JP3102105U - カバーテープ巻取リング - Google Patents
カバーテープ巻取リング Download PDFInfo
- Publication number
- JP3102105U JP3102105U JP2003273584U JP2003273584U JP3102105U JP 3102105 U JP3102105 U JP 3102105U JP 2003273584 U JP2003273584 U JP 2003273584U JP 2003273584 U JP2003273584 U JP 2003273584U JP 3102105 U JP3102105 U JP 3102105U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover tape
- take
- reel
- tape
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
【課題】電子部品供給ユニットのカバーテープ巻取リールに巻き付いたカバーテープを簡単に取外すことを簡単に可能とする。
【解決手段】電子部品供給ユニットのカバーテープ巻取リール蓋部巻芯部に異なった傾斜角度を有し、且つ巻芯部より幾分広めにした弾性変形可能な素材を使用したカバーテープ巻取リング2種類を二重に重ねて取付けその上面部にカバーテープを巻取ることを可能にし、カバーテープ巻取リングの片側を滑らせカバーテープと共に外す。
【選択図】図4
【解決手段】電子部品供給ユニットのカバーテープ巻取リール蓋部巻芯部に異なった傾斜角度を有し、且つ巻芯部より幾分広めにした弾性変形可能な素材を使用したカバーテープ巻取リング2種類を二重に重ねて取付けその上面部にカバーテープを巻取ることを可能にし、カバーテープ巻取リングの片側を滑らせカバーテープと共に外す。
【選択図】図4
Description
本発明は電子部品供給方法および装置に関するものであり、特に、電子部品供給ユニットに対する電子部品供給時間を向上するためのカバーテープ巻取リング関する。
従来、カバーテープを巻取る可能なリールを備える電子部品供給ユニットは数々の装置が知られている。たとえば、特開平11−238999号公報等に記載されている技術である。この電子部品供給ユニットは電子部品装着装置に組み込まれる物であり、電子部品が直列に貼着されたベーステープと電子部品をカバーすべくベーステープの電子部品側に貼着されたカバーテープから成るベーステープを前方へ送るテープ送り機構と、テープ送り機構により送られたベーステープからカバーテープを剥離する機構と、カバーテープの先端が掛止可能であり、巻取リール・巻芯部の外周面に剥離されたカバーテープを巻取り、リールを回転させる為のリール駆動機構から構成されている。
この電子部品供給ユニットの巻取リールの要部側面図を図1に示す。リール駆動機構(不図示)が巻取リール4(図4)を反時計方向へ回転させると、カバーテープ10(図4)の先端が掛止部4c(図1)に掛止されたカバーテープ10が巻取リール巻芯部4d(図1)の面に順次巻き取られる。又、カバーテープ10の一端に結び目を作製し巻取リールの掛止部4cに掛止している。もしくは、巻取リール巻芯部4dに対して粘着性のあるテープを使用してカバーテープ10の一端を張付ける等の作業を有す。巻取リール4は、巻取リール蓋部4a(図1)と巻取リール本体4b(図1)から構成されている。巻取リール本体4bは電子部品供給ユニット9(図4)に取り付けられており取り外すことが出来ないが、巻取リール蓋部4aは取り外すことが可能である。巻芯部4d及び掛止部4cは巻取リール蓋部4a側に付随している。
上記従来の巻取リールには次のような課題がある。上記のカバーテープ10はある程度巻き取った後、カバーテープ10をリール状部4e(図1)の状態で巻取リール巻芯部4dから抜き取り、廃棄される。ところが、カバーテープ10はしっかりと巻取リール巻芯部4dに極めて硬く巻き取られてしまう。従って、巻き取られたリール状部4eを巻取リール巻芯部4dから抜き取るには大きな力と時間が必要になり、作業性向上の妨げになっている。
また、カバーテープ10の一端に結び目を作製し巻取リールの掛止部4cに掛止作業、又は、カバーテープ10の一端を粘着性のあるテープにより巻取リール巻芯部4dに張付ける等の作業が発生するので作業性の妨げになっているという課題がある。
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。巻取リール4は巻取リール蓋部4aと巻取リール本体4bから構成されている。該巻取リール巻芯部4dに取り外し可能なカバーテープ巻取リング1を取り付ける。カバーテープ巻取リング1はカバーテープ巻取リング1a(図2)とカバーテープ巻取リング1b(図2)から構成されている。カバーテープ巻取リング1aとカバーテープ巻取リング1bは図2のような構造になっており、各々傾斜角度の違ったリングである。傾斜角度の違った二種類のリングを二重に重ね合わせて使用することによって傾斜角度を利用して滑らせ、カバーテープ巻取リング1aを容易に取り外す事が可能になる。カバーテープ巻取リング1bは巻取リール巻芯部4dと外径を同一とし、ることによって傾斜角度を利用して滑らせ、カバーテープ巻取リング1aを容易に取り外す事が可能になる。カバーテープ巻取リング1bは巻取リール巻芯部4dと外径を同一とし、且、巻芯部4dに粘着性のある両面テープ等で接着を施す、カバーテープ巻取リング1bが巻芯部4dから簡単に外れないような対策をする。
カバーテープ巻取リング1a,カバーテープ巻取リング1bは弾性変形可能な材料を使用し、且、カバーテープ巻取リング1aには図2のような切りかけを入れる。カバーテープ巻取リング1bは巻芯部4dより幅を多少広くする。例えば、巻芯部4dの幅が6mmの場合カバーテープ巻取リング1bは7mmのようにする。以上のような手段にてカバーテープ10がカバーテープ巻取リング1の外周から容易に脱着する事が可能となると共に、掛止部4cを使用せずに掛止可能となる。
該カバーテープ巻取リング1は、巻芯部4dの外周に取り付け可能なので、巻取リール4の回転によりカバーテープ10をカバーテープ巻取リング1の外周に巻取ることができる。カバーテープ10がカバーテープ巻取リング1に固く巻取られても傾斜角度の異なった二種類のリングを二重に重ね合わせて使用している為、カバーテープ10がカバーテープ巻取リング1aと共に簡単に外す事が可能となる。更に、カバーテープ巻取リング1bは巻芯部4dより幅が広い為、巻取リール本体4bと巻取リール蓋部4aでカバーテープ10を、カバーテープ巻取リング1bを使用して挟み込む事が可能となる。また、カバーテープ巻取リング1aは弾性変形可能な材料を使用している為、変形させて容易に取り外す事が可能となる。
本考案に係る電子部品供給ユニット9を用いると、カバーテープ巻取リング1は巻取りール4と共に、外周面上にカバーテープ10を巻き取ることが可能となり、巻き取った固く巻きつけられたカバーテープ10を容易に取り外す事が出来る。巻き取ったカバーテープ10を除去すると共に、新しい電子部品を電子部品供給ユニット9に取り付ける作業効率を格段に向上させることが可能となり、カバーテープ巻取リング1は弾性変形可能な材料で形成されているため、再利用することも可能となる等の利点がある。
特に、電子部品装着装置等に組み込まれる電子部品供給ユニット9では、電子部品が直列に貼着されたベーステープ11と前記電子部品をカバーすべく前記ベーステープ11の電子部品側に貼着されたカバーテープ10から成るベーステープ11を前方へ送るベーステープ送り機構部14と、該ベーステープ送り機構部14により送られた前記ベーステープ11から前記カバーテープ10を剥離するカバーテープ剥離機構部と、前記カバーテープ10の先端が掛止可能な巻取リール4と、該巻取リール4に取り外し可能な異なった傾斜角度(テーパー状)のある、切りかけの付いた二種類のカバーテープ巻取リング1を二重に重ね合わせて取り付け、前記リールの外周に取り外し可能な機構とを、具備すると共に上記の各カバー電子部品供給ユニット9において、前記カバーテープ巻取リング1は弾性変形可能な材料で形成する。
添付図面と共に説明する。なお、本実施例では、電子部品供給ユニット9として電子部品装着装置に組み込まれる電子部品供給ユニット9を例に挙げて説明する。図4には本実施例の電子部品供給ユニット9要部斜面図を示す。図4において、11はベーステープであり、例えば、ICチップ等の電子部品(不図示)が直列に付着されたベーステープ11(実線で示す)と、電子部品をカバーすべくベーステープ11の電子部品側に付着されたカバーテープ10(一点鎖線で示す)から成る。ベーステープ11はベーステープリール15(図4)から供給される。14、14a(図4)は剥離機構の一例である。レバー12a、12b、12c(図4)と巻取レバー6(図4)等から成るベーステープ送り機構部14がベーステープ11を前方へ送る。13は12aに連結された引張コイルスプリングで、該引張コイルスプリング13(図4)はレバー12cに接続された駆動力伝達機構(不図示)を介して電子部品供給ユニット9端部に設けられたベーステープ送り機構部14(図4)を間欠駆動する動力源として作用する。ベーステープ送り機構部14にはベーステープリール15からベーステープ11が供給され、該ベーステープ送り機構部14に形成されたカバーテープ剥離機構部14aでベーステープ11からカバーテープ10が剥離・折り返しされると共に残されたベーステープ11がベーステープ送り機構部14によりピッチ送りされて電子部品を電子部品実装装置(不図示)の吸着位置まで供給する。
ベーステープ送り機構部14、カバーテープ剥離機構部14aにより前方に送られたベーステープ11からカバーテープ10をカバーテープ剥離機構部14aによって剥離すると共に、カバーテープ10は巻取リール4にて、カバーテープ10を反時計方向に巻き取る。該巻取リール4の巻芯部4dにカバーテープ巻取リング1a,1bを取り付け、巻取レバー6と一体で反時計方向にのみ回転可能な構造になっている。レバー12aは電子部品実装装置の所定角度回動に到達すると、レバー12a、12b、12cは引張コイルスプリング13の付勢力により指定位置に移動する。レバー12aが指定位置に移動する際ベーステープ送り機構部14によりベーステープ11は所定の長さで送られる。このベーステープ11の送りにより電子部品を一個づつ電子部品実装装置(不図示)の吸着位置まで送る。その結果、電子部品は電子部品実装装置(不図示)の吸着位置で取り出される。
ベーステープ11の送りに伴いカバーテープ先端16(図1)のように巻取リール4の掛止部4cへ掛止されているカバーテープ10はカバーテープ巻取リング14aでベーステープ11から剥離される。その際、引張コイルスプリング13により巻取レバー6に反時計方向の付勢力が働き、ベーステープ送り機構部14は時計方向に回動動作する。このことにより巻取リール4とベーステープ送り機構部14の間でカバーテープ10に対してテンションが与えられつつ引かれると共に、巻取リール4の外周にカバーテープ10が巻き取られる4e(図1の状態)。所定量を超えるカバーテープ10がカバーテープ巻取リング1aの外周に巻き取られ、巻取リール4のリール状部4eをカバーテープ巻取リング1aから取り外す必要がある。カバーテープ巻取リング1a,1bは異なった傾斜角度(テーパー状)のある、切りかけの付いたリングであり、尚且つ、弾性変形可能な材質のため、カバーテープ巻取リング1は二種類を二重に重ね合わせて取り付けた結果、滑らせてカバーテープ10をカバーテープ巻取リング1aと共に取り外すことが可能となる。
カバーテープ10はカバーテープ巻取リング1aごと廃棄しても良いし、カバーテープ巻取リング1aは弾性変形可能な材料を使用している為、繰り返し使用することも可能である。該カバーテープ巻取リング1bは巻芯部4dより幅を広く作製しているので、巻取リール4は巻取リール蓋部4aと巻取リール本体4bで構成されており、巻取リール蓋部4aは取り外しが可能である。カバーテープ巻取リング1bは巻取リール蓋部4aと一対になっているので巻取リール本体4bとの間にカバーテープ10を挟みこむようにして巻取リール蓋部4aと巻取リール本体4bを取り付け、取り付ける時の力を使用してカバーテープ10の一端を巻取リール4に掛止可能となる。
以上、本考案は上述の実施例に限定されるのではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
1 :カバーテープ巻取リング
1a,1b :カバーテープ巻取リング
2 :ベーステープリール押さえ
3 :保持軸
4 :巻取リール
4a :巻取リール蓋部
4b :巻取リール本体
4c :掛止部
4d :巻芯部
4e :リール状部
5 :支持軸
6 :巻取レバー
7 :カバーテープ脱落防止版
8 :カバーテープ案内ローラー
9 :電子部品供給ユニット
10 :カバーテープ
11 :ベーステープ
12a,12b,12c:レバー
13 :引張コイルスプリング
14 :ベーステープ送り機構部
14a :カバーテープ剥離機構部
15 :ベーステープリール
16 :カバーテープテープ先端
1a,1b :カバーテープ巻取リング
2 :ベーステープリール押さえ
3 :保持軸
4 :巻取リール
4a :巻取リール蓋部
4b :巻取リール本体
4c :掛止部
4d :巻芯部
4e :リール状部
5 :支持軸
6 :巻取レバー
7 :カバーテープ脱落防止版
8 :カバーテープ案内ローラー
9 :電子部品供給ユニット
10 :カバーテープ
11 :ベーステープ
12a,12b,12c:レバー
13 :引張コイルスプリング
14 :ベーステープ送り機構部
14a :カバーテープ剥離機構部
15 :ベーステープリール
16 :カバーテープテープ先端
Claims (1)
- カバーテープ10(図4)の一端が掛止可能になっており、且つ2分割できる巻取リールの巻芯部4d(図1)に取り外し可能な異なった傾斜角度(テーパー状)を有し、また、巻芯部の幅よりも幾分広めにしてある切れ目の付いた弾性変形可能な素材を使用したリング二種類を二重に嵌合してある事を特徴とするカバーテープ巻取リング1(図2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273584U JP3102105U (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | カバーテープ巻取リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273584U JP3102105U (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | カバーテープ巻取リング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3102105U true JP3102105U (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=43255659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003273584U Expired - Fee Related JP3102105U (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | カバーテープ巻取リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102105U (ja) |
-
2003
- 2003-12-05 JP JP2003273584U patent/JP3102105U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006232509A (ja) | 剥離装置及び剥離方法 | |
JP3301846B2 (ja) | 部品供給装置 | |
US5992791A (en) | Tape take-up and cover-tape take-up apparatus | |
JP2013157349A (ja) | テープフィーダ、テープフィーダの使用方法および巻取リール | |
JPS61263574A (ja) | テ−プ状体の巻取りスプ−ルおよび巻取り方法 | |
JP2009295829A (ja) | 部品供給装置 | |
JP3102105U (ja) | カバーテープ巻取リング | |
JP2010037037A (ja) | 巻取り装置及びラベル貼付装置 | |
JPS61197364A (ja) | 電子部品の自動装着装置におけるテ−プ移送装置 | |
JP3329304B2 (ja) | チップ部品供給装置 | |
JP4494573B2 (ja) | カバーテープ巻取りリール | |
JP2004323028A (ja) | キャリアテープ用カバーおよびその装着方法 | |
JP4632903B2 (ja) | 巻き取り部及び部品供給装置の巻き取り部並びに部品供給装置 | |
JP3650763B2 (ja) | テープ化電子部品のカバーフィルム巻取り装置 | |
JP2007227684A (ja) | テープフィーダ | |
WO2023157059A1 (ja) | テープフィーダ及びカバーテープの送り方法 | |
JP4544428B2 (ja) | テープ継足し装置及びテープ継足し方法 | |
JPS63185098A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JP2924313B2 (ja) | テープフィーダ | |
JPS6232202Y2 (ja) | ||
JP2006151653A (ja) | 巻き取り装置 | |
JPH092743A (ja) | 巻き取りリールおよびテープ巻き取り装置 | |
JP2004193276A (ja) | 巻回被覆テープの取り外し方法及び部品供給装置のリール体並びに部品供給装置 | |
JP3301830B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP2004055922A (ja) | 電子部品の実装方法、包装体の接続方法、包装体接続治具、および包装体接続用孔開器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |