JP3099094U - 防音、吸音、遮光カーテン - Google Patents
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Abstract
【課題】カーテン本来の求めているしなやかさ、華やかさ、手軽さを保ちつつ、軽重量で現在使用中のカーテン取付具を利用して防音、吸音、遮光性のあるカーテンを作成する。
【解決手段】合成樹脂液に一定割合で大きさの異なった金属粉を混入し、なおかつ遮光剤を投入し撹拌した合成樹脂液Bを使用して、天然又は合成繊維による編物、織物はもとよりプラスチック系のシート状のものも含めたカーテンの表生地A1と裏生地A2を貼り合せ接着し一体化したカーテン生地を作成する。これによって従来からの重く厚い生地で、金属粉等をプラスチック等に封じ込めたシートを多重にして利用した取扱いの不便な防音、吸音、遮光性のカーテンから解放され自由に建築資材として利用される。
【選択図】図1
【解決手段】合成樹脂液に一定割合で大きさの異なった金属粉を混入し、なおかつ遮光剤を投入し撹拌した合成樹脂液Bを使用して、天然又は合成繊維による編物、織物はもとよりプラスチック系のシート状のものも含めたカーテンの表生地A1と裏生地A2を貼り合せ接着し一体化したカーテン生地を作成する。これによって従来からの重く厚い生地で、金属粉等をプラスチック等に封じ込めたシートを多重にして利用した取扱いの不便な防音、吸音、遮光性のカーテンから解放され自由に建築資材として利用される。
【選択図】図1
Description
本考案は防音、吸音、遮光性の建築資材に関するものである。
事務所、家屋等の建築において、壁、天井、床、については、ウール、ガラス繊維、ウレタン等のはさみ込み加工によりかなりの防音、吸音効果を上げてきたが特に窓については現在、二重ガラス構造等の窓ではこれもかなり効果的防音、吸音、遮光性能を発揮している。しかしながらほとんどの家屋の窓については、このような対策はとられていないため、家屋外からの騒音、雑音がかなり部屋の中に浸入してきている。
これら防音、吸音、遮光に対する遮へい材は、比重の大きな鉛、亜鉛、鉄など粉体、粒体、薄い板状にし、塩化ビニールなどのプラスチック材の中に封じ込め重量により振動を押さえる構造であり、平方メートル当たり2kg〜3kgと非常に重く、固く、扱い難いため事務所、家屋の窓には利用できず主に工事現場からの騒音発散を押えるために使用されてきた。
これら防音、吸音、遮光に対する遮へい材は、比重の大きな鉛、亜鉛、鉄など粉体、粒体、薄い板状にし、塩化ビニールなどのプラスチック材の中に封じ込め重量により振動を押さえる構造であり、平方メートル当たり2kg〜3kgと非常に重く、固く、扱い難いため事務所、家屋の窓には利用できず主に工事現場からの騒音発散を押えるために使用されてきた。
この改善策としてはカーテン本体の重量を軽くすること、カーテンのしなやかさを削ぐわないこと、によってカーテンの縫製加工を軽減することになり、カーテンの取付け金具は従来のまま利用でき、当然のことながらカーテンそのものの取扱いが今までと変わらず開閉も楽に行えることである。
実用新案登録第3068408号
解決しようとする問題点は、カーテン本来の特色である、しなやかさ、華やかさ、色どり等従来のカーテン購入時と同じように個人ののぞみの選択肢を広げ、同時に価格的にも高価な加工代金とならないようにする。又、従来使用のカーテン取付金具等がそのまま使用できるようにする。
本考案はカーテンに最適の、表生地(A1)裏生地(A2)を採用し、これを金属粉(ステンレス粉、アルミ粉、亜鉛粉等)及び遮光剤を混入した合成樹脂液によりコーティングするとともに表生地、裏生地を接着(ラミネート)加工する。合成樹脂液(B)のコーティングによる空気の遮断及び表生地(A1)裏生地(A2)の接着によって防音性、吸音性、遮光性を高めるものである。
本考案の防音、吸音、遮光カーテンでは、音の伝播をいかに押えるか同時に、軽量でありカーテン生地のしなやかさを害わないには、表生地と裏生地を接着するために使用する合成樹脂液に音を吸収させるための、一定割合の金属の微粉を混入する。低音の騒音と高音の騒音に対して効率のよい金属粉の大、中、小の混合比率により種々の騒音に対して、防音率、吸音率を上げると同時に2枚の生地を接着する時に合成樹脂膜(B)が構成され、これによって空気が遮断されこの皮膜の振動によっても大きく、音のエネルギーを吸収し、又、合成樹脂液に遮光剤を添加することにより遮光性を発揮する。
本考案は音の伝播を、表生地(A1)と裏生地(A2)の二層による音エネルギーの吸収に加えて合成樹脂液(B)に一定割合で混入した大、中、小の金属粉(ステンレス粉、アルミ粉、亜鉛粉等)により更に音エネルギーを反射吸収し、更には合成樹脂液による膜によって空気を遮断し、その皮膜を振動させて音エネルギーを減殺し、音の伝播を効率的に吸収放出するものである。又、合成樹脂液の中に遮光剤を混入することにより、防音、吸音に加えてカーテンに遮光性を持たせる。
本考案のカーテンは、金属粉混入の合成樹脂液によって表生地(A1)と裏生地(A2)は一体化され、カーテンそのものの重量は大巾に軽量化され、本来カーテンとして求められているしなやかさも保たれ、軽量化されたため現在使用中のカーテンレール等の設備がそのまま利用できる取扱いの容易な防音、吸音、遮光性の大きいカーテン即ち建築用資材である。
カーテン生地は一般的にポリエステル製生地が考えられるが特にこれにこだわる必要はなく、綿生地、ナイロン生地と何物でもよく、厚さ、薄さ、色彩など個人の好みを大きく広げることが可能であり従って、防音、遮光性能が大にもかかわらず色々の素材でできる軽重量のカーテンが特徴である。
本考案は主に建築用資材として開発されたが一般的には表生地(A1)裏生地(A2)は天然繊維(綿、麻等)及び合成繊維(ポリエステル、ナイロン等)を対照としているが
防音、吸音により大きな効果を現すビニールシート、プラスチックシート、ウレタンフォーム、その他プラスチック発抱体を素材として本考案の加工法により防音、吸音、遮光の加工を行えば軽量化、取扱いの簡便さも期待でき、機械騒音の遮へい及びモーターエンジン等の被覆に利用できるものと考えられる。
防音、吸音により大きな効果を現すビニールシート、プラスチックシート、ウレタンフォーム、その他プラスチック発抱体を素材として本考案の加工法により防音、吸音、遮光の加工を行えば軽量化、取扱いの簡便さも期待でき、機械騒音の遮へい及びモーターエンジン等の被覆に利用できるものと考えられる。
(A1)(A2)・・・・・・・防音、吸音のカーテン材。
(B)・・・・・・・・・・・・合成樹脂液塗布層及び(A1)(A2)の接着面。
(B1)・・・・・・・・・・・合成樹脂液(接着材)。
(Bb)・・・・・・・・・・・(B)を構成する合成樹脂に添加している遮光剤。
(S1)(S2)(S3)・・・(B)を構成する合成樹脂液に含まれる金属粉。
(S1)・・・・・・・・・・・金属粉の大きさ平均10ミクロン。
(S2)・・・・・・・・・・・金属粉の大きさ平均60〜70ミクロン。
(S3)・・・・・・・・・・・金属粉の大きさ平均180〜200ミクロン。
(B)・・・・・・・・・・・・合成樹脂液塗布層及び(A1)(A2)の接着面。
(B1)・・・・・・・・・・・合成樹脂液(接着材)。
(Bb)・・・・・・・・・・・(B)を構成する合成樹脂に添加している遮光剤。
(S1)(S2)(S3)・・・(B)を構成する合成樹脂液に含まれる金属粉。
(S1)・・・・・・・・・・・金属粉の大きさ平均10ミクロン。
(S2)・・・・・・・・・・・金属粉の大きさ平均60〜70ミクロン。
(S3)・・・・・・・・・・・金属粉の大きさ平均180〜200ミクロン。
Claims (1)
- カーテンに適した厚手、薄手の天然繊維(綿、麻等)及び化学繊維(ポリエステル、ナイロン等)の種々の織物、編物である表生地(A1)と同じく裏生地(A2)を合成樹脂液(B)に遮光剤及び金属粉を所定の割合で混入し、撹拌したもので表生地(A1)と裏生地(A2)を接着加工し、通気性を遮断して一体化した生地の防音、吸音、遮光カーテンとなる建築材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270041U JP3099094U (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 防音、吸音、遮光カーテン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270041U JP3099094U (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 防音、吸音、遮光カーテン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099094U true JP3099094U (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=43252821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003270041U Expired - Fee Related JP3099094U (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 防音、吸音、遮光カーテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099094U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9516966B2 (en) | 2012-04-17 | 2016-12-13 | Hidekazu Furusawa | Sound insulating curtain |
-
2003
- 2003-07-07 JP JP2003270041U patent/JP3099094U/ja not_active Expired - Fee Related
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US9516966B2 (en) | 2012-04-17 | 2016-12-13 | Hidekazu Furusawa | Sound insulating curtain |
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