JP3100419U - 境界ブロック着脱型暗渠ブロック - Google Patents

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JP3100419U
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冨山 一郎
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富山コンクリート工業株式会社
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Abstract

【課題】 地下の暗渠ブロック部分をそのままにして、その上部に設けられた車道と歩道との境界ブロックを段差解消板と容易に着脱交換が行え、簡単にバリアフリー化ができる境界ブロック付き暗渠ブロックを提供する。
【解決手段】 暗渠ブロック1の上に境界ブロック7及び段差解消板を嵌合させる嵌合段差面3を設け、その嵌合段差面3にボルト固定用のアンカー2を埋め込み、該アンカー2にナット9を螺着させたボルト5を差し込む。
 そして、前記嵌合段差面3に嵌まる境界ブロック7及び段差解消板に前記ボルト5を差し込むためのボルト孔8を設ける。
 さらに、該ボルト孔8上部に前記ナット9を落とし込むナット穴11を設け、そのナット穴11はキャップ10を被着できるようにする。
 そして、前記境界ブロック7と段差解消板とが前記ナット9及びボルト5を外すことにより簡単に交換できるようにする。
【選択図】   図1

Description

 本考案は、車道と歩道との境界に設置される境界ブロック着脱型のコンクリート製の暗渠ブロックに関する。
 従来、車道と歩道との境界には道路排水のためコンクリート製の暗渠ブロックが用いられ、さらにその上には道路と歩道との境界に、自動車から歩行者の安全を守るため境界ブロックが設けられている。
 そのような、暗渠ブロックの上に設けられる境界ブロックとしては、コンクリート一体成形製品(特許文献1参照)が多く、暗渠ブロック部分と境界ブロック部分との組み合わせ式の製品(特許文献2参照)も多く提供されている。
 それらの、境界ブロック付き暗渠ブロックでは、道路に面した敷地に、後から住宅や店舗を建設すると、その道路からの自動車の出入りができるようにするために障害となる境界ブロック部分の撤去がなされる。
 また、近年では車椅子の利用者にとって走行障害となる境界ブロックのような高い段差をなくすバリアフリー化の施策がとられるようになってきている。
 しかし、走行障害解消のための境界ブロック部分の撤去は、コンクリート一体成形製品(特許文献1参照)では上部の境界ブロック部分をはつりとることと平面に均すことに大きな労力を要していた。そこで、そのような手間を省くため、暗渠ブロック全体を掘り起こして境界ブロックのない暗渠ブロックと交換してしまうことが多く行われている。
 また、組み合わせ式の製品(特許文献2参照)である場合には、境界ブロック部分が外されないように暗渠ブロックにセメントで固着されているため、コンクリート一体成形製品と同様に改修工事は容易ではなく、これなでは境界ブロック部分の撤去改修工事は施主にとって大きな経済的負担となっていた。
特開2003−160905号公報 登録実用新案第3022690号公報
 本考案は、地下に埋設された暗渠ブロック部分をそのままにして、その上部に設けられた車道と歩道との境界ブロックを段差解消板と随時着脱交換が行え、車道と歩道との境界のバリアフリー化が容易できる境界ブロック付き暗渠ブロックを提供するものである。
 上記課題を解決するために、本考案の境界ブロック着脱型暗渠ブロックは、暗渠ブロックの上に境界ブロック及び段差解消板を嵌合させる嵌合段差面を設け、その嵌合段差面にボルト固定用のアンカーを埋め込み、そのアンカーにナットを螺着させたボルトを差し込めるようにする。
 そして、その暗渠ブロックの上に載せる境界ブロック及び段差解消板は、底面を前記嵌合段差面に嵌合可能に形成し、前記暗渠ブロックに装着されたボルトが差し込み可能となるように縦方向のボルト孔を配設して、該ボルト孔の上部にはナットを落とし込むためのナット穴を設ける。
 さらに、該ボルト孔上部には前記ナットを落とし込むナット穴を設け、そのナット穴にキャップを嵌めてその穴を塞げるようにする。
 そして、前記キャップを抜いてナットとボルトを外すことにより前記境界ブロックと段差解消板を着脱交換できるように構成したものである。
 また、請求項2に記載の考案は、上記考案の構成において、段差解消板が強化プラスチック製着色板を使用するものである。
 本考案は上記構成なので、地中に埋設された暗渠ブロック部分に手を加えずそのままにしておき、その上部地上に固定された境界ブロックと段差解消板とが前記キャップとナット及びボルトを外すことにより容易に随時着脱交換できるようになった(図5の境界ブロック(イ)と段差解消板(ロ)を参照)。
 また、境界ブロック又は段差解消板は暗渠ブロックに対してモルタルを用いずにボルト及びナットで強固に固定される。その際に暗渠ブロックに上面の嵌合段差面に案内されて位置がずれることなく容易に施工することができる。
 そして、当初は境界ブロック上の車道と歩道との境界に境界ブロックを固定した状態であったものが、その境界ブロックを段差解消板と交換することで簡単にバリアフリー化が実現できるようになる。
 また、バリアフリー化は車道と歩道との分離があいまいになりがちであるが、段差解消板に強化プラスチック製着色板を使用すれば、白線ペンキなど塗装したものと比べ色落ちしないので車道と歩道との境界が長期間明確に保てて安全である。
 以下本考案の実施の形態を詳しく説明する。
 本考案は、暗渠ブロック1の上に境界ブロック7(図1及び図2参照)及び段差解消板12(図3及び図4参照)を嵌合させる嵌合段差4のある嵌合段差面3を設け、その嵌合段差面3の中央にボルト固定用のアンカー2を一定間隔に埋め込む。
 そして、該アンカー2にボルト5を差し込み、そのボルト5に螺着するナット9を用意する。
 さらに、その暗渠ブロック1の上に載せる境界ブロック7及び段差解消板12は、底面を前記嵌合段差4の段差厚に対応する深さに嵌合段差面3を形成する。
 そして、前記暗渠ブロック1に装着されたボルト5が差し込み可能となるように縦方向のボルト孔8、13を配設して、該ボルト孔8、13の上部にはナット9を落とし込むためのナット穴11、14を設ける。
 そのナット穴11、14にはその穴を塞ぐキャップ10が嵌められるようにする。
そして、前記キャップ10を抜いて前記ナット9とボルト5を外すことにより前記境界ブロック7と段差解消板12を随時着脱交換できるようにする。
 ナット穴11、14はボルト5をいつでも外せる状態にしてい置くため、着脱可能なキャップ10のみによる栓塞を行い、モルタルや接着剤の充填固着はしない。
 また、安全性を高めるために段差解消板12に、表面磨耗による色落ちがない強化プラスチック製着色板を使用すると、境界であることが長期間明確に保持できて安全である。
 なお、段差解消板12の厚さは嵌合段差4の段差厚と同じであれば、段差は完全になくなるが、車道と歩道との区別を残すため、段差厚と同じ厚さの段差解消板12を使用せずに多少の異なる厚みで僅かの段差を残すことも可能である。
 さらに、段差解消板12は蛍光性や反射性の素材を用いたり、表面に各種デザインの凹凸を設けたりして、さらに安全性を高めることもできる。
 また、嵌合段差4を低くした場合には、薄い強化プラスチック製着色板では強度的に耐えられないものもあり、その場合には鉄板など金属製の段差解消板12を使用することで対応することができる。
 本考案の境界ブロック着脱型暗渠ブロックは、道路の車道と歩道との境界に利用するものであるが、公園や庭園などの区域内外の境界に利用することも可能である。
境界ブロックでの分解した状態を示す縦断斜視図である。 図1の組み立てた状態を示す斜視図である。 段差解消板での分解した状態を示す縦断斜視図である。 図3の組み立てた状態を示す斜視図である。 (イ)が境界ブロックを(ロ)が段差解消板を固定した使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
  1  暗渠ブロック
  2  アンカー
  3  嵌合段差面
  4  嵌合段差
  5  ボルト
  6  ボルト差込孔
  7  境界ブロック
  8  ボルト孔
  9  ナット
 10  キャップ
 11  ナット穴
 12  段差解消板
 13  ボルト孔
 14  ナット穴


Claims (2)

  1.  境界ブロック又は段差解消板を載置嵌合させるための一定幅な嵌合段差面を上面に形成するとともに該嵌合段差面にボルトを差し込むアンカーを埋設して成る暗渠ブロックと、
     前記嵌合段差面に嵌合可能に形成された底面を有し、前記暗渠ブロックに装着されたボルトが差し込み可能となるように配設されたボルト孔を縦に貫設するとともに該ボルト孔の上部に形成されたナットを落とし込むためのナット穴とを有して成る境界ブロック及び段差解消板と、
     前記アンカーに差し込まれるボルト及びそのナットと、前記ナット穴に対して着脱可能なキャップとから成り、
     前記キャップを抜いてナット及びボルトを外すことにより前記境界ブロックと段差解消板を着脱交換できるようにしたことを特徴とする境界ブロック着脱型暗渠ブロック。
  2.  段差解消板が強化プラスチック製着色板である請求項1記載の境界ブロック着脱型暗渠ブロック。






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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05173293A (ja) * 1991-12-25 1993-07-13 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ付きフイルムユニット

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