JP3101743B2 - 小型走行ロボット - Google Patents

小型走行ロボット

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JP3101743B2
JP3101743B2 JP04007013A JP701392A JP3101743B2 JP 3101743 B2 JP3101743 B2 JP 3101743B2 JP 04007013 A JP04007013 A JP 04007013A JP 701392 A JP701392 A JP 701392A JP 3101743 B2 JP3101743 B2 JP 3101743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型走行ロボットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−147195号公報な
どに開示されているように、モータの振動を利用して、
斜毛により移動する移動玩具が知られている。また、図
11に示すようにコイル31、走行用斜毛33、上アー
ム32、下アーム34及び、板ばね35を有する小型走
行ロボットが知られている。ここで、図11(b)の正
面図に示すように、駆動素子の一対は平行に組み合わさ
れている。
【0003】図示しないリード線により、遠隔的にコイ
ル31に間欠繰り返し電力を供給すると、電磁力による
吸引力と板ばね35の反発力とが下アーム34に交互に
作用して下アーム34を上下に振動させる。この振動は
下アーム34の下部に取り付けられた斜毛33に伝えら
れ、斜毛33の前後方向の摩擦力の差により小型ロボッ
トは移動する。この例では、斜毛33が左側に向けて傾
斜して下アーム34の下部に植立されているので、右方
向へ走行する。そして、両駆動素子の給電電力をそれぞ
れ制御することにより方向変換、速度変換などが自在に
できるものである。
【0004】図12は圧電式の例で、図12(a)に示
すように、圧電素子37、圧電素子を直列に接続する導
体38、及び摩擦係数の異なる爪足39、40を有する
小型走行ロボットが知られている。図示しないリード線
により圧電素子に電力を給電すると、圧電素子37の動
きは、その直列接続により拡大され、爪足39および4
0の振幅は増大する。そして、増大した振動は爪足39
および40に伝えられ、この振動により摩擦力の少ない
爪足39の方向にロボットは走行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の小型走
行ロボットは、上述したように、振動を利用しているの
で歩幅に相当する振幅が充分にとることが困難であっ
た。これは床面の粗さと振幅との関係から床面の粗さに
制約を与えることになる。また、振動を利用するため、
その摩擦係数の低下は避けられず、傾斜面での操縦性能
が著しく悪化し、走行動作の早い、安定した小型走行ロ
ボットを得ることは困難であるという課題を有してい
た。
【0006】そこで、本発明は従来のロボットのもつこ
のような課題を解消し、傾斜面での操縦性を高め、動作
の早い安定した廉価な小型走行ロボットを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、少なくとも2つの極性の磁極を持つ永久
磁石と、永久磁石を保持する永久磁石保持手段と、永久
磁石の2つの極性の磁極と相対する位置にある1個以上
のコイルと、コイルを永久磁石の2つの極性の磁極に対
して往復運動可能に保持するコイル保持手段と、コイル
の往復運動の領域が永久磁石に対して、コイルが起動す
る時にコイルの往復運動の駆動力の発生する所定の範囲
となるようコイルの運動を規制するコイル停止手段と、
コイルに組み込まれ、接地面に対する所定方向の推進力
が他方向の推進力に比べて大きい接地部を有する歩行用
脚部とを有する構成とした。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成としたので、上記磁石の
両面に配置されたコイルに交番電流を供給すると、コイ
ルと場所的に極性を異にして磁化された磁石との間に吸
引力および反発力が発生し、この力が総合的に働いてコ
イルが動かされる。この吸引力および反発力は、交番電
流により交互に変わるので、コイルは往復動を繰り返
し、その動きは各コイルの下端に設けられた歩行用脚部
に伝えられ、歩行動作を行う。
【0009】このコイルの往復動は、場所的に極性を異
にして磁化された磁石面に沿って移動するために、その
振幅は大きなものが得られ、また、早い動作が可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第一実施例を示す斜視図で、図2
は、その動作を説明する図で、図3は本発明の第二実施
例の動作を説明する図で、図4は、本発明の第三実施例
を説明する図で、図5は、本発明の第四実施例の回路基
板を示す斜視図である。図6は、本発明に使用された回
路図で、図7は、本発明の動作タイミングを示すタイム
チャートで、図8は、本発明の第一実施例の動作を説明
する図で、図9は、本発明の第一実施例の動作を説明す
る図で、図10は、本発明の第一実施例の動作を説明す
る図である。図13は、本発明の第四実施例を示す斜視
図である。
【0011】図1において、両面が着磁された磁石素子
1、2、空芯コイル3、4、ガイドフレーム5、ガイド
フレームに摺動自在に取り付けられたガイドブッシュ
6、脚用ホルダ7、斜毛8、そしてストッパ9、10で
ある。磁石素子1および2はそれぞれの面が着磁されて
おり、その端面が互いに着磁された面の極性を異ならせ
て接合されて一つの磁石Aを構成している。
【0012】ガイドフレーム5は磁石Aにその一部が接
着されており、磁石Aの着磁された両面に対して、それ
ぞれコイル3および4の端面を一定の間隙を設けて対向
して配置されるように、ガイドブッシュ6を介して支持
している。ガイドブッシュ6は、筒状をなし、ガイドフ
レーム5の水平枠に緩く嵌め込まれてその枠に沿って摺
動自在に往復動できるように構成されており、その側面
は、空芯コイル3および4の磁石Aから離れた端面にそ
れぞれ接着されている。そのため、これに接着されたコ
イル3および4もガイドフレーム5に対して摺動可能で
あり、それぞれ独立して動くことができる。
【0013】コイル3及びコイル4に交番電流を供給す
るのは、リード線(図示しない)などにより行う。脚用
ホルダ7は、コイル3及びコイル4の両側面に接着され
ている。脚用ホルダ7の下端に、歩行用脚部を構成する
斜毛8が取り付けられている。斜毛8は、脚部と接地面
(図示しない)との間の摩擦係数が、方向により異な
る。斜毛8の摩擦係数が本発明の小型走行ロボットの移
動の往路と復路について差があることにより、一定方向
についての推進力が発生する。
【0014】また、ガイドフレーム5が接地面(図示し
ない)に対して傾斜した構造では、斜毛8と接地面(図
示しない)との間の摩擦係数の差を増大させ、小型走行
ロボットの駆動の効率の向上が実現できる。本発明の小
型走行ロボットは、駆動回路(図示しない)からコイル
3及びコイル4に所定の交番電流を供給すれば、直線運
動や回転運動も可能で、方向転換や速度変更などの制御
も自在かつ容易にできる。
【0015】図2は、図1の動作原理を説明する図で、
磁石素子1及び2は、上下側面が着磁されており、お互
いに極性を異にして接合されている。すなわち、磁石素
子1の上面はN極に、下面はS極に着磁されており、磁
石素子2の上面はS極に、下面はN極に着磁されてい
る。この磁石の両側面には、これにコイル面を対向させ
てコイル3及びコイル4が間隙をおいて配置されてい
る。
【0016】図2(a)は、平面図でコイル3及びコイ
ル4に、図示した方向に通電した場合の動作を示してい
る。このとき、コイル3及びコイル4の右半分は磁石素
子2のN極及びS極との重なり部分では、右方へコイル
3及びコイル4を移動させる力F1 が、フレミングの左
手の法則によって働き、磁石素子1のS極及びN極との
異なり部分では、左方へコイル3及びコイル4を移動さ
せる力F2 が作用する。
【0017】一方、コイル3及びコイル4の左半分は、
磁石素子1のS極及びN極に全面対向しているので、右
方へコイル3及びコイル4を移動させる力F3 が働いて
いる。図2(a)の平面図及び図2(c)の正面図にお
いてのコイルの駆動力は、 F1 +F3 >F2 1 =F2 ∴F3 >0 となって、各々のコイルは右方へ移動することになる。
ここで重要なことは F3 =F2 にならぬように、コイル3及びコイル4を磁石素子2の
N極及びS極との重なり位置d1 に保つことである。
【0018】本発明の実施例では、円形状コイルでコイ
ル径Dの1/5以上に図1のストッパ9及び10でd1
の位置を保持している。 d1 ≧D/5 図2(b)及び(d)は、コイル3及びコイル4が右側
から左方へ移動する原理を説明する平面図及び正面図
で、コイル3及びコイル4には、前とは逆の方向に通電
した場合の動作を示している。図示した通電によって、
コイル3およびコイル4の左半分は磁石素子1のS極及
びN極との重なり部分では、左方へコイル3及びコイル
4を移動させる力F1 が、磁石素子2のN極及びS極と
の重なり部分では、右方へコイル3及びコイル4を移動
させる力F2 が作用する。また、コイル3及びコイル4
の右半分は、磁石素子2のN極及びS極と全面対向して
いるので、左方へコイル3及びコイル4を移動させる力
3 が働いている。ここでも、 F3 >F2 が重要で、コイル3及びコイル4の右端の位置d2 を、
図1のストッパ9及び10で保持している。
【0019】図3は、磁石素子を1個にした時の、動作
原理を説明する図で、磁石素子2は、上下側面が着磁さ
れており、磁石素子2の上面がS極に、下面はN極に着
磁されている。この磁石の両側面には、これにコイル面
を対向させてコイル3及びコイル4が間隙をおいて配置
されている。図3(a)及び図3(c)は、平面図及び
正面図で、コイル3及びコイル4に図示した方向に通電
した場合の動作を示している。
【0020】このとき、コイル3及びコイル4の右半分
は、磁石素子2のN極及びS極との重なり部分では、右
方へコイル3及びコイル4を移動させる力F1 が働き、
磁石素子2から離れている部分では、磁石素子2の磁束
(図示せず)の通る割合が減少するために、右方へコイ
ル3及びコイル4を移動させる力F2 は小さくなる。一
方、コイル3及びコイル4の左半分は、磁石素子2から
遠く離れているので左方へコイル3及びコイル4を移動
させる力F3 は微弱となる。
【0021】すなわち、 F1 +F2 >F3 となり、 F1 >F2 >F3 の関係から、コイル3及びコイル4は、右方へ移動をす
る。
【0022】図3(b)及び図3(d)は、コイル3及
びコイル4に逆の方向に通電した場合の動作を示してい
る。コイル3及びコイル4の右半分が磁石素子2のN極
及びS極と全面対向しているので、左方へコイル3及び
コイル4を移動させる力F3 は大きく働いている。コイ
ル3及びコイル4の左半分は、磁石素子2のN極及びS
極と対向する部分では、右方へコイル3及びコイル4を
移動させる力F2 が、F3 の約半分の力で作用し、磁石
素子2から離れている部分では、右方へコイル3及びコ
イル4を移動させる力F1 は微弱となる。
【0023】つまり、 F1 +F2 <F3 となり、 F1 <F2 <F3 の関係から、コイル3及びコイル4は左方へ移動をす
る。
【0024】ここでも、コイル3及びコイル4と磁石素
子2との相対位置関係が重要となる。図3(a)におい
てはコイルと磁石素子の重なり部分d1 は、安全をみ
て、コイル径Dの1/5以上に、また、図3(b)にお
いてはコイルと磁石素子の重ならない部分d2 は、コイ
ル径Dの1/5以上に、左右のストッパ(図示せず)で
その位置を保持している。
【0025】図4はコイル3及びコイル4の往復運動の
方向とコイルの長径が直角となる構造を示し、導体に通
電する電流の有効成分を増加させたものである。つま
り、コイルと磁石素子の駆動力の一般式は、 F=BIL(N) F:力(N) B:磁束密度(T) I:電流(A) L:導体の有効長(m) で表されるが、フレミングの左手の法則によって、コイ
ルが移動する方向と直角に交叉する方向に流れる電流の
量、つまり電流の有効成分を増加させることが上式の導
体の有効長を増加することになる。
【0026】ここでは、図4(c)のコイル3のよう
に、コイル3を長径と短径を有する縦長の形状にして、
電流の有効成分を増加させ、磁石素子2を1個で2個分
の駆動力を生み出せることにした。また、図4(a)〜
図4(d)において、図3と同様、コイル3及びコイル
4と磁石素子2との重なり位置は、それぞれd1 ≧D/
8、d2 ≦D/2となるように安全性をみて、ストッパ
(図示せず)で位置を保持している。
【0027】図5は、配線パターン12及び配線パター
ン13が形成されている回路基板11に、コイル3を載
置し、コイル3の巻き終わりに相当する外周端14及び
巻き始めに相当する内周端(図示せず)と、前記回路基
板11の配線パターン12及び配線パターン13の接合
箇所15及び接合箇所16とをハンダ等接合材で結合す
る。
【0028】図13に示すように回路基板11上にコイ
ル3を接合したことによって、コイル3からのリード線
が回路基板11に置き変わる。回路基板11の端部11
aが外部給電のコネクタ50に接続してある。コネクタ
50にはリード線51を接続する。なお、回路基板11
の端部11aはコネクタ50の接続部でコイル3が往復
動作した時に変形可能な構造となっている。
【0029】図6は、本発明に使用された回路図、図7
はタイムチャートである。可変素子20を備えた発振回
路21で図7のパルス波形(a)を発生させる。フリッ
プフロップ回路22でQ出力(b)を作り、ゲート回路
23及びゲート回路24を経て波形(c)及び波形
(d)を入力させて、駆動回路26によって駆動波形
(e)及び駆動波形(f)をOUT1〜OUT4から出
力し、コイル3及びコイル4に印加し、駆動力を得てい
る。駆動波形(e)と駆動波形(f)は反転波形でコイ
ル3及びコイル4は、図1〜図4において左右に異なっ
た動作をし、切換スイッチ25によって、駆動波形
(g)及び駆動波形(h)は同一波形となり、図1〜図
4のコイル3及びコイル4は同じ方向に動作をする。
【0030】ここで、図7の各波形は、+記号方向がプ
ラス出力で、−記号方向がマイナス出力である。図8、
図9及び図10は、本発明による第一実施例の動作説明
図で、図8においては、図8(a)ではコイル3及びコ
イル4が左端に位置する。図8(b)でコイル4が右方
へ、コイル3が左方へ移動する。図8(c)では、コイ
ル3が右方へ、そしてコイル4が左方へ移動する。この
動作は、図7の駆動波形(e)及び駆動波形(f)の出
力に相当し、コイル3及びコイル4が常に反対方向に移
動する。
【0031】図9では、コイル3及びコイル4が同一方
向に移動する。図9(a)の位置からコイル3及びコイ
ル4とも、図9(b)の段階では左方に移動し、図9
(c)で右方に同一駆動している。この動作は、図7の
駆動波形(g)及び駆動波形(h)の出力に相当する。
図10では、コイル3及びコイル4が交互に休止時間を
挟んで移動する。図10(a)で左側に位置し、図10
(b)でコイル4が右方へ、図10(c)でコイル3が
右方へ、図10(d)でコイル4が左方へ、そして図1
0(e)でコイル3が左方へ移動する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は小型走行
ロボットの動力部に永久磁石とこの磁石面に対向して、
それぞれコイルを配置し、このコイルを励磁することに
より、往復駆動力を得ている。そして、コイルの往復運
動の領域を永久磁石に対して、所定の範囲に規制する手
段を設けたことによって、安定性のある往復運動の駆動
力を得ることが可能となる。また、コイルの形状をコイ
ルの移動方向と交叉する方向に長径としたことにより、
電流の駆動力変換の有効成分を増加させ、永久磁石の磁
極面積を半減させる。
【0033】一方、コイルの内外周端を回路基板に直接
結合したことによって、繁雑なコイルリード線の端末処
理作業の軽減とコイルリード線の断線事故の防止がはか
られる。また、左右各々のコイルに別々に交番電流を供
給するコイル駆動回路によって種々の動作をする小型ロ
ボットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の動作原理を示す説明図である。
【図3】本発明の第二実施例の動作原理を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の第三実施例を示す説明図である。
【図5】本発明の第四実施例の回路基板を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明に使用された回路図である。
【図7】本発明の動作タイミングを示すタイムチャート
である。
【図8】本発明の第一実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の第一実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図10】本発明の第一実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図11】従来の技術を説明する図である。
【図12】他の従来の技術を説明する図である。
【図13】本発明の第四実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 永久磁石 1 磁石素子 2 磁石素子 3 コイル 4 コイル 5 ガイドフレーム 6 ガイドブッシュ 7 脚用ホルダ 8 斜毛 9 ストッパ 10 ストッパ 11 回路基板 12 パターン 13 パターン 14 コイル外周 15 結合部 16 結合部 20 可変素子 21 発振器 22 フリップフロップ回路 23 ゲート 24 ゲート 25 切換スイッチ 26 駆動回路 27 回転用スイッチ 28 回転用スイッチ 29 主スイッチ 30 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 一雄 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (72)発明者 川嶋 喜尚 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (72)発明者 岡 直人 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−147195(JP,A) 特開 平4−306182(JP,A) 特開 平5−77771(JP,A) 特開 昭55−83454(JP,A) 特開 平5−123982(JP,A) 実開 平1−90281(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 57/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの極性の磁極を持つ永久
    磁石と、前記永久磁石を保持する永久磁石保持手段と、
    前記永久磁石の2つの極性の磁極と相対する位置にある
    1個以上のコイルと、前記コイルを前記永久磁石の2つ
    の極性の磁極に対して往復運動可能に保持するコイル保
    持手段と、前記コイルの往復運動の領域が、前記永久磁
    石に対して、前記コイルが起動する時に前記コイルの往
    復運動の駆動力の発生する所定の範囲となるよう前記コ
    イルの運動を規制するコイル停止手段と、前記コイルに
    組み込まれ、接地面に対する所定方向の推進力が他方向
    の推進力に比べて大きい接地部を有する歩行用脚部とを
    有することを特徴とする小型走行ロボット。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの極性の磁極を持つ永久
    磁石と、前記永久磁石を保持する永久磁石保持手段と、
    前記永久磁石の2つの極性の磁極と相対する位置にあ
    り、コイル形状が長径と短径を有する1個以上のコイル
    と、前記コイルを前記永久磁石の2つの極性の磁極に対
    して往復運動可能で、かつ、前記コイルの長径が前記往
    復運動の方向とほぼ直角となるように前記コイルを保持
    するコイル保持手段と、前記コイルに組み込まれ、接地
    面に対する所定方向の推進力が他方向の推進力に比べて
    大きい接地部を有する歩行用脚部とを有することを特徴
    とする小型走行ロボット。
  3. 【請求項3】 前記コイルの内周部端部、及び、外周部
    端部を結合した回路基板を有する請求項1または請求項
    2記載の小型走行ロボット。
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