JP3099421U - 残留塩素の除去具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 出水口から容器等に取出された水道水に含まれる残留塩素を手軽に且つ素早く除去して、皮膚や毛髪等に刺激の少ない脱塩素水として洗顔や洗髪、洗濯等に利用することができるようにすること。
【解決手段】 蛇口などの出水口から容器等に取出された水道水に浸水させることで、水道水に含有される残留塩素を除去して無害化する残留塩素の除去具1であって、亜硫酸カルシウムが被着された不織布からなる板状の脱塩素処理材2と、前記脱塩素処理材2を内部に収容するスポンジ部材3とから構成されているものである。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、水道水に含まれる残留塩素の除去具に関するものである。特に、出水口から容器等に取出された水道水に含まれる残留塩素の除去を行なうものである。
 水道水には、浄水施設から家庭に送水される間に病原菌などの発生及び繁殖によって水道水が汚染されるの防止することを目的として微量の消毒用塩素が添加されており、この塩素のことを一般に残留塩素と呼んでいる。
 残留塩素は、次亜塩素酸やクロラミンなどの強い酸化力を有する物質からなるため、残留塩素を含有する水道水で洗顔や洗髪を行なうと、皮膚や毛髪を構成するたんぱく質が酸化されて肌荒れや髪のパサつきなどのトラブルを生じるという問題がある。
 このようなトラブルを防止するために、最近では、洗顔や洗髪時に利用する出水口に取付ける脱塩素機能を備えた浄水器やシャワーヘッドが広く利用されている。浄水器などに内蔵された脱塩素フィルターなどによって残留塩素が除去され、前記出水口からは常に脱塩素水が出水されるので、残留塩素による皮膚や毛髪のトラブルを防止することができる。
 しかしながら、上記浄水器や浄水シャワーヘッド等の器具は、各出水口に個別に取付けられるものであり、残留塩素の除去は特定の出水口から取出される水道水のみに限られる。
 経済的な理由から多くの家庭において、残留塩素の除去機能を有する器具は、調理用及び飲料用として利用される台所や、洗髪に利用される浴室のシャワー、洗顔や歯磨きに利用される洗面台などの一部の出水口のみに取付けられており、その他の出水口から取出される水道水(例えば、浴槽用、洗濯用の水など)は残留塩素が含有されたまま利用されている。
 また、アトピー性皮膚炎などの敏感肌の人は、通常の人よりも水道水の残留塩素によって受けるダメージが大きく、外出先や旅先などで残留塩素を除去することができない環境において水道水を利用することで、症状の悪化や肌荒れ等のトラブルが生じてしまうことも考えられる。
 本考案は、上記事情を鑑みてなされたものであり、出水口から容器等に取出された水道水に含まれる残留塩素を手軽に且つ素早く除去して、皮膚や毛髪等に刺激の少ない脱塩素水として洗顔や洗髪、洗濯等に利用することができるようにすることを課題とする。
(1)請求項1に係る考案の残留塩素の除去具は、『亜硫酸カルシウムが被着された不織布からなる脱塩素処理材と、前記脱塩素処理材を内部に収容するスポンジ部材とからなる』ことを特徴とするものである。
 亜硫酸カルシウムは、残留塩素である次亜塩素酸イオンと反応することで、ミネラルウォーターの成分でもある硫酸カルシウムと、皮膚や毛髪への刺激の小さい塩化物とを生成させる酸化還元反応により素早く残留塩素を無害化できると共に、活性炭などの吸着濾過よりも少量で大容量の水道水を処理できることから、脱塩素処理材として広く利用されている。
 そのため、本考案の亜硫酸カルシウムを被着させた不織布からなる脱塩素処理材を容器等に取出された水道水に数秒間浸水させることで、水道水に含まれる残留塩素を無害化して、皮膚や毛髪に刺激の少ない脱塩素水とすることができる。
 前記脱塩素処理材は、不織布繊維に亜硫酸カルシウムを被着させたことにより硬質化されているが、柔軟性の高いスポンジ部材の内部に収容されるから、本考案の残留塩素の除去具を洗顔用の泡立てスポンジ又は浴用のボディスポンジとして使用する場合に、前記脱塩素処理材が皮膚に接触することがない。
 また、スポンジ部材は網目状であり内部まで水道水が通水しやすい構造となっているから、スポンジ部材によって水道水と脱塩素処理材との接触が妨げられることがない。
(2)請求項2に係る考案の残留塩素の除去具は、『前記スポンジ部材と板状の脱塩素処理材とが交互に重ね合わされた構成であり、前記スポンジ部材は、前記脱塩素処理材よりも一回り大きく形成されている』ことを特徴とする。これによれば、前記脱塩素処理材の表面及び裏面はこれに重ね合わされるスポンジ部材によって被覆されるが、前記脱塩素処理材の周縁部の側面は被覆されることなく露出しているから、水道水と直に接触することができる。
 また、前記スポンジ部材は前記脱塩素処理材よりも一回り大きく、前記脱塩素処理材の周縁部が前記スポンジ部材から外側に突出して、皮膚に接触することがない。
(3)請求項3に係る考案の残留塩素の除去具は、『前記スポンジ部材は、中央部に円周に沿って環状の溝部が形成された球状体であり、前記脱塩素処理材は、前記環状の溝部に嵌合されるドーナツ型に形成されている』ことを特徴とする。これによれば、前記スポンジ部材を押圧によって収縮させて前記脱塩素処理材の孔部に挿通させることで、前記環状の溝部に前記脱塩素処理材を抜け止め状態に嵌合させることができる。また、同様にして、前記脱塩素処理材を前記スポンジ部材から取外すこともできる。
 また、薄肉の脱塩素処理材がスポンジ部材の半球体によって上下から挟持された構成であるから、脱塩素処理材の硬さによる違和感が少ない。
(4)請求項4に係る考案の残留塩素の除去具は、『亜硫酸カルシウムが被着された不織布からなる板状の脱塩素処理材と、前記脱塩素処理材を被覆する柔軟性を有するメッシュ素材からなる被覆部材とからなる』ことを特徴とするものである。
 これによれば、請求項1に係る考案と同様に、本考案の残留塩素の除去具を取出された水道水に数秒間浸水させることで、水道水に含まれる残留塩素を無害化して、皮膚や毛髪に刺激の少ない脱塩素水とすることができる。
 また、前記脱塩素処理材は被覆部材によって覆われているから、使用時に硬質性の脱塩素処理材が皮膚を傷付けたり衣類に引っ掛かることがない。さらに、前記被覆部材はメッシュ素材からなるので、被覆部材内に水道水が通水しやすく、被覆部材により水道水と脱塩素処理材との接触が妨げられることがない。
(5)請求項5に係る考案の残留塩素の除去具は、『前記出水口である蛇口に取付け又は引掛け可能な紐部材が設けられている』ことを特徴とする。これによれば、前記紐部材により出水口である蛇口に取付け又は引掛けておけば、図6に示されるように、出水口から手の平に取出した水道水に直接残留塩素の除去具を浸水させて、手の中の水を脱塩素水にすることができる。
 以上のように、請求項1に係る考案によれば、脱塩素処理材の亜硫酸カルシウムの還元反応によって水道水に含まれる残留塩素を除去できるので、外出先や脱塩素設備を備えていない出水口からの水道水を利用する際に、本考案の残留塩素の除去具を水道水に数秒浸水させるだけで、手軽に且つ素早く残留塩素が除去された脱塩素水とすることができる。
 これにより、出水口の設備や場所に関係なく、必要に応じて水道水の残留塩素を除去して、皮膚や毛髪等に刺激の少ない脱塩素水を洗顔や洗髪等に利用することができる。
 本考案のものは、脱塩素処理材がスポンジ部材の内部に収容されているので、残留塩素の除去具としてだけでなく、通常の洗顔用の泡立てスポンジや体洗い用のボディスポンジとして利用することができる。この場合、スポンジ部材を収縮させて泡立てている間に残留塩素が除去されるから、肌への負担が少ない脱塩素の泡で優しく洗顔することができる。
 また、硬質性の脱塩素処理材がスポンジ部材で覆われているから、前記脱塩素処理材によって皮膚が傷付けられることがなくスポンジとしての使用感も優れている。
 前記スポンジ部材は通水性が高く、水道水と脱塩素処理材の接触を妨げることがないから残留塩素の除去力が高い。
 本考案のものは、洗濯槽、浴槽などに取出された水道水に浸水させて脱塩素水とすることもできる。これにより、洗濯物の汚れ落ちや洗い上がりの向上や、湯上り後の肌のしっとり感や敏感肌による肌トラブルの緩和などの効果があると考えられる。
 請求項2に係る考案によれば、スポンジ部材と交互に重ね合わされた脱塩素処理材の側面が水道水と直に接触することができるから、前記スポンジ部材によって前記脱塩素処理材全体が被覆された構成のものに比べて、水道水中の残留塩素を除去する能力が高い。
 また、前記脱塩素処理材の周縁部がスポンジ部材の側面から突出することがないから、硬質性の脱塩素処理材が肌に接触することがなく使用感が優れている。
 また、請求項3に係る考案によれば、スポンジ部材を収縮させて脱塩素処理材の孔部に挿通させることで前記脱塩素処理材を取付け及び取外すことができるから、残留塩素の除去具の製造が容易であり、使用済の前記脱塩素処理材を取外して新しいものに交換して繰返し利用することもできる。また、前記脱塩素処理材を接着剤や溶着などによって結合する必要がなく製造にかかるコストも低い。
 さらに、スポンジ部材の半球体が脱塩素処理材よりも十分大きな厚みを有しているから、前記脱塩素処理材の硬さによる違和感が少なく、普通の泡立てスポンジと変わらない使用感を得ることができる。
 また、請求項4に係る考案によれば、請求項1の考案と同様に、出水口から容器等に取出されたの水道水に数秒浸水させるだけで、手軽に且つ素早く残留塩素が除去された脱塩素水とすることができるから、出水口の設備や場所に関係なく、利用者の必要に応じて水道水の残留塩素を除去した脱塩素水を洗顔や洗髪、洗濯、入浴等に利用することができる。
 また、前記被覆部材は通水性が高く、水道水と脱塩素処理材の接触を妨げることがないから残留塩素の除去力が高い。
 また、請求項5に係る考案によれば、出水口から手の平に取出した水道水に本考案の残留塩素の除去具を浸水させて、手の中で残留塩素の除去をすることができるから、水道水を容器等に取出す必要がなく残留塩素の除去が容易である。
 以下に、本考案を実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
 本考案に係る残留塩素の除去具を洗顔用の泡立てスポンジ1に応用したものを図1に示している。
 この例の泡立てスポンジ1は、図1に示されるように、球状のスポンジ部材3と、前記スポンジ部材3の中央部に円周に沿って形成された環状溝部30に嵌合されるドーナツ型の脱塩素処理材2と、泡立てスポンジ1を取付け又は引掛けるための紐部材4とから構成されている。
 前記スポンジ部材3は、高い伸縮性及び通水性を有する網目状のナイロン製スポンジであり、図2及び図3に示されるように、中央部に直径の3分の1程度の溝深さを有する細い環状溝部30の形成により、上下2つの半球体31と、前記半球体31相互を連結すると共に前記脱塩素処理材2の孔部20に内嵌する柱状の連結部32とが形成されている。
 前記脱塩素処理材2は、目の粗い不織布の繊維に塗布又は浸漬によって亜硫酸カルシウムを被着させたものであり、前記スポンジ部材3の環状溝部30に嵌合し得るように打抜きによってドーナツ型に加工されている。
 前記脱塩素処理材2は、図2及び図3に示されるように、前記環状溝部30内に収容されたときに、前記脱塩素処理材2の周縁部が前記スポンジ部材3の外側に突出して皮膚に接触することがないように、前記スポンジ部材3の直径よりも一回り小さな直径を有するように形成されている。また、前記脱塩素処理材2の孔部20の直径は、前記スポンジ部材3の連結部32に外嵌し得る大きさに設定されている。
 この例のものは、片手でスポンジを収縮させて洗顔用石鹸を効率よく泡立てることができるように、前記スポンジ部材3の直径は45mmとなっている。また、前記脱塩素処理材2は、直径は38mm、板厚は4mmであり、前記脱塩素処理材2に形成された孔部20の直径は20mmとなっている。
 前記紐部材4は、柔軟性を有する合成樹脂製の紐であり、図3に示されるように、前記脱塩素処理材2に形成された小孔21に挿通されている。
 上記のような構成であるから、前記スポンジ部材3の一方の半球体31を押圧によって収縮させて、前記脱塩素処理材2の孔部20に強制的に挿通させることで、前記環状溝部30に抜け止め状態に収容させることができる。このように、前記脱塩素処理材2を接着剤や溶着などによって前記スポンジ部材3に結合させる必要がないから、製造が容易であり且つ製造コストも低い。
 また、同様にして、前記スポンジ部材3から脱塩素処理材2を容易に取外すことができるから、脱塩素効果がなくなった前記脱塩素処理材2を取外して、新しいものと交換することで泡立てスポンジ1として繰返し利用することができる。
 この例の洗顔用の泡立てスポンジ1は、脱塩素処理材2に被着された亜硫酸カルシウムによって残留塩素を除去することができるから、水道水と洗顔用石鹸を含ませて前記スポンジ部材3を手で収縮させて泡立てている間に水道水に含まれる残留塩素が除去されて、肌に優しい脱塩素の泡が作り出される。この泡により、皮膚に残留塩素による刺激を与えることなく洗顔を行うことができる。
 また、浄水器等の脱塩素設備を具備しない出水口から取出された水道水を利用する際に、この泡立てスポンジ1を水道水に数秒浸水させるだけで、残留塩素を除去できるから、本考案の泡立てスポンジ1を外出先や旅先に携行することで、出水口の設備に関係なく、必要に応じて、手軽に且つ素早く残留塩素を除去して洗顔や洗髪に利用することができる。
 この例のものでは、前記脱塩素処理材2の周縁部の側面が水道水と直に接触する構成であるから、前記脱塩素処理材2が前記スポンジ部材3によって完全に被覆された構成のものに比べて、水道水中の残留塩素を除去する能力が高い。また、前記スポンジ部材3が脱塩素処理材2よりも一回り大きな直径を有しているから、脱塩素処理材2が前記スポンジ部材3の外側に突出して皮膚に接触することがなくスポンジとしての使用感が優れている。
 また、前記脱塩素処理材2よりもこれを挟持するスポンジ部材3の半球体31の厚みが十分大きいから、泡立ての際に前記脱塩素処理材2の硬さによる違和感が少なく、普通の泡立てスポンジ1と同様に手で収縮させて洗顔用石鹸を泡立てることができる。
(実施の形態2)
 図3には、蛇口6に取付け又は引掛けて利用する残留塩素の除去具10を示している。
 この例の残留塩素の除去具10は、図4に示されるように、ハート型の脱塩素処理材2と、前記脱塩素処理材2を被覆するメッシュ素材からなる被覆部材5と、この残留塩素の除去具10を蛇口6に取付け又は引掛けるための紐部材4とから構成されている。
 前記脱塩素処理材2は、上述の実施の形態1と同様に、目の粗い不織布の繊維に亜硫酸カルシウムを被着させたものであり、打抜きによってハート型に加工されている。
 前記被覆部材5は、図5に示されるように、薄手の柔かいメッシュ素材から前記脱塩素処理材2より一回り大きなハート型に切り抜いた2枚の生地からなり、図5に示されるように、前記脱塩素処理材2を2枚の生地によって上下から挟むように重ね合わせてから、前記生地の周縁部に沿って縫い目50を形成することで前記脱塩素処理材2を被覆している。
 この例の残留塩素の除去具10は、図6に示すように、蛇口6から手の平7に取出した水道水8に浸水させることができるように、横幅50mm、縦幅40mm、板厚6mmの大きさに形成されている。
 前記紐部材4は、伸縮性を有するゴム紐であり、図4及び図5に示されるように、前記脱塩素処理材2と被覆部材5に形成された小孔21,51に挿通されている。
 上記のような構成であるから、図6に示すように、前記紐部材4によって前記蛇口6に残留塩素の除去具10を取付けておけば、手の平7に水道水8に満たした状態で前記残留塩素の除去具10を浸水させて、水道水8の残留塩素を取り除いて脱塩素水として、そのまま洗顔に用いることができる。そのため、水道水8を一旦洗面器などの容器に取出す必要がなく残留塩素の除去が容易である。
 また、前記被覆部材5は、通水性が高く水道水と脱塩素処理材2の接触を妨げることがないから残留塩素の除去力が高い。
*その他
 本考案に係る残留塩素の除去具は上記実施の形態に限られるものではない。
 実施の形態1において、前記スポンジ部材3は球状体に成形されているが、立方体や直方体であっても動物や物品を模った形状やその他の形状であってもよい。また、半球体31によって一枚の脱塩素処理材2を挟持しているが、複数のスポンジ部材3と脱塩素処理材2とを交互に重ね合わせた多層構造を有するものでもよく、前記スポンジ部材3の内部に前記脱塩素処理材2を完全に収容させたものであってもよい。
 また、実施の形態1においては、環状の脱塩素処理材2は、その孔部20にスポンジ部材3の一方の半球体31を挿通させることによって取付けられているが、ドーナツ型の脱塩素処理材2の半径方向に切込みを入れて、前記脱塩素処理材2をC字状に押し開きながら前記連結部32を挿通させて取付ける構成としてもよい。さらに、前記脱塩素処理材2は接着剤や溶着によって前記スポンジ部材3に固着されるものであってもよい。
 前述の実施の形態においては、いずれも洗顔に用いられる水道水の残留塩素の除去を例に説明しているが、上記泡立てスポンジ1及び残留塩素の除去具10は、洗濯槽、浴槽などに取出された水道水に浸水させることで、洗濯用の水や浴槽の水を皮膚や毛髪に刺激の少ない脱塩素水とすることもできる。これにより、洗濯物の汚れ落ちや洗い上がりの向上や、湯上り後の肌のしっとり感や敏感肌による肌トラブルの緩和などの効果があると考えられる。
本考案実施の形態1の泡立てスポンジを示す斜視図である。 図1の泡立てスポンジの断面図である。 図2のA―A断面図である。 本考案実施の形態2の残留塩素の除去具を示す正面図である。 図4の残留塩素の除去具の部分分解図である。 残留塩素の除去具の使用態様を示す説明図である。
符号の説明
1  泡立てスポンジ
10 残留塩素の除去具
2  脱塩素処理材
3  スポンジ部材
30 環状溝部
4  紐部材
5  被覆部材
6  蛇口
7  手の平
8  水道水

Claims (5)

  1.  出水口から容器等に取出された水道水に含有される残留塩素を除去する残留塩素の除去具であって、
     亜硫酸カルシウムが被着された不織布からなる脱塩素処理材と、
     前記脱塩素処理材を内部に収容するスポンジ部材とからなることを特徴とする残留塩素の除去具。
  2.  請求項1に記載の残留塩素の除去具において、
     前記スポンジ部材と板状の脱塩素処理材とが交互に重ね合わされた構成であり、
     前記スポンジ部材は、前記脱塩素処理材よりも一回り大きく形成されていることを特徴とする残留塩素の除去具。
  3.  請求項2に記載の残留塩素の除去具において、
     前記スポンジ部材は、中央部に円周に沿って環状の溝部が形成された球状体であり、
     前記脱塩素処理材は、前記環状の溝部に嵌合されるドーナツ型に形成されていることを特徴とする残留塩素の除去具。
  4.  出水口から外部の容器等に取出された水道水に含有される残留塩素を除去する残留塩素の除去具であって、
     亜硫酸カルシウムが被着された不織布からなる板状の脱塩素処理材と、
     前記脱塩素処理材を被覆する柔軟性を有するメッシュ素材からなる被覆部材とからなることを特徴とする残留塩素の除去具。
  5.  請求項1から4のいずれかに記載の残留塩素の除去具において、
     前記出水口である蛇口に取付け又は引掛け可能な紐部材が設けられていることを特徴とする残留塩素の除去具。
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