JP3102300B2 - 飛び出し模擬装置 - Google Patents

飛び出し模擬装置

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JP3102300B2
JP3102300B2 JP07115806A JP11580695A JP3102300B2 JP 3102300 B2 JP3102300 B2 JP 3102300B2 JP 07115806 A JP07115806 A JP 07115806A JP 11580695 A JP11580695 A JP 11580695A JP 3102300 B2 JP3102300 B2 JP 3102300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行時の飛び出
し事故に対処すべく、飛び出し時における車両の特性デ
ータを収集する際に使用される飛び出し模擬装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の走行時に走行路の前方に人、特に
子供等が飛び出し、交通事故を招く場合があり、そのよ
うな飛び出し事故に対処すべく、交通安全の観点から車
両側のブレーキ性能等をより向上させるべく、改善が行
われている。ところで、この飛び出し事故に対するブレ
ーキ性能把握の観点から、人の飛び出しを模擬する試験
を行う必要がある。従来は簡易的に、走行路の側方に退
避している試験者が、走行路を走行する車両の前方にボ
ール等を投げ出し、これに応じて、走行車両の乗員が車
両のブレーキを作動させ、この時の車両及びそのブレー
キの挙動に関する各種データを採取して、車両の急停車
時の特性をより向上させる研究が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、簡易的にボ
ール等を走行車両の前方に投げ出す方法だと、ボールの
発射タイミングにバラツキが生じ、個人差もあり、デー
タの信頼性に問題がある。しかも、ボールを投げ出す方
法では、走行車両の乗員の危険回避に対する臨場感に欠
け、ブレーキ操作タイミングが人によって異なり、ブレ
ーキの効きや応答性の精度が安定せず、データの信頼性
に問題があった。本発明の目的は、飛び出し模擬試験に
おける飛び出しタイミングのずれを排除でき、飛び出し
事故に対する臨場感を高めて、信頼性のある飛び出し試
験データを得ることが可能な飛び出し模擬装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、走行路に対設されると共に飛
び出し物体を載置する台車を飛び出し位置に向けて発射
可能に保持した発射台と、上記飛び出し位置に達する手
前の走行路上に設定された車速検出位置での車両の速度
を検出する車速検出手段と、上記発射台に支持されると
共に上記台車を解除可能にロックするロック手段と、上
記台車を飛び出し位置に向けて弾性的に付勢可能な付勢
力付与手段と、上記車速に応じた発射時間を演算する発
射時間算出手段と、上記発射時間に上記ロック手段の解
除用のアクチュエータに係合解除出力を発する発射制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、走行路に互いに所定間
隔を介して同走行路方向に順次対設されると共に飛び出
し物体を載置する台車を飛び出し位置に向けて発車可能
に保持した複数の発射台と、上記飛び出し位置に達する
手前の走行路上に設定された車速検出位置での車両の速
度を検出する車速検出手段と、上記発射台に支持される
と共に上記台車を解除可能にロックするロック手段と、
上記台車を飛び出し位置に向けて弾性的に付勢可能な付
勢力付与手段と、複数の発射台の内の1つを今回の発射
台として決定する発射台決定手段と、上記車速に応じた
今回の発射台の発射時間を演算する発射時間算出手段
と、上記発射時間に上記今回の発射台のロック手段の解
除用のアクチュエータに係合解除出力を発する発射制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項2記載の飛び出
し模擬装置において、上記発射台決定手段は所定のマッ
プに沿って複数の発射台の内の1つを今回の発射台とし
て決定することを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載の飛び出し模擬装置において、上記アクチュエータ
はエアシリンダであり、上記発射制御手段の係合解除出
力で上記エアシリンダに開閉弁を介して高圧エアを供給
し上記フックを係合解除作動させることを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載の飛び出し模擬装置において、上記ロック手段の解
除用アクチュエータは上記台車をロックするフックに連
結されてことを特徴とする。
【0009】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
記載の飛び出し模擬装置において、上記車速検出手段は
上記車速検出位置の路面に設けられるテープスイッチで
あることを特徴とする。
【0010】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
記載の飛び出し模擬装置において、上記飛び出し物体は
人形であることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明は、走行路に対設されると共に飛び
出し物体を載置する台車を飛び出し位置に向けて発射可
能に保持した発射台と、飛び出し位置に達する手前の走
行路上に設定された車速検出位置での車両の速度を検出
する車速検出手段と、発射台に支持されると共に台車を
解除可能にロックするロック手段と、台車を飛び出し位
置に向けて弾性的に付勢可能な付勢力付与手段と、車速
に応じた発射時間を演算する発射時間算出手段とを備
え、特に、発射制御手段が発射時間にロック手段の解除
用アクチュエータに係合解除出力を発する。このため、
ロック手段の解除用のアクチュエータの作動によって係
合解除が発射時間のバラツキ無く行われ、台車を飛び出
しタイミングのずれ無く飛び出し位置に発射でき、台車
上の飛び出し物体が乗員に臨場感を与えることができ
る。
【0012】請求項2の発明は、走行路に互いに所定間
隔を介して同走行路方向に順次対設されると共に飛び出
し物体を載置する台車を飛び出し位置に向けて発車可能
に保持した複数の発射台と、飛び出し位置に達する手前
の走行路上に設定された車速検出位置での車両の速度を
検出する車速検出手段と、発射台に支持されると共に台
車を解除可能にロックするロック手段と、発射台にロッ
ク手段で係止された台車を飛び出し位置に向けて弾性的
に付勢する付勢力付与手段とを備え、特に、発射台決定
手段が複数の発射台の内の1つを今回の発射台として決
定し、発射時間算出手段が車速に応じた今回の発射台の
発射時間を演算し、発射制御手段が発射時間に今回の発
射台のロック手段の解除用アクチュエータに係合解除出
力を発する。このため、複数の発射台の内の何れか1つ
を今回の発射台としてその台車を飛び出させることがで
き、しかも、今回のロック手段の解除用のアクチュエー
タの作動によって係合解除が発射時間のバラツキ無く行
われ、今回の台車を飛び出しタイミングのずれ無く飛び
出し位置に発射でき、今回の台車上の飛び出し物体が乗
員に臨場感を与えることができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載の飛び出
し模擬装置において、発射台決定手段が所定のマップに
沿って複数の発射台の内の1つを今回の発射台として決
定するので、確実に、乗員が今回の発射台を人為的に予
測することを困難にすることができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載の飛び出し模擬装置において、アクチュエータがエ
アシリンダであり、発射制御手段の係合解除出力でエア
シリンダに開閉弁を介して高圧エアを供給し、フックを
係合解除作動させるので、エアシリンダによるフックの
係合解除作動が応答性良く行われる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載の飛び出し模擬装置において、ロック手段の解除用
アクチュエータが台車をロックするフックに連結される
ので、ロック手段の要部をフックとするので装置を簡素
化できる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
記載の飛び出し模擬装置において、車速検出手段が車速
検出位置の路面に設けられるテープスイッチであるの
で、車速検出手段を簡素化できる。
【0017】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
記載の飛び出し模擬装置において、飛び出し物体が人形
であるので、乗員に臨場感を与えることができる。
【0018】
【実施例】図1乃至図3には本発明の一実施例としての
飛び出し模擬装置を示した。この飛び出し模擬装置は、
走行路Rに対設される3台の発射台1,2,3と、走行
路の車両の車速を検出する車速検出手段4,5,6と、
各発射台に接続されたコントローラ7とを備える。ここ
で、走行路Rには3台の発射台1,2,3が対向する第
1飛び出し位置a、第2飛び出し位置b、第3飛び出し
位置cが設定され、しかもそれら各飛び出し位置の手前
側である図中で右側には第1、第2及び第3車速検出位
置x,y,zが設定され、これらの区間には、走行路R
の幅方向における走行位置を規制すべく、多数のパイロ
ン35が載置される。
【0019】3台の発射台1,2,3は走行路Rに沿っ
てその走行路方向に順次互いに間隔eを介して設置さ
れ、同じく、車速検出手段4,5,6は走行路Rに沿っ
てその走行路方向に順次互いに間隔eを介して設置され
る。なお、ここでは第1飛び出し位置aと第1車速検出
位置x、第2飛び出し位置bと第2車速検出位置y、第
3飛び出し位置cと第3車速検出位置zの各区間の距離
L1が同一に設定される。
【0020】このように各車速検出手段4,5,6は、
3台のそれぞれの発射台1,2,3に対応させて設けら
れており、事前に選択された今回の発射台に対応した車
速検出手段のみが検出信号を採用される構成を採る。こ
のため、後述の制御系の簡素化を図れ、演算時間の増大
による制御速度の遅れを防止できる。3台の発射台1,
2,3は共に同一構造を取り、ここでは、第1発射台を
主に説明する。
【0021】図1、図2に示すように、第1発射台1は
基台11と基台11に離脱可能に連結される台車12と
を備える。基台11はその前枠13に摺動自在に支持さ
れる一対の丸棒状のガイド14と、それらの中間に位置
するロック枠15と、底板16の中央に取付けられたロ
ープ操作台17とで構成され、アンカー部材25で後端
部が路面に移動不可に取り付けられる。一対のガイド1
4は前枠13の丸穴にそれぞれ遊嵌され、各先端部が突
き出し板18に一体結合され、各後端部にはゴムクッシ
ョン19がそれぞれ一体結合され、ガイド枠20を構成
する。なお、突き出し板18の前壁には左右端側にゴム
クッション42が取り付けられ、これによりガイド枠2
0と台車12との当接状態を安定化させている。
【0022】ここで、一対のガイド14には台車12を
第1飛び出し位置aに向けて弾性的に付勢可能な付勢力
付与手段としてのバネ21が遊嵌され、同バネの一端は
突き出し板18に、後端は前枠13に当接する。ロック
枠15は前枠13の矩形穴131及び突き出し板18の
矩形穴181にそれぞれ遊嵌される。このロック枠15
は断面U字型の長枠部材151とその中央に配備される
逆U字状の縦枠152とで全体が概略形成され、機能と
して前部に受け溝22を後部に延長部23を中央にロッ
ク部24を備える。
【0023】受け溝22は断面U字状の溝であり、台車
12の後壁中央より突出する連結棒26を摺動自在に嵌
挿する。ここで、連結棒26はその突き出し端側中央に
縦溝27を形成され、その縦溝にローラ28を枢着し、
ローラ28の前方側溝部に後述のフック29を嵌挿可能
に形成される。ロック部24は台車12を解除可能にロ
ックするロック手段としての機能を備え、ここでは、長
枠部材151に基端がピン結合されたフック29と、フ
ック29の中央部にピン結合されたピストン30を備え
ると共に解除用のアクチュエータを成しているエアシリ
ンダ31と、エアシリンダ31に高圧エアを適時に供給
する切換弁32aとを備える。
【0024】ここでエアシリンダ31は加圧室33に供
給された高圧エアの働きでピストン30をバネ34の弾
性力に抗して上昇作動させ、ピストン30にピン結合さ
れたフック29を係止位置(図1に実線で示す位置)よ
り解除位置(矢視する符号Uの位置)に引き上げ、係止
していたローラ28を解除し、台車12を発射可能とす
る。切換弁32aは三方弁であり、オフ時に加圧室33
を大気開放し、オン時に加圧室33をエア管35を介し
高圧エア源を成すエアタンク49に連通させる。この切
換弁32aはコントローラ7に接続される。延長部23
は所定長さを備え、これによって、図6を用いて後述す
るような台車12の結合作業の容易化を図っている。こ
の延長部23は長枠部材151の中央に一体結合された
フック状の結合金具36を備え、結合金具36にワイヤ
37を連結する。このワイヤ37はロック枠15を介し
て台車12を基台11側に引き寄せる際に使用される。
【0025】ロープ操作台17は一対の縦板38と、一
対の縦板38間の隙間41に揺動自在に配備された2本
のバー39,40とで構成される。2本のバー39,4
0は共にその中央部分を水平方向に長いピン42を介し
て一対の縦板38に枢着される。各バー39,40はそ
の下端に傾斜枠391,401を介して一対の挟持ピン
392,402をそれぞれ取付け、各一対の挟持ピン3
92,402間にワイヤ37を嵌挿する。ここで、バー
39を操作し、一対の挟持ピン392を前側fに揺動さ
せるとワイヤ37が挟持され、ワイヤ37を前側に移動
させることができる。一方、バー40を操作し、一対の
挟持ピン402を後側rに揺動させるとワイヤ37が挟
持され、ワイヤ37を後側に移動させることができる。
なお、2本のバー39,40は2点鎖線で示すような位
置に揺動保持されると、ワイヤ37との挟持状態より解
除される。
【0026】台車12は矩形台をなし、左右4つのロー
ラ43を枢着し、その後壁121の中央より連結棒26
を突出し、その床板122の中央に飛び出し物体として
のウレタン製の人形44を固定している。なお、符号4
5は台車12の左右縁に突設されるガードである。この
ような構成の第1発射台1と同様に第2第3発射台2,
3も構成される。なお第2第3発射台の切換弁32b,
32cのエア配管もエア管35に順次結合され、エアタ
ンク34に連通され、各切換弁32a,32b,32c
はコントローラ7に接続される。
【0027】第1発射台1とその隣の第2発射台2、第
3発射台3はそれぞれの右側方側に目かくし用の縦壁板
46を突設している。この縦壁板46は走行路Rの車両
の乗員が飛び出し前の人形44を目視できないように設
けられる。各車速検出手段4,5,6は、それぞれ一対
の前後テープスイッチ8を備え、両スイッチを所定間隔
hを介し並列に配備する。
【0028】各テープスイッチ8は共にパイロン35で
設定された走行路Rの横幅方向に長く設けられ、走行す
る車両が確実に踏み込みできる程度の長さを備える。こ
のテープスイッチ8は、図8に示すように、路面rfに
図示しない接着剤で接着された扁平パイプ状のビニール
被覆材801と、その内側の上下部分に一体成形される
上部絶縁材802及びバックアップ板803と、上下の
電極板804,805と、上下の電極板を離隔保持する
一対の中間絶縁材806とで構成される。このテープス
イッチ8はビニール被覆材801の上側中央に突部80
7を備え、ここが車輪46で踏み込まれた際に、その押
圧力Fで上電極板804が下方に変形し、上下の電極板
804,805が接触して、各車速検出位置x,y,z
に車両が達した際に前後オン信号sx1,sx2、sy
1,sy2、sz1,sz2を出力できる。
【0029】各車速検出位置x,y,zには後オン信号
を出力するテープスイッチ8を備え、しかも、それより
間隔hだけ前方に前オン信号を出力するテープスイッチ
8を配備される。このため、車両が各車速検出手段4,
5,6上を通過すると順次前後オン信号sx1,sx
2、sy1,sy2、sz1,sz2が出力される。各
発射台に接続されたコントローラ7は要部がマイクロコ
ンピュータで構成され、その入出力回路には各車速検出
手段4,5,6のテープスイッチ8より前後オン信号s
x1,sx2、sy1,sy2、sz1,sz2が入力
され、マニュアル操作される発射台選択スイッチ47よ
り発射台選択信号SA,SB,SCが入力され、発射台自
動選択スイッチ48より自動選択信号Soが入力され、
更に、切換弁32a,32b,32cに選択的に発射出
力Iを発するように構成される。しかもコントローラ7
の図示しないROMには図10の制御プログラムが記憶
処理され、図9に示す発射台決定手段としてのマップm
が記憶処理され、このマップで複数の発射台の内の1つ
を今回の発射台として決定している。
【0030】以下に本飛び出し模擬装置を用いて行える
飛び出し模擬試験の一例を説明する。試験に先立ち3台
の発射台1,2,3に各台車12が連結される。まず、
図6に示すように、基台11よりロック枠15を前方に
最大限突き出させ、延長部23の端部を矩形穴131に
残すのみとする。この際、ワイヤ37を左方向に移動さ
せるべく、ロッド39、40を用いる。特に、ロッド3
9を前側fに揺動させて一対の挟持ピン392でワイヤ
37を挾み、前側に移動させることができる。
【0031】ここでは受け溝22が突き出し板18の矩
形穴181より突き出す状態を確保し、ここに台車の連
結棒26を嵌挿する。次いで、連結棒26の縦溝27に
フック29を手動で持ち上げた上で嵌合させ、フック2
9をローラ28に係止する。この後、ロッド40を後側
rに揺動させ、ロッド39を補助的に用いる。この際、
一対の挟持ピン402でワイヤ37を挾み、後側に移動
させ、ワイヤ37を介し、ロック枠15及び台車12を
基台11側に引き込む。この時、図2、図4に示すよう
に、台車12とクッション42を介し当接するガイド枠
20がバネ21を圧縮し、発射待機位置H1に保持され
る。この時、基板16に形成された穴51に係止ピン5
0を差し込み、ロック枠15を係止しても良い。
【0032】コントローラ7が図示しない主電源をオン
されると図10の制御処理が開始される。この場合、ス
テップs1乃至s3では発射台決定手段としての機能を
示し、発射台選択信号SA,SB,SCあるいは自動選択
信号Soが入力されるのを待ち、SA,SB,SCの入力
時にはその信号相当の発射台を今回の発射台と設定し、
Soの入力時にはマップm(図9参照)に沿って今回の
発射台を決定する。この場合、発射台設定回数Noはコ
ントローラ7の図示しない発射台設定回数の積算器があ
らかじめ算出しており、各設定回数No相当の発射台1
乃至3をここで設定する。
【0033】ここでは、以下の制御で発射台2が今回の
発射台に設定されたものとする。
【0034】ステップs4に達すると、ここで走行路R
に沿って車両Wが所定速度で走行し、第2車速検出位置
yで前のテープスイッチ8を踏み込み、前オン信号sy
1が入力される時を待ち、入力時にタイマーT1をスタ
ートする。ステップs6では車両Wが第2車速検出位置
yの後のテープスイッチ8を踏み込み後オン信号sy2
が入力されるのを待ち、入力時にステップs7、8と進
み、ここでは発射カウンタT2をスタートさせ、次いで
タイマーT1のカウント値T1nを取り込み、ステップ
s9で車速Vを算出する。ここで、車速Vは前後テープ
スイッチ8の間隔hをカウント値T1nで除算し、定数
αを乗算して秒速を求める。
【0035】ステップs10では、車速により第2発射
台2の人形の発射時間Dtを演算する。この場合、今回
は第2車速検出位置yの後のテープスイッチ8の位置を
基準位置とし、既に、発射カウンタT2をスタートさせ
ている。このため、ここでは今回の発射台の発射時間D
tを式(1)より算出する。
【0036】ここで符号Lnはセンサと人形44の距
離、符号dLは余裕距離、符号aLは反応距離(=反応
時間×V)、符号bLは制動距離(=V2/2×減速
度)を示す。
【0037】 Dt=(Ln+dL+aL+bL)/V・・・・・・・(1) ここで、例えば、今回の発射台が第2発射台2であるの
で、V=11.1m/sec、Ln=L1−e=21.
8m、dL=2.5m、aL=0.6sec(反応時
間)×V、bL=V2/(2×8.82m/sec2)と
仮定すると、Dt=0.5secとなる。このようなス
テップs4乃至s10が今回の発射台の発射時間を演算
する発射時間算出手段として機能する。
【0038】ステップs11,s12では、発射カウン
タT2の値と比較される今回の発射時間Dtを比較値セ
ットエリア(図示せず)にセットし、次いで、発射カウ
ンタT2の値Dnが今回の発射時間Dtに達っするのを
待ち、達っすると今回の第2発射台2の切換弁32bに
発射出力Iを発し、エアシリンダ31のピストン30を
高圧エアで駆動し、フック29を係止位置(図1に実線
で示す位置)より解除位置(矢視する符号Uの位置)に
引き上げ、係止していたローラ28を解除し、台車12
を発射する。この時、図5に示すように、ガイド枠20
が台車12と共にバネ21の弾性力で発射位置H2まで
打ち出され、台車12のみが走行路Rに飛び出す。
【0039】この後、ステップs14に進み、コントロ
ーラ7は切換弁32bを所定時間後オフし、各種カウン
タを待機状態に戻すといった後処理し、ステップs1に
戻る。ここで、例えば第2発射台2の台車12が走行路
Rの第2飛び出し位置bに飛び出すと、乗員に取っては
台車12上の人形44が目かくし用の縦壁板46より急
に飛び出すことと成り、人形44が臨場感の高い飛び出
し挙動をすることと成る。これによって、乗員は急停車
作動をすることと成り、例えば、図7に示すような飛び
出し試験データを得ることができる。
【0040】図7には、車速V40km/hourでの
走行時に時点t1でブレーキペダルを踏み込んだ場合の
経時的な制動系の挙動の一例を示した。ここで、ブレー
キペダルの踏力P1は停車まで順次増加し、最短距離で
の停車を図っている。これに応じ、マスタシリンダ圧力
P2、ホイールシリンダ圧力P3も急増し、減速度−g
も急増し、時点t2近傍で両油圧は最大に近いレベルに
達している。この状態のまま時点t3に進み、この間車
速は低下してほぼ車速ゼロに達し車両は停車する。その
停車位置が計測され、今回の実際の余裕距離や反応距離
がデータとして採用される。
【0041】この後、再度の飛び出し模擬試験を行うに
は第2発射台2の台車12を元の発射台の基台11にロ
ック部24を用い再びセットする。するとコントローラ
7が同様の制御を行うことと成る。上述のところにおい
て、図1の装置のコントローラ7はその制御プログラム
において、発射台選択信号SA,SB,SCあるいは自動
選択信号Soに応じ、今回の発射台を決定していた。こ
れに代えて、図1の装置の変形例として、単に、コント
ローラ7がマニュアル操作される発射台選択スイッチ4
7のみを接続し、発射台選択信号SA,SB,SCが入力
されるのを待ち、SA,SB,SCの入力時にはその信号
相当の発射台を今回の発射台と決定するという簡略な構
成を取っても良い。この場合、マニュアル設定のみと成
り、コントローラ7の制御を簡素化できる。
【0042】更に、図1の装置は、走行路Rに対設され
る3台の発射台1,2,3を備えたが、図1の装置の変
形例として、単一の発射台のみとして構成しても良く、
この場合、装置の全体構成を大きく簡素化でき、装置の
搬送が容易となり移動性が改善され、装置のコストを大
幅に低減することもできる。更に、図1の装置は、走行
路Rに3つの車速検出手段4,5,6を備えていたが、
これらの内の一つのみを用い、3台の発射台1,2,3
の車速検出手段として共用しても良い。この場合、共通
車速検出位置の後のテープスイッチの位置を基準位置と
し各発射台の発射時間Dtを演算する様に構成可能であ
る。この場合も装置の簡素化を図れる。更に、図1の装
置は、発射時間Dtの起算点を後側のテープスイッチを
車両がオンさせた時点としたが、これに代えて、前側の
テープスイッチを車両がオンさせた時点としても良い。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、走行路に対設される
と共に飛び出し物体を載置する台車を飛び出し位置に向
けて発射可能に保持した発射台と、飛び出し位置に達す
る手前の走行路上に設定された車速検出位置での車両の
速度を検出する車速検出手段と、発射台に支持されると
共に台車を解除可能にロックするロック手段と、台車を
飛び出し位置に向けて弾性的に付勢可能な付勢力付与手
段と、車速に応じた発射時間を演算する発射時間算出手
段とを備え、特に、発射制御手段が発射時間にロック手
段の解除用アクチュエータに係合解除出力を発する。こ
のため、ロック手段の解除用のアクチュエータの作動に
よって係合解除が発射時間のバラツキ無く行われ、台車
を飛び出しタイミングのずれ無く飛び出し位置に発射で
き、台車上の飛び出し物体が乗員に臨場感を与えるの
で、信頼性のある飛び出し試験データを得ることが可能
である。
【0044】請求項2の発明は、走行路に互いに所定間
隔を介して同走行路方向に順次対設されると共に飛び出
し物体を載置する台車を飛び出し位置に向けて発車可能
に保持した複数の発射台と、飛び出し位置に達する手前
の走行路上に設定された車速検出位置での車両の速度を
検出する車速検出手段と、発射台に支持されると共に台
車を解除可能にロックするロック手段と、発射台にロッ
ク手段で係止された台車を飛び出し位置に向けて弾性的
に付勢する付勢力付与手段とを備え、特に、発射台決定
手段が複数の発射台の内の1つを今回の発射台として決
定し、発射時間算出手段が車速に応じた今回の発射台の
発射時間を演算し、発射制御手段が発射時間に今回の発
射台のロック手段の解除用アクチュエータに係合解除出
力を発する。このため、複数の発射台の内の何れか1つ
を今回の発射台としてその台車を飛び出させることがで
き、乗員が台車の飛び出し位置を予測できず、実際の飛
び出しにより近い状態を確保できる。しかも、今回のロ
ック手段の解除用のアクチュエータの作動によって係合
解除が発射時間のバラツキ無く行われ、今回の台車を飛
び出しタイミングのずれ無く飛び出し位置に発射でき、
今回の台車上の飛び出し物体が乗員に臨場感を与えるの
で、信頼性のある飛び出し試験データを得ることが可能
である。
【0045】請求項3の発明は、請求項2記載の飛び出
し模擬装置において、発射台決定手段が所定のマップに
沿って複数の発射台の内の1つを今回の発射台として決
定するので、確実に、乗員が今回の発射台を人為的に予
測することを困難にすることができ、実際の飛び出しに
より近い状態を確保でき、信頼性のある飛び出し試験デ
ータを得ることが可能である。
【0046】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載の飛び出し模擬装置において、アクチュエータがエ
アシリンダであり、発射制御手段の係合解除出力でエア
シリンダに開閉弁を介して高圧エアを供給し、フックを
係合解除作動させるので、エアシリンダによるフックの
係合解除作動が応答性良く行われ、信頼性のある飛び出
し試験データを得ることが可能である。
【0047】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載の飛び出し模擬装置において、ロック手段の解除用
アクチュエータが台車をロックするフックに連結され、
このロック手段の要部をなすフックが装置を簡素化し、
装置のコスト低減を図れる。
【0048】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
記載の飛び出し模擬装置において、車速検出手段が車速
検出位置の路面に設けられるテープスイッチであるの
で、車速検出手段を簡素化でき、装置のコスト低減を図
れる。
【0049】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
記載の飛び出し模擬装置において、飛び出し物体が人形
であるので、乗員に臨場感を与えることができ、信頼性
のある飛び出し試験データを得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての飛び出し模擬装置の
要部切欠側面図である。
【図2】図1の飛び出し模擬装置の平面図である。
【図3】図1の飛び出し模擬装置を用いて飛び出し模擬
試験を行う場合の全体概略配置図である。
【図4】図1の飛び出し模擬装置の発射台が発射待機に
ある時の概略図である。
【図5】図1の飛び出し模擬装置の発射台が台車を発射
した時の概略図である。
【図6】図1の飛び出し模擬装置の発射台に台車を連結
する時の概略図である。
【図7】図1の飛び出し模擬装置を用いて飛び出し模擬
試験を行った場合に採取された車両の制動特性線図であ
る。
【図8】図1の飛び出し模擬装置で用いるテープスイッ
チの拡大断面図である。
【図9】図1の飛び出し模擬装置で用いる今回の発射台
の設定マップの特性を説明する図である。
【図10】図1の飛び出し模擬装置で行う制御処理のフ
ローチャートである。 1 発射台 2 発射台 3 発射台 4 車速検出手段 5 車速検出手段 6 車速検出手段 7 コントローラ 8 テープスイッチ 11 基台 12 台車 18 突き出し板 20 ガイド枠 21 バネ 22 受け溝 24 ロック部 26 連結棒 27 縦溝 28 ローラ 29 フック 30 ピストン 31 エアシリンダ 32a 切換え弁 32b 切換え弁 32c 切換弁 34 エアタンク 37 ワイヤ 44 人形 47 発射台選択スイッチ 48 発射台自動選択スイッチ a 飛び出し位置 b 飛び出し位置 c 飛び出し位置 m マップ x 車速検出位置 y 車速検出位置 z 車速検出位置 SA 発射台選択信号 SB 発射台選択信号 SC 発射台選択信号 So 自動選択信号 Dt 発射時間 R 走行路 V 車速 W 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 健 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−185114(JP,A) 特開 平8−179684(JP,A) 実開 昭61−193479(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/00 - 17/007 G09B 9/042 G09B 19/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路に対設されると共に飛び出し物体を
    載置する台車を飛び出し位置に向けて発射可能に保持し
    た発射台と、上記飛び出し位置に達する手前の走行路上
    に設定された車速検出位置での車両の速度を検出する車
    速検出手段と、上記発射台に支持されると共に上記台車
    を解除可能にロックするロック手段と、上記台車を上記
    飛び出し位置に向けて弾性的に付勢可能な付勢力付与手
    段と、上記車速に応じた発射時間を演算する発射時間算
    出手段と、上記発射時間に上記ロック手段の解除用のア
    クチュエータに係合解除出力を発する発射制御手段とを
    備えた飛び出し模擬装置。
  2. 【請求項2】走行路に互いに所定間隔を介して同走行路
    方向に順次対設されると共に飛び出し物体を載置する台
    車を飛び出し位置に向けて発射可能に保持した複数の発
    射台と、上記飛び出し位置に達する手前の走行路上に設
    定された車速検出位置での車両の速度を検出する車速検
    出手段と、上記発射台に支持されると共に上記台車を解
    除可能にロックするロック手段と、上記台車を飛び出し
    位置に向けて弾性的に付勢可能な付勢力付与手段と、複
    数の発射台の内の1つを今回の発射台として決定する発
    射台決定手段と、上記車速に応じた今回の発射台の発射
    時間を演算する発射時間算出手段と、上記発射時間に上
    記今回の発射台のロック手段の解除用のアクチュエータ
    に係合解除出力を発する発射制御手段とを備えた飛び出
    し模擬装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の飛び出し模擬装置におい
    て、 上記発射台決定手段は所定のマップに沿って複数の発射
    台の内の1つを今回の発射台として決定することを特徴
    とする飛び出し模擬装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3記載の飛び出し模擬
    装置において、 上記アクチュエータはエアシリンダであり、上記発射制
    御手段の係合解除出力で上記エアシリンダに開閉弁を介
    して高圧エアを供給し上記フックを係合解除作動させる
    ことを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4記載の飛び出し模擬
    装置において、 上記ロック手段の解除用アクチュエータは上記台車をロ
    ックするフックに連結されてことを特徴とする飛び出し
    模擬装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5記載の飛び出し模擬
    装置において、 上記車速検出手段は上記車速検出位置の路面に設けられ
    るテープスイッチであることを特徴とする飛び出し模擬
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6記載の飛び出し模擬
    装置において、 上記飛び出し物体は人形であることを特徴とする飛び出
    し模擬装置。
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