JP3101746U - 自動給餌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の給餌パンへの飼料の供給を簡単な操作で停止させたり、開始させたりすることが可能な自動給餌装置を提供する。
【解決手段】自動給餌装置1は、途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴2を設けた複数のパイプ材3を連結具4,4aにより連結してなり、搬送オーガ5により飼料を搬送するフィードパイプ6と、前記各飼料落下穴2から落下する飼料を受けるようになした複数の給餌パン7とを備える。前記連結具4,4aは、その両端部にスリット12を設け、両端部にパイプ材3,3a端部が挿入可能な本体筒13と、それぞれスリット14を有し、パイプ材3,3aと本体筒13両端部との間に挿入可能な一対の補強筒15と、本体筒13両端部の前記各スリット12部分外周を緊締して、パイプ材3,3aに本体筒13を固定する一方、緊締状態を解除するとパイプ材3aの本体筒13に対する回動を許容する一対の固定部材16とから構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴を設け、搬送オーガにより飼料を内部搬送するフィードパイプと、前記各飼料落下穴から落下する飼料をそれぞれ受け、給餌に供するように配置する複数の給餌パンとを備えた養鶏場などに設置する自動給餌装置に関し、特に、複数の給餌パンへの飼料の供給を同時に制御することが可能なものに関する。
養鶏場などでは、鶏の出荷前に半日から一日程度給餌を停止し、鶏の体内に飼料が残留しないようにしたり、必要に応じて与える飼料の量を加減する必要がある。従来の自動給餌装置は、前述の飼料供給の停止や加減をするために、搬送パイプの飼料落下穴を開閉するシャッターをそれぞれに設けていた。そして、例えば複数の給餌パンが飼料供給停止と決められた場合は、該各給餌パンに対応する飼料落下穴のシャッターを作業員が手動で一つずつ各別に閉めていた。
実開昭54−011886号公報
上記従来の自動給餌装置には、例えば200台以上という多数の給餌パンを備えるものがあり、この場合、例えば30箇所の飼料落下穴のシャッターを、鶏が動き回る場所で一つずつ閉じる作業は容易ではないうえ、出荷前の鶏に対して給餌停止を行うときにシャッターの閉じ忘れが発生すると、鶏の処理時に体内に餌が残留し、出荷先の信用を失うという深刻な問題があった。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案は、途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴を設けた複数のパイプ材を連結具により連結してなり、その内部に配置した搬送オーガにより飼料を搬送するフィードパイプと、前記各飼料落下穴から落下する飼料をそれぞれ受け、給餌に供するように配置する複数の給餌パンとを備える自動給餌装置であって、連結具は、その両端部に長手方向に延びるスリットを設け、パイプ材端部が挿入可能な本体筒と、この本体筒両端部の前記スリット部分外周を緊締して、パイプ材に本体筒を固定する一方、緊締状態を解除すると前記パイプ材の前記本体筒に対する回動を許容する一対の固定部材とから構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の本考案は、途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴を設けた複数のパイプ材を連結具により連結してなり、その内部に配置した搬送オーガにより飼料を搬送するフィードパイプと、前記各飼料落下穴から落下する飼料をそれぞれ受け、給餌に供するように配置する複数の給餌パンとを備える自動給餌装置であって、連結具は、その両端部に長手方向に延びるスリットを設け、前記両端部に前記パイプ材端部が挿入可能な本体筒と、それぞれ長手方向に延びるスリットを設け、前記パイプ材と前記本体筒両端部との間に挿入可能な一対の補強筒と、前記本体筒両端部の前記各スリット部分外周を緊締して、パイプ材に本体筒を固定する一方、緊締状態を解除すると前記パイプ材の前記本体筒に対する回動を許容する一対の固定部材とから構成したことを特徴とするものである。
以上のように、請求項1に記載の本考案によれば、パイプ材を連結する連結具のうち、飼料の供給停止あるいは供給開始の操作をすべき給餌パンに対応したパイプ材両端に位置する連結具の一方の固定部材をそれぞれ緩め、前記パイプ材をその中心軸を中心に回動して、飼料落下穴を下位置から上位置へ、あるいは逆に上位置から下位置に変位させることによって、複数の給餌パンへの飼料の供給をパイプ材単位でまとめて制御することができるとともに、このまとめて制御することによってシャッターの閉め忘れを防止することができる。
また、請求項2に記載の本考案によれば、上記効果に加えて、パイプ材と連結具の本体筒間に挿入する補強管を設けたので、連結具の強度が増すという効果を奏する。
次に、本考案の好適な実施形態を添付図面の図1〜図6に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1は自動給餌装置の概略的な全体図、図2はパイプ材どうしを連結した状態の連結具の縦断拡大正面図、図3は連結具の分解状態を示す斜視図、図4は給餌状態を示すパイプ材と給餌パンの縦断拡大側面図、図5は給餌停止状態を示すパイプ材と給餌パンの縦断拡大側面図、図6はパイプ材と給餌パンの斜視図である。
図1及び図2に示すように、自動給餌装置1は、途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴2を設けた複数のパイプ材3を連結具4,4aにより連結してなり、その内部に配置した搬送オーガ5により飼料を搬送するフィードパイプ6と、前記飼料落下穴2から落下する飼料を受け、給餌に供するように配置する給餌パン7とを備える。
図1及び図2に示すように、搬送オーガ5は、フィードパイプ6内に設けられ、該フィードパイプ6一端に配置した駆動機構8によって回転し、フィードパイプ6他端に配置された供給ホッパー9に投入された飼料を搬送するものである。
図2、図4〜図6に示すように、給餌パン7は、パイプ材3,3aの飼料落下穴2に対応位置して設けられ、下端が開放された縦方向に延びる飼料導入筒10と、この飼料導入筒10の下側に位置し、落下してきた飼料を受ける皿部11とを有する。この皿部11の底部は、中央が高く外側が徐々に低く形成されている。そして、図5に示すように、パイプ材3,3a内を搬送オーガ5によって搬送されてきた飼料が、飼料落下穴2に達してここから落下し、前記飼料導入筒10を通って皿部11の低い外側部分にリング状に溜まる。そして、このように皿部11に飼料が溜まると、この周りに鶏が集まって、飼料をついばむのである。また、前記各給餌パン7は、図示しない縣吊機構によってそれぞれ吊り下げられている。
図2に示すように、連結具4,4aは、その両端部に長手方向に延びるスリット12を設け、前記両端部に前記パイプ材3,3a端部が挿入可能な本体筒13と、それぞれ長手方向に延びるスリット14を設け、前記パイプ材3,3aと前記本体筒13両端部との間に挿入可能な一対の補強筒15と、前記本体筒13両端部の前記各スリット12部分外周を緊締して、パイプ材3,3aに本体筒13を固定する一方、緊締状態を解除すると前記パイプ材3,3aの前記本体筒13に対する回動を許容する一対の固定部材16とから構成する。この連結具4,4aは、パイプ材3,3aどうしの連結に際し先ず、一対の固定部材16と一対の補強管15をそれぞれ各パイプ材3,3aに遊嵌しておき、各端部を本体筒13に挿入し、パイプ材3,3aどうしの各端部をつき合せた状態とする。次に、前記各補強筒15を本体筒13の両端とパイプ材3,3a間にそれぞれ挿し込んだ後に、前記各固定部材16を本体筒13の各スリット12部分にそれぞれ移動し、緊締する。このように緊締することによって、本体筒13の両端部と各補助筒15が各スリット12,14の働きで窄まり、連結具4,4aが各パイプ材3,3aに固定され、パイプ材3,3aどうしが連結する。このようにパイプ材3,3aを順次連結してフィードパイプ6が構成される。
図3に示すように、固定部材16は、一対の半円形体17の各一端を支軸18で回転可能に連繋するとともに、前記各半円形体17の各他端に設けた軸受管を突合せここにボルト19を挿し込み、該ボルト19の先端にナット20を螺合させて構成する。この固定部材16は、内形が本体筒13の外径より若干大きい円形状をなし、ボルト19をナット20に対して螺合が進む方向に回転することによってその内径を縮小し、同じく螺合を解く方向に回転することによって内径を拡大するものである。
続いて、図1に示すパイプ材3aの飼料落下穴5をまとめて下位置から上位置に変位させ、複数の給餌パン7への飼料の供給を停止させる停止操作を説明する。先ず、前記パイプ材3aとその両側のパイプ材3とを連結している二つの連結具4aにおけるパイプ材3a側の各固定部材16のうち一方をそれぞれ緩める。この緩めた状態で、パイプ材3aは、各パイプ材3に固定された状態の各連結具4aに対してその中心軸を中心に回動可能となり、このパイプ材3aを180度回動して、下位置で飼料の落下が可能な飼料落下穴2(図4参照)を、飼料の落下が起こらない上位置に変位し(図5参照)、続いて前記各固定部材16を元のように緊締し、再度各連結具4aをパイプ材3aに固定する。このように飼料落下穴2を下位置から上位置に変位すると、搬送オーガ5によってフィードパイプ6内を搬送される飼料は、給餌パン7に落下することなく通過し、各給餌パン7への給餌は停止する。
また、前述のパイプ材3aに対応する給餌パン7への飼料の供給を開始する開始操作は、上記停止操作と同様に各連結具4aを緩め、上記とは逆にパイプ材3aを180度回動して、飼料落下穴2を上位置から下位置に変位させ、続いて前記各固定部材16を緊締し、再度各連結具4aをパイプ材3aに固定する。
上記給餌停止操作あるいは給餌開始操作において、パイプ材3aをその両端に隣接したパイプ材3に連結する二つの連結具4aの固定状態を解く際に、パイプ材3a側の各固定部材16を緩めても、あるいはパイプ材3側(パイプ材3aとは反対側)の各固定部材16を緩めてもよい。また、上記給餌停止操作あるいは給餌開始操作においては、一本のパイプ材3aのみを回動変位させたが、二本以上のパイプ材3,3aを一体的に回動変位させる場合もある。この場合は、例えば二本のパイプ材3,3aを連結している連結具4aを固定状態にしておき、各パイプ材3,3aの外側の連結具4,4aを前記と同様にして緩め、前記二本のパイプ材3,3aを一体的に回動変位させる。
なお、本考案は上記実施形態になんら限定されるものではなく、例えば、連結具4,4aの補強管15は設けなくてもよい。また、連結具4,4aの固定部材16は、本体管13の外周を緊締し得るものであれば、上記とは異なる構成を有するものであってもよい。
自動給餌装置の概略的な全体図 パイプ材どうしを連結した状態の連結具の縦断拡大正面図 連結具の分解状態を示す斜視図 給餌状態を示すパイプ材と給餌パンの縦断拡大側面図 給餌停止状態を示すパイプ材と給餌パンの縦断拡大側面図 パイプ材と給餌パンの斜視図
符号の説明
1 自動給餌装置
2 飼料落下穴
3,3a パイプ材
4,4a 連結具
5 オーガ
6 フィードパイプ
7 給餌パン
8 駆動機構
9 供給ホッパー
10 飼料導入筒
11 皿部
12 スリット
13 本体筒
14 スリット
15 補強筒
16 固定部材
17 半円形体
18 支軸
19 ボルト
20 ナット

Claims (2)

  1. 途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴を設けた複数のパイプ材を連結具により連結してなり、その内部に配置した搬送オーガにより飼料を搬送するフィードパイプと、前記各飼料落下穴から落下する飼料をそれぞれ受け、給餌に供するように配置する複数の給餌パンとを備える自動給餌装置であって、連結具は、その両端部に長手方向に延びるスリットを設け、パイプ材端部が挿入可能な本体筒と、この本体筒両端部の前記スリット部分外周を緊締して、パイプ材に本体筒を固定する一方、緊締状態を解除すると前記パイプ材の前記本体筒に対する回動を許容する一対の固定部材とから構成したことを特徴とする自動給餌装置。
  2. 途中部位に間隔をおいて複数の飼料落下穴を設けた複数のパイプ材を連結具により連結してなり、その内部に配置した搬送オーガにより飼料を搬送するフィードパイプと、前記各飼料落下穴から落下する飼料をそれぞれ受け、給餌に供するように配置する複数の給餌パンとを備える自動給餌装置であって、連結具は、その両端部に長手方向に延びるスリットを設け、前記両端部に前記パイプ材端部が挿入可能な本体筒と、それぞれ長手方向に延びるスリットを設け、前記パイプ材と前記本体筒両端部との間に挿入可能な一対の補強筒と、前記本体筒両端部の前記各スリット部分外周を緊締して、パイプ材に本体筒を固定する一方、緊締状態を解除すると前記パイプ材の前記本体筒に対する回動を許容する一対の固定部材とから構成したことを特徴とする自動給餌装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200484310Y1 (ko) * 2017-04-07 2017-08-23 최성관 사료 공급 장치

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