JP3102892U - 電源供給用コンセント - Google Patents

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賢一 佐久間
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株式会社ケントレイディング
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Abstract

【課題】 コンセントにおけるトラッキングの発生を防止すること。
【解決手段】 電源供給用コンセント31において、コンセント本体31Dの頭部31Xのプラグ差し込み口31A、31Cを覆うためのシリコーンゴム製でキャップ状の防塵用カバー61を設ける。頭部31Xの外周面31Xaには周方向に延びる溝M1を形成し、防塵用カバー61の開口周縁部61Aには溝M1内に係入して防塵用カバー61を頭部31Xに保持しておくための係入突片部61Bを一体に形成し、防塵用カバー61の差し込み口31A、31Cに対応する部位にはプラグの刃を差し入れるための一対のスリットS1、S2を形成する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、商用電源等を供給するための電源供給口として用いられる電源供給用コンセントに関するものである。
従来、室の壁等に電源供給口としてコンセントが設けられるほか、既設のコンセントから離れた場所で給電を行いたい場合、又はコンセントの数が不足している場合にコンセントを増やす目的でテーブルタップが使用されている。この種のテーブルタップとして、例えば特許文献1に開示されているように、ケースの上面にコンセント(アウトレット)をスイッチと共に設けたものが公知である。
実用新案登録第3049723号明細書
しかしながら、特に、テーブルタップの場合、ケース上面にコンセントが設けられているので、コンセントに何も差し込まれていない状態が長期間継続すると、コンセントの差し込み口内にゴミ、水分等が付着し、コンセントの内部に錆が発生したり、絶縁性の低下や接触不良を招くこととなり、所謂トラッキングが生じる虞も生じる。また、コンセントにプラグが差し込まれた状態にあっても、コンセントとプラグとの間に隙間が生じ、この隙間からゴミ等が侵入し、同様の不具合を生じる虞がある。壁面等に固定的に設けられているコンセントについても同様である。
本考案の目的は、従来技術における上述の問題点を解決することができる防塵用カバー付の電源供給用コンセントを提供することにある。
本考案は、電源供給用コンセントであって、頭部にプラグ差し込み口が設けられているコンセント本体と、弾力性及び電気的絶縁性を有する材料から成り該コンセント本体の頭部のプラグ差し込み口を覆うためのキャップ状の防塵用カバーとを備えて成り、前記頭部の外周面には周方向に延びる溝が形成されており、前記防塵用カバーの開口周縁部には前記溝内に係入して前記防塵用カバーを前記頭部に保持しておくための係入突片部が一体に形成されており、前記防塵用カバーの前記差し込み口に対応する部位にはプラグの刃を差し入れるための一対のスリットが形成されていることを特徴とする。
本考案の電源供給用コンセントは、防塵用カバーによってプラグ差し込み口が覆われており、プラグ差し込み口にゴミ等が侵入するのを有効に防止できる。そして、使用時には、防塵用カバーを取り着けたまま、一対のスリットを通してプラグの刃をプラグ差し込み口に挿入することにより、プラグをコンセントに差し込んで給電を行うことができる。この際、コンセントとプラグとの間にシリコーンゴム製の防塵用カバーが挟まれるので、コンセントとプラグとの間に隙間が生じにくく、そこにゴミが溜まるのを有効に防止でき、トラッキング発生の抑制に役立つ。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態の一例につき詳細に説明する。
図1は、本考案による電源供給用コンセントをテーブルタップに適用した場合の実施の形態の一例を示す斜視図である。テーブルタップ1はケース本体2を有し、ケース本体2の上面2Aには複数の上面コンセント31〜35と対応する複数のスイッチ41〜45とが配設されている。
本実施の形態では、ケース本体2は細長い箱状の形態となっており、その上面2Aには上面コンセント31〜35とスイッチ41〜45とが交互に整列して配設されている。このような配設によるとケース本体2の幅寸法を小さくすることができ、テーブルタップ1を細身にできるので、家具と壁の間の狭い隙間に設置することが可能となる。
ケース本体2の内部に施される配線により、スイッチ41により上面コンセント31に接続された機器の電源のオン、オフを制御することができるようになっている。同様に、スイッチ42〜45により上面コンセント32〜35に接続された機器のオン、オフ制御をそれぞれ独立して行うことができるようになっている。
大きくて重量のあるACセパラ一体取付型のACアダプタの如き機器をテーブルタップ1に安定に取り付けておくことができるようにするため、テーブルタップ1においてはケース本体2の側面2Bにもコンセントが配設されている。これらの側面コンセント51、53、55は、上面コンセント31、33、35に対応して設けられている。すなわち、側面コンセント51は、上面コンセント31と、ケース本体2の長手方向に直交する方向に沿って整列するようにして側面2Bに配設されている。側面コンセント53、55についても同様である。
ケース本体2の側面2Bに側面コンセント51、53、55を配設し、これらのいずれかにACアダプタに一体に設けられているACセパラを差し込み給電を行うようにすれば、テーブルタップ1を床面に置いて使用する場合、ACアダプタの自重が床面にて支えられるので、テーブルタップ1にACアダプタの自重が全て加わる従来の場合に比べて、テーブルタップ1を極めて安定な状態に置くことができ、テーブルタップ1が床面上で転動したりする不具合を生じることがない。
上面コンセント31は、ケース本体2から露出しているその頭部31Xに、プラグ差し込み口31A、31Cが設けられている。そして、頭部31Xには対応する防塵用カバー61が取り着けられるようになっている。
図2には、上面コンセント31及び防塵用カバー61が拡大して詳細に示されている。防塵用カバー61はシリコーンゴム製の成形品でキャップ状となっており、その開口周縁部61Aには、全周に亘って係入突片部61Bが一体に形成されている。係入突片部61Bは内向きに、その上面61Cと平行に延びるように形成されている。なお、防塵用カバー61はシリコーンゴム製の成形品に限定されるものではない。防塵用カバー61は、弾力性及び電気的絶縁性を有する材料であれば、シリコーンゴム以外の材料を用いてつくることができる。
一方、上面コンセント31のコンセント本体31Dの頭部31Xには溝M1が形成されている。溝M1は係入突片部61Bに対応して設けられたもので、頭部31Xの外周面31Xaの周方向に延びるように形成され、防塵用カバー61が頭部31Xに装着されたときに、係入突片部61Bが溝M1に係入し、防塵用カバー61が頭部31Xから容易に離脱することがないように作用する。この結果、防塵用カバー61を頭部31Xにしっかりと保持しておくことができる。
防塵用カバー61の上面61Cには、プラグ差し込み口31A、31Cに対応するように一対のスリットS1、S2が形成されている。これらのスリットS1、S2は、プラグ差し込み口31A、31Cに差し込まれるプラグの刃を通すためのものであり、例えば、0.1mm程度の隙間をもって形成されるのが好ましい。このように僅かな間隔を確保することにより、ゴミ等の侵入を防ぎつつ、プラグの刃の抜き差しを円滑に行わせることが可能となる。これは、シリコーンゴムの弾力性の効果によるものである。なお、スリットS1、S2の各両端部には、小さな円形孔Hが設けられており、これによりプラグの頻繁な抜き差しが行われてもスリットS1、S2の両端部が損傷しにくい構成となっている。
上面コンセント31は、防塵用カバー61によってプラグ差し込み口31A、31Cが覆われており、プラグ差し込み口31A、31Cにゴミ等が侵入するのを有効に防止できる。そして、シリコーンゴムの電気的絶縁性により、使用時には、防塵用カバー61を取り着けたまま、一対のスリットS1、S2を通してプラグの刃をプラグ差し込み口31A、31Cに挿入することにより、プラグへの給電を行うことができる。この際、コンセント本体31Dとプラグとの間に弾力性を有するシリコーンゴム製の防塵用カバー61が挟まれるので、コンセント本体31Dとプラグとの間に隙間が生じにくく、そこにゴミが溜まるのを有効に防止でき、トラッキング発生の抑制に役立つ。
以上、上面コンセント31と防塵用カバー61について説明したが、他の上面コンセント32〜35にも、同様にして、防塵用カバー61と同様の構成の防塵用カバー62〜65が取り着けられる構成となっており、同様の作用効果が得られる。なお、溝M1と同様の趣旨で上面コンセント32〜35にも溝M2〜M5が形成されている。
なお、側面コンセント51、53、55については、防塵用カバーが取り着けられていないか、同様にして防塵用カバーを取り着けるようにしてもよいことは勿論である。
以上、本考案をテーブルタップについて適用した例について説明したが、本考案はこれに限定されず、例えば、壁面に固定的に設けられるコンセント、コンセント単体についても同様に適用できるものであることは勿論である。
本考案の実施の形態の一例を示す斜視図。 図1に示したテーブルタップの要部の拡大図。
符号の説明
1 テーブルタップ
2 ケース本体
31〜35 上面コンセント
31A〜35A、31C〜35C プラグ差し込み口
31D コンセント本体
31X 頭部
31Xa 外周面
51、53、55 側面コンセント
61〜65 防塵用カバー
61A 開口周縁部
61B 係入突片部
61C 上面
M1〜M5 溝
S1、S2 スリット

Claims (1)

  1. 電源供給用コンセントであって、頭部にプラグ差し込み口が設けられているコンセント本体と、弾力性及び電気的絶縁性を有する材料から成り該コンセント本体の頭部のプラグ差し込み口を覆うためのキャップ状の防塵用カバーとを備えて成り、前記頭部の外周面には周方向に延びる溝が形成されており、前記防塵用カバーの開口周縁部には前記溝内に係入して前記防塵用カバーを前記頭部に保持しておくための係入突片部が一体に形成されており、前記防塵用カバーの前記差し込み口に対応する部位にはプラグの刃を差し入れるための一対のスリットが形成されていることを特徴とする電源供給用コンセント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123477A (ja) * 1989-10-04 1991-05-27 Fujiwara Jiyouki Sangyo Kk 焙焼装置
CN109830398A (zh) * 2019-04-02 2019-05-31 惠州市国成电子有限公司 一种照射发光键帽及其制作方法

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