JP3102776B2 - 内部に光を通過する試料の欠陥観察装置 - Google Patents

内部に光を通過する試料の欠陥観察装置

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JP3102776B2 JP10114142A JP11414298A JP3102776B2 JP 3102776 B2 JP3102776 B2 JP 3102776B2 JP 10114142 A JP10114142 A JP 10114142A JP 11414298 A JP11414298 A JP 11414298A JP 3102776 B2 JP3102776 B2 JP 3102776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の内部
に光を通過する試料の欠陥観察装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、公知の特開平3−291552号公
報(第1公知例)の第1図及び第6図には、p偏光成分
とs偏光成分とを斜めの入射角度θで照射する装置と、
前記両偏光成分を所定の割合いにする偏光板と、前記両
偏光成分を集光して試料に照射する集光レンズと、前記
入射角度θと同じ角度θで反射した正反射光に含まれる
試料表面の欠陥の散乱光を観察する装置について記載さ
れている。また、従来、公知の特開昭64−88240
号公報(第2公知例)の第4図には、p偏光成分を斜め
の入射角度θで照射する装置と、同じ角度θで反射した
正反射光よりも垂直に近い位置に配置された試料表面の
傷の散乱光を観察する撮影素子について記載されてい
る。また、従来、公知の特開平3−264912号公報
(第3公知例)の第1図及び第2図には、第1公知例と
同様に、p偏光成分とs偏光成分とを斜めの入射角度θ
で照射する装置と、前記両偏光成分を所定の割合いに混
合する偏光板と、前記両偏光成分を集光して試料に照射
する集光レンズと、試料の入射角度θと同じ角度θで反
射した正反射光に含まれる試料表面の欠陥の散乱光を観
察する装置について記載されている。また、従来、公知
の特開昭61−182553号公報(第4公知例)の第
3図には、試料内をレーザビームを透過させ、試料の内
部欠陥を観察する構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体ウエハ等の欠陥
や粒子を評価する装置として、半導体内部に透過して屈
折光になり易いp偏光成分と半導体表面で反射し易いs
偏光成分を用いるものは周知であるが、周知の装置は、
レーザ光の正反射光に含まれる欠陥の散乱光を観察する
ものが多く、それゆえ、強い反射光に影響されて、良好
な観察がなし得ない課題があった。半導体ウエハ等の内
部欠陥や表面の傷又は粒子を良好に観察する装置として
は、p偏光成分とs偏光成分の両方を斜めに照射し、こ
れをレーザ光の正反射光より外れた位置で観察するよう
にして正反射光の影響より遠ざけ、且つ、得られた欠陥
の散乱光は、p偏光成分とs偏光成分とを含むので、こ
れを差別化する観察側偏光子を用いて観察するとよい。
その意味で公知の第1公知例の第1図及び第6図を見る
と、第1公知例は試料に対する入射角度θと同じ角度θ
で反射した正反射光中に含まれる試料表面の欠陥の散乱
光を受光部により観察するようにしている。これでは、
強い正反射光に影響されて、内部や表面の欠陥を確実に
観察することはできない。また、第1公知例は、得られ
た欠陥の散乱光をp偏光成分とs偏光成分とに差別化す
る観察側偏光子は用いられていないので、試料の内部と
表面の欠陥が重合し、良好な観察はできない。また、公
知の第3公知例も、第1図及び第2図よりすると、第1
公知例と同様に、試料に対する入射角度θと同じ角度θ
で反射した正反射光中に含まれる試料表面の欠陥の散乱
光を、カメラにより観察するようにしているが、前記と
同様、反射光が強すぎて内部や表面の散乱光を確実に観
察することはできないし、第3公知例も、得られた欠陥
の散乱光をp偏光成分とs偏光成分とに差別化する観察
側偏光子は用いられていないので、試料の内部と表面の
欠陥が重合し、良好な観察はできない。また、公知の第
4公知例のものは、その第3図より明らかなごとく、試
料内をレーザビームを透過させて試料の内部欠陥を観察
する構成であるから、屈折光は生じないので屈折光によ
る観察はできないばかりでなく、試料表面の欠陥と試料
内部欠陥とが重合して見え、良好に観察できない。な
お、公知の第2公知例の第4図に記載されたものは、p
偏光成分を斜めの角度θで照射する装置と、試料の入射
角度θと同じ角度θで反射した正反射光よりは外れた垂
直に近い位置に試料表面の傷の散乱光を観察する撮影素
子を配置したものであるから、第1公知例及び第3公知
例とは異なり、正反射光の影響は受けないで欠陥の観察
はできるが、該第2公知例は、観察側に、観察レンズで
集束された散乱光をp偏光成分とs偏光成分との夫々に
区別する観察側偏光子を有していないから、試料表面の
欠陥と試料内部の欠陥を区別して観察し、これを比較す
ることはできないので、充分な観察はできない。
【0004】
【発明の目的】試料の表面に存在する欠陥と試料内部の
欠陥とを、それぞれ差別化し、両者を比較して観察する
ことにより、正確な欠陥の分布状態を知る。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、一側
に設けた直線偏光又はランダム偏光を照射するレーザ照
射手段102と、前記レーザ照射手段102よりのレー
ザ光105を主にp偏光成分119のみまたは主にs偏
光成分121のみあるいは両成分を一定比率で混合し
何れかの光を試料101に対し斜めに照射させ得るよう
に光軸周りでの回転角度が調節可能照射側偏光板11
7と、前記照射側偏光板117で偏光したレーザ光10
5を集束し且つ前記試料101の観察表面103に対し
斜めの入射角度θで照射する集光レンズ107と、前記
レーザ光105の正反射光129よりも前記レーザ光1
05と前記試料101の観察表面103との交点130
を通る鉛直線131に近い位置に配置された試料表面の
欠陥の散乱光又は試料内部の欠陥の散乱光を観察する観
察レンズ111と、前記観察レンズ111のつぎに設け
た前記観察レンズ111で集束された散乱光をp偏光成
分119とs偏光成分121のいずれかのみを通
過させるようにした観察側偏光子118と、前記観察側
偏光子118のつぎに設けた前記観察側偏光子118に
より差別化された前記p偏光成分119又は前記s偏
光成分121を結像させる結像レンズ113と、前記
結像レンズ113のつぎに設けた前記結像レンズ113
で結像した像を撮影する撮影素子115とからなる内部
に光を通過する試料の欠陥観察装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の半導体ウエハ等の内部欠陥又は表面
の欠陥の観察装置を図面により説明すると、図1は本発
明の実施例の構成を示す模式図であり、試料101の観
察表面103にレーザ光105を集光レンズ107を介
して一側から斜めの角度θで照射するレーザ照射手段1
02、レーザ光105の試料内の屈折光109により試
料内部の欠陥や粒子から生じる散乱光を観察表面103
を介して観察するための観察レンズ111、結像レンズ
113、および撮像素子115、ならびにレーザ光10
5を集光レンズ107の前において偏光させて主にp偏
光成分119のみまたは主にs偏光成分121のみとし
た光が照射されるようにする照射側偏光板117、観察
レンズ111と結像レンズ113との間の観察側偏光子
118を備える。129はレーザ光105の観察表面1
03における正反射光である。図中、130は前記レー
ザ光105と前記試料101の観察表面103との交
点、131は前記交点130を通る鉛直線である。
【0007】前記装置において、照射側偏光板117
は、光軸の回りで回転角度が調整されることによって、
主にp偏光成分119のみまたは主にs偏光成分121
のみあるいは両成分を一定比率で混合した光が照射され
るように構成する。前記観察レンズ111と結像レンズ
113の間に配置された前記観察側偏光子118は、照
射された光がp偏光成分119とs偏光成分121
を一定比率で混合した光のときは勿論であるが、主にp
偏光成分119とした場合であっても若干のs偏光成
分121を含み、または主にs偏光成分121とし
た場合であっても若干のp偏光成分119を含むか
ら、これを差別して確実に別々に観察するようにしたも
のである。
【0008】また、散乱光は観察表面103側全体に拡
散するが、前記観察レンズ111は前記レーザ光105
の正反射光129よりも前記交点130を通る鉛直線1
31に近い位置に配置されて、正反射光129の影響の
ないところで観察するように構成する。
【0009】
【実施例の作用】図1において、p偏光成分で観察する
場合は、照射側偏光板117を、種々の偏光方向成分を
含むレーザ光105のうち、主にp偏光成分119のみ
が通るように光軸の回りで回転角度を調整すると、偏光
板117によりレーザ光105は主にp偏光成分119
のみが通るように偏光され、集光レンズ107を介して
集光されて試料101の観察表面103にθ角度の入射
角度で照射される。照射されたp偏光成分119よりな
るレーザ光105は、図2に拡大して示すように、主に
p偏光成分119のみであるからその多くは観察表面1
03を通過し、屈折光109となって試料101内を透
過する。特に、図1に図示した入射角θがブリュースタ
ー角(図4の74°付近)の場合は、図4のp偏光曲線
41で示したように透過率が100%であるから、殆ど
すべてが試料内部に透過する。透過した屈折光109は
試料内部の欠陥123や粒子に当ると図2のように散乱
光を生じ、その散乱光が正反射光129に邪魔されない
前記交点130を通る鉛直線131に近い位置の矢印1
25で示す方向に設けた観察レンズ111で集束され、
ついで、観察側偏光子118を通って結像レンズ113
で結像され、撮像素子115で観察される。
【0010】このとき、p偏光成分による観察とはいっ
ても、若干のs偏光成分が含まれるから、s偏光成分に
よって散乱光を発生し、特に図2のように、表面に傷と
か付着物のような欠陥127があると、s偏光成分によ
り前記欠陥127の散乱光を発生させてp偏光成分によ
る内部の観察を阻害するが、本願は観察側偏光子118
が設けてあって、s偏光成分は通らないように差別化し
ているから、s偏光成分により散乱光は通らず、観察表
面上の欠陥127よりも内部の欠陥や粒子123が顕著
に観察される。
【0011】逆に、図1の装置で、s偏光成分121で
観察する場合は、照射側偏光板117を、種々の偏光方
向成分を含むレーザ光105のうち、主にs偏光成分1
21のみが通るように光軸の回りの回転角度を調整する
と、照射側偏光板117によりレーザ光105は偏光さ
れて、主にs偏光成分121のみが集光レンズ107で
集光されて試料101の観察表面103にθ角度の入射
角度で照射される。照射されたレーザ光105は、図3
に拡大して示すように、主にs偏光成分121のみであ
るから、その多くは正反射光129となって反射する。
このとき、表面に欠陥127があるときは、その散乱光
は正反射光129に影響されない前記交点130を通る
鉛直線131に近い位置の矢印125で示す方向に設け
た観察レンズ111で集束され、ついで、観察側偏光子
118を通って結像レンズ113で結像され、撮像素子
115で観察される。
【0012】このとき、s偏光成分による観察とはいっ
ても、若干のp偏光成分が含まれるから、p偏光成分に
よって内部の欠陥123の散乱光を発生し、s偏光成分
による内部の観察を阻害するが、本願は観察側偏光子1
18が設けてあって、p偏光成分は通らないように差別
化しているから、p偏光成分により散乱光は通らず、観
察表面上の欠陥127が内部の欠陥123より顕著に観
察される。
【0013】図5(a)、(b)はこのようにして観察
される画像の様子を示す模式図であり、同図において、
上半分は側面図であり下半分は俯瞰図である。しかし
て、p偏光成分119で観察する場合は、図5(a)に
示すように、観察方向の矢印125に対し試料101の
表面に照射されるレーザ光の領域51においては、殆ど
が試料内に透過するから、内部の欠陥123の像523
が表面の傷等の欠陥127の像527より大きく観察さ
れる。また、前記表面の領域51より外れた領域53に
おいては、内部の欠陥の像523のみが強く観察され
る。
【0014】これに対し、s偏光成分121で観察する
場合は、図5(b)に示すように、観察方向の矢印12
5に対し試料101の表面に照射されるレーザ光の領域
51においては、強く反射するから、内部の欠陥123
の像523よりも表面の欠陥127の像527が大きく
観察される。また、前記表面の領域51より外れた領域
53においては、内部の欠陥123の像523が弱く観
察される。
【0015】図6(a)は図5(a)の画像から内部欠
陥123の像523のみ抽出した画像を示す。図6
(b)は図5(b)の画像から欠陥127の像527の
みを抽出した画像を示す。このような抽出は、公知の画
像処理手段等を用いて行なうことができる。例えば、図
5(a)と図5(b)の各画素の強度Ia とIb に対
し、内部欠陥123の像523の強度と欠陥127の像
527の強度とを区別できるような閾値(しきいち)k
を設定し、Ia >kIb であるような強度Ia の各画素
の画像データはそのまま残し、Ia <kIb なる強度I
a の画像データを0とすることにより内部欠陥の抽出を
行なうことができる。また、逆の操作により、表面欠陥
を抽出することができる。また、入射レーザ光が直線偏
光の場合は、図1の照射側偏光板117に代えて、偏光
回転子を用いる。
【0016】また、照射側偏光板117をp偏光成分1
19とs偏光成分121の両成分を一定比率に混合して
試料に照射する場合は、上記説明したp偏光成分119
による観察とs偏光成分121による観察が、上記に準
じて行なえる。なお、この場合は、観察側偏光子118
は、p偏光成分119とs偏光成分121を交互に
取出すようにする。
【0017】
【発明の効果】本発明は、一側に設けた直線偏光又はラ
ンダム偏光を照射するレーザ照射手段102と、前記レ
ーザ照射手段102よりのレーザ光105を主にp偏光
成分119のみまたは主にs偏光成分121のみあるい
は両成分を一定比率で混合した何れかの光を試料101
対し斜めに照射させ得るように光軸周りでの回転角度
が調節可能照射側偏光板117と、前記照射側偏光板
117で偏光したレーザ光105を集束し且つ前記試料
101の観察表面103に対し斜めの入射角度θで照射
する集光レンズ107と、前記レーザ光105の正反射
光129よりも前記レーザ光105と前記試料101の
観察表面103との交点130を通る鉛直線131に近
い位置に配置された試料表面の欠陥の散乱光又は試料内
部の欠陥の散乱光を観察する観察レンズ111と、前記
観察レンズ111のつぎに設けた前記観察レンズ111
で集束された散乱光をp偏光成分119とs偏光成分
121のいずれかのみを通過させるようにした観察
側偏光子118と、前記観察側偏光子118のつぎに設
けた前記観察側偏光子118により差別化された前記p
偏光成分119又は前記s偏光成分121を結像さ
せる結像レンズ113と、前記結像レンズ113のつぎ
に設けた前記結像レンズ113で結像した像を撮影する
撮影素子115とからなる内部に光を通過する試料の
陥観察装置としたものであるから、 (イ)一側に設けた直線偏光又はランダム偏光を照射す
るレーザ照射手段102と、前記レーザ照射手段102
よりのレーザ光105を主にp偏光成分119のみまた
は主にs偏光成分121のみあるいは両成分を一定比率
で混合した何れかの光を試料101に対し斜めに照射さ
せ得るように光軸周りでの回転角度が調節可能の照射側
偏光板117としたから、前記p偏光成分119とs偏
光成分12 1あるいは一定比率で混合した光は公知例と
異なり、一側から他側に向かって照射されるので、試料
101の内部を正確に観察することができる。 (ロ)また、前記照射側偏光板117で偏光したレーザ
光105を集束し且つ前記試料101の観察表面103
に対し斜めの入射角度θで照射する集光レンズ107
と、前記レーザ光105の正反射光129よりも前記レ
ーザ光105と前記試料101の観察表面103との交
点130を通る鉛直線131に近い位置に配置された試
料表面の欠陥の散乱光又は試料内部の欠陥の散乱光を観
察する観察レンズ111としたから、正反射光129に
よる強い反射光に惑わされず正確に観察できる。 (ハ)また、前記観察レンズ111のつぎに設けた前記
観察レンズ111で集束された散乱光をp偏光成分11
9’とs偏光成分121’とのいずれかのみを通過させ
るようにした観察側偏光子118と、前記観察側偏光子
118のつぎに設けた前記観察側偏光子118により差
別化された前記p偏光成分119’又は前記s偏光成分
121’を結像させる結像レンズ113と、前記結像レ
ンズ113のつぎに設けた前記結像レンズ113で結像
した像を撮影する撮影素子115としたから、観察レン
ズ111のつぎにp偏光成分119’とs偏光成分12
1’とのいずれかのみを通過させるようにした観察側偏
光子118を設けたから、観察レンズ111で集束され
た散乱光を、p偏光成分119’とs偏光成分121’
とに差別していずれか一方を観察することができ、ま
た、結像レンズ113によりp偏光成分119’又はs
偏光成分121’のいずれかの像を結像させることがで
きるので、観察が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の欠陥観察装置の模式図。
【図2】 図1の装置において主にp偏光成分を用いて
観察したときの様子を拡大して示す説明図。
【図3】 図1の装置において主にs偏光成分を用いて
観察したときの様子を拡大して示す説明図。
【図4】 p偏光成分およびs偏光成分について入射角
θに対する透過率の変化を夫々示すグラフ図。
【図5】 本発明の観察状態の側断面と俯瞰図の模式
図。
【図6】 図5の画像から欠陥内部や粒子の像のみを抽
出した画像を示す模式図。
【符号の説明】
101…試料、102…レーザ照射手段103…観察
表面、105…レーザ光、107…集光レンズ、109
…屈折光、111…観察レンズ、113…結像レンズ、
115…撮像素子、117…照射側偏光板、118…観
察側偏光子、119、119’…p偏光成分、121、
121’…s偏光成分、123…内部の欠陥、125…
矢印、127…表面の欠陥、129…正反射光、130
…交点、131…鉛直線、523…内部欠陥の像、52
7…表面欠陥の像、41…p偏光曲線、42…s偏光曲
線、51…表面の領域、53…表面より外れた領域。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に設けた直線偏光又はランダム偏光
    を照射するレーザ照射手段102と、前記レーザ照射手
    段102よりのレーザ光105を主にp偏光成分119
    のみまたは主にs偏光成分121のみあるいは両成分を
    一定比率で混合した何れかの光を試料101に対し斜め
    照射させ得るように光軸周りでの回転角度が調節可能
    照射側偏光板117と、前記照射側偏光板117で偏
    光したレーザ光105を集束し且つ前記試料101の観
    察表面103に対し斜めの入射角度θで照射する集光レ
    ンズ107と、前記レーザ光105の正反射光129
    りも前記レーザ光105と前記試料101の観察表面1
    03との交点130を通る鉛直線131に近い位置に配
    置された試料表面の欠陥の散乱光又は試料内部の欠陥の
    散乱光を観察する観察レンズ111と、前記観察レンズ
    111のつぎに設けた前記観察レンズ111で集束され
    た散乱光をp偏光成分119とs偏光成分121
    のいずれかのみを通過させるようにした観察側偏光子1
    18と、前記観察側偏光子118のつぎに設けた前記観
    察側偏光子118により差別化された前記p偏光成分1
    19又は前記s偏光成分121を結像させる結像レ
    ンズ113と、前記結像レンズ113のつぎに設けた前
    記結像レンズ113で結像した像を撮影する撮影素子1
    15とからなる内部に光を通過する試料の欠陥観察装
    置。
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