JP3102921U

JP3102921U - 紙等を壁面に挟持する透明湾曲挟持装置

Info

Publication number: JP3102921U
Application number: JP2004000727U
Authority: JP
Inventors: 明夫長谷川
Original assignee: 明夫長谷川
Priority date: 2004-01-21
Filing date: 2004-01-21
Publication date: 2004-07-22
Anticipated expiration: 2010-01-21

Abstract

【課題】曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に美観を損なわず安易に設置でき、装置挟持部分によって紙等を掲示する際に紙面及び挟持装置背面を隠蔽することのない、挟持装置本体の撤去時にも設置壁面等に痕跡を残さず安易に撤去できる、紙等を掲示する挟持装置を提供する。
【解決手段】曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に設置できるよう挟持装置本体の材質を薄手のプラスチック板又はアクリル板等として湾曲性をもたせた。又、装置挟持部分によって紙等を掲示する際に紙面及び挟持装置背面を隠蔽することのないよう材料は透明色とし、挟持部分の構造を有色部材は基板と挟持板を点で連結するホッチキス針又はリベット等のみ使用するか、透明色の接着剤等や融着で基板と挟持板を点で連結する、挟持板自体のしなりで紙等をすきまに挟持する簡易な構造とした。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

本考案は、曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に挟持装置により紙等を掲示する際に、挟持した紙面及び挟持装置背面の隠蔽部分をなくし、同時に挟持装置本体の設置及び撤去を設置箇所の美観を損なうことなく安易に行える挟持装置に関する。

従来から、壁面又は扉面等に紙等を掲示する挟持装置は種々開発されてきたが、曲面及び屈折面に簡易に対応できる装置はほとんど存在せず、又、その多くは装置挟持部分で紙面の一部を隠蔽してしまうと共に、未挟持時ですら挟持装置背面の壁面等を隠蔽してしまう装置ばかりであった。

曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に美観を損なわず安易に設置でき、装置挟持部分によって紙等を掲示する際に紙面及び挟持装置背面を隠蔽することのない、紙等を掲示する挟持装置を本考案の目的とする。

曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に設置できるよう挟持装置本体の材質を薄手のプラスチック板又はアクリル板等として湾曲可能な柔軟性をもたせた。又、装置挟持部分によって紙等を掲示する際に紙面及び挟持装置背面を隠蔽することのないよう前記材料は透明色とし、挟持部分の構造を、有色部材は基板と挟持板を点で連結するホッチキス針又はリベット等のみ使用するか、透明色の接着剤等や融着で基板と挟持板を点で連結する、挟持板自体のしなりで紙等をすきまに挟持する簡易な構造とした。

本考案は、湾曲可能な柔軟性をもった薄手の透明なプラスチック板又はアクリル板等の材質で作られた基板及び複数の挟持板を、同様の細く透明なプラスチック角材又はアクリル角材等を挟持板の片端に接着して丸くカットされた反対側端に適度な位置で折り目をつけてから重ね合わせて、挟持板が適度なしなりを持つ位置でホッチキス針、リベット等で両板を点で連結するか接着又は融着により両板を点で連結した、両板のすきまに紙等を差し込んで挟持する挟持部分をもたせ、曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に美観を損なわず安易に設置でき、挟持部分のすきまに挟持対象物を差し込むだけといった片手でもできる簡易な方法によって実用上問題ない支持力で挟持対象物を挟持し、紙面の挟持部分及び挟持装置背面を隠蔽せずに挟持対象物全面を閲覧できる挟持装置を実現した。
又、基板及び複数の挟持板を薄手の透明なプラスチック板又はアクリル板等の湾曲可能な柔軟性をもった材質で作られた一体構造とした場合も、同様の挟持装置を実現できる。
尚、基板に薄手のプラスチック板又はアクリル板等を使用することにより挟持装置本体を安易に加工切断して任意の基板延長を実現することも可能である。

一般家庭及び事務所又は店舗において、一時的に任意の壁面又は扉面等にメモ等及び書類又は伝票類を挟持掲示したい場合において、壁面又は扉面等の形状及び挟持装置撤去後の痕跡を気にすることなく安易に挟持装置を設置でき、未挟持時も挟持装置が透明であるため設置箇所の美観を損ねることがなく、挟持部分のすきまに挟持対象物を差し込むだけといった片手でもできる簡易な方法において、挟持時に紙面の挟持した部分及び挟持装置背面を隠蔽することなく、挟持対象物の紙面全面を閲覧できる。

一般家庭においては、冷蔵庫等の電化製品類や家具類の曲線部を含む側面部に挟持装置を設置することによってメモ類を挟持掲示できる。又、未挟持時も挟持装置が透明であるため設置箇所の美観を損ねない。

事務所等においては、机やＯＡ機器の任意の場所に、必要な長さに自由に切断して固定用両面テープを追加した挟持装置を設置でき、挟持部分のすきまに挟持対象物を差し込むだけの挟持方法のため作業中にも片手で書類の挟持及び抜き外しが簡易に行える。

店舗においては、任意の場所に設置した挟持装置に伝票類などを他の作業中にも片手で脱着できるうえ、挟持装置全体が透明であるため比較的小さな紙片である伝票類も隠蔽される箇所なく紙面全面が閲覧できる。

本考案の挟持装置全体を示した平面図である。本考案の挟持部分を示した断面図である。本考案の挟持部分の基盤と挟持板を一体構造とした場合を示した断面図である。

符号の説明

１透明な薄手のプラスチック板製又はアクリル板製等の基板
２透明な薄手のプラスチック板製又はアクリル板製等の挟持板で、差し込み側を丸くカットして適度な位置に折り目を加工
３本体設置用の固定用両面テープ等を設置する箇所
４ホッチキス針、リベット、接着又は融着による点連結部
５挟持板に接着固定する透明なプラスチック角材又はアクリル角材等
６挟持板を湾曲させた角材等を使用しない場合の湾曲部

Claims

薄手の透明なプラスチック板又はアクリル板等の湾曲可能な柔軟性をもった材質で作られた基板及び複数の挟持板を、同様の細く透明なプラスチック角材又はアクリル角材等を挟持板の片端に接着して丸くカットされた反対側端に適度な位置で折り目をつけてから重ね合わせて、挟持板が適度なしなりを持つ位置でホッチキス針、接着剤等で両板を点で連結した、両板のすきまに紙等を差し込んで挟持する挟持部分をもった、基板両端の取替えのきく簡易剥離可能な両面テープ等によって曲面及び屈折面を含む壁面又は扉面等に安易に接着固定でき、挟持した紙面及び挟持装置背面を隠蔽することなく紙等を挟持する挟持装置。
上記請求項１の構造及び特徴を基本とした、薄手の透明なプラスチック板又はアクリル板等の湾曲可能な柔軟性をもった材質で作られた挟持板の上辺を折り曲げて、角材等の代わりに一体構造とした挟持装置。
上記請求項１、２の構造及び特徴を基本とした、挟持する対象物の形状に対応させるべく、本体形状を変形させた挟持装置。
上記請求項１、２の構造及び特徴を基本とした、挟持する対象物の寸法および重量に対応させるべく、本体材料の変更又は本体構造の補強を加えた挟持装置。