JP3101971U - 蓄電池 - Google Patents

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秀伸 小野
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

【課題】 抜き金型で成形されたサポートにより極板群と電槽に間に配置されたスペーサーのずれ上がりを防止すること。
【解決手段】 極柱貫通孔を有する平板部とこの平板部に一体に成形され、下方に突出する方形の有底中空凹部を備えるサポートの、極板群の積層方向と平行な凹部の両外側面にテーパーの少ないリブ状の突起部を一体に突出形成し、該両外側面に形成された突起部の最下部の突起部間距離を平板部の幅寸法にほぼ等しくし、該サポートをその極柱貫通孔に極柱を貫通して電槽内に配置した際に、極板群と電槽の間に配置されたスペーサーを該突起部下端により押さえ込み、スペーサーのずれ上がりを防止した。
【選択図】 図2

Description

本考案は、ニッケル・カドミウム蓄電池、鉛蓄電池等の蓄電池に関するものである。
合成樹脂製電槽と電槽蓋とを熱融着によって接合する技術は、この種樹脂電槽電池の主流として広く用いられている。この電槽に電槽蓋を熱融着する際、電槽蓋の極柱穴に極板群の極柱を正確に貫通させる必要があり、サポートと称する部材が用いられている。このサポートは極柱貫通孔を有する平板部と防沫作用をさせる比較的深い凹部から構成され、該サポートの平板部を電槽の上部開口部に配置すると共に、極柱貫通孔に極柱を貫通することで、極柱の位置を所定の位置に位置させ、その後施される電槽蓋の極柱孔への極柱の挿入を容易ならしめている(特許文献1)。
一方、蓄電池はその電槽内に極板群の他に、極板群と電槽間にスペーサーを配置することが知られており、このスペーサーが蓄電池の使用中にずれ上がらない様に板状の板状防沫板体をスペーサー上部に差し渡る様に配置してスペーサーのずれ上がりを防止している(特許文献2)。
特公昭48−454号公報 実開昭62−23062号公報全文明細書
サポートを備える蓄電池の該サポートは合成樹脂の成形品からなり、成形するに当たっては成形容易な抜き型を使用して成形される。従って上部の平板部に比較的深い凹部を一体に成形する場合は、抜きテーパーと称し、成形品の上下でその寸法を多少異ならせることが行われている。従って、このサポートを、スペーサーを備える蓄電池に用いた場合は、該サポートの凹部下端は極板群の上端に当接させることが出来るが、極板群と電槽間に位置するスペーサーには、その抜きテーパーの為に当接させることが出来ず、スペーサーのずれ上がりを防止するには、更に板状防沫体を必要とする為、部品点数が増え、蓄電池の製造が煩わしくなると共にコスト高を招く問題がある。
本考案はこれら問題を解決する為に、サポーター凹部の外面の少なくとも下端に突起部を形成して該突起部でスペーサーのずれ上がりを防止したものである。
この突起部は細いもので良く、従って抜きテーパーを最小限とすることが出来るので、その上下の寸法の差異を最小限にすることが出来、スペーサーの上方上部に到達し得る形状に成形することが出来る。
本考案によれば、サポーターの凹部外面に突起部を形成したので、該突起部によりスペーサーのずり上がりを防止し得るので、ずれ上がり防止用として新たな防沫体等の別部品を必要とすることが無く、部品点数を増やすことなくスペーサーのずれ上がりを防止し得、蓄電池の製造を簡単に行うことが出来る効果を奏するものである。
以下、本考案を実施するための最良の実施形態について詳細に説明する。図1から図3に示されるのはサポート1である。このものは上部の平板部1aと、該平板部1aの中央に下方に長く突き出た凹部1bで構成されている。
平板部1aは方形板状で、その大きさはほぼ電槽の開口部に等しい大きさと形状である。この平板部には極柱貫通孔1cが左右に1個ずつ形成されており、ここに蓄電池の極柱が貫通される。凹部1bは断面逆台形に形成され、底面があり上面が開放している有底中空の方形筒状に形成されている。1dは凹部1bの外面に形成された突起部である。図3の底面図からも明らかな通り、凹部1bを形成する側面は傾斜し大きなテーパー状に形成されているが、この突起部1dは小さなテーパー状で、殆ど垂直である。従って凹部1bの上方に行くに従ってその外面から突出する高さは小さく、下方に行くほど大きくなっている。なお、1eは凹部1bの側面に形成されたスリットで、上記突起部1dが形成された凹部1bの側面とは異なる側面に形成されている。
この様に構成されたサポート1は、図4から図5に示される様に、電槽2に収納された極板群3の耳部3aに溶接された接続導体4の上部に形成された極柱5を、その極柱貫通孔に貫通させて極板群3の上方に配置される。そして、サポート1の凹部1bの底面は極板群3の上端に当接して配置される。この時図5に示す様に、該サポート1に形成した突起部1dはスペーサー6の上端に当接している。従って、スペーサー6はずれ上がることが無い。
この様なサポート1は、成形容易な成形用抜き金型を用い簡単に一体成形することが出来る。
図4から図5に示す様に、合成樹脂製の電槽2はニッケル極からなる正極とカドミウム極からなる負極をナイロンフィルムとポリプロピレン不織布からセパレータを介して積層した極板群3が収納され、該極板群3の積層方向の両外側面に発泡ポリプロピレンからなる板状のスペーサー6が配置されている。従って該スペーサー6は極板群3と電槽2間に位置している。この極板群3は各極板から突出する耳部3aをそれぞれ収束してこれに逆U字状の金属製の接続導体4で挟み込む様にして溶接され、更に各接続導体4の上部に上部に螺子溝が刻印された極柱5を溶接して取り付けられている。
そして、該極柱5にサポート1の極柱貫通孔1cを貫通させて極板群3の上方にサポート1を配置した。その際、サポート1の平板部1aの外周はほぼ電槽2の開口上部の内周に当接しているので、極柱貫通孔1cを貫通した極柱5はその位置が定められることになる。
そして、該サポート1の凹部1bの底面は5図に示す如く、極板群3の上端に当接し、更に、該凹部1bの極板群3の積層方向に平行は外側面にそれぞれ形成された2条の突起部1dはスペーサー6の上端に当接する。なお、図においてサポート1は図2に示す一部切り欠いたもので示した。
次いで、該電槽2に電槽蓋7を熱融着するも、極柱5の位置が決まっているので、電槽蓋7の極柱孔への極柱5の貫通は容易に行える。その後注液口より水酸化カリウム水溶液からなる電解液を注液し、該注液口に安全弁栓8螺着封口して蓄電池を製造する。なお、極柱5にはOリングや座金等を介し、上部の螺子溝にナット9を螺着して電槽蓋7に気液密に締結した。
この実施例において、サポート1の平板部1aの幅寸法は34mmで、電槽2の開口部の幅寸法とほぼ同じである。そして凹部1bの両外側面に形成した突起部1dの最下部間の寸法xは32mmで、該突起部1dの最下部における電槽2の内面と該突起部1d間の距離は0.6mmであり、スペーサー6の厚みが1mmの最小厚みのスペーサーであってもその上端に当接し得、ずれ上がりを防止することができた。なお、凹部1bの外側面の最下部と電槽2の内面との距離は約5mmであった。
上記実施例では凹部の一方の外側面に2条の突起部を形成した例を示したが、1条であっても、また3条以上形成しても良い。
サポートの平面図。 図1のA−A線で示される部分を切り欠いた側面図。 サポートの底面図。 一実施例の蓄電池の断面正面図 一実施例の蓄電池の断面側面図
符号の説明
1 サポート
1a 平板部
1b 凹部
1c 極柱貫通孔
1d 突起部
3 極板群
5 極柱
6 スペーサー
7 電槽蓋

Claims (1)

  1. 極柱を備える極板群の積層方向外側にスペーサーが配置されて極板群と共に収納された電槽に、極柱孔を有する電槽蓋を、該極柱孔に極柱を貫通して電槽に施してなる蓄電池において、電槽内の極板群上方に、極柱貫通孔を形成した平板部と中央に極板群上端に至る凹部とからなり、該凹部外側面の極板群積層方向に平行な面に突起部を形成したサポートを備えることを特徴とする蓄電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102593402A (zh) * 2011-01-11 2012-07-18 古河电池株式会社 排气式蓄电池

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