JP3101374U - 正面曲面扉開閉式ショーケース - Google Patents

Abstract

【課題】ショーケースの正面扉を上下に開閉する時、スムーズに小さな力で開閉しやすいような、扉断面を曲面型としたショーケースを提供する。
【解決手段】ショーケース本体１の正面部に正面曲面開閉扉２を設け扉アーム８を支持するバランサー９で構成し扉アーム８の支点１０を中心として扉を上下回動することを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

本考案はショーケース正面に、上下可動な、正面曲面開閉扉を設けたショーケースに関するものである。

従来のショーケースは、電動式であり停電時使用不可能であり又、使用機器点数も多く構造が複雑であった。
実開昭 ６１−１９２７５９（ショーケース）

以上の技術は電動式である為、電気制御が複雑であり機器部品点数も多くコスト面でも高価である。
又、複雑であり、機器部品点数の多さから点検・修理に関しても必要以上の手間暇がかかった。

考案を解決するための手段

本考案は手動式であり、正面曲面開閉扉上部に取手を設け小さな力で回動できる事を特徴とするショーケースである。
使用部品点数を減らし簡単な構造での扉開閉を実現した。

考案の効果

本考案の効果として、正面曲面開閉扉を上下スライド開閉すること。
正面曲面開閉扉に開閉用の取手を設ける事により販売方法を変えられる。
手動によりライニングコストがかからず、掃除が容易に出来る。
また、点検・修理が容易に出来、製作の簡素化を図りコストダウンがはかれる。

以下考案の実施の形態を実施例に基ずき、図面を参照にして説明する。

図１は、本考案の正面曲面開閉扉２をショーケース本体１に組込んだ断面である。正面曲面開閉扉２の上部に取手３を備えていて、正面曲面開閉扉２の下部は、扉アーム８に固定されているもので、扉アーム８の支点１０を中心として回動するものである。

正面曲面開閉扉２の荷重は扉アーム８の中間に設けたバランサー９の収縮反力により相殺されるが、バランサー９は最短状態では、いくらか正面曲面開閉扉２の荷重の方が大きい状態になり、正面曲面開閉扉２は、ショーケース本体１の下部に収納された状態である。
図２は、正面曲面開閉扉２が、開時の右側面図である。又、斜視図を図３で示す。
正面曲面開閉扉２の上部に備えた取手３を上方向に手で持ち上げると、バランサー９は、次第に伸びて正面曲面開閉扉２の荷重は、バランサー９の伸長反力により荷重は相殺される。
バランサー９が最長時、扉荷重より反力が大きくなり、正面曲面開閉扉２は閉じた状態を維持する。その斜視図を図４に示す。

曲面開閉扉の半径は、任意に決められ、蓋付の箱物の用途に適用できる。

本考案の断面図である。 本考案の右側面図である。 本考案の扉開時、斜視図である。 本考案の扉閉時、斜視図である。

符号の説明

１．本体
２．正面曲面開閉扉
３．正面曲面開閉扉取手
４．照明
５．背面引戸
６．冷気吹出口
７．冷却器
８．扉アーム
９．バランサー
１０．支点

Claims (2)

1. ショーケース本体１の正面に、正面曲面開閉扉２と扉アーム８を支持するバランサー９で扉アーム８の支点１０を中心として正面曲面開閉扉２を上下回動することを特徴としたショーケース。
2. 正面曲面開閉扉２の上部に取手３を設け、バランサー９を使用し扉荷重をバランサー９の反力により相殺させ手動の小さな力で正面曲面開閉扉２の開閉を可能としたショーケース。
   請求項１に記載する。

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