JP3099691U - 靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の靴では足のつま先部の関節で変形がある方には幅広の靴や伸縮性素材を使用し足入れを可能としています。幅広の靴は、足入れは可能ですが実寸の足サイズより大きいため歩行時に前後左右にズレて歩行が困難です。また、甲材に伸縮性素材を使用した場合も、靴内部で足を固定する事ができず、歩行が困難になります。
【解决手段】 足の中足骨から指が接触する部分の靴の甲表材6と甲裏材7の間に低負荷で変形可能な低反発スポンジ3を設け、中敷部4にも同じ低反発スポンジを設ける事により、足の指の全周囲をソフトに包み込む構造となり、関節の変形を締めつける事無く痛み等の問題もなく、歩行時においても足が靴内部でズレる事なくフィット感があり、普通の靴と同じ状態で歩行可能な靴を提案する。
【選択図】 図4
【解决手段】 足の中足骨から指が接触する部分の靴の甲表材6と甲裏材7の間に低負荷で変形可能な低反発スポンジ3を設け、中敷部4にも同じ低反発スポンジを設ける事により、足の指の全周囲をソフトに包み込む構造となり、関節の変形を締めつける事無く痛み等の問題もなく、歩行時においても足が靴内部でズレる事なくフィット感があり、普通の靴と同じ状態で歩行可能な靴を提案する。
【選択図】 図4
Description
本考案は外反母趾や内反小趾等のように足の指の変形がある方にでも、靴の前甲中間部に設けた低反発スポンジと中敷部4の低反発スポンジ4で足廻りをソフトに包み込む構造とする事により、外観は通常の靴の形状でありながら、着用時には痛みを緩和し足入れを可能とした靴の構造を提案するものである。
従来、足のつま先部に変形がある方は、脛側中足点7と腓側中足点8の両方向の横幅の広い靴を使用したり、甲素材6及び甲裏材7に伸縮性素材を使用する事により足入れを可能としていました。また、中敷4に低反発スポンジを使用しているタイプは、運動や歩行時の足にかかる衝撃を吸収する目的のみで使用されている。
従来の靴では足の関節の変形がある方には幅広の靴や伸縮性素材を使用する事で足入れを可能としていますが、幅広の靴は、足入れは可能ですが実寸の足サイズより大きい為、歩行時に前後左右にズレて非常に歩行が難しく、また甲材に伸縮性素材を使用した場合も、歩行時に靴内部で足が固定されず歩行が困難です。
本考案は、上記のような問題点を解決する為に、足の指が接触する部分の靴の甲表材6と甲裏材7の間に低負荷で変形可能な低反発スポンジ3を設け、中敷部4にも同じ低反発スポンジを設ける事により、足の指全周囲をソフトに包み込む構造となり痛み等の問題も無く歩行時においても足が靴内部でズレる事もなくフィット感があり、通常の靴と同じ状態で歩行可能な靴を提案するものである。
次に本考案の実施例について図面に基づいて説明すると、図1は本考案の靴の1例を示す斜視図である。図2は、図1の前甲部分のC−D線断面図であり、甲部分は甲裏材5、低反発スポンジ3、甲裏材6の3層構造であり、中敷部4も、同じ低反発スポンジで構成される。図4は図1の靴着用時A−B線であり、足の指が前甲部の甲裏材6及び、中敷部4と接触する構造となっている。
次に本考案に使用される低反発スポンジの特徴について説明すると、低反発スポンジは反発弾性率が小さく、衝撃吸収効果のあるアクリル樹脂系スポンジ、シリコン系スポンジ、ウレタンスポンジ、EVAスポンジ等が使用可能であり、本考案の1実施例では、JISK6401反発弾性試験において反発弾性率が0.2%で、硬度についても低硬度でC型硬度計で温度10℃において20のアクリル樹脂系スポンジを使用している。
低反発スポンジの厚みについては、足の指の変形の度合いと靴の構造から1〜10mm厚が使用可能であり、足の指の変形が小さい場合は薄く、変形が大きい場合は厚くする事により変形の症状に合わせた調節が可能である。本考案の1実施例では、甲表材5と甲裏材6の間の低反発スポンジ3と中敷部4は、3mm厚の低反発スポンジを使用している。
低反発スポンジの厚みについては、足の指の変形の度合いと靴の構造から1〜10mm厚が使用可能であり、足の指の変形が小さい場合は薄く、変形が大きい場合は厚くする事により変形の症状に合わせた調節が可能である。本考案の1実施例では、甲表材5と甲裏材6の間の低反発スポンジ3と中敷部4は、3mm厚の低反発スポンジを使用している。
次に図2及び図4に基づいて、本考案で使用される低反発スポンジと足の指の接触について説明すると、図2において甲表材5と甲裏材6の間の前甲中間部に低反発スポンジを全周に接着剤で貼り合せて固定する事により足の指の上部と側面部が甲裏材6を介して間接的に低反発スポンジと接触し、足の指の裏側は中敷部4の低反発スポンジと接触する事により、足の指周り全てが低反発スポンジと間接的あるいは直接的に接触する構造となっている。
図4において、本考案の着用時における足の指の上部と裏側が低反発スポンジに間接的あるいは直接的に接触する構造となっている。
図4において、本考案の着用時における足の指の上部と裏側が低反発スポンジに間接的あるいは直接的に接触する構造となっている。
以上のように本考案の靴は、甲表材5と甲裏材6の間に低反発スポンジで構成される前甲中間部3を設け中敷部4にも低反発スポンジを設ける事により、足の指の周囲をソフトに包み込むようになり、外反母趾やリウマチ等の症状に代表的な第1指と第5指の第2関節の変形や、第2指または、第3指の足裏付根部にタコが出来る等の関節の変形は、通常の靴では締め付けが強く足入れができない方でも足入れが可能な靴です。
1. 靴
2. 本底
3. 前甲中間部
4. 中敷部
5. 甲表材
6. 甲裏材
7. 脛側中側点
8. 腓側中側点
2. 本底
3. 前甲中間部
4. 中敷部
5. 甲表材
6. 甲裏材
7. 脛側中側点
8. 腓側中側点
Claims (1)
- 靴の前甲内側に中足骨からつま先まで足が接触する部分に低反発スポンジ3を設け、中敷部4にも低反発スポンジを有する靴1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271099U JP3099691U (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003271099U JP3099691U (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3099691U true JP3099691U (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=43253377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271099U Expired - Fee Related JP3099691U (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3099691U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009522033A (ja) * | 2006-01-06 | 2009-06-11 | テオドール、グリメサン | 通気履物 |
WO2017090195A1 (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 有限会社アドロ | 履物 |
-
2003
- 2003-08-05 JP JP2003271099U patent/JP3099691U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017090195A1 (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 有限会社アドロ | 履物 |
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