JP3100736U - シールラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】 タブ部の引き抜きが容易なシールラベルを提供する。
【解決手段】 ラベル本体部111及びラベル本体部111との分離が可能なラベルタブ部114を有するラベル層110と、ラベル本体部111の粘着面110bの一部を覆うセパレータ本体部121及びセパレータ本体部121との分離が可能なセパレータタブ部122を有するセパレータ層120とを備える。セパレータタブ部122は、ラベル本体部111の粘着面の前記一部とは異なる部分を覆う第1の部分122aと、ラベルタブ部114の粘着面を覆う第2の部分122bを備えており、第1の部分122aの外周が円弧状である。本考案によれば、第2の部分122bを指でつまみ、水平方向に回転させるように捻ることによって、ラベル本体部111と貼り付け対象物との間に挟まれた第1の部分122aを簡単に引き抜くことができる。
【選択図】 図1

Description

本考案はシールラベルに関し、特に、粘着面に指を触れることなく貼り付けを行うことが可能なシールラベルに関する。
大容量のデジタルデータを記録するための記録媒体として、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)に代表される光記録媒体が広く用いられているが、特に近年、CD−RやDVD−R等、ユーザによるデータの記録が可能なタイプの光記録媒体が急速に普及している。記録が可能な光記録媒体を用いれば、画像データや音楽データのようにファイルサイズの大きなデジタルデータを簡単且つ安価に保存することができることから、多くのユーザによって利用されるに至っている。このようなタイプの光記録媒体が普及するに連れ、光入射面とは反対側の面(以下、「レーベル面」という)側にラベルを貼ることによってオリジナルの光記録媒体を作製したいという要望が高まり、専用のシールラベルが多く市販されるに至っている。
このようなシールラベルは、ラベル層とラベル層の粘着面側に設けられたセパレータ層によって構成されており、ラベル層側にインクジェット式のプリンタやレーザプリンタ等を用いて所望の画像を印刷した後、ラベル層に含まれるラベル本体部を剥がし、これを光記録媒体のレーベル面側に貼り付けることによってオリジナルの光記録媒体を作製することができる。
しかしながら、ラベル本体部をセパレータ層から剥離する際や、ラベル本体部を光記録媒体のレーベル面側に貼り付ける際、ラベル本体部の粘着面に指が触れてしまうと、触れた部分の粘着力が低下し、剥がれが生じやすくなってしまう。また、粘着面に指紋の跡が残り、外観を損ねてしまうおそれもある。これを防止すべく、特許文献1及び特許文献2では、ラベル本体部を貼り付ける際のつまみである「タブ部」を有するシールラベルが提案されている。タブ部を有するシールラベルを用いれば、タブ部を指でつまみながらタブ部の一部をラベル本体部と光記録媒体によって挟み込むように貼り付けを行った後、挟み込まれたタブ部を引き抜くことにより、ラベル本体部の粘着面に触れることなく貼り付けを完了することができる。
特開2001−101827号公報 特開2003−54528号公報
ここで、挟み込まれたタブ部を引き抜く場合、まっすぐに引き抜こうとするとかなり強い力が必要となり、場合によってはラベル本体部が破れてしまうおそれがあることから、タブ部の引き抜きはまっすぐに行うのではなく、水平方向に捻りながら行う必要がある。しかしながら、タブ部を水平方向に捻りながら引き抜こうとすると、捻った力によって挟み込まれたタブ部が破れてしまうおそれがあった。破れた部分は、ラベル本体部と光記録媒体の間に残ることから、ラベル本体部を再び剥がさない限り取れなくなってしまう。
このような問題は、光記録媒体用のシールラベルのみならず、ビデオテープ、オーディオテープ、フレキシブルディスク、MO等の記録媒体に貼るためのシールラベルや、その他の各種シールラベルについても共通に生じる問題である。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、タブ部の引き抜きが容易なシールラベルを提供することを目的とする。
本考案によるシールラベルは、ラベル層と、前記ラベル層の粘着面側に設けられたセパレータ層とを備えるシールラベルであって、前記ラベル層は、ラベル本体部と、前記ラベル本体部の外周部分に隣接して設けられ前記ラベル本体部との分離が可能なラベルタブ部とを有し、前記セパレータ層は、少なくとも前記ラベル本体部の前記粘着面の一部を覆うセパレータ本体部と、前記セパレータ本体部との分離が可能なセパレータタブ部とを有し、前記セパレータタブ部は、前記ラベル本体部の前記粘着面の前記一部とは異なる部分を覆う第1の部分と、前記ラベルタブ部の前記粘着面を覆う第2の部分を備えており、前記第1の部分の外周が円弧状であることを特徴とする。
本考案によれば、ラベル本体部の粘着面に指を触れることなく、ラベルタブ部及びセパレータタブ部を指でつまむことによってハンドリングすることができる。しかも、セパレータタブ部の第1の部分の外周の形状が円弧状であることから、セパレータタブ部の第2の部分を指でつまみ、水平方向に回転させるように捻れば、ラベル本体部と貼り付け対象物との間に挟まれた第1の部分を簡単に引き抜くことができる。
また、前記セパレータタブ部の前記第1の部分の前記外周の一方の端部を接点とする接線と、前記セパレータタブ部の前記第1の部分の前記外周の他方の端部を接点とする接線とが、前記ラベル本体部と前記ラベルタブ部の境界からみて前記ラベル本体部側で交差することが好ましい。これによれば、セパレータタブ部の第2の部分を水平方向に回転させるように捻りながら引き抜く際、既に接着された部分に阻害されることなくセパレータタブ部の第1の部分を引き抜くことができるので、より小さい力で引き抜きを行うことが可能となる。
また、前記セパレータタブ部の前記第1の部分の面積が前記セパレータタブ部の前記第2の部分の面積よりも小さいことがより好ましい。これによれば、ラベル本体部と貼り付け対象物との間に挟まれる部分は小さく、実際に指でつまむ部分は大きいことから、引き抜き作業を容易に行うことが可能となる。
また、前記セパレータタブ部は円形又は楕円形であることがこのましく、その直径又は短径は20mm以上、30mm以下であることが好ましい。これによれば、セパレータタブ部に指を押し入れることによってセパレータ本体部とセパレータタブ部とを簡単に分離することが可能となる。
また、前記セパレータタブ部の前記第2の部分の面積が前記ラベルタブ部の面積よりも小さいことが好ましい。これによれば、ラベルタブ部をセパレータ層から剥がす前に、ラベルタブ部及びセパレータタブ部の一部が本体から分離することがない。
また、前記ラベル本体部がドーナツ形であることが好ましい。これによれば、CD−RやDVD−R等のラベルとして用いることが可能となる。
このように、本考案によれば、セパレータタブ部の第2の部分を指でつまみ、水平方向に回転させるように捻ることによって、ラベル本体部と貼り付け対象物との間に挟まれた第1の部分を簡単に引き抜くことができる。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本考案の好ましい実施形態によるシールラベルの構造を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はA−A線に沿った略断面図、(c)はB−B線に沿った略断面図である。
図1に示すように、本実施形態によるシールラベル100は、粘着性を有するラベル層110と、ラベル層110の粘着面110b側に設けられたセパレータ層120によって構成されている。ラベル層110の粘着面110bと反対側の面は印刷面110aであり、プリンタ等による印刷はこの印刷面110aに対して行われる。
ラベル層110は、ドーナツ形であるラベル本体部111と、ラベル本体部111の外側に位置する外周余白部112と、ラベル本体部111の内側に位置する内周余白部113と、ラベル本体部111の外周部分に隣接して設けられたラベルタブ部114によって構成されている。これらラベル本体部111、外周余白部112、内周余白部113及びラベルタブ部114は、ラベル層110に設けられた切り込み119によって互いに分離されているが、これらを剥がす前はセパレータ層120によって一体的に保持されている。ラベル本体部111の平面形状は、これを貼り付ける光記録媒体のレーベル面の形状に対応しており、例えば外径を120mm弱、内径を40mm程度に設定すれば、現行のCD−RやDVD−R等のラベルとして用いることが可能となる。
セパレータ層120は、セパレータ本体部121と、セパレータ本体部121に囲まれたセパレータタブ部122によって構成されている。セパレータ本体部121は、ラベル本体部111の大部分、外周余白部112及び内周余白部113の全部、並びに、ラベルタブ部114の外周の一部分の粘着面110bを覆っており、セパレータタブ部122は、ラベル本体部111及びラベルタブ部114の残りの部分を覆っている。これらセパレータ本体部121及びセパレータタブ部122は、セパレータ層120に設けられた切り込み129によって互いに分離されているが、これらはラベル層110によって一体的に保持されている。
図2は、ラベルタブ部114及びセパレータタブ部122の形状をより詳細に示す拡大平面図である。
図2に示すように、本実施形態においては、セパレータタブ部122の平面形状は円形であり、その一部分(第1の部分)122aはラベル本体部111の粘着面110bの一部分を覆っており、残りの部分(第2の部分)122bはラベルタブ部114の粘着面110bの大部分を覆っている。このようにセパレータタブ部122の平面形状は円形であることから、第1の部分122aの外周、つまりセパレータタブ部122の第1の部分122aとセパレータ本体部121との境界を規定する切り込み129aの形状は、当然ながら円弧状となっている。
また、本実施形態においては、セパレータタブ部122の第1の部分122aの外周の一方の端部P1を接点とする接線L1と、セパレータタブ部122の第1の部分122aの外周の他方の端部P2を接点とする接線L2とが、ラベル本体部111とラベルタブ部114の境界である切り込み119aからみてラベル本体部111側に位置する交点P3にて交差するように設定されている。換言すれば、切り込み119aに対して垂直な線L3及びL4を接点P1及びP2からラベル本体部111側に引いた場合、この線L3及びL4はいずれもセパレータタブ部122の第1の部分122aを通過することがない。その意義については後述する。
さらに、本実施形態においては、セパレータタブ部122の第1の部分122aの面積は、第2の部分122bの面積よりも小さく設定されている。このことは、接点P1と接点P2との直線距離が、セパレータタブ部122の直径よりも十分に小さいことを意味している。その意義についても後述する。
セパレータタブ部122の直径については特に限定されるものではないが、セパレータタブ部122に指を押し入れることによってセパレータ本体部121とセパレータタブ部122とを分離するのに好適な直径、すなわち、一般的な指の直径とほぼ同じかやや大きい程度の直径とすることが好ましく、具体的には、20mm以上、30mm以下とすることが好ましい。
一方、ラベルタブ部114は、セパレータタブ部122の第2の部分122bの形状に対応しており、その大きさ(面積)は、セパレータタブ部122の第2の部分122bよりも一回り大きく設定されている。つまり、セパレータタブ部122の第2の部分122bとセパレータ本体部121との境界を規定する切り込み129bよりも、ラベルタブ部114と外周余白部112との境界を規定する切り込み119bの方が相対的に外周側に位置している。これによって、ラベルタブ部114をセパレータ層120から剥がす前に、切り込み119b及び切り込み129bに沿ってラベルタブ部114及びセパレータタブ部122の一部が本体から分離するのを防止している。
以上が本実施形態によるシールラベル100の構成であり、次に、その使用方法について説明する。
まず、プリンタ等を用いてラベル層110の少なくともラベル本体部111に対して所望の画像を印刷した後、ラベル本体部111をセパレータ層120から剥離する。剥離の手順は次の通りである。まず、図3に示すように、セパレータ層120側からセパレータタブ部122を指で押し、さらに指を押し入れることによって図4に示すようにセパレータ本体部121とセパレータタブ部122を分離させる。図2を用いて説明したように、セパレータタブ部122はラベル本体部111の粘着面110bの一部及びラベルタブ部114の粘着面110bの大部分を覆っていることから、これによって、ラベル本体部111の一部及びラベルタブ部114の全部がセパレータ層120から剥離する。
次に、図5に示すように、ラベルタブ部114とセパレータタブ部122を指でつまみながら、ラベル本体部111をセパレータ層120から剥離する。これにより、粘着面に指を触れることなくラベル本体部111をセパレータ層120から剥離することができる。以下、ラベルタブ部114とセパレータタブ部122を併せて単に「タブ部」と呼ぶことがある。
このようにしてラベル本体部111をセパレータ層120から剥離した後、タブ部を指でつまみながら、図6に示すようにラベル本体部111の粘着面110bが光記録媒体10のレーベル面10aと向き合うように重ね合わせ、図7に示すようにラベル本体部111を光記録媒体10に貼り付ける。このとき、ラベル本体部111には未だセパレータタブ部122が貼り付いていることから、ラベル本体部111の粘着面110bと光記録媒体10のレーベル面10aとの間にセパレータタブ部122の第1の部分122aが挟み込まれた状態となる。したがって、挟み込まれたセパレータタブ部122を引き抜けば、ラベル本体部111の貼り付けを完了することができる。
セパレータタブ部122の引き抜きは、タブ部を指でつまみながら、図8に示すようにこれを水平方向に回転させるように捻りながら行う。このとき、挟み込まれたセパレータタブ部122の第1の部分122aには捻りによる力が加わる。
このため、もし、挟み込まれたセパレータタブ部122の第1の部分122aの外周が直線的であり、例えばその平面形状が略四角形であるとすると、図9に示すように方向Dに回転させるように捻りながら引き抜こうとした場合、一方の角部201に力が集中し、この部分が破れるおそれがあるばかりでなく、既にレーベル面10aに貼り付いている部分200によって角部201、202の回転が阻害されてしまう。したがって、簡単に引き抜くことはできない。
しかしながら、本実施形態においては、挟み込まれたセパレータタブ部122の第1の部分122aの外周の形状が円弧状であることから、特定の部分に力が集中したり、既にレーベル面10aに貼り付いている部分によって回転が阻害されることがない。このため、図10に示すように、セパレータタブ部122の第1の部分122aを破ることなく、簡単に引き抜くことができる。
以上説明したように、本実施形態によるシールラベル100は、貼り付けの際にラベル本体部111と光記録媒体10との間に挟み込まれるセパレータタブ部122の第1の部分122aの外周が円弧状であることから、破れを生じることなく簡単にこれを引き抜くことができる。
しかも、図2を用いて説明したように、P1を接点とする接線L1とP2を接点とする接線L2とがラベル本体部111側に位置する交点P3にて交差するように設計されていることから、タブ部を水平方向に回転させるように捻りながら引き抜く際に、既に接着された部分に阻害されることなくセパレータタブ部122を引き抜くことができるので、より小さい力で引き抜きを行うことが可能となる。つまり、図11に示すように、P1'を接点とするとする接線L1'とP2'を接点とする接線L2'とがラベルタブ部114側に位置する交点P4にて交差するように設定されている場合、換言すれば、切り込み119aに対して垂直な線L3及びL4がセパレータタブ部122の第1の部分122aを通過するように設定されている場合、タブ部を水平方向に回転させるように捻りながら引き抜く際に、既に接着された部分を一部剥がしながらセパレータタブ部122が引き抜かれることになるため、引き抜きに必要な力がやや大きくなってしまうが、本実施形態では既に接着された部分に阻害されることがないので、非常に簡単に引き抜きを行うことが可能となる。但し、図11に示す形態においても、特定の部分に力が集中して破れが生じるといった可能性は少ないというメリットは有しており、本考案の範囲に含まれる。
さらに、本実施形態においては、ラベル本体部111と光記録媒体10に挟まれる部分(第1の部分122a)の面積は相対的に小さく、実際に指でつまむ部分(第2の部分122b)の面積は相対的に大きく設定されていることから、引き抜き作業を容易に行うことが可能となる。
本考案は、以上説明した実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、一つのラベル本体部111に対して1つのタブ部(ラベルタブ部114及びセパレータタブ部122)を割り当てているが、図12に示すように、一つのラベル本体部111に対して2つのタブ部を割り当てても構わない。もちろん、一つのラベル本体部111に対して3以上のタブ部を割り当てることも可能である。このように一つのラベル本体部111に対して複数のタブ部を割り当てる場合、全てのタブ部を構成するセパレータタブ部122の形状が上記実施形態のような形状を有していることが好ましいが、少なくとも一つのタブ部を構成するセパレータタブ部122の第1の部分122aの外周が円弧状であれば本考案の範囲に含まれる。このように一つのラベル本体部111に対して複数のタブ部を割り当てるのは、ラベル本体部111の面積が大きい場合において特に有効である。
また、上記実施形態においては、ラベル本体部111の平面形状をドーナツ形としたが、これは貼り付けの対象がCD−Rのような光記録媒体である場合を想定したためであり、本考案は、ラベル本体部の形状や貼り付けの対象に関して何ら限定されるものではない。したがって、例えば、図13に示すようにラベル本体部111の平面形状が四角形であっても構わない。この場合、タブ部を設ける位置としては、図13に示すように辺部分としても構わないし、図14に示すように角部分としても構わない。図14に示すように角部分にタブ部を設ければ、ラベル本体部111をセパレータ層120から剥がし易いばかりでなく、セパレータタブ部122に求められる上述した各種好ましい条件を容易に満足することが可能となる。また、ラベル本体部111の平面形状が楕円形である場合、図15に示すように、ラベル本体部111の長軸L5と外周との交点近傍にタブ部を設けることが好ましい。その理由は、図14に示すように角部分にタブ部を設けることが好ましい理由と同様である。尚、図15には、タブ部を2箇所設けた例を示しているが、当然ながら、タブ部は1箇所であっても構わないし、3箇所以上であっても構わない。
さらにまた、上記実施形態においては、セパレータタブ部122の平面形状が円形であるが、第1の部分122aの外周が円弧状である限り、セパレータタブ部122の平面形状が円形であることは必須でなく、これが楕円形であっても構わない。セパレータタブ部122の平面形状が楕円形である場合には、その短径を20mm以上、30mm以下とすることが好ましい。これは、上述の通り、セパレータタブ部122を指で押し入れることによってセパレータ本体部121とセパレータタブ部122とを分離するのに好適だからである。さらに、セパレータタブ部122の平面形状としては、図16に示すように第1の部分122aの外周が円弧状であり、第2の部分122bの外周が直線的であっても構わない。つまり、第2の部分122bの形状については特に限定されない。
さらにまた、上記実施形態においては、切り込み129bよりも切り込み119bを相対的に外周側に位置させることによって、ラベルタブ部114をセパレータ層120から剥がす前に、切り込み119b及び切り込み129bに沿ってラベルタブ部114及びセパレータタブ部122の一部が本体から分離するのを防止しているが、図17に示すように、切り込み129bと切り込み119bとを一致させるとともに、セパレータ層120に1又は2以上のアンカット部分(0.3mm〜0.4mm程度の僅かな接続部分)130を設けることによってこれらの分離を防止しても構わない。
尚、本考案の対象はプリンタを用いてユーザによる印刷可能なシールラベルに限定されるものではなく、予め印刷が施されたシールラベルに対しても適用が可能である。また、貼り付けの対象についても、CD−R等の光記録媒体のみならず、ビデオテープ、オーディオテープ、フレキシブルディスク、MO等の記録媒体を対象とすることも可能であるし、さらには、記録媒体以外をその対象とすることも可能である。
本考案の好ましい実施形態によるシールラベル100の構造を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はA−A線に沿った略断面図、(c)はB−B線に沿った略断面図である。 ラベルタブ部114及びセパレータタブ部122の形状をより詳細に示す拡大平面図である。 セパレータ層120側からセパレータタブ部122を指で押す前の状態を示す図である。 セパレータタブ部122に指を押し入れることによってセパレータ本体部121とセパレータタブ部122を分離させた状態を示す図である。 タブ部(ラベルタブ部114及びセパレータタブ部122)を指でつまみながらラベル本体部111をセパレータ層120から剥離している状態を示す図である。 ラベル本体部111を光記録媒体10のレーベル面10aに貼り付ける前の状態を示す図である。 ラベル本体部111を光記録媒体10のレーベル面10aに貼り付けた後の状態を示す図である。 挟み込まれたセパレータタブ部122の引き抜き方法を説明するための図である。 セパレータタブ部122の第1の部分122aの平面形状が略四角形である場合の問題点を説明するための図である。 セパレータタブ部122を引き抜いた状態を示す図である。 ラベルタブ部114及びセパレータタブ部122の他の形状をより詳細に示す拡大平面図である。 一つのラベル本体部111に対して2つのタブ部を設けた例を示す図である。 ラベル本体部111の平面形状が四角形である例を示す図である。 ラベル本体部111の平面形状が四角形であり、その角部にタブ部を設けた例を示す図である。 ラベル本体部111の平面形状が楕円形である例を示す図である。 セパレータタブ部122の第2の部分122bの外周が直線的である例を示す図である。 アンカット部分130によって、ラベルタブ部114及びセパレータタブ部122の一部が本体から分離するのを防止した例を示す図である。
符号の説明
10 光記録媒体
10a レーベル面
100 シールラベル
110 ラベル層
110a 印刷面
110b 粘着面
111 ラベル本体部
112 外周余白部
113 内周余白部
114 ラベルタブ部
119,119a,119b,129,129a,129b 切り込み
120 セパレータ層
121 セパレータ本体部
122 セパレータタブ部
122a 第1の部分
122b 第2の部分
130 アンカット部分
200 接着されている部分
201,202 角部
P1,P2 接点
P3,P4 交点
L1,L2 接線
L3,L4 垂線
L5 長軸

Claims (7)

  1. ラベル層と、前記ラベル層の粘着面側に設けられたセパレータ層とを備えるシールラベルであって、
    前記ラベル層は、ラベル本体部と、前記ラベル本体部の外周部分に隣接して設けられ前記ラベル本体部との分離が可能なラベルタブ部とを有し、
    前記セパレータ層は、少なくとも前記ラベル本体部の前記粘着面の一部を覆うセパレータ本体部と、前記セパレータ本体部との分離が可能なセパレータタブ部とを有し、
    前記セパレータタブ部は、前記ラベル本体部の前記粘着面の前記一部とは異なる部分を覆う第1の部分と、前記ラベルタブ部の前記粘着面を覆う第2の部分を備えており、前記第1の部分の外周が円弧状であることを特徴とするシールラベル。
  2. 前記セパレータタブ部の前記第1の部分の前記外周の一方の端部を接点とする接線と、前記セパレータタブ部の前記第1の部分の前記外周の他方の端部を接点とする接線とが、前記ラベル本体部と前記ラベルタブ部の境界からみて前記ラベル本体部側で交差することを特徴とする請求項1に記載のシールラベル。
  3. 前記セパレータタブ部の前記第1の部分の面積が前記セパレータタブ部の前記第2の部分の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のシールラベル。
  4. 前記セパレータタブ部が円形又は楕円形であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシールラベル。
  5. 前記セパレータタブ部の直径又は短径が20mm以上、30mm以下であることを特徴とする請求項4に記載のシールラベル。
  6. 前記セパレータタブ部の前記第2の部分の面積が前記ラベルタブ部の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシールラベル。
  7. 前記ラベル本体部がドーナツ形であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシールラベル。
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