JP3101112U - 商品仕切板 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品陳列棚の端部に装着した場合でも、商品陳列棚のスペースを有効に活用可能にする商品仕切板を提供すること。
【解決手段】 商品陳列棚に装着されて陳列棚上の商品を仕切るために用いる商品仕切板であって、長尺な平板状の商品仕切部(2)と、該商品仕切部(2)の先端部において商品仕切部(2)と略直交する方向に向けて連設された係合部(3)と、を具備し、前記係合部(3)は、前記商品仕切部(2)における片側面側に向けて連設したことを特徴としており、これを陳列棚の端部で装着する際において、商品仕切部(2)における、係合部(3)が連設された側と反対側の面が陳列棚の外側になるように配設することで、陳列棚上において無駄なスペースが形成されることを防止できて、陳列棚上のほぼ全域のスペースを活用することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】 商品陳列棚に装着されて陳列棚上の商品を仕切るために用いる商品仕切板であって、長尺な平板状の商品仕切部(2)と、該商品仕切部(2)の先端部において商品仕切部(2)と略直交する方向に向けて連設された係合部(3)と、を具備し、前記係合部(3)は、前記商品仕切部(2)における片側面側に向けて連設したことを特徴としており、これを陳列棚の端部で装着する際において、商品仕切部(2)における、係合部(3)が連設された側と反対側の面が陳列棚の外側になるように配設することで、陳列棚上において無駄なスペースが形成されることを防止できて、陳列棚上のほぼ全域のスペースを活用することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本考案は、スーパーマーケットやドラッグストアにおいて、商品陳列棚上に陳列された商品を仕切るための陳列棚用の商品仕切板に係り、より詳しくは、商品陳列棚の端部に装着した場合でも商品陳列棚上に無駄な空間が形成されることのない陳列棚用商品仕切板に関する。
一般的にスーパーマーケットやドラッグストアにおいては、商品陳列棚に陳列された商品を種類別等に区分けするために商品仕切板が用いられている。
ここで、従来から用いられている商品仕切板について説明すると、図4は従来の商品仕切板31を説明するための斜視図であり、図において31が従来の商品仕切板である。そして、この従来の商品仕切板31は、長尺な平板状の商品仕切部32と、この商品仕切部32の先端側に連設された平板状の係合部33を備えている。
そして、これを使用する場合には、まず、正面板3501と背面板3502により挟持部3503が形成されるとともに、背面板3502の背面側に備えられた支持板3504の下端に連設した係止部3505と、支持板3504の背面側任意の箇所に形成した嵌合凹部3506とを有するプライスカードレール35を、商品陳列棚34の前面側に形成された溝内に係止部3504を挿入することにより、商品陳列棚34の前面側に装着する。
そしてその後、プライスカード用レール35の嵌合凹部3506内に商品仕切板31における係合部33の下端部を嵌合させて、これにより、商品仕切板31をプライスカード用レール35に装着する。そうすると、商品仕切部32によって商品陳列棚34上を仕切ることが可能となる。
特開平10−143号公報
特開平10−144号公報
ところで、従来の商品仕切板31では、図4に示されるように、商品仕切部32に対して、その両側面側に向けて係合部33を連設しているため、陳列棚の端部にこれを装着した場合には、商品陳列棚34上において、商品仕切部32と商品陳列棚34の端部との間に無駄な空間が形成されてしまうという問題点があった。
即ち、図5は商品陳列棚34に商品仕切板31を装着した状態を示す平面図であり、図において、商品陳列棚34の端部に装着した商品仕切板31の場合には、商品陳列棚34における商品仕切部32の外側においては、係合部33の幅の約半分程度の空間(図におけるH部分)が形成されてしまう。そしてこの空間Hは、一方側は商品仕切部32が存在するが他方側は仕切りがなく、商品等を陳列した場合には落下してしまうおそれがあるため、商品等を陳列することができず、無駄な空間となってしまう。
そのため、従来の商品仕切板の場合には商品陳列棚上のスペースを全域に亘り有効に活用することが困難であるという問題点が指摘されていた。
そこで、本考案は、商品陳列棚上のスペースを有効に活用可能にする商品仕切板を提供することを課題としている。
本考案の商品仕切板は、商品陳列棚に装着されて陳列棚上の商品を仕切るために用いる商品仕切板であって、長尺な平板状の商品仕切部と、該商品仕切部の先端部において商品仕切部と略直交する方向に向けて連設された係合部と、を具備し、前記係合部は、前記商品仕切部における片側面側に向けて連設したことを特徴としている。
本考案の商品仕切板では、商品仕切部の片側面に向けて係合部を連設しているために、商品陳列棚の端部に装着する場合には、係合部を連設していない側が商品陳列棚の端部側になるようにしてこれを装着することにより、商品陳列棚上における無駄な空間が形成されることが無くなる。
そのため、本考案の商品仕切板を用いることにより、陳列棚上のスペースをその全域において有効に使用することが可能となる。
本考案の商品仕切板では、長尺かつ平板状の商品仕切部を有しており、この商品仕切部の先端部分には、商品仕切部と略直交する方向に向けて、板状の係合部が連設されている。
そして、係合部の連設に際しては、前記商品仕切部における片側の面側に向けて、これを連設している。
ここで、商品仕切部と係合部を含めた全体を合成樹脂により一体成形するとよく、これにより製造工程を少なくすることが可能となる。
本考案の商品仕切板の実施例について図面を参照して説明すると、図1及び図2は、本実施例の商品仕切板1を示す斜視図であり、図1及び図2は互いに反対方向から見た状態を示している。
そして、図において、本実施例の商品仕切板1は、長尺かつ平板状の商品仕切部2を備えており、使用に際しては、商品仕切部2の面が商品陳列棚の面と略直交する方向で、かつ、商品仕切部2の長手方向が商品陳列棚における奥行き方向と平行方向に向けて配置され、これによって、商品陳列棚上での商品の区分け等を可能にしている。
次に、前記商品仕切部2の先端部には、商品仕切部2の長手方向と略直交する方向に向けて係合部3が連設されており、使用に際しては、前述した従来の商品仕切板31と同様に、この係合部3を、陳列棚の前面側に形成された溝に係止されたプライスカードレール等に嵌合し、これによって商品仕切板1を陳列棚に装着可能としている。
ここで、前記係合部3について説明すると、本実施例において前記係合部3は、平板状にするとともに、その下端部近傍には、これを装着した場合に抜け落ちることを防止するための爪部301を有している。そして、この係合部3は、その面が前記商品仕切部2の面と平行になるようにして、前記商品仕切部2における一方の面側に向けて、前記商品仕切部2の長手方向に対して略直交するように、商品仕切部2の先端部分に連設されており、これにより、商品仕切板1の全体は側面形状が略L字形状とされている。そのため、係合部3をプライスカードレールに嵌合した際には商品仕切部2は商品陳列棚における奥行き方向と平行方向に配置され、商品陳列棚上の商品を有効に仕切ることが可能である。
次に、このように構成される本実施例の商品仕切板1の使用方法について説明すると、図3において5は、商品のプライスカードやポップ広告等を陳列棚4に装着するために用いるプライスカード用レールであって、このプライスカード用レール5は一般的に、正面板501と背面板502とを備えることによって、プライスカード等を挟持可能な挟持部503が形成されており、また、前記背面板502の先端部には、背面板502の背面側に配置されるようにして支持板504が連設され、この支持板504の下端部分には、陳列棚4の前面側に形成された溝401内に挿入可能な係止部505が連設され、更に、支持板504における背面側任意の箇所には嵌合凹部506が備えられている。
そして、本実施例の商品仕切板1を使用して陳列棚上の商品の仕切りを行う場合には、図3に示すように、まず、陳列棚4の前面側に形成された溝401内に前記プライスカード用レール5の係止部505を挿入して、これにより陳列棚4の前面側にプライスカード用レール5を装着する。そして、それとともに、プライスカード用レール5に形成された嵌合凹部506内に、本実施例の商品仕切板1の係合部3を係合させる。そうすると、係合部3は商品仕切部2に対して直交する方向に連設されているために、陳列棚4の奥行き方向に向けて商品仕切部2が配設されることとなり、これによって陳列棚4上で商品の仕切りを行うことが可能となる。
そしてこのとき、本実施例の商品仕切板では、係合部3を、商品仕切部2の片側の面側にのみ連設しており、これにより、係合部3を連設していない側においては、何ら突起部が形成されずにストレートな状態とされているために、図3に示されるように、本実施例の商品仕切板1を陳列棚の端部に装着する際に、ストレートの面、即ち、係合部3が連設されていない側を陳列棚4の外側に向けて装着することにより、陳列棚4上において無駄なスペースが形成されることを防止できて、陳列棚上のほぼ全域のスペースを活用することが可能となる。
このように、本実施例の商品仕切板1を用いることにより、これを陳列棚の端部に装着した場合でも陳列棚上に無駄なスペースが形成されることを有効に防止することができ、これにより、陳列棚のスペースを有効活用することが可能である。
なお、本実施例においては、前記商品仕切部2と係合部3とを、合成樹脂により一体成形したが、必ずしも一体成形する必要はない。
本考案の商品仕切板は、商品仕切部の一方の面側をストレートにしているために、端部に装着する必要が考えられる棚のすべてに適用できる。
1 商品仕切板
2 商品仕切部
3 係合部
301 爪
4 陳列棚
5 プライスカード用レール
2 商品仕切部
3 係合部
301 爪
4 陳列棚
5 プライスカード用レール
Claims (2)
- 商品陳列棚上の商品を仕切るために用いる商品仕切板であって、
長尺な平板状の商品仕切部(2)と、
該商品仕切部(2)の先端部において商品仕切部(2)と略直交する方向に向けて連設された係合部(3)と、を具備し、
前記係合部(3)は、前記商品仕切部(2)における片側面側に向けて連設したことを特徴とする商品仕切板。 - 前記商品仕切部(2)及び係合部(3)を合成樹脂により一体成形したことを特徴とする請求項1に記載の商品仕切板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271878U JP3101112U (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 商品仕切板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271878U JP3101112U (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 商品仕切板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3101112U true JP3101112U (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=43254702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271878U Expired - Lifetime JP3101112U (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 商品仕切板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101112U (ja) |
-
2003
- 2003-10-20 JP JP2003271878U patent/JP3101112U/ja not_active Expired - Lifetime
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