JP3099082B2 - 側溝ブロックの据付け方法 - Google Patents

側溝ブロックの据付け方法

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JP3099082B2 JP06330820A JP33082094A JP3099082B2 JP 3099082 B2 JP3099082 B2 JP 3099082B2 JP 06330820 A JP06330820 A JP 06330820A JP 33082094 A JP33082094 A JP 33082094A JP 3099082 B2 JP3099082 B2 JP 3099082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路端や用地造成等に
おける排水路として勾配可変形コンクリート側溝ブロッ
クの据付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンクリートブロックは大型で
重量があり、しかも構築するため予め掘削されている溝
は土が露出している上に砕石を敷き詰めた荒地面である
ためブロックの据付けは不安定であり、従来はクレーン
車を掘削溝の脇に配車してクレーンを使ってワイヤーで
吊下げながら据付を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワイヤーで吊
下げての据付けは、ブロックの位置合せの微調整が不可
能であるばかりかクレーン車を脇に配しての作業である
ため大掛りとなり、他の作業の邪魔となることがしばし
ばであった。このため出願人はジャッキで側溝ブロック
を押上げながら据付ける方法を開発した。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかし、この特公平1−
35973号の発明は、掘削された溝内に基礎コンクリ
ートを打設して床を固めた後にブロックを置き並べ基礎
コンクリートを足場としてジャッキを使用してブロック
を据付けを行うもので、基礎コンクリートを打設する作
業およびコンクリートが固化するまでの日時を要するた
め構築までに長い日時を要していた。
【0005】本発明は、掘削された溝内に砕石Sを敷き
詰め、この上に側溝ブロックAを配置し、このブロック
内に3枚程度の走行板Bを縦並びに置き、この走行板B
の上にジャッキ装置Jを置いて側溝ブロックを押上げジ
ャッキ装置Jは走行板Bを足場として据付けを行うもの
である。
【0006】
【作用】据付け方法としては、1本目の側溝ブロックA
−1を定位置に据付けた後その後方に走行板Bを敷き並
べ走行板Bを足場としてジャッキ装置を作用させて後続
する2本目のブロックA−2を押上げ前方に移動させて
1本目のブロックA−1に接続して据付けジャッキ装置
Jを戻し先頭の走行板B−1を取外して後方に配し、同
様に3本目のブロックA−3を据付け、この操作を繰返
して側溝ブロックを据付けるものである。
【0007】したがって本発明の据付け方法によるとき
は、砕石Sを敷き詰めた粗荒面であっても走行板Bを用
いることによってジャッキ装置Jの使用が可能となり、
また数枚の走行板Bを繰返して使用するため簡単で単純
な作業を繰返すことによって側溝ブロックの据付けがで
きる。
【0008】
【実施例】本発明の側溝ブロックAの据付け方法を説明
する前に、本発明方法の対象となる側溝ブロックAおよ
び据付け方法に使用する走行板Bさらにジャッキ装置J
について説明する。
【0009】側溝ブロックAは図1および図2に示す一
例のように底板のない勾配可変型のコンクリートブロッ
クであって正面側は図1で示すように門型形状であっ
て、(1)は両端上部に設けた補強梁であり、(2)は
上面の開口部であって通常は蓋(図示していない)が嵌
合されている。またこの一例で示した側溝ブロックAに
は側壁の下端に連続又は部分的な段部(3)が設けてあ
り、例えば内法が300mm、高さが600mm、長さ
が2000mmの大きさのブロックで550kgの重量
があって通常の据付けには予め掘削した溝の側にクレー
ン車を走行させながらワイヤーで吊下げて一本一本据付
けを行っている。
【0010】本発明方法に使用する走行板Bは長さが2
000mm、幅が側溝ブロック内幅より100mm程度
小さくした板体で軽量で強靭なアルミ製のものが適して
いるが、特にこれにこだわることなく鉄製、合成樹脂製
あるいは木材であってもよい。
【0011】また、本発明のジャッキ装置とは、図9乃
至図12に示すように、扛重部(操作頭)(4)が油圧
あるいは螺子の操作によって上下して、側溝ブロックA
の両端の補強梁(1)(1)の下面にジャッキの頭部
(4)を当てて押し上げる装置であり、同時に採用する
走行板の形状によって、図3のように車輪を取り付けて
移動可能となっているものと、図16のように車輪を取
り付けないそり状のものがある。
【0012】次に添付図面に従って本発明の据付け方法
を説明すると、図3を参照して掘削溝内に砕石Sを敷
き、クレーン車(図示していない)によって側溝ブロッ
クA…を置き並べる。そして1本目の側溝ブロックA−
1の内側に走行板BをB−1,B−2…のように3枚以
上縦方向に連続して置き並べ、図9に示すようにジャッ
キ装置Jを使用してブロックA−1上面前後の補強梁
(1),(1)の下面に当てブロックを押上げながらジ
ャッキ装置Jを走行板B−1上を移動させて1本目の側
溝ブロックA−1を据付ける。そしてジャッキ装置Jを
後続している走行板B−2上に戻して次のブロックA−
2を同様にして押上げ移動させて2本目の側溝ブロック
を据付けると共に1本目の側溝ブロックA−1内にある
走行板B−1を後方に置き移し、この操作を繰返して側
溝ブロックを連続して設置するものである。
【0013】図4、図5は走行板Bからジャッキ装置の
車輪(12)が脱落しないようにそれぞれガイド(1
0)、溝(11)を設けるものであって、図4は走行板
Bの長手方向の側面に溝(11)を設けて移動するジャ
ッキの車輪(12)の脱落を防止する。図5はジャッキ
装置の移動を円滑にするために走行板B上に2本のガイ
ド(10)を設けた走行板Bの断面図である。
【0014】図6,図7は走行板Bの前端部を下方に向
けて傾斜状に形成した舟形の走行板2Bとし、この走行
板2B上にローラー(18)を設け、ジャッキ装置Jを
ローラー(18)上を走行させて側溝ブロックAを押上
げて据付け作業を行うものである。したがってこの場合
のジャッキ装置には車輪の必要はなく図示のようにソリ
型の平板(20)が設けてある。またこの走行板2Bに
おいても前記実施例に設けられているようなジャッキ装
置の脱落を防止するために後述する図8で示すようにガ
イド装置(10)を設けることができる。
【0015】図9は扛重シリンダーを2本並列して設け
たジャッキ装置Jの走行板B上の実施例図である。図1
0は扛重シリンダー1本を設けたジャッキ装置Jの走行
板B上の実施例図、図11はジャッキ装置Jの作業中を
示す実施例図である。
【0016】図12はパンタグラフ式のジャッキ装置J
の側面図であって、また図16に示すジャッキ装置は図
17に表わしているローラー上を移行するソリ形型式の
ジャッキ装置で扛重シリンダーによって側溝ブロックを
押上げるものである。
【0017】図13,図14は舟形の走行板2Bを前後
に2枚連接し、この連接した走行板の上にジャッキ装置
Jを配して側溝ブロックAの据付けを行い、ジャッキ装
置を走行板上に載せたままワイヤー(21)等によって
走行板を牽引移動させて順次側溝ブロックAの据付けを
行うものである。そしてこの連接した走行板の連接手段
としては取外しが容易なように図15に示されているよ
うにフック(22)等による簡単な構造とする。また牽
引移動によるジャッキ装置の脱落を防止するために前後
にストッパー(23)を設けることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明の側溝ブロックの据付け方法は、
走行板Bとジャッキ装置を使用して一本目の側溝ブロッ
クA−1を定位置に据付けた後その後方に走行板Bを敷
き並べ、走行板Bを足場としてジャッキ装置を作用させ
て後続する2本目の側溝ブロックA−2を押上げて前方
に移動させて1本目のブロックA−1に連続して据付
け、ジャッキ装置を戻して先頭の走行板を取外して後方
に配し、同様にして3本目のブロックA−3を据付け、
この操作を繰返して側溝ブロックを据付ける。
【0019】したがって本発明の据付け方法によるとき
は砕石を敷き詰めた粗荒面であっても走行板Bを用いる
ことによってジャッキ装置の使用が可能となり、また数
枚の走行板Bを繰返して使用するため簡単で単純な作業
を繰返すことによって側溝ブロックの据付けが完了す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用する側溝ブロックの一例を示し
た正面図
【図2】 本発明に使用する側溝ブロックの一例を示し
たX−X断面図
【図3】 ジャッキ装置Jを使用した実施例図
【図4】 走行板の断面を示す実施例図
【図5】 走行板の断面を示す別の実施例図
【図6】 舟型の走行板を使用した実施例図
【図7】 舟型の走行板を使用した拡大詳細図
【図8】 舟型走行板の断面図
【図9】 シリンダーを2本設けたジャッキ装置Jの実
施例図
【図10】シリンダー1本のジャッキ装置Jの実施例図
【図11】ジャッキ装置Jの実施例図
【図12】パンタグラフ式のジャッキ装置Jの実施例図
【図13】牽引式によるジャッキ装置Jを使用した実施
例図
【図14】牽引式によるジャッキ装置Jを使用した実施
例の平面図
【図15】走行板の接続を示す実施例図
【図16】舟型走行板を使用したジャッキ装置の別の実
施例図
【符号の説明】
(1)…ブロックの補強梁 (2)…ブロック上面の開口部 (3)…ブロックの側壁下部の切欠き段部 (4)…ジャッキ頭 (10)…走行板のガイド (11)…走行板の溝 (12)…ジャッキ装置の車輪 (18)…ローラー (20)…ジャッキ装置の車輪に代るソリ状の平板 (21)…牽引用のワイヤー (22)…走行板接続用のフック (23)…走行板のストッパー A…ブロック B…走行板 J…ジャッキ装置 S…砕石

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削溝内に側溝ブロックAを並置きし、該
    側溝ブロックA内に数枚の走行板Bを敷き並べ、該走行
    板B上に下部に車輪を設けたジャッキ装置Jを配し、該
    ジャッキ装置Jの操作頭を側溝ブロックAの上部補強梁
    下面に当てジャッキアップして側溝ブロックAを押上げ
    て移動させ、1本目の側溝ブロックを据付け、走行板B
    を後方に順送りすることによって2本目以下の側溝ブロ
    ックA…を据付けることを特徴とした側溝ブロックの据
    付け方法。
  2. 【請求項2】走行板Bの前端部を下方に向けて傾斜状に
    形成した舟形走行板2Bの上面にローラーを配列し、底
    面をソリ状の板体とした車輪のないジャッキ装置によっ
    て側溝ブロックを押上げて移動させ、1本目の側溝ブロ
    ックAを据付け、ローラー付き走行板を後方に順送りす
    ることによって2本目以下の側溝ブロックA…を据付け
    ることを特徴とした側溝ブロックの据付け方法。
  3. 【請求項3】走行板の長手方向側面にジャッキ装置の脱
    落を防止するためのガイド又は溝を設けた請求項1ある
    いは2に記載の側溝ブロックの据付け方法。
  4. 【請求項4】舟形の走行板2Bを2枚連接し、該走行板
    上にジャッキ装置を配し、ジャッキを作動させて側溝ブ
    ロックAを押上げ、1本目の側溝ブロックAを据付け、
    ジャッキ装置を走行板上に載せたまま走行板を牽引移動
    して次の側溝ブロックの据付けを行う請求項1または2
    に記載の側溝ブロックの据付け方法。
  5. 【請求項5】前後に2枚連接した舟形走行板2Bの先端
    および後端にジャッキ装置のはみ出しを防止するための
    ストッパーを設けた請求項4に記載の側溝ブロックの据
    付け方法。
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