JP3102987B2 - オフセット補償形パルスカウント検波回路 - Google Patents

オフセット補償形パルスカウント検波回路

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JP3102987B2
JP3102987B2 JP06093170A JP9317094A JP3102987B2 JP 3102987 B2 JP3102987 B2 JP 3102987B2 JP 06093170 A JP06093170 A JP 06093170A JP 9317094 A JP9317094 A JP 9317094A JP 3102987 B2 JP3102987 B2 JP 3102987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線機などに利用され
るオフセット補償形パルスカウント検波回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のパルスカウント検波回路の
構成を示している。図3において、1は入力端子であ
り、被検波信号として、ベースバンド信号によりパルス
変調された信号が入力される。2はマスタクロックが入
力されるマスタクロック入力端子である。3はシュミッ
ト回路であり、入力端子1から入力された被検波信号を
波形整形して、図2に示す波形10のように、振幅が一
定の矩形のパルス信号を出力する。5はカウンタであ
り、シュミット回路3から出力されたパルス信号の立ち
上がりのタイミングに同期して、マスタクロック入力端
子2から入力されているマスタクロックのパルスのカウ
ントを開始し、同時に出力をオンにし、あらかじめ設定
されたカウント数のカウントが終了した時点で出力をオ
フにする。このようにして、カウンタ5の出力として、
図2に示す波形11のように、カウンタ5に入力される
パルス信号の立ち上がりのタイミング毎に、この立ち上
がりに同期した一定幅のパルス信号が出力される。カウ
ンタ5から出力された信号は、レベルシフト回路6およ
びローパスフィルタ(LPF)7によって平均化され、
図2に示す波形12のような信号となって出力端子9か
ら出力される。出力端子9から出力される信号は、被検
波信号に含まれる変調信号であり、つまりベースバンド
信号である。以上のようにして、入力端子1から入力さ
れた被検波信号が検波され、変調信号であるベースバン
ド信号が復調される。
【0003】以上の構成において、入力端子1から入力
される被検波信号の周波数が変化すると、カウンタ5か
ら出力されるパルス信号の立ち上がりの間隔が変化す
る。例えば、被検波信号の周波数が低くなると、カウン
タ5の出力パルス信号の間隔が大きくなり、レベルシフ
ト回路6およびLPF7によって平均化された信号のレ
ベルは低くなる。また逆に、被検波信号の周波数が高く
なると、カウンタ5の出力パルス信号の間隔が小さくな
り、レベルシフト回路6およびLPF7によって平均化
された信号のレベルは高くなる。
【0004】このようにして、上記のパルスカウント検
波回路は、入力端子1における入力信号である被検波信
号の周波数が変化したとき、それをカウンタ5でパルス
間隔の変化とし、レベルシフト回路6およびLPF7に
よって平均化することにより被検波信号を検波して、変
調信号であるベースバンド信号を復調する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のパルスカウント検波回路では、カウンタ5
において、あらかじめ設定されたマスタクロックのカウ
ント数が固定であるため、周辺温度の変動が発生した場
合には、この影響により、マスタクロックの周波数いい
かえればパルスの繰り返し周期がオフセットし、この繰
り返し周期のオフセットにより、カウンタ5から出力さ
れるパルス信号のパルス幅が変化し、このため、LPF
7の出力レベルもオフセットするという問題点を有して
いた。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あり、マスタクロックの周波数がオフセットした場合で
も、このオフセットによる復調信号レベルへの影響を補
償することができるオフセット補償形パルスカウント検
波回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のオフセット補償形パルスカウント検波回路
は、ベースバンド信号によりパルス変調された信号に基
づいてマスタクロックのパルスをカウントして、前記ベ
ースバンド信号を復調するパルスカウント検波回路であ
って、前記マスタクロックと基準周波数を有する基準信
号との位相差を検出する位相比較器と、前記位相差に基
づいて前記カウントに対するカウント数の設定を変更す
るカウンタとを備えた構成とする。
【0008】
【作用】以上の構成によると、位相比較器がマスタクロ
ックと基準信号との位相差を検出し、この位相差に基づ
いて、カウンタがマスタクロックをカウントする際の設
定カウント数を変更する。
【0009】以上により、マスタクロックの周波数がオ
フセットした場合には、位相比較器から出力されたマス
タクロックと基準信号との位相差に応じて、カウンタの
カウント数の設定が変更される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例のオフセット補償形
パルスカウント検波回路について図面を参照しながら説
明する。
【0011】図1は本実施例のオフセット補償形パルス
カウント検波回路の構成を示すものである。図1におい
て、シュミット回路3、レベルシフト回路6、ローパス
フィルタ(LPF)7は、それぞれ従来例と同様に動作
する。また、入力端子1、マスタクロック入力端子2、
出力端子9における信号は、従来例と同様である。
【0012】4は基準周波数を有する基準信号が入力さ
れる基準周波数入力端子である。この基準信号として
は、この周波数が周辺温度の変動に対して充分に温度補
償され安定化された信号を使用する。8は位相比較器で
あり、マスタクロック入力端子2から入力されるマスタ
クロックと、基準周波数入力端子4から入力される基準
信号との位相差を検出する。13はカウンタであり、従
来例と同様に、シュミット回路3から出力された図2に
示す波形10のようなパルス信号の立ち上がりのタイミ
ングに同期して、マスタクロック入力端子2から入力さ
れているマスタクロックのパルスのカウントを開始し、
同時に出力をオンにし、あらかじめ設定されたカウント
数のカウントが終了した時点で出力をオフにする。この
ようにして、カウンタ5の出力として、図2に示す波形
11のように、カウンタ5に入力されるパルス信号の立
ち上がりのタイミング毎に、この立ち上がりに同期した
一定幅のパルス信号が出力される。このカウンタ13に
おいては、マスタクロックのパルスのカウントに対して
あらかじめ設定された設定カウント数が、位相比較器8
から出力されるマスタクロックと基準信号との位相差に
応じて変更される。
【0013】この構成において、周辺温度に変動がない
場合には、位相比較器8により検出されるマスタクロッ
クと基準信号との位相差にも変動が現れないため、カウ
ンタ13は、設定カウント数は変更されず、あらかじめ
設定されたカウント数に応じてマスタクロックのパルス
のカウントを実行し、従来例と同様に動作する。
【0014】ここで、周辺温度の変動が発生した場合に
は、この影響により、マスタクロックの周波数いいかえ
ればパルスの繰り返し周期にオフセットが発生し、従来
例において発生していた、カウンタ5の出力信号のパル
ス幅の変動によるLPF7の出力レベルのオフセットに
対して、この変動を補償するような方向に、カウンタ1
3の設定カウント数を、位相比較器8が検出したマスタ
クロックと基準信号との位相差の変動に応じて変更す
る。
【0015】以上の動作が実行されたうえで、周辺温度
の変動によるパルス幅の変動が補償されたカウンタ5の
出力信号を、レベルシフト回路6およびLPF7によっ
て平均化することにより被検波信号を検波して、図2に
示す波形12のような変調信号であるベースバンド信号
を復調する。
【0016】以上の動作により、マスタクロックの周波
数がオフセットした場合でも、このオフセットによる復
調信号レベルへの影響を補償することができる。なお、
上記の実施例における基準周波数入力端子4へ入力され
る基準信号は、他のブロックで用いられる充分に温度補
償された発振子による発振信号を用いてもよいし、ま
た、周辺温度の変動に影響されない外部より入力される
信号を用いてもよい。この場合には、位相比較器8を間
欠動作とすることができ、さらに低消費電流化を図るこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位相比較
器はマスタクロックと基準信号との位相差を検出し、こ
の位相差に基づいて、カウンタはマスタクロックをカウ
ントする際の設定カウント数を変更することができる。
【0018】以上により、マスタクロックの周波数がオ
フセットした場合には、位相比較器から出力されたマス
タクロックと基準信号との位相差に応じて、カウンタの
カウント数の設定が変更できる。
【0019】そのため、マスタクロックの周波数がオフ
セットした場合でも、このオフセットによる復調信号レ
ベルへの影響を補償することができる。また、基準信号
を外部より入力しているため、マスタクロックの偏差の
許容値が広くなり、マスタクロック用発振子の選択肢を
増やすことができる。
【0020】さらに、本回路は、受信信号がオフセット
した場合にも適用することができ、その変化量に応じ
て、位相比較器8に補正をかけることにより同様の効果
がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のオフセット補償形パルスカウ
ント検波回路の構成図
【図2】同実施例の動作説明のための波形図
【図3】従来のパルスカウント検波回路の構成図
【符号の説明】
8 位相比較器 13 カウンタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−139409(JP,A) 特開 平1−93206(JP,A) 特開 昭64−74825(JP,A) 特開 平1−204524(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 3/00 H03K 9/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンド信号によりパルス変調され
    た信号に基づいてマスタクロックのパルスをカウントし
    て、前記ベースバンド信号を復調するパルスカウント検
    波回路であって、前記マスタクロックと基準周波数を有
    する基準信号との位相差を検出する位相比較器と、前記
    位相差に基づいて前記カウントに対するカウント数の設
    定を変更するカウンタとを備えたオフセット補償形パル
    スカウント検波回路。
JP06093170A 1994-05-02 1994-05-02 オフセット補償形パルスカウント検波回路 Expired - Fee Related JP3102987B2 (ja)

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