JP3101473U - 骨壺の保護構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】収容される骨壺が、安定に定位され、保護構造との衝突を防止することができ、且つ全体の通気性、防炎性及び防振性に優れている骨壺の保護構造を提供すること。
【解決手段】所定容積を有し骨壺を収容するための本体を有し、前記本体では密集して小径な貫通孔が開けてあり、本体の上端には、上面突起部を設けた上蓋が設けてあり、本体の下端には、下面突起部を設けた下蓋が設けてあり、且つ本体の接合部の内側では第一補強切れが設けてあり、本体の下端の内側では第二補強切れが設けてあることを特徴とする骨壺の保護構造。
【選択図】図2
【解決手段】所定容積を有し骨壺を収容するための本体を有し、前記本体では密集して小径な貫通孔が開けてあり、本体の上端には、上面突起部を設けた上蓋が設けてあり、本体の下端には、下面突起部を設けた下蓋が設けてあり、且つ本体の接合部の内側では第一補強切れが設けてあり、本体の下端の内側では第二補強切れが設けてあることを特徴とする骨壺の保護構造。
【選択図】図2
Description
この考案は骨壺の保護構造に係り、特に骨壺の安全を確保するために、保護構造は、耐高温金属で作製される本体を有し、前記本体では、貫通孔が密集してあり、文字や絵柄が付けてあり、且つ本体の上端には、上面突起部を設けた上蓋が設けてあり、本体の下端には、下面突起部を設けた下蓋が設けてあり、なお、本体の接合部の内側では第一補強切れが設けてあり、本体の下端の内側では第二補強切れが設けてあることを特徴とする骨壺の保護構造に関する。
図5に示すのは従来の骨壺の外観斜視図である。大理石又はセラミックで作製され所定の容積、外観及び形状を有する骨壺1は、箱体11と、蓋12とを含み、箱体11は、亡くなった者を燃焼した後に残った骨灰を収容するためのものであり、蓋12は、箱体11の開口を密封するためのものである。骨灰を収容した骨壺1が所定の場所に並べられ、親類に弔われる。
しかしながら、所定の場所に並べられる従来の骨壺1は、地震又は火災が起こる場合には、高温及び高圧に耐えないので、破裂しまうことがよくある。破裂した骨壺1内の骨灰は、他の骨壺1らから洩れた骨灰と混ざると、もう一度分けることが無理である。
この考案の主な目的は、地震又は火災が起こっても骨壺が破裂しなく、簡単な構造を有する骨壺の保護構造を提供する。
上記欠点を解決するためになされた本願の考案は、所定容積を有し骨壺を収容するための本体を有し、前記本体では密集で小径な貫通孔が開けてあり、本体の上端には、上面突起部を設けた上蓋が設けてあり、本体の下端には、下面突起部を設けた下蓋が設けてあり、且つ本体の接合部の内側では第一補強切れが設けてあり、本体の下端の内側では第二補強切れが設けてあり、上記の構造により、全体の空気流通性、防炎性及び防振性に優れたことを特徴とする骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記保護構造は金属素材で作製され、金属素材は、主に1400℃の高温にも耐えるステンレススチールを採用することを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記上蓋は、溶接で本体と接合し一体になってもいいことを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記本体の表面には、使用者の信奉した宗教によって適当な文字や絵柄を付けてもいいことを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記下蓋と本体の下端の結合方式は、螺着素子によって結合してもいいことを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記本体の厚さは、0.3mm〜1.2mm程度であることを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記本体は、厚さ0.3mm〜1.2mm程度の板を、所望の造形に曲げて成形されたものであってもいいことを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、前記本体で開けた小径な貫通孔の直径は、0.5mm〜2.0mm程度であることを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、収容される骨壺を安定に定位するために、前記本体の下端に設けられる第二補強切れにはゴム切れが設けてあることを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
また、本願の考案では、収容される骨壺を安定に定位し保護構造との衝突を防止するために、前記下蓋と本体の下端との結合箇所ではゴムクッションが設置してあることを特徴とする請求項1に記載の骨壺の保護構造であることを要旨としている。
この考案は次のような効果がある。
(1)収容される骨壺が、安定に定位され、且つ保護構造との衝突を防止することができる。
(1)収容される骨壺が、安定に定位され、且つ保護構造との衝突を防止することができる。
(2)全体の通気性、防炎性及び防振性に優れる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1と図2を参照する。この考案に係る骨壺の保護構造2は、耐高温金属素材(例えば、1400℃の高温に耐えるステンレススチール)で作製されるものであり、本体21と、上蓋22と、下蓋23とを含む。
まず、図1と図2を参照する。この考案に係る骨壺の保護構造2は、耐高温金属素材(例えば、1400℃の高温に耐えるステンレススチール)で作製されるものであり、本体21と、上蓋22と、下蓋23とを含む。
前記本体21は、骨壺1を収容し、所定の容積及び形状を有し、厚さ0.3mm〜1.2mm程度のステンレススチール・シートを所望な形状に曲げて形成されるものである。且つ曲げたステンレススチール・シートの両端を接合する箇所の内側では第一補強切れ211が設けてあり、本体21の下端の内側では第二補強切れ212が設けてあり、なお、地震などの原因で揺れた骨壺1が本体21と衝突して損壊されること防止するために、前記第二補強切れ212の上には、ゴム切れ213を設けてもいい。
また、前記本体21の表面には、小径な貫通孔214が密集してあり、前記貫通孔214の直径は約0.5mm〜2.0mm程度であり、そうすると、本体21は網状物になるため、骨壺1が何れかの原因で破裂しても、骨壺1内に保存する骨灰は本体21の外部に洩れないとともに、通気性が良いので、内部はじめじめしない。また、本体21内にある骨壺1を透視できるため、盗難や不法な置換は即時に判定できる。
また、前記本体21の表面には、使用者の信奉した宗教によって適当な文字や絵柄を付けることができるため、使用者の宗教信仰を著しくすることができる。また、本体21の下端には複数のネジ穴216が設けてある。
前記上蓋22は、前記本体21と同様な素材で作製され、本体21の上端をカバーする。前記上蓋22と本体21とは溶接によって一体になる。また、金属製の上蓋22の構造を強化するために、前記上蓋22には上面突起部221が設けてある。
前記下蓋23は、前記本体21と同様な素材で作製され、本体21の下端をカバーし、且つ前記本体21の下端に開けた複数のネジ穴216に応じる箇所には複数の貫通孔231が開けてある。前記下蓋23は、前記貫通孔231を貫通してネジ穴216と螺合する螺着素子232によって本体21に固定される。また、金属製の下蓋23の構造を強化し且つ滑り止め機能を持たせるために、前記下蓋23には下面突起部233が設けてある。
次に、図3を参照する。この考案に係る保護構造2と骨壺1の組立て方法は、まず、骨壺1を下蓋23の上に設置して、本体21と上蓋22とが一体化に結合されたものを、上方から骨壺1をカバーし、且つ本体21に開けたネジ穴216を、下蓋に開けた貫通孔231に合わせた後、螺着素子232によってそれらを螺着し一体化する。
これにより、本体21と、上蓋22と、下蓋23と、から構成される骨壺の保護構造は、全体の通気性、防炎性及び防振性に優れ、骨壺を保護する機能を達成することができる。
また、金属製の本体21の表面には、密集して小径な貫通孔214が開けてあるので、前記本体21は網状物になる。前記本体21によれば、骨壺1が地震又は火災の原因で破裂しても、その内部に保存した骨灰は、本体21内に止められるので、保護構造の外部へ洩れることができない。
また、図4に示すように、この考案に係る骨壺の保護構造は、下蓋23と本体11の下端との結合箇所ではゴムクッション24が設置してあり、これにより、骨壺1を安定に定位することができ、且つ箱体11と保護構造2との衝突を防止することもできる。
(本考案の部分)
2 保護構造 21 本体
211 第一補強切れ 212 第二補強切れ
213 ゴム切れ 214 貫通孔
215 絵柄 216 ネジ穴
22 上蓋 221 上面突起部
23 下蓋 231 貫通孔
232 螺着素子 233 下面突起部
24 ゴムクッション
(従来のものの部分)
1 骨壺 11 箱体
12 蓋
2 保護構造 21 本体
211 第一補強切れ 212 第二補強切れ
213 ゴム切れ 214 貫通孔
215 絵柄 216 ネジ穴
22 上蓋 221 上面突起部
23 下蓋 231 貫通孔
232 螺着素子 233 下面突起部
24 ゴムクッション
(従来のものの部分)
1 骨壺 11 箱体
12 蓋
Claims (10)
- 所定容積を有し骨壺を収容するための本体を有し、前記本体には密集して小径な貫通孔が開けてあり、本体の上端には、上面突起部を設けた上蓋が設けてあり、本体の下端には、下面突起部を設けた下蓋が設けてあり、且つ本体の接合部の内側では第一補強切れが設けてあり、本体の下端の内側では第二補強切れが設けてあり、
上記の構造により、全体の通気性、防炎性及び防振性が優れた構造になることを特徴とする、
骨壺の保護構造。
- 前記保護構造は金属素材で作製され、金属素材は、主に1400℃の高温にも耐えるステンレススチールを採用することを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 前記上蓋は、溶接で本体と接合し一体にしたことを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 前記本体の表面には、使用者の信奉した宗教によって適当な文字または絵柄を付けたことを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 前記下蓋と本体の下端の結合方式は、螺着素子によって結合したことを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 前記本体の厚さは、0.3mm〜1.2mmであることを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 前記本体は、厚さ0.3mm〜1.2mmの板を、所望の造形に曲げて成形されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 前記本体に開けた小径の貫通孔の直径は、0.5mm〜2.0mmであることを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 収容される骨壺を安定に定位するために、前記本体の下端に設けられる第二補強切れにはゴム切れが設けてあることを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
- 収容される骨壺を安定に定位し保護構造との衝突を防止するために、前記下蓋と本体の下端との結合箇所にゴムクッションが設置してあることを特徴とする、請求項1に記載の骨壺の保護構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003272327U JP3101473U (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 骨壺の保護構造 |
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JP (1) | JP3101473U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03127267U (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-20 |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003272327U patent/JP3101473U/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH03127267U (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-20 |
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