジスタ33がオンとなることで、第1のFET31は第1ゲートが0ボルトのバイアス電圧となり、動作不可となる。
また、第2のFET32の第2ゲートには第抵抗38を介してAGC電圧が印加されるので、此によっても負帰還が掛かり、寄生発振を起こしにくくなると共に、特にAGC電圧を低下して利得を35dB程度減衰した状態での歪みが改善される。そして、集積回路30の外部に設けた第5の抵抗41の抵抗値を変えれば、第2のFET32の第1ゲートのバイアス電圧を変えることができ、これによって第2のFET32の、AGC電圧による利得の変化特性、すなわち、利得減衰特性を変更できる。
一方、VHF帯のテレビジョン信号を受信する場合には、U/V切替端子42にローレベルの切替電圧が印加される。すると、第2のFET32は第1ゲートが0ボルトのバイアス電圧となって動作不可となる。また、スイッチトランジスタ33はオフとなるので、スイッチダイオード4もオフとなってUHF入力同調回路5にはテレビジョン信号が入力されない。さらに、スイッチトランジスタ33がオフであるので、第1のFET31の第1ゲートには動作に必要な所定のバイアス電圧が印加され、第1のFET31は動作状態となる。
そしてVHF入力同調回路3によって選択されたVHF帯のテレビジョン信号が第1のFET31の第1ゲートに入力され、増幅される。この場合、スイッチトランジスタ33のコレクタと第1のFET31の第1ゲートとは第2の抵抗35によって接続されているので、スイッチトランジスタ33が有する出力容量成分が直接第1ゲートに結合しない。そのため、この出力容量成分はVHF入力同調回路3に付加されないので、VHF入力同調回路3の同調周波数の変化範囲を狭くすることがない。
なお、上記の説明の中では、スイッチトランジスタ33をバイポーラトランジスタとしたが、これをFET(電界効果トランジスタ)に置換することができる。その場合は、コレクタをドレインに、ソースをエミッタに、ベースをゲートに読み替えればよい。
1 入力端
2 フィルタ
3 VHF入力同調回路
3a スイッチダイオード
3b バラクタダイオード
4 スイッチダイオード
5 UHF入力同調回路
5a バラクタダイオード
8 AGC端子
30 集積回路
30a 第1の入力端子
30b 第2の入力端子
30c 第1の出力端子
30d 第2の出力端子
30e AGC電圧端子
30f 接地端子
30g 切替端子
30h バイアス電圧端子
31 第1のFET
32 第2のFET
33 スイッチトランジスタ
34 第1の抵抗
35 第2の抵抗
36 第3の抵抗
37 第4の抵抗
38、39 抵抗
40 第7の抵抗
41 第5の抵抗
42 U/V切替端子
43 第6の抵抗
2 フィルタ
3 VHF入力同調回路
3a スイッチダイオード
3b バラクタダイオード
4 スイッチダイオード
5 UHF入力同調回路
5a バラクタダイオード
8 AGC端子
30 集積回路
30a 第1の入力端子
30b 第2の入力端子
30c 第1の出力端子
30d 第2の出力端子
30e AGC電圧端子
30f 接地端子
30g 切替端子
30h バイアス電圧端子
31 第1のFET
32 第2のFET
33 スイッチトランジスタ
34 第1の抵抗
35 第2の抵抗
36 第3の抵抗
37 第4の抵抗
38、39 抵抗
40 第7の抵抗
41 第5の抵抗
42 U/V切替端子
43 第6の抵抗
Claims (4)
- 第1の周波数帯のテレビジョン信号を増幅する第1のFET及び第2の周波数帯のテレビジョン信号を増幅する第2のFETを内部に構成し、前記第1及び第2のFETのソースが共に接続された接地端子と、前記第1の周波数帯のテレビジョン信号が入力されると共に前記第1のFETの第1ゲートが接続された第1の入力端子と、前記第2の周波数帯のテレビジョン信号が入力されると共に前記第2のFETの第1ゲートが接続された第2の入力端子とを少なくとも有する集積回路を備え、前記集積回路内にはエミッタが前記接地端子に接続されたスイッチトランジスタと、前記第1のFETの第1ゲートと前記接地端子との間に接続された第1の抵抗と、前記第1のFETの第1ゲートと前記スイッチトランジスタのコレクタとの間に接続された第2の抵抗と、前記スイッチトランジスタのコレクタと前記第1又は第2のFETのドレインとの間に接続された第3の抵抗と、前記スイッチトランジスタのベースと前記第2のFETの第1ゲートとの間に接続された第4の抵抗とを設け、前記第1及び第2のFETのドレインに電源電圧を供給すると共に、第2ゲートにAGC電圧を供給し、前記第2の入力端子には前記第2の周波数帯のテレビジョン信号を受信するときのみ前記集積回路外から第5の抵抗を介してバイアス電圧を供給し、前記集積回路には前記スイッチトランジスタのコレクタに接続されたバイアス電圧端子を設けて前記バイアス電圧端子に第6の抵抗を介して外部から電圧を印加したことを特徴とするテレビジョンチューナ。
- 前記バイアス電圧端子を前記第6の抵抗を介して接地したことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョンチューナ。
- 前記バイアス電圧端子に前記第6の抵抗を介して電源電圧を印加したことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョンチューナ。
- 前記スイッチトランジスタのコレクタと前記第2の抵抗と前記第3の抵抗との接続点と前記バイアス電圧端子との間に第7の抵抗を介挿したことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のテレビジョンチューナ。
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