JP3099650U - 直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路 - Google Patents

直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】電圧切換回路および電圧レベル検出回路を利用してファンモーターの回転数を変換することにより、供給された電源電圧の範囲および必要とする回転数に基づいて直流ブラシレスファンモーターの回転数の特性の範囲を決めることができる直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路を提供しようとするものである。
【解決手段】電圧切換回路11および電圧レベル検出回路12により構成される回転数制御回路10である。電圧切換回路は電源電圧をモーター駆動回路の高、低駆動電圧まで出力するのを制御するのに用いられ、電圧レベル検出回路は高、低入力電源電圧に基づいて電圧切換回路が切換して高、低駆動電圧をモーター駆動回路まで出力するのを制御して作動することができるため、ファンモーターは入力された異なる電源電圧により回転数の変換を行うことができるように構成されている。
【選択図】  図1

Description

 本考案は、直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路に関するもので、特に電圧切換回路および電圧レベル検出回路を利用してファンモーターの回転数を変換することにより、供給された電源電圧の範囲と所要な回転数により直流ブラシレスモーターの回転数の特性の範囲を決めることができる直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路に係るものである。
 近年放熱ファンが交換式電源供給器とコンピュータの中央処理器(CPU)、メディアカードなどの製品の放熱装置に応用されている。特に、近年放熱ファンの回転数は環境温度の高、低に従って調整することができるものが要求されている。すなわち、高温環境下においては放熱ファンは高回転数で電子素子の熱量を排除して電子素子の正常な運転を確保しなければならず、さらに高温により電子素子を破壊してしまうのを避けなければならない。また、低音環境下においては放熱ファンは回転数を低く抑えてエネルギを節約すると共に、電気およびエアによる騒音を低く抑えなければならない。
 また、図7に示す従来の単相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の回路図において、単相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路には巻線コイルL1、ホール素子IC1、駆動素子IC2およびコンデンサーCが含まれる。ホール素子IC1によりローターの永久磁石の磁極変化を検出して微弱なホール電圧を形成させ、それからホール電圧を駆動素子IC2まで出力させ、そして増幅させて出力タミナル01および02から交替に変化する方形波の信号を生成させる。上記信号はモーターの巻線コイルの駆動回路に対して開閉の作動および交替に変化する電流方向を生成させることにより、モーターのローターが回転するように励磁して駆動することができるようにとしたものがある。
 また、図8に示す従来の二相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の回路図において、二相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路には第一巻線コイルL1、第二巻線コイルL2、コンデンサーC1、ホール駆動素子IC3、第一抵抗R1、第二抵抗R2およびトランジスタQ1が含まれる。第一抵抗R1、第二抵抗R2およびトランジスタQ1により回転数の信号検出回路が構成される。ホール駆動素子IC3によりローターの永久磁石の磁極変化を検出して微弱なホール電圧を形成させ、それからホール電圧をホール駆動素子IC3の内部を経て増幅させ、出力タミナル01および02から交替に変化する方形波の信号を生成させ、上記信号は第一巻線コイルL1および第二巻線コイルL2において開閉の作動および交替に変化する電流方向を生成させることにより、モーターのローターが回転するように励磁して駆動することができるようにとしたものがある。
 さらに、メーカーが放熱ファンの制御回路を設計する時、通常として二個の異なる電源電圧の状態を利用して放熱ファンの回転数を制御する。例えば、12Vを利用して放熱ファンの電源電圧を供給して回転数を3000rpmに制御し、それから6Vを利用して放熱ファンの回転数を1500rpmに制御し、放熱ファンの回転数の異なりはシステムの異なる放熱目的および騒音量に対応しようとするものである。図9に示す従来の直流ブラシレスファンモーターの回転数と電源電圧との変化の特性を示す図において、二個の特定の高、低電圧の間(例えば12Vから6Vまで)に直流ブラシレスファンモーターの回転数と電源電圧との変化の特性は非線性である。システムから電源電圧12Vが入力されると、モーターのステータ構造の回転数は3000rpmと設定され、そしてシステムから低電源電圧6Vが入力されると、回転数と電源電圧との特性の曲線に基づいて回転数は2000rpmに降下される。このように、ファンモーターは1500rpmの低回転数まで確実に降下することができず、すなわちシステムが必要とする回転数に符合することができない。
 上記のような従来の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路においては、そのファンモーターはステータ構造および非線性の巻線の特性による制限を受け、その回転数の変化の範囲はシステムの要求に答えるために弾性的に調整することができない。ファンモーターが受けた制限を改善するべく、必要とする回転数のモーターの構造を新たに設計して開発しなければならないため、開発設計に必要とするコストが高くなるという問題点があった。
 本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、電圧切換回路および電圧レベル検出回路を利用してファンモーターの回転数を変換することにより、供給された電源電圧の範囲および必要とする回転数に基づいて直流ブラシレスファンモーターの回転数の特性の範囲を決めることができる直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路を提供しようとするものである。
 本考案の第一の目的は、電圧切換回路および電圧レベル検出回路を利用してファンモーターの回転数の特性の範囲を変換することにより、異なるモーターの回転数を変換することができる直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路を提供しようとするものである。
 本考案の第二の目的は、電圧切換回路を利用して低回転数の特性の範囲を決めることにより、低回転数を弾性的に調整することができる直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路を提供しようとするものである。
 上記目的を達成するために、本考案による直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路は、下記のようになるものである。すなわち、
 電圧切換回路および電圧レベル検出回路により構成される直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路の回転数制御回路である。電圧切換回路は電源電圧をモーター駆動回路の高、低駆動電圧まで出力するのを制御するのに用いられる。電圧レベル検出回路は高、低入力電源電圧に基づいて電圧切換回路が切換して高、低駆動電圧をモーター駆動回路まで出力するのを制御して作動することができる。電圧レベル検出回路は入力電源電圧が高電圧であることを検出した時、電圧切換回路は直接高駆動電圧をモーター駆動回路まで出力することにより、モーターの回転数は高速の状態に形成され、そして電圧レベル検出回路が入力電源電圧は低電圧であることを検出した時、入力電源電圧は電圧切換回路の切換により低駆動電圧をモーター駆動回路まで出力することにより、モーターの回転数は低速の状態に形成される。
 本考案による直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路は、単相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路に応用されることもできる。また、回転数制御回路には第一トランジスタ、第一抵抗、レベル抵抗により電圧切換回路が構成され、回転数制御回路には他に第二トランジスタ、第二抵抗、第三抵抗により電圧レベル検出回路が構成され、第二トランジスタが導通された時、第一トランジスタは導通されることにより、電源電圧は第一トランジスタを経て高駆動電圧をモーター駆動回路まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成され、そして第二トランジスタが遮断された時、第一トランジスタは遮断されることにより、電源電圧はレベル抵抗を経て降圧されてから低駆動電圧をモーター駆動回路まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成されることもできる。また、回転数制御回路には第一トランジスタ、第一抵抗および複数個のダイオードにより電圧切換回路が構成され、回転数制御回路には他に第二トランジスタ、第二抵抗、第三抵抗により電圧レベル検出回路が構成され、第二トランジスタが導通された時、第一トランジスタは導通されることにより、電源電圧は第一トランジスタを経て高駆動電圧をモーター駆動回路まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成され、そして第二トランジスタが遮断された時、第一トランジスタは遮断されることにより、電源電圧はダイオードのレベル抵抗を経て降圧されてから低駆動電圧をモーター駆動回路まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成されることもできる。また、第二抵抗と第三抵抗により分圧回路が構成され、電源電圧が予定のレベルまで昇圧された時、第二トランジスタを導通することにより第一トランジスタが導通するのを切り換え、そして電源電圧が予定のレベルまで降圧された時、第二トランジスタを遮断することにより第一トランジスタが遮断するのを切り換えることもできる。また、回転数制御回路は二相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路に応用されることもできる。また、回転数制御回路には電圧切換回路としてトランジスタ、レベル抵抗が含まれ、回転数制御回路には他に第二抵抗および第三抵抗により電圧レベル検出回路が構成され、トランジスタが遮断された時、モーター駆動回路のホール駆動素子はレベル抵抗を経て降圧されてから接地するように形成され、モーター駆動回路によりモーターの回転数は低速の状態に形成され、そしてトランジスタが導通された時、ホール駆動素子はトランジスタのコレクターとエミッターを経てから接地するように形成され、モーター駆動回路によりモーターの回転数は高速の状態に形成されることもできる。また、回転数制御回路にはトランジスタおよび複数個のダイオードにより電圧切換回路が構成され、回転数制御回路には他に第二抵抗、第三抵抗により電圧レベル検出回路が構成され、トランジスタが遮断された時、モーター駆動回路のホール駆動素子がレベル抵抗を経て降圧されてから接地するように形成され、モーター駆動回路によりモーターの回転数は低速の状態に形成され、そしてトランジスタが導通された時、ホール駆動素子はトランジスタのコレクターとエミッターを経てから接地するように形成され、モーター駆動回路によりモーターの回転数は高速の状態に形成されることもできる。また、第二抵抗と第三抵抗により分圧回路が構成され、電源電圧が予定のレベルまで昇圧された時、上記分圧回路によりトランジスタは導通されることにより、ホール駆動素子はトランジスタを経て接地するように形成され、そして電源電圧が予定のレベルまで降圧された時、上記分圧回路によりトランジスタは遮断されることにより、ホール駆動素子はレベル抵抗を経て降圧されてから接地するように形成される。
 本考案の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路によれば、電圧切換回路および電圧レベル検出回路を利用してファンモーターの回転数の特性の範囲を変換することにより、異なるモーターの回転数を変換することができるという利点がある。
 本考案の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路によれば、電圧切換回路を利用して低回転数の特性の範囲を決めることにより、低回転数を弾性的に調整することができるという利点がある。
 本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
 図1は本考案の実施例の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路によるブロック図である。図1を参考すると、回転数制御回路10には電圧切換回路11および電圧レベル検出回路12が含まれる。電圧切換回路11は電源電圧をモーター駆動回路1の高、低駆動電圧まで出力するのを制御するのに用いられる。電圧レベル検出回路12は高、低入力電源電圧に基づいて電圧切換回路11が切換して高、低駆動電圧をモーター駆動回路1まで出力するのを制御して作動することができる。
 図2は本考案の実施例の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路による回転数と電源電圧との変化の特性を示す図である。図1、2を参照すると、システムが高電源電圧12Vを入力した時、モーター驅動回路1まで出力された電源電圧は高レベルの電圧12Vであるため、モーターの回転数は3000rpmの高回転数の状態に形成される。そしてシステムが低電源電圧xVを入力した時、電圧切換回路11を経て直接切換して低レベルの電圧6Vをモーター駆動回路1まで出力することにより、モーターの回転数は1500rpmまで降下される。
 図3は本考案の実施例1の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路が単相直流ブラシレスファンモーターに応用された状態の回路図である。図3を参照すると、本考案の実施例1の単相直流ブラシレスファンモーターの駆動素子は従来の単相直流ブラシレスファンモーターの駆動素子に対応して設置されており、本考案の全実施例と従来のものとの差異を分かり易くするため、両者の同じ素子の部分は同じ符号を採用して標示する。また、実施例1の一部分の技術内容は図5の従来のモーター駆動回路の説明内容に掲示されたため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
 再び図3を参照すると、実施例1の単相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路1は回転数制御回路10と連接するように形成され、回転数制御回路10にはトランジスタQ2、抵抗R3、抵抗R4により電圧切換回路11が構成される。抵抗R4はレベル抵抗(Rx)からなる。トランジスタQ2が遮断された時、電源電圧Vccは抵抗R4を経て降圧されてからモーター駆動回路1まで出力される。
 再び図3を参照すると、回転数制御回路10には他にトランジスタQ3、抵抗R5、抵抗R6により電圧レベル検出回路12が構成される。トランジスタQ3が導通された時、トランジスタQ2のベースのバイアス電圧の電流は電源電圧Vccから抵抗R3を経てトランジスタQ3のコレクターとエミッターまで順方向のバイアス電圧の電流に形成されることにより、トランジスタQ2は導通に形成されるため、電源電圧VccはトランジスタQ2のエミッターとコレクターを経て高駆動電圧をモーター駆動回路1まで出力させる。この時、高駆動電圧はモーター駆動回路1まで出力されることにより、モーターは高回転数の状態に形成される(図2参照)。トランジスタQ3が遮断された時、トランジスタQ3のコレクターの電位は高くなることにより、トランジスタQ2のバイアス電圧の電流は遮断の状態に形成されるため、エミッターとコレクターの間は短絡に形成され、そして電源電圧Vccは抵抗R4を経て降圧されてから低駆動電圧をモーター駆動回路1まで出力させる。この時、低駆動電圧はモーター駆動回路1まで出力されることにより、モーターは低回転数の状態に形成される(図2参照)。
 また、抵抗R5と抵抗R6により分圧回路が構成される。電源電圧がxのレベルまで昇圧された時、上記分圧回路はトランジスタQ3の順方向導通のレベル(0.6から0.7まで)に達するように形成されるため、トランジスタQ3の導通を制御することによりトランジスタQ2の導通を切り換えることができる。それに反して、電源電圧Vccがxのレベルまで降圧された時、上記分圧回路はトランジスタQ3の順方向導通のレベルより低くなるように形成されるため、トランジスタQ3の遮断を制御することによりトランジスタQ2の遮断を切り換えることができる。
 図4は本考案の実施例2の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路が二相直流ブラシレスファンモーターに応用された状態の回路図である。図4を参照すると、本考案の実施例2の二相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の一部分は従来の二相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路に対応して設置されており、本考案の全実施例と従来のものとの差異を分かり易くするため、両者の同じ素子の部分は同じ符号を採用して標示する。また、実施例2の一部分の技術内容は図6の従来のモーター駆動回路の説明内容に掲示されたため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
 再び図4を参照すると、実施例2の二相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路1は回転数制御回路10と連接するように形成され、回転数制御回路10には電圧切換回路11としてトランジスタQ2および抵抗R4が含まれる。抵抗R4はレベル抵抗(Rx)からなる。トランジスタQ2が遮断された時、ホール駆動素子IC3はレベル抵抗R4を経て降圧されてから接地するように形成され、モーター駆動回路1によりモーターの回転数は低速の状態に形成される(図2参照)。そしてトランジスタQ2が導通された時、ホール駆動素子IC3はトランジスタQ2のコレクターとエミッターを経てから接地するように形成され、モーター駆動回路1によりモーターの回転数は高速の状態に形成される(図2参照)。
 再び図4を参照すると、回転数制御回路10には他に抵抗R5および抵抗R6により電圧レベル検出回路12が構成される。抵抗R5と抵抗R6により分圧回路が構成され、電源電圧がxのレベルまで昇圧された時、上記分圧回路はトランジスタQ2を導通するように形成されるため、ホール駆動素子IC3はトランジスタQ2を経て接地するように形成される。それに反して、電源電圧Vccがxのレベルまで降圧された時、上記分圧回路はトランジスタQ2を遮断するように形成されるため、ホール駆動素子IC3は抵抗R4を経て降圧されてから接地するように形成される。
 図5は本考案の実施例3の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路が単相直流ブラシレスファンモーターに応用された状態の回路図である。図5を参照すると、本考案の実施例3の単相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の一部分は実施例1の単相直流ブラシレスファンモーターの駆動素子に対応して設置されており、本考案の各実施例の間の差異を分かり易くするため、両者の同じ素子の部分は同じ符号を採用して標示する。また、実施例3の一部分の技術内容は図3のモーター駆動回路の説明内容に掲示されたため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
 再び図5を参照すると、実施例3の単相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路1は回転数制御回路10と連接するように形成される。実施例1と比べて、実施例3の回転数制御回路10にはトランジスタQ2、抵抗R3および複数個のダイオードD1からDNにより電圧切換回路11が構成される。ダイオードD1からDNはダイオード組を直列して適当なレベル抵抗(Rx)を提供する。また、実施例3の回転数制御回路10にも同様にトランジスタQ3、抵抗R5、抵抗R6により電圧レベル検出回路12が構成される。
 図6は本考案の実施例4の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路が二相直流ブラシレスファンモーターに応用された状態の回路図である。図6を参照すると、本考案の実施例4の二相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の一部分は実施例2の二相直流ブラシレスファンモーターの駆動素子に対応して設置されており、本考案の各実施例の間の差異を分かり易くするため、両者の同じ素子の部分は同じ符号を採用して標示する。また、実施例4の一部分の技術内容は図4のモーター駆動回路の説明内容に掲示されたため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
 再び図6を参照すると、実施例4の二相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路1は回転数制御回路10と連接するように形成される。回転数制御回路10にはトランジスタQ2および複数個のダイオードD1からDNにより電圧切換回路11が構成される。ダイオードD1からDNはダイオード組を直列して適当なレベル抵抗(Rx)を提供する。また、実施例4の回転数制御回路10にも同様に抵抗R5、抵抗R6により電圧レベル検出回路12が構成される。
 本考案の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路によれば、電圧切換回路および電圧レベル検出回路を利用してファンモーターの回転数を変換することにより、供給された電源電圧の範囲および必要とする回転数に基づいて直流ブラシレスファンモーターの回転数の特性の範囲を決めることができる。
 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本考案の実施例の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路によるブロック図である。 本考案の実施例の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路による回転数と電源電圧との変化の特性を示す図である。 本考案の実施例1の単相直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路による回路図である。 本考案の実施例2の二相直流ブラシレスファンモーターの回転数制御駆動回路による回路図である。 本考案の実施例3の単相直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路による回路図である。 本考案の実施例4の二相直流ブラシレスファンモーターの回転数制御駆動回路による回路図である。 従来の単相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の回路図である。 従来の二相直流ブラシレスファンモーターの駆動回路の回路図である。 従来の直流ブラシレスファンモーターの回転数と電源電圧との変化の特性を示す図である。
符号の説明
   IC1  ホール素子          IC2  ホール素子
   IC3  ホール駆動素子          L  巻線コイル
     R  抵抗              RX  レベル抵抗
     Q  トランジスタ           C  コンデンサー
     D  ダイオード            1  モーター駆動回路
    10  回転数制御回路         11  電圧切換回路
    12  電圧レベル検出回路

Claims (9)

  1.  電圧切換回路(11)および電圧レベル検出回路(12)により構成される直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路の回転数制御回路(10)であって、電圧切換回路(11)は電源電圧をモーター駆動回路(1)の高、低駆動電圧まで出力するのを制御するのに用いられ、電圧レベル検出回路(12)は高、低入力電源電圧に基づいて電圧切換回路(11)が切換して高、低駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力するのを制御して作動することができ、電圧レベル検出回路(12)は入力電源電圧が高電圧であることを検出した時、電圧切換回路(11)は直接高駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力することにより、モーターの回転数は高速の状態に形成され、そして電圧レベル検出回路(12)が入力電源電圧は低電圧であることを検出した時、入力電源電圧は電圧切換回路(11)の切換により低駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力することにより、モーターの回転数は低速の状態に形成されることを特徴とする直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  2.  回転数制御回路(10)は単相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路(1)に応用されることを特徴とする請求項1記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  3.  回転数制御回路(10)には第一トランジスタ(Q2)、第一抵抗(R3)、レベル抵抗(R4)により電圧切換回路(11)が構成され、回転数制御回路(10)には他に第二トランジスタ(Q3)、第二抵抗(R5)、第三抵抗(R6)により電圧レベル検出回路(12)が構成され、第二トランジスタ(Q3)が導通された時、第一トランジスタ(Q2)は導通されることにより、電源電圧は第一トランジスタ(Q2)を経て高駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成され、そして第二トランジスタ(Q3)が遮断された時、第一トランジスタ(Q2)は遮断されることにより、電源電圧はレベル抵抗(R4)を経て降圧されてから低駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成されることを特徴とする請求項2記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  4.  回転数制御回路(10)には第一トランジスタ(Q2)、第一抵抗(R3)および複数個のダイオード(D1)から(DN)により電圧切換回路(11)が構成され、回転数制御回路(10)には他に第二トランジスタ(Q3)、第二抵抗(R5)、第三抵抗(R6)により電圧レベル検出回路(12)が構成され、第二トランジスタ(Q3)が導通された時、第一トランジスタ(Q2)は導通されることにより、電源電圧は第一トランジスタ(Q2)を経て高駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成され、そして第二トランジスタ(Q3)が遮断された時、第一トランジスタ(Q2)は遮断されることにより、電源電圧はダイオード(D1)から(DN)のレベル抵抗(Rx)を経て降圧されてから低駆動電圧をモーター駆動回路(1)まで出力されるため、モーターの回転数は高速の状態に形成されることを特徴とする請求項2記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  5.  第二抵抗(R5)と第三抵抗(R6)により分圧回路が構成され、電源電圧が予定のレベルまで昇圧された時、第二トランジスタ(Q3)を導通することにより第一トランジスタ(Q2)が導通するのを切り換え、そして電源電圧が予定のレベルまで降圧された時、第二トランジスタ(Q3)を遮断することにより第一トランジスタ(Q2)が遮断するのを切り換えることを特徴とする請求項3または4記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  6.  回転数制御回路(10)は二相直流ブラシレスファンのモーター駆動回路(1)に応用されることを特徴とする請求項1記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  7.  回転数制御回路(10)には電圧切換回路(11)としてトランジスタ(Q2)、レベル抵抗(R4)が含まれ、回転数制御回路(10)には他に第二抵抗(R5)および第三抵抗(R6)により電圧レベル検出回路(12)が構成され、トランジスタ(Q2)が遮断された時、モーター駆動回路(1)のホール駆動素子(IC3)はレベル抵抗(R4)を経て降圧されてから接地するように形成され、モーター駆動回路(1)によりモーターの回転数は低速の状態に形成され、そしてトランジスタ(Q2)が導通された時、ホール駆動素子(IC3)はトランジスタ(Q2)のコレクターとエミッターを経てから接地するように形成され、モーター駆動回路(1)によりモーターの回転数は高速の状態に形成されることを特徴とする請求項6記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  8.  回転数制御回路(10)にはトランジスタ(Q2)および複数個のダイオード(D1)から(DN)により電圧切換回路(11)が構成され、回転数制御回路(10)には他に第二抵抗(R5)、第三抵抗(R6)により電圧レベル検出回路(12)が構成され、トランジスタ(Q2)が遮断された時、モーター駆動回路(1)のホール駆動素子(IC3)が(D1)から(DN)のレベル抵抗(Rx)を経て降圧されてから接地するように形成され、モーター駆動回路(1)によりモーターの回転数は低速の状態に形成され、そしてトランジスタ(Q2)が導通された時、ホール駆動素子(IC3)はトランジスタ(Q2)のコレクターとエミッターを経てから接地するように形成され、モーター駆動回路(1)によりモーターの回転数は高速の状態に形成されることを特徴とする請求項6記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
  9.  第二抵抗(R5)と第三抵抗(R6)により分圧回路が構成され、電源電圧が予定のレベルまで昇圧された時、上記分圧回路によりトランジスタ(Q2)は導通されることにより、ホール駆動素子(IC3)はトランジスタ(Q2)を経て接地するように形成され、そして電源電圧が予定のレベルまで降圧された時、上記分圧回路によりトランジスタ(Q2)は遮断されることにより、ホール駆動素子(IC3)はレベル抵抗(R4)を経て降圧されてから接地するように形成されることを特徴とする請求項7または8記載の直流ブラシレスファンモーターの回転数制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198374A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Minebea Co Ltd アクチュエータの駆動制御装置、および、モータの駆動制御装置

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