JP3100175B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Description
OS型のメモリセルを備えるスタティックRAMに関す
る。
れており、それにつれて低消費電力化が必要になってい
る。
ティック)RAMは図3(a)の如き構造をしている。
この図でQ1 、Q2 はnチャネルMOSトランジスタ、
R1 、R2 は抵抗で、これらはSRAMメモリセルの本
体であるフリップフロップを構成する。Q3 、Q4 はト
ランスファゲートを構成するMOSトランジスタで、該
フリップフロップの入出力端をビット線対BLL 、BL
R に接続する。トランジスタQ3 、Q4 はワード線WL
のHレベル(選択)、Lレベル(非選択)でオン、オフ
される。ビット線対BLL 、BLR はpチャネルMOS
トランジスタであるビット線負荷Q5 、Q6 を介して共
通電源線L1 へ接続される。ワード線WLおよびビット
線対BLL 、BLR は多数あり、これらのワード線とビ
ット線対の各交点部にメモリセルが接続されるが、図3
ではその1つのみを示す。
方がオン、他方がオフである。今、Q1 がオン、Q2 は
オフとし、ワード線WLが選択されたとすると、トラン
ジスタQ3 、Q4 がオンになり、L1 、Q5 、Q3 、Q
1 の経路で電流が流れる。L1 、Q6 、Q4 、Q2 の経
路の電流は、Q2 がオフであるから流れない。従ってビ
ット線負荷Q5 でセル電流による電圧降下が生じ、ビッ
ト線負荷Q6 にはこれが生ぜず、ビット線BLR がビッ
ト線BLL よりHレベルになる。図示しないセンスアン
プがこれをセンスし、データバッファなどを通して出力
する。これが読出しである。
り、これらのワード線とビット線対の各交点部にメモリ
セルが配置されてセルアレイを構成するが、大容量メモ
リではこのセルアレイを複数個に分割したものが多い。
図3(b)はこれを示す。ワード線WLは各セルアレイ
毎に、そのセルアレイのビット線対と直交して延びる。
ワード線が選択されると、該ワード線に交差するビット
線対と該ワード線との交点部のメモリセルのトランスフ
ァゲートが一斉に開き、当該メモリセルの記憶データに
従って各ビット線対の一方のビット線または他方のビッ
ト線にセル電流が流れる。従って共通電源線L1 に流れ
る電流は、セル電流をIC 、ワード線に交差するビット
線対の数に従ってワード線上のセル数をNとすると、I
C ×Nである。ワード線が非選択なら、この電流は流れ
ない。
またはL1 、Q6 、Q4 、Q2 であるから、セル電流は
電源電圧VCCと、これらの経路に存在する回路素子の抵
抗の和によって決定されるが、支配的なのはトランスフ
ァゲートQ3 、Q4 で(Q3、Q4 が最も低gm)、セ
ル電流はQ3 、Q4 により決まるとしてよい。
ァゲートを構成するMOSトランジスタのgmによって
定まるとしてよいが、プロセスのバラつきによりこのg
mは必らずしも設計値通りにはならない。メモリの大容
量化、高集積度化によりトランジスタサイズは益々小さ
くなり、この微小トランジスタでプロセスのバラつきが
発生すると、セル電流の設計値からのずれの比はかなり
大きくなる。そしてこのようなずれがワード線上のN個
の各セルで一斉に増加方向で生じると、共通電源線L1
の電流はN倍で増加してしまい、低消費電力化にそわな
くなる。
OSメモリセルの選択電流の増加を抑える必要がある
が、従来のSRAMではプロセスのバラつきによるセル
電流の増加に特別な処置はしていない。
ラつきによるセル電流の増加を抑えることを目的とする
ものである。
では、ビット線対BLL 、BLR の共通電源線L1 と電
源L2 の間に、電流制御素子Qを接続する。この電流制
御素子Qは、セル電流の設計値をIC 、ワード線と交差
するビット線対の数に従ってワード線上のセルの数をN
として、電源L2 から共通電源線L1 へ流れる電流をI
C ×Nに制御する。
トランジスタであり、ゲートは電源低電位VEEへ接続し
て常時オンにしておく。このトランジスタQは飽和ドレ
イン電流が上記のIC ×Nになるようにしておく。
して、選択時にセル電流の総和を抑えると、プロセスの
バラつきでセル電流が大になる場合もこれを抑えること
ができ、低消費電力化、高集積度化が可能になる。また
電流制御素子としてトランジスタQを用いる場合、極め
て簡単な構成で上記抑制を行なうことができる。
択されるセルは1ブロックのワード線につながっている
セルである。今、このセルの数は128であるとする。
この場合、電流制御トランジスタQの飽和ドレイン電流
値はIC ×128とする。
ジスタQ3 、Q4 のゲート幅を、図2(b)に電流制御
用トランジスタQのゲート幅を示す。この図でGは多結
晶シリコンのゲート電極であり、半導体基板SUBとそ
の表面のフィールド酸化膜SiO2 にのっている。ここ
でnMOS、pMOSの違いは無視して、ドレイン電流
ID はゲート幅に比例するとする。図2の(a)に示す
ようにトランスファゲートQ3 、Q4 のゲート幅は0.
8μmとし、バーズビークは片側0.4μmとすると、
電流制御トランジスタQのゲート幅は図2(b)に示す
ように0.8μm×128=102.4μmということ
になる。トランジスタQのバーズビークはトランスファ
ゲートのバーズビークと同様で、片側0.4μmであ
る。
ークが0.2μmになったとすると、トランスファゲー
トQ3 、Q4 ではゲート幅が0.2+0.8+0.2=
1.2μmになり、セル電流IC は設計時の1.2/
0.8=1.5倍になる。しかし電流制御トランジスタ
Qでは0.2+102.4+0.2=102.8μmに
なるだけでID は殆ど変わらない。プロセスのバラつき
により1ワード線下の128個のセルのトランスファゲ
ートのゲート幅が一斉に1.5倍になると、従来方式で
は1.5×IC ×128の電流が電源から流れようとす
るが、本発明ではこれは電流制御トランジスタQにより
制限され、殆ど変わらないことになる。
になると高速化する傾向にあるからこれを制限すると高
速化はできないが、制限値が設計値であるから、設計上
のアクセスタイムになるだけで問題はない。
ロセスのバラつきによりセル電流の増加を抑え、消費電
力が上るのを阻止できる。またセル電流の増加が収まる
ことにより、セル電流によるノイズが増えず、ノイズマ
ージンが上る効果が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のワード線とビット線対の交点部に
メモリセルを接続した半導体記憶装置において、該ビッ
ト線対の共通電源線と電源との間に、該電源から共通電
源線へ流れる電流を制限する電流制御素子を接続し、 該電流制御素子は、該電源から該共通電源線へ流れる電
流を、セル選択時にビット線に流れる電流の設計値に、
該共通電源線に接続されるビット線対の数を乗じた値に
制限することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記電流制御素子は、メモリセルのトラ
ンスファゲートを構成するMOSトランジスタのゲート
幅に、共通電源線に接続されるビット線対の数を乗じた
値のゲート幅を持つMOSトランジスタであることを特
徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03059601A JP3100175B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04276384A JPH04276384A (ja) | 1992-10-01 |
JP3100175B2 true JP3100175B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=13117936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03059601A Expired - Fee Related JP3100175B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3100175B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP03059601A patent/JP3100175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04276384A (ja) | 1992-10-01 |
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