JP3100270U - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】落下に起因するディスク収容ケースの破損を防止しつつ、各種タイプのディスク収容ケースを用いて製造可能なラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】ディスク保持部15が形成されたケース本体12、およびケース本体12に軸支されると共にインデックスカード保持部が形成された蓋体13を有するディスク収容ケース11と、ラベル紙を載置可能に形成された載置台2、およびラベル紙を保持するラベル保持部3を有して蓋体13のインデックスカード保持部に固定されたラベル保持具1とを備えて、ケース本体12を蓋体13に対して相対的に回動させて上面開口部位を閉塞することによってラベル紙をディスク体に貼付可能に構成され、ラベル保持具1は、弾性を有する両面粘着シート5,5・・によってインデックスカード保持部に固定されている。
【選択図】図1

Description

 本考案は、ディスク体に貼付するラベル紙を保持可能なラベル保持具がディスク収容ケースにおける蓋体のインデックスカード保持部に固定されて構成されたラベル貼付装置に関するものである。
 この種のラベル貼付装置として、特開2001−76386号公報に開示されているラベル貼付装置が従来から知られている。このラベル貼付装置は、同公報の図4に示すように、光ディスク4(ディスク体)を保持するディスク位置決め突部5が中央部に形成されたケース本体1と、回動軸7(同公報の図2参照)を介してケース本体1に軸支された回動蓋2と、回動蓋2に装着可能な板状部材3(ラベル保持具)とを備えて、光ディスク4にラベル18を貼付可能に構成されている。この場合、ラベル18には、その裏面に粘着剤層21が形成されると共に、円形の中央開口部27が形成されている。また、板状部材3には、ラベル18の中央開口部27に嵌入してラベル18を位置決めするラベル位置決め突部13が形成されている。この場合、ラベル位置決め突部13の直径は、ラベル18の中央開口部27と同径に形成されている。
 このラベル貼付装置を用いて光ディスク4にラベル18を貼付する際には、まず、回動蓋2に板状部材3を取り付ける。具体的には、同公報の図3に示すように、回動蓋2の突片11,11・・上に板状部材3の切欠部17,17・・を位置させた状態で板状部材3を下動させて回動蓋2の底壁25に板状部材3を面的に接触させる。次に、回動蓋2に対して板状部材3をスライドさせて、第1ストッパー8に当接させる。これにより、回動蓋2の底壁25と突片11,11・・とによって板状部材3が挟持され、かつ、第1ストッパー8および第2ストッパー9によって板状部材3のスライドが規制されて板状部材3の取り付けが完了する。次に、光ディスク4をケース本体1に装着すると共に、粘着剤層21を上向きにしてラベル18を板状部材3にセットする。次いで、回動蓋2に対してケース本体1を回動させて閉じることにより、ラベル18の粘着剤層21が光ディスク4の表面に密着して光ディスク4に対するラベル18の貼付が完了する。
特開2001−76386号公報(第3−5頁、図2−4)
 ところが、従来のラベル貼付装置には、以下の問題点がある。すなわち、従来のラベル貼付装置では、回動蓋2に対して板状部材3をスライドさせることによって回動蓋2の底壁25と突片11,11・・とで板状部材3を挟持してインデックスカード保持部に保持させる構成が採用されている。一方、近年のディスク収容ケースには、インデックスカード保持部の形状が上記の回動蓋2とは相違するタイプのものが存在する。具体的には、例えば、図5に示すディスク収容ケース(以下、「収容ケース」ともいう)11は、その蓋体13が天板13aと側壁13b,13b・・とで浅皿状に形成されると共に、インデックスカードを矢印Dの向きでスライドさせるようにしてインデックスカード保持部に挿入可能に構成されている。この場合、インデックスカード保持部に収容するインデックスカードは、紙等の撓みやすい素材で形成されている。このため、インデックスカード全体を撓ませるようにして天板13aと保持片13c,13C・・との間にスライドさせるようにして挿入することが可能となっている。しかし、前述した板状部材3は、樹脂材料で比較的厚手に形成されている。したがって、板状部材3をインデックスカードと同様にして撓ませるようにして挿入することが困難なため、従来のラベル貼付装置には、板状部材3(ラベル保持具)を収容ケース11のようなタイプの蓋体(蓋体13)に取り付けるのが困難であるという問題点が存在する。
 この場合、ラベル保持具をインデックスカードよりも小さく形成して、例えば揮発系溶剤型の接着剤を用いて収容ケース11における蓋体13の天板13aに接着して固定する構成が考えられる。しかし、接着剤によってラベル保持具を蓋体13に接着する構成を採用した場合、ラベル保持具と蓋体13とが一体化することによって蓋体13が変形し難くなるため、ラベル貼付装置を落下させた際などに蓋体13が容易に破損する。また、接着剤等によってラベル保持具を接着した場合には、接着作業後において、接着剤が硬化するまで放置する必要がある。このため、1つのラベル貼付装置を製造するのに長時間を必要とする。さらに、この種のディスク収容ケースは、一般的に、透過性を有する樹脂材料で射出成形されているため、ラベル保持具の接着部位が蓋体13を透して見える結果、ラベル貼付装置の美観が損なわれるという問題点もある。
 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、落下に起因するディスク収容ケースの破損を防止しつつ、各種タイプのディスク収容ケースを用いて製造可能なラベル貼付装置を提供することを主目的とする。また、その美観を損ねることなく、迅速かつ容易にラベル保持具を蓋体に固定し得るラベル貼付装置を提供することを他の目的とする。
 上記目的を達成すべく本考案にラベル貼付装置は、ディスク体における中央孔の口縁と係合して当該ディスク体を保持するディスク保持部が形成されたケース本体、および当該ケース本体に軸支されて当該ケース本体の上面開口部位を閉塞すると共にインデックスカードを保持可能なインデックスカード保持部が形成された蓋体を有するディスク収容ケースと、中央孔が形成されたラベル紙を載置可能にその上面が平坦に形成された載置台、および前記中央孔の口縁に当接して前記載置台上のラベル保持位置に前記ラベル紙を位置決めしつつ保持するラベル保持手段を有して前記蓋体の前記インデックスカード保持部に固定されたラベル保持具とを備えて、前記ケース本体を前記蓋体に対して相対的に回動させて前記上面開口部位を閉塞することによって当該ラベル保持具によって保持されている前記ラベル紙を当該ケース本体によって保持されているディスク体に貼付可能に構成され、前記ラベル保持具は、弾性を有する接着部材によって前記インデックスカード保持部に固定されている。
 この場合、弾性部材の両面に粘着剤層が形成された両面粘着シートで前記接着部材を構成するのが好ましい。
 また、前記ラベル保持具の前記載置台を方形状に形成すると共に当該載置台の四隅を前記接着部材によって前記蓋体に固定するのが好ましい。
 さらに、方形状の天板における四辺に沿って側壁をそれぞれ立設して前記蓋体を浅皿状に形成し、前記載置台と前記蓋体の前記側壁との間に隙間が形成されるようにして前記接着部材によって前記インデックスカード保持部に前記ラベル保持具を固定するのが好ましい。
 この場合、前記蓋体における前記ケース本体によって軸支される側の両角部において前記載置台の角部を当該蓋体における前記側壁の内面にそれぞれ当接させた状態で前記インデックスカード保持部に前記ラベル保持具を固定するのが好ましい。
 本考案に係るラベル貼付装置によれば、弾性を有する接着部材によってインデックスカード保持部にラベル保持具を固定したことにより、ラベル保持具を撓ませることなくインデックスカード保持部に固定することができる。したがって、インデックスカード保持部の形状(インデックスカードを保持する構成)が異なる各種タイプのディスク収容ケースを用いてラベル貼付装置を製造することができる。また、接着部材の弾性変形によって蓋体がある程度自由に変形可能なため、落下時等における蓋体の破損をある程度回避でき、また、破損が発生した場合であっても、その破損の程度を軽減することができる。
 また、本考案に係るラベル貼付装置によれば、両面粘着シートを接着部材として用いたことにより、蓋体に対するラベル保持具の固定作業を迅速かつ容易に行うことができる。したがって、ラベル貼付装置の製造コストを十分に低減することができる。また、接着剤等によって接着する構成とは異なり、蓋体を透して両面粘着シートが見えたとしてもラベル貼付装置の美観が損ねられる事態を回避することができる。
 さらに、本考案に係るラベル貼付装置によれば、接着部材によって載置台の四隅を蓋体に固定したことにより、蓋体にラベル保持具を確実に固定することができる。
 また、本考案に係るラベル貼付装置によれば、載置台と蓋体の側壁との間に隙間が形成されるようにラベル保持具を固定したことにより、蓋体が一層容易に変形可能なため、ラベル貼付装置の落下時等における蓋体の破損を十分に回避することができる。
 さらに、本考案に係るラベル貼付装置によれば、蓋体におけるケース本体に軸支されている側の両角部において載置台の角部を側壁の内面にそれぞれ当接させた状態で固定したことにより、ラベル保持具を固定すべき位置に位置決めした状態で蓋体に固定することができる。このため、ケース本体のディスク保持部によって保持されている状態のディスク体に対して、ラベル保持具によって保持されたラベル紙を偏心させることなく貼付することができる。
 以下、添付図面を参照して、本考案に係るラベル貼付装置の最良の形態について説明する。
 最初に、ラベル貼付装置S1の構成について、図面を参照して説明する。
 図1に示すラベル貼付装置S1は、一例として、その直径が12cmのCD−RやCD−RWなどの光ディスク(本考案におけるディスク体)にラベル紙を貼付可能に構成され、ラベル保持具1と収容ケース11とを備えている。この場合、光ディスク(図示せず)には、その中央部に直径15mm程度のクランプ(チャッキング)用の中心孔が形成されると共に、その中心孔の周囲には、幅1〜13mm程度のクランプエリアが設けられている。また、ラベル紙(図示せず)は、その裏面に粘着剤層が形成されて台紙に貼付されると共に、その中央部には、光ディスクに貼付された状態においてクランプエリアを露出させるための中央孔が形成されて光ディスクに貼付可能に構成されている。この中央孔の内径は、17mm以上41mm以下の範囲内で製造メーカや製品タイプ毎に様々に異なっている。また、この種のラベル紙は、その表面に筆記具や印刷機によって各種記号や図柄を書込み(印刷)可能に構成されている。
 収容ケース11は、図5に示すように、ケース本体12、蓋体13およびディスクトレイ(以下、「トレイ」ともいう)14を備えている。ケース本体12は、トレイ14と相俟って本考案におけるケース本体を構成し、その底板12aに側壁12b,12b,12bが立設されてトレイ14を取付け可能な浅皿状に形成されている。また、ケース本体12には、蓋体13を回動可能に軸支するための孔(図示せず)が形成されている。蓋体13は、天板13aの四辺に沿って側壁13b,13b・・が立設されて浅皿状に形成されている。また、側壁13bには、天板13aと相俟ってインデックスカード(図示せず)を保持するインデックスカード保持片(以下、「保持片」ともいう)13c,13c・・が形成されている。この場合、蓋体13の天板13a、側壁13b,13bおよび保持片13c,13c・・によって本考案におけるインデックスカード保持部が構成される。また、蓋体13の角部C1,C2には、ケース本体12に取り付けるための回動軸13d,13d(図4参照)が形成されている。トレイ14は、光ディスクを保持するためのディスク保持部15を備えている。この場合、ディスク保持部15は、光ディスクにおける中心孔の口縁と係合して光ディスクをトレイ14に保持するための複数のディスク保持片(以下、「保持片」ともいう)15a,15a・・を備えて構成されている。
 一方、図1に示すように、ラベル保持具1は、収容ケース11における蓋体13に取り付け可能に全体としてインデックスカードと同様の矩形状に形成されている。また、図2に示すように、ラベル保持具1は、載置台2、ラベル保持部(以下、「保持部」ともいう)3および案内板4を備えている。載置台2は、蓋体13の四隅においてラベル保持具1を天板13aに固定するためのベース部21a〜21dと、ラベル紙を載置可能にその上面が平坦に形成された円板状の載置部22とが樹脂材料で一体成形されている。この場合、載置部22には、保持部3のスライド板25,25,25を載置部22の中心部に対して内向きおよび外向き(同図における矢印B2,B2,B2の方向)に案内するための3本の案内溝が形成されている。
 保持部3は、3つのスライド板25,25,25を備えて構成されている。また、スライド板25の表面には、ラベル保持片(以下、「保持片」ともいう)26が立設されると共に、その裏面には、案内板4に形成されているスリット4aの口縁部と係合可能な係合部25aが立設されている。この場合、保持片26は、その上面視が円弧状に形成されている。また、各保持片26,26,26が互いに接している状態(図2に示す状態)では、各保持片26,26,26によってその直径が17mmのリング体が形成される。さらに、後述するようにスライド板25,25,25が載置台2に対してスライドさせられて各保持片26,26,26が最も離間させられた状態(図示せず)では、各保持片26,26,26の最外縁部を通過する仮想円の直径が41mm程度となる。したがって、このラベル保持具1では、載置台2に対するスライド板25のスライド量を適宜調節することで、その内径が17mm以上41mm以下の範囲内の径で中央孔が形成された各種のラベル紙を保持することが可能となっている。
 案内板4は、載置台2に対してスライド板25,25,25をスライドさせるための部材であって、全体として円板状に形成されて載置台2に対して回動可能に取り付けられている。この案内板4には、載置部22の側方に突出させられるつまみ28が形成されると共に、係合部25aが係合させられた状態の各スライド板25,25,25をそれぞれ図2に示す矢印B2の向きでスライドさせるための3本のスリット4a,4a,4aが形成されている。なお、前述した保持部3と案内板4とによって本考案におけるラベル保持手段が構成される。
 このラベル貼付装置S1では、図3に示すように、ラベル保持具1が蓋体13の天板13aとの間に隙間が形成されるようにして両面粘着シート5,5・・によって固定されている。この場合、両面粘着シート5は、本考案における接着部材の一例であって、シート状弾性部材(一例として、発泡ウレタンシート)の両面に粘着剤層が形成されて構成されている。また、図4に示すように、ラベル保持具1は、蓋体13における収容ケース11に軸支されている側(回動軸13d,13dが形成されている側)の両角部(角部C1,C2)においてそのベース部21a,21bの角部が側壁13b,13bの内面に当接させられた状態で蓋体13に固定されている。さらに、図1に示すように、上記の当接部位などを除き、ベース部21a〜21dと側壁13b,13b・・との間には、極く小さな隙間が形成されるように構成されている。
 このラベル貼付装置S1の組み立てに際しては、まず、ラベル保持具1のベース部21a〜21dに両面粘着シート5を貼付する。次に、図3に示すように、ベース部21a,21bを蓋体13の角部C1,C2の側に位置させるようにして、蓋体13における天板13aと保持片13c,13cとの間にベース部21a,21bを挿入する。この際に、図4に示すように、ベース部21a,21bの角部が角部C1,C2において蓋体13の側壁13b,13bの内壁面に当接する結果、蓋体13に対してラベル保持具1が位置決めされる。次いで、ラベル保持具1を下動させてベース部21a〜21dに貼付されている両面粘着シート5,5・・を蓋体13に面的に接触させた後に、天板13aとベース部21a〜21dとを接近させる向きで例えば指によって押圧する。これにより、両面粘着シート5,5・・が天板13aに密着して蓋体13に対するラベル保持具1の固定が完了して、ラベル貼付装置S1が完成する。この場合、このラベル貼付装置S1では、両面粘着シート5,5・・によってラベル保持具1を蓋体13に固定する構成のため、ラベル保持具1を撓ませることなく蓋体13に固定することが可能となっている。
 また、このラベル貼付装置S1では、例えば揮発系溶剤型の接着剤を用いてラベル保持具1を蓋体13に接着した構成とは異なり、両面粘着シート5,5・・の弾性変形によって蓋体13がラベル保持具1とは別個にある程度自由に変形可能な構成となっている。さらに、このラベル貼付装置S1では、ラベル保持具1の載置台2(ベース部21a〜21d)と天板13aとの間や、ベース部21a〜21dと側壁13b,13b・・との間に隙間が形成されている。したがって、載置台2(ベース部21a〜21d)を天板13aおよび側壁13b,13b・・に密着させた構成と比較して、蓋体13の変形が一層容易となっている。
 次いで、ラベル貼付装置S1の使用方法について、図面を参照して説明する。
 まず、台紙に貼付された状態のラベル紙に、貼付対象の光ディスクに記録された記録データの内容等をプリンタなどで印刷する。次に、収容ケース11のケース本体12(トレイ14)に、表面(ラベル紙を貼付する側の面)を上向きにして光ディスクを取り付ける。この際に、ディスク保持部15の保持片15a,15a・・と光ディスクにおける中心孔の口縁部とが係合して、光ディスクがケース本体12によって保持される。次に、ラベル保持具1の案内板4を図2に示す矢印B1の向き(時計方向の向き)で載置台2に対して回動させてスライド板25,25,25をスライドさせ、各保持片26,26,26が互いに接している状態にする。次いで、台紙から剥がしたラベル紙を、保持片26がラベル紙の中央孔に嵌入され、かつ粘着剤層が上向きとなるようにしてラベル保持具1における載置台2の上に載置する。
 次に、図2に示す矢印B1の向き(反時計方向の向き)で案内板4を載置台2に対して回動させる。この際には、案内板4のスリットに係合させられているスライド板25の係合部25aが同図に示す矢印B2の向き(この場合、外向き)で移動させられる。この結果、案内溝に嵌入されているスライド板25,25,25が矢印B2の向き(外向き)に互いに等しい距離(同等の距離)だけスライドさせられて、保持片26,26,26がラベル紙における中央孔の口縁部に当接する。この場合、各スライド板25,25,25が載置台2の中央に対して互いに等しい距離(同等の距離)だけスライドさせられているため、保持片26,26,26が載置台2の中央から互いに等しい距離に配置される。したがって、保持片26,26,26の外壁面が中央孔の口縁部に当接した状態のラベル紙は、保持片26,26,26によって載置台2の中央部(本考案におけるラベル保持位置)に位置決めされた状態で保持される。
 次いで、この状態の蓋体13に対してケース本体12を回動させる。この際には、トレイ14のディスク保持部15によって保持された光ディスクが、蓋体13に取り付けたラベル保持具1によって保持されているラベル紙の上方に位置させられる。続いて、ケース本体12の底板12aと蓋体13の天板13aとを互いに接近させるようにして収容ケース11を全面に亘って押圧することにより、光ディスクの表面にラベル紙の粘着剤層が密着させられる。次いで、蓋体13に対してケース本体12を回動させて収容ケース11を開放する。これにより、ディスク保持部15によって保持された状態の光ディスクにラベル紙が貼付されて作業が完了する。
 このように、このラベル貼付装置S1によれば、弾性を有する両面粘着シート5,5・・によって蓋体13のインデックスカード保持部にラベル保持具1を固定したことにより、ラベル保持具1を撓ませることなくインデックスカード保持部に固定することができる。したがって、インデックスカード保持部の形状(インデックスカードを保持する構成)が異なる各種タイプのディスク収容ケースを用いてラベル貼付装置を製造することができる。また、両面粘着シート5,5・・の弾性変形によって蓋体13がある程度自由に変形可能なため、落下時等における蓋体13の破損をある程度回避でき、また、破損が発生した場合であっても、その破損の程度を軽減することができる。この場合、両面粘着シートを接着部材として用いたことにより、蓋体13に対するラベル保持具1の固定作業を迅速かつ容易に行うことができる。したがって、ラベル貼付装置S1の製造コストを十分に低減することができる。また、接着剤等によって接着する構成とは異なり、蓋体13を透して両面粘着シート5が見えたとしてもラベル貼付装置S1の美観が損ねられる事態を回避することができる。
 さらに、このラベル貼付装置S1によれば、接着部材によって載置台の四隅を蓋体に固定したことにより、蓋体13にラベル保持具1を確実に固定することができる。
 また、このラベル貼付装置S1によれば、載置台と蓋体の側壁との間に隙間が形成されるようにラベル保持具を固定したことにより、蓋体13が一層容易に変形可能なため、ラベル貼付装置S1の落下時等における蓋体13の破損を十分に回避することができる。
 さらに、このラベル貼付装置S1によれば、蓋体におけるケース本体に軸支されている側の両角部において載置台の角部を側壁の内面にそれぞれ当接させた状態で固定したことにより、ラベル保持具1を固定すべき位置に位置決めした状態で蓋体13に固定することができる。このため、ケース本体12(トレイ14)のディスク保持部15によって保持されている状態の光ディスクに対して、ラベル保持具1によって保持されたラベル紙を偏心させることなく貼付することができる。
 なお、本考案は、上記した構成に限定されない。例えば、両面粘着シート5,5・・によってラベル保持具1を収容ケース11の蓋体13に固定する例について上記したが、本考案はこれに限定されず、硬化状態で弾性を有する各種の接着剤(本考案における接着部材の他の一例)によってラベル保持具1を蓋体13に固定する構成を採用することができる。また、直径12cmのCD−RやCD−RWをラベル紙の貼付対象とする例について説明したが、本考案におけるディスク体の直径は12cmに限定されず、さらに、その種類もCD−RやCD−RWのみならず、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−RおよびDVD−RWなどの各種のディスク体を貼付対象とすることができる。さらに、本考案におけるディスク体は、光ディスクなどのディスク状記録媒体に限定されず、記録媒体以外の各種ディスク体がこれに含まれる。また、本考案におけるディスク収容ケースは、ケース本体12、蓋体13およびトレイ14からなる収容ケース11に限定されず、その内底面にディスク保持部15が直接形成されたケース本体と、ラベル保持具1を保持可能な蓋体とからなるディスク収容ケースもこれに含まれる。
ラベル貼付装置S1の平面図である。 ラベル貼付装置S1におけるラベル保持具1の平面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 蓋体13の角部C1,C2近傍およびラベル保持具1の平面図である。 収容ケース11の平面図である。
符号の説明
   1 ラベル保持具
   2 載置台
   3 ラベル保持部
   4 案内板
   5 両面粘着シート
  11 ディスク収容ケース
  12 ケース本体
  13 蓋体
 13a 天板
 13b 側壁
 13c 保持片
 13d 回動軸
  14 ディスクトレイ
  15 ディスク保持部
 21a〜21d ベース部
  22 載置部
  C1,C2 角部
  S1 ラベル貼付装置

Claims (5)

  1.  ディスク体における中央孔の口縁と係合して当該ディスク体を保持するディスク保持部が形成されたケース本体、および当該ケース本体に軸支されて当該ケース本体の上面開口部位を閉塞すると共にインデックスカードを保持可能なインデックスカード保持部が形成された蓋体を有するディスク収容ケースと、
     中央孔が形成されたラベル紙を載置可能にその上面が平坦に形成された載置台、および前記中央孔の口縁に当接して前記載置台上のラベル保持位置に前記ラベル紙を位置決めしつつ保持するラベル保持手段を有して前記蓋体の前記インデックスカード保持部に固定されたラベル保持具とを備えて、前記ケース本体を前記蓋体に対して相対的に回動させて前記上面開口部位を閉塞することによって当該ラベル保持具によって保持されている前記ラベル紙を当該ケース本体によって保持されているディスク体に貼付可能に構成され、
     前記ラベル保持具は、弾性を有する接着部材によって前記インデックスカード保持部に固定されているラベル貼付装置。
  2.  前記接着部材は、弾性部材の両面に粘着剤層が形成された両面粘着シートで構成されている請求項1記載のラベル貼付装置。
  3.  前記ラベル保持具は、前記載置台が方形状に形成されると共に当該載置台の四隅が前記接着部材によって前記蓋体に固定されている請求項1または2記載のラベル貼付装置。
  4.  前記蓋体は、方形状の天板における四辺に沿って側壁がそれぞれ立設されて浅皿状に形成され、
     前記ラベル保持具は、前記載置台と前記蓋体の前記側壁との間に隙間が形成されるようにして前記接着部材によって前記インデックスカード保持部に固定されている請求項1から3のいずれかに記載のラベル貼付装置。
  5.  前記ラベル保持具は、前記蓋体における前記ケース本体によって軸支される側の両角部において前記載置台の角部が当該蓋体における前記側壁の内面にそれぞれ当接した状態で前記インデックスカード保持部に固定されている請求項4記載のラベル貼付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108766747A (zh) * 2018-05-08 2018-11-06 远方机器人科技(天津)有限公司 一种自动粘接设备

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CN108766747A (zh) * 2018-05-08 2018-11-06 远方机器人科技(天津)有限公司 一种自动粘接设备

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