JP3098766U - 飲料用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】付属のストローを、容器本体の外面に固定しなくても済むようにする。
【解決手段】方形箱状をなす容器本体2の上端面に、例えばV溝状をなす凹陥部5を設ける。この凹陥部5の底部に、シール体3で開封可能にシールされるストロー通し口4を設けるとともに、凹陥部5内に、仮固定状態でストロー6を収容する。凹陥部5の周縁の一部を、上方に立上げて立上げ片7を形成するとともに、この立上げ片7を折曲げて、凹陥部5の上端開口部を閉止できるようにする。折曲げた立上げ片7は、固定シール8で容器本体2に固定する。立上げ片7に係止部9を設け、立上げ片7を店頭販売等の際の吊下げ片として利用できるようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】方形箱状をなす容器本体2の上端面に、例えばV溝状をなす凹陥部5を設ける。この凹陥部5の底部に、シール体3で開封可能にシールされるストロー通し口4を設けるとともに、凹陥部5内に、仮固定状態でストロー6を収容する。凹陥部5の周縁の一部を、上方に立上げて立上げ片7を形成するとともに、この立上げ片7を折曲げて、凹陥部5の上端開口部を閉止できるようにする。折曲げた立上げ片7は、固定シール8で容器本体2に固定する。立上げ片7に係止部9を設け、立上げ片7を店頭販売等の際の吊下げ片として利用できるようにする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ストローが付属している飲料用容器に係り、特に付属のストローを容器内に収容することができる飲料用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、容器本体の上端面に、シール体で開封可能にシールされたストロー通し口を有する飲料用容器は一般に知られている。そしてこの種の飲料用容器には、ストローが付属しているのが通例であるが、従来の容器には、ストローの収容部がないため、容器の外面に、包装されたストローが接着固定されているのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の飲料用容器においては、ストローが容器の外面に固定されているため、容器が例えば方形箱状の場合には、ストローの部分が外方に突出した状態となり、保管等の際にストローが邪魔になって、保管効率が低下すると云う問題があり、また容器が例えば瓢箪形等、外面が平面でない場合には、ストローの容器への固定強度が不充分となって、ストローが容器から脱落するおそれがあると云う問題がある。
【0004】
本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、容器がどのような外面形状の場合であっても、ストローを安全に収容することができる飲料用容器を提供することを目的とする。
【0005】
本考案の他の目的は、容器本体を吊下げた状態で展示販売することができる飲料用容器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、容器本体の上端面に、シール体で開封可能にシールされたストロー通し口を有する飲料用容器において、前記容器本体の上端面に、周縁部を残してその内側部分に凹陥部を設けるとともに、周縁部の一部を上方に立上げて立上げ片を形成し、この立上げ片を、前記凹陥部上に折曲げて凹陥部の蓋体とするようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、ストローを容器本体の外面に固定することなく、凹陥部内に収容することが可能となり、しかも立上げ片を折曲げることにより、凹陥部の上端開口部が閉止されることになるので、保管時や運搬時等の際に、凹陥部内に異物が侵入するおそれがなく衛生的である。
【0007】
本考案はまた、立上げ片に、連続状または断続状の切込みで形成される係止部を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、容器本体を吊下げた状態で展示販売することが可能となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本考案の実施の一形態に係る飲料用容器を示すもので、この飲料用容器1は、例えば方形箱状をなす容器本体2を備えており、この容器本体2の上端面には、シール体3により開封可能にシールされたストロー通し口4が設けられている。
【0009】
また、前記容器本体2の上端面には、図1および図2に示すように、周縁部を残してその内側部分に、例えばV溝状に陥没する凹陥部5が設けられており、この凹陥部5内には、包装済みのストロー6が仮固定状態で収容されるようになっている。
【0010】
この凹陥部5周縁の一部には、図1および図2に示すように、上方に立上がる立上げ片7が設けられており、この立上げ片7は、前記凹陥部5上に折曲げることにより、凹陥部5の上端開口部を閉止する蓋体として機能するようになっている。そして、この立上げ片7は、店頭で展示販売されるまでは、凹陥部5上に折曲げられて固定シール8で固定された状態となっている。
【0011】
前記立上げ片7にはまた、図1および図2に示すように、断続切れ目で門形に形成される係止部9が設けられており、この係止部9は、立上げ片7を上方に立上げて店頭販売する際等に、係止金具(図示せず)等に係止されて、飲料用容器1を吊下げることができるようになっている。
【0012】
しかして、容器本体2には、その上端面にV溝状の凹陥部5が設けられ、この凹陥部5の上端開口部は、立上げ片7を折曲げることにより閉止されるようになっているので、凹陥部5をストロー6の収容空間として利用することができる。このため、飲料用容器1の外面に凸部がなくなり、保管時あるいは運搬時等の際の収容効率を向上させることができる。
【0013】
また、立上げ片7を折曲げた状態では、飲料用容器1の上端面が平坦な面となるので、飲料用容器1を上下方向に段積みした場合であっても、荷崩れするおそれがなく取扱いが容易となる。
【0014】
また、立上げ片7には、係止部9が設けられているので、この係止部9を利用して飲料用容器1を吊下げることができ、店頭販売等の際に、多様な販売方式を採ることができる。
【0015】
なお、前記実施の一形態においては、凹陥部5がV溝状をなす場合について説明したが、V溝状以外の形状であっても何等支障がない。また、容器本体2の形状も、方形箱状のものに限らず、例えば瓢箪形等、他の形状の場合にも適用でき、同様の効果が期待できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、容器本体の上端面に凹陥部を設けてストローの収容空間とするとともに、この凹陥部の上端開口部を、立上げ片を折曲げて閉止できるようにしているので、ストローを容器本体の外面に固定する必要がない。このため、容器本体の外面が曲面をなしていて、ストローの固定に不向きな形状である場合であっても、ストローを安全に収容することができる。
【0017】
本考案はまた、立上げ片に係止部を設けるようにしているので、この係止部を利用することにより、容器本体を吊下げた状態で店頭販売することができ、狭いスペースを有効利用することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態に係る飲料用容器を示す斜視図である。
【図2】図1の飲料用容器の断面構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1…飲料用容器、
2…容器本体、
3…シール体、
4…ストロー通し口、
5…凹陥部、
6…ストロー、
7…立上げ片、
8…固定シール、
9…係止部。
【考案の属する技術分野】
本考案は、ストローが付属している飲料用容器に係り、特に付属のストローを容器内に収容することができる飲料用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、容器本体の上端面に、シール体で開封可能にシールされたストロー通し口を有する飲料用容器は一般に知られている。そしてこの種の飲料用容器には、ストローが付属しているのが通例であるが、従来の容器には、ストローの収容部がないため、容器の外面に、包装されたストローが接着固定されているのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の飲料用容器においては、ストローが容器の外面に固定されているため、容器が例えば方形箱状の場合には、ストローの部分が外方に突出した状態となり、保管等の際にストローが邪魔になって、保管効率が低下すると云う問題があり、また容器が例えば瓢箪形等、外面が平面でない場合には、ストローの容器への固定強度が不充分となって、ストローが容器から脱落するおそれがあると云う問題がある。
【0004】
本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、容器がどのような外面形状の場合であっても、ストローを安全に収容することができる飲料用容器を提供することを目的とする。
【0005】
本考案の他の目的は、容器本体を吊下げた状態で展示販売することができる飲料用容器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、容器本体の上端面に、シール体で開封可能にシールされたストロー通し口を有する飲料用容器において、前記容器本体の上端面に、周縁部を残してその内側部分に凹陥部を設けるとともに、周縁部の一部を上方に立上げて立上げ片を形成し、この立上げ片を、前記凹陥部上に折曲げて凹陥部の蓋体とするようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、ストローを容器本体の外面に固定することなく、凹陥部内に収容することが可能となり、しかも立上げ片を折曲げることにより、凹陥部の上端開口部が閉止されることになるので、保管時や運搬時等の際に、凹陥部内に異物が侵入するおそれがなく衛生的である。
【0007】
本考案はまた、立上げ片に、連続状または断続状の切込みで形成される係止部を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、容器本体を吊下げた状態で展示販売することが可能となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本考案の実施の一形態に係る飲料用容器を示すもので、この飲料用容器1は、例えば方形箱状をなす容器本体2を備えており、この容器本体2の上端面には、シール体3により開封可能にシールされたストロー通し口4が設けられている。
【0009】
また、前記容器本体2の上端面には、図1および図2に示すように、周縁部を残してその内側部分に、例えばV溝状に陥没する凹陥部5が設けられており、この凹陥部5内には、包装済みのストロー6が仮固定状態で収容されるようになっている。
【0010】
この凹陥部5周縁の一部には、図1および図2に示すように、上方に立上がる立上げ片7が設けられており、この立上げ片7は、前記凹陥部5上に折曲げることにより、凹陥部5の上端開口部を閉止する蓋体として機能するようになっている。そして、この立上げ片7は、店頭で展示販売されるまでは、凹陥部5上に折曲げられて固定シール8で固定された状態となっている。
【0011】
前記立上げ片7にはまた、図1および図2に示すように、断続切れ目で門形に形成される係止部9が設けられており、この係止部9は、立上げ片7を上方に立上げて店頭販売する際等に、係止金具(図示せず)等に係止されて、飲料用容器1を吊下げることができるようになっている。
【0012】
しかして、容器本体2には、その上端面にV溝状の凹陥部5が設けられ、この凹陥部5の上端開口部は、立上げ片7を折曲げることにより閉止されるようになっているので、凹陥部5をストロー6の収容空間として利用することができる。このため、飲料用容器1の外面に凸部がなくなり、保管時あるいは運搬時等の際の収容効率を向上させることができる。
【0013】
また、立上げ片7を折曲げた状態では、飲料用容器1の上端面が平坦な面となるので、飲料用容器1を上下方向に段積みした場合であっても、荷崩れするおそれがなく取扱いが容易となる。
【0014】
また、立上げ片7には、係止部9が設けられているので、この係止部9を利用して飲料用容器1を吊下げることができ、店頭販売等の際に、多様な販売方式を採ることができる。
【0015】
なお、前記実施の一形態においては、凹陥部5がV溝状をなす場合について説明したが、V溝状以外の形状であっても何等支障がない。また、容器本体2の形状も、方形箱状のものに限らず、例えば瓢箪形等、他の形状の場合にも適用でき、同様の効果が期待できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、容器本体の上端面に凹陥部を設けてストローの収容空間とするとともに、この凹陥部の上端開口部を、立上げ片を折曲げて閉止できるようにしているので、ストローを容器本体の外面に固定する必要がない。このため、容器本体の外面が曲面をなしていて、ストローの固定に不向きな形状である場合であっても、ストローを安全に収容することができる。
【0017】
本考案はまた、立上げ片に係止部を設けるようにしているので、この係止部を利用することにより、容器本体を吊下げた状態で店頭販売することができ、狭いスペースを有効利用することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態に係る飲料用容器を示す斜視図である。
【図2】図1の飲料用容器の断面構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1…飲料用容器、
2…容器本体、
3…シール体、
4…ストロー通し口、
5…凹陥部、
6…ストロー、
7…立上げ片、
8…固定シール、
9…係止部。
Claims (2)
- 容器本体の上端面に、シール体で開封可能にシールされたストロー通し口を有する飲料用容器において、前記容器本体の上端面に、周縁部を残してその内側部分に凹陥部を設けるとともに、周縁部の一部を上方に立上げて立上げ片を形成し、この立上げ片を、前記凹陥部上に折曲げて凹陥部の蓋体としたことを特徴とする飲料用容器。
- 立上げ片は、連続状または断続状の切込みで形成される係止部を有していることを特徴とする請求項1記載の飲料用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003719U JP3098766U (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003719U JP3098766U (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 飲料用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098766U true JP3098766U (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=43252515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003719U Expired - Fee Related JP3098766U (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 飲料用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098766U (ja) |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003003719U patent/JP3098766U/ja not_active Expired - Fee Related
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