JP3102007U - 商品タグ - Google Patents
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Abstract
【課題】切り目によって形成された正面板係止片と背面板係止片とによって挟んで取り付けることができ、従来のような取り付けるためのタグピン、接着剤、ファイバー部材などの副資材を全く必要としなく、生地の損傷や汚損がなくなると共に、取り付けられたタグは整然としていて表示部が見やすい商品タグの提供。
【解決手段】ズボンのベルトループBに取り付ける商品タグであって、正面板3と背面板4が折り目2によって二つ折りされる。折り目2を中心として略S字状の切り目5を刻設して正面板係止片6と背面板係止片7を設ける。正面板3と背面板4に商標、品質、製造元、販売元、品番、サイズ、定価、洗濯の注意書などの表示部9,10,11,12を表示する。
【選択図】図3
【解決手段】ズボンのベルトループBに取り付ける商品タグであって、正面板3と背面板4が折り目2によって二つ折りされる。折り目2を中心として略S字状の切り目5を刻設して正面板係止片6と背面板係止片7を設ける。正面板3と背面板4に商標、品質、製造元、販売元、品番、サイズ、定価、洗濯の注意書などの表示部9,10,11,12を表示する。
【選択図】図3
Description
本考案は、衣料品に取り付けるのに適したタグに関するもので、さらに詳しくは、主としてズボンのベルトループに取り付けるのに適した商品タグに関するものである。
従来から、衣料品には、商標、商品名、品質、サイズ、製造元、販売元、価格、洗濯の注意書などの各種情報を表示したタグが必ず取り付けられている。衣料品によっては、それらのタグが数枚添付されたものもある。例えば、ズボンに取り付けられるタグは、一般的にタグの上部に穿設した小孔に糸を挿通して環状にしてベルトループやボタン孔に通して結着していた。
この糸による取り付けタグは、取り付けるのが非常に面倒で時間がかかるばかりでなく、取り付けた後においてはタグが裏返ったり、斜めになったりすることから表示部が見えなかったり、見にくかったりすることが多かった。また、糸が簡単に切断されて脱落すると言う問題点があった。
上記の糸による問題点を解消するものとして鋏やカッターで切断しない限り外すことができないプラスチック製のファイバー材を用いたものも知られている。このプラスチック製のファイバー材は、その一端部に雌部材の嵌合筒を一体に設け、その嵌合筒の内面に環状の係止部を備えており、他端部に雄部材の係合部を設け、その係合部が嵌合筒内の係止部と係合するものである。
このプラスチック製のファイバー材は、雄部材の係合部を雌部材の嵌合筒に入れて係止部と係合しなければならず手間がかかると共に、係合した後は外すことができず、鋏やカッターで切り取らなければ取り替えられなかった。ところが、商品に一旦添付したタグを取り替えなければならないことがある。例えば、バーゲン期間中だけ特別価格を表示したタグを商品に取り付け、バーゲン期間が過ぎるとそのタグを取り替えることがおこなわれているが、その時に鋏やカッターで切り取らなければならず不便であった。
また、別のものとしてタグの裏面に強粘着性のノリを塗布し、そのノリ面に剥離紙を添付したものがある。そして、使用時に剥離紙を剥がしてノリ面を衣料品の所定の添付箇所に貼り付けることも行われている。
このノリ面による添付の場合は、一旦添付した後で浮き剥がれを生じないように、強粘着性のノリが用いられていることから、その商品からタグを剥がしにくく、剥がした後にはノリが商品に残り汚損すると言った問題があった。
さらに別なものとして、合成樹脂の係止片(タグピン)を専用の打ち機を用いてタグを効率的に取り付けることが行われている。この係止片は一端を矢印形頭部に、その頭部の中央から直交して伸びるフィラメント部と、このフィラメント部の端部に直交して固定された横棒部とからなる略H形状に形成したものであリ、専用の打ち機によって取り付けられる。(例えば、特許文献1〜3)
特公昭52−20240号公報
特公昭53−42077号公報
実用新案登録第2538976号公報
しかしながら、上記のタグピンによる取り付けは、合成樹脂によって頭部と、フィラメント部と、横棒部が一体的に成形されているため、フィラメントがかなり硬くなっている。この硬いフィラメント部を繊細な繊維製品に打ち込んで取り付けると、この商品を損傷する虞があった。また、繊細な繊維製品に合成樹脂の硬いフィラメント部を貫通することは、柔らかい商品とフィラメントとの間に違和感がある上に、その繊維製品の表面よりフィラメント部に支持された頭部が直立するようなことがあり、商品価値に影響を与えると言った問題点があった。
本考案は、上記の問題点を解決することを課題として開発されたもので、切り目によって形成された正面板係止片と背面板係止片とによって挟んで簡単に取り付けることができ、従来のような取り付けるためのファイバー部材やタグピン、接着剤などの副資材を全く必要としなく、生地の損傷や汚損がなくなると共に、取り付けられたタグは整然としていて表示部が見やすい商品タグを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、ズボンのベルトループに取り付ける商品タグであって、正面板と背面板が折り目によって二つ折りされており、その折り目を中心として略S字状の切り目を刻設して正面板係止片と背面板係止片を設けると共に、正面板と背面板に商標、品質、製造元、販売元、品番、サイズ、定価、洗濯の注意書などの表示部を表示してなる商品タグを開発し、採用した。
また、上記のように構成した商品タグにおいて、背面板が正面板より長くなるように二つ折りされており、正面板より突出する背面板の裏面部に品番、色、品質などの表示部を表示してある商品タグ、および正面板に透孔を穿設してあり、その透孔位置と合致する背面板の裏面部にサイズ表示部を表示してある商品タグを開発し、採用した。
本考案の請求項1記載の考案は、タグ自体に形成した二つの係止片と切り目によってベルトループに挟むようになっているから極めて容易に取り付けられる。また、タグが反転したり、傾いたりせず取り付けられるので、各種の情報表示部を正確に読み取る事ができる。また、係止片による取り付けであり、タグピンや粘着テープなどの副資材を用いないので、安価で経済的となり、かつ生地を損傷させたり、汚したりする事がない。
また、請求項2記載の考案は、背面板が正面板より長くなるように二つ折りされており、その背面板の突出部の裏面に表示部を表示してあるから、前記請求項1記載の効果に加えて、商品の情報表示部を一見できる便利性がある。また、二つ折りされることから、背面板の裏面部に表示した表示部を見ることができ、表示できる箇所が増えて便利である。
さらに、請求項3記載の考案は、正面板に透孔を穿設し、その透孔位置と合致する背面版の裏面にサイズ表示部を表示してあるから、請求項1および2に記載の効果に加えて、透孔からサイズが現れて一見して確認でき、わざわざズボンに表示されているサイズ票を確認する必要がなくなる。
以下に、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明すれば、1はズボンのベルトループBに取り付ける縦長の長方形状に形成したタグ本体であり、比較的厚い紙やプラスチック製シートなどからなっている。
このタグ本体1には、長さ方向の中央部より手前の位置に折り目2を設けてあり、その折り目2を山折りして長さの短い正面板3と長さの長い後面板4とに二つ折りされる。5は折り目2を中心として刻設された概略S字状の切り目であり、その切り目5で囲まれた内面に相反する方向に開口する正面板係止片6と後面板係止片7を形成してある。
正面板3の下端部には円形の透孔8を穿設してあり、表面部には例えば、文字商標や図形商標、商品名、色などの表示部9を表示し、後面板4の表面部4aには、洗濯注意書や取り扱い注意書、製造会社、販売会社等の表示部10が表示してある。また、後面板4の裏面部4bの上部には、文字商標や図形商標などの表示部9が表示していると共に、前述の正面板3の下端部に穿設した孔8と合致する位置にウエストサイズ表示部11およびその下端部に品質表示部12部が印刷してある。
このように構成した本考案の実施の形態に基づいて、その使用状態を作用、効果と共に説明すると、タグ本体1を図2の底面の状態として、前面板3を鋭角に折り曲げて後面板係止片7を切り起し右側からベルトループBの内側に挿通する(図5A)。この時、前面板3と後面板4の境界部、すなわち、折り目2の一端部を持って横方向にスライドさせることによってスムーズにベルトループBの内側に差し込むことができ、切り目4と後面板係止片7によって挟着される。
つぎに、正面板3を後面板4と合致するように下方に向かって折り曲げると前面板係止片6がベルトループBの端部を被覆することになる(図5B)。その後、前面板係止片6を上方に切り起す(図5C)。その前面板切り起し係止片6を左側からベルトループBの内側に挿通する(図5D)。そうすると、切り目4と前面板係止片6によって挟着される。すなわち、切り目4と後面板係止片7と、切り目4と前面板係止片6とによって挟着されるので、外れたり、ずれ動いたりたりすることがなく、整然と取り付けることができる。仮にタグ主体1を取り替えなければならないことが生じた場合には、取り付け順序と逆の順序で行えば簡単に取り外すことができる。
以上、本考案の主要な実施例について説明したが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本考案の範囲内に包含されるものである。
本考案はズボンだけでなく、タグを取り付けることができる紐状の部分を有する衣類、例えば、ブラジャ、ボディスーツ、スリップ、水着、レオタード、エプロンなどの衣料品や袋物あるいは手提げバッグ等の商品タグとしても利用できるものである。
1 タグ本体
2 折り目
3 正面板
4 背面板
5 切り目
6 正面板係止片
7 背面板係止片
8 透孔
9〜12 表示部
2 折り目
3 正面板
4 背面板
5 切り目
6 正面板係止片
7 背面板係止片
8 透孔
9〜12 表示部
Claims (3)
- ズボンのベルトループに取り付ける商品タグであって、正面板と背面板が折り目によって二つ折りされており、その折り目を中心として略S字状の切り目を刻設して正面板係止片と背面板係止片を設けると共に、正面板と背面板に商標、品質、製造元、販売元、品番、サイズ、定価、洗濯の注意書などの表示部を表示してあることを特徴とする商品タグ。
- 背面板が正面板より長くなるように二つ折りされており、正面板より突出する背面板の裏面部に品番、色、品質などの表示部を表示してある請求項1に記載の商品タグ。
- 正面板に透孔を穿設してあり、その透孔位置と合致する背面板の裏面部にサイズ表示部を表示してある請求項1または2に記載の商品タグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003272808U JP3102007U (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 商品タグ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003272808U JP3102007U (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 商品タグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3102007U true JP3102007U (ja) | 2004-06-24 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3102007U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5958947B1 (ja) * | 2015-12-04 | 2016-08-02 | エンヤ繊維株式会社 | 衣服用ラベル |
WO2017221437A1 (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社ジャスト | 商品タグ |
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2003
- 2003-12-01 JP JP2003272808U patent/JP3102007U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2017221437A1 (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社ジャスト | 商品タグ |
CN107771345A (zh) * | 2016-06-20 | 2018-03-06 | 嘉斯特株式会社 | 商品标签 |
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