JP3098590U - 共用型埋め込み式照明器具 - Google Patents
共用型埋め込み式照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3098590U JP3098590U JP2003003524U JP2003003524U JP3098590U JP 3098590 U JP3098590 U JP 3098590U JP 2003003524 U JP2003003524 U JP 2003003524U JP 2003003524 U JP2003003524 U JP 2003003524U JP 3098590 U JP3098590 U JP 3098590U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- lamp socket
- fixing plate
- fixing
- top wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Abstract
【課題】種々の形状・寸法の照明ランプを取り付けることのできる共用型の照明器具本体装置の提供。
【解決手段】天井埋め込み型照明器具本体装置であって、椀状の傘部材と、その側方に取り付けられるランプソケット収納枠部材とを含み、枠部材は、本体部分と該部分の頂壁から傘部材底部に沿って伸びる延長部を有し、延長部の先端と係合する手段が傘部材の底部に備えられ、係合したとき両者を共に貫通する孔が備えられ、枠部材は、ランプソケット固定板を内部に備え、固定板は、枠部材の頂壁内面に接する基部と立ち上がった固定部とを有し、基部は貫通孔を備え、枠部材は、基部と接する頂壁の内面に固定板を傘部材の中心からの距離を異にする複数位置にネジ止めできるよう、各位置に基部があるときに基部の貫通孔と一致する対応した貫通孔を備え、そして固定部は、ランプソケットの固定用ネジ穴に対応する貫通孔を有していることを特徴とする装置。
【選択図】 図6
【解決手段】天井埋め込み型照明器具本体装置であって、椀状の傘部材と、その側方に取り付けられるランプソケット収納枠部材とを含み、枠部材は、本体部分と該部分の頂壁から傘部材底部に沿って伸びる延長部を有し、延長部の先端と係合する手段が傘部材の底部に備えられ、係合したとき両者を共に貫通する孔が備えられ、枠部材は、ランプソケット固定板を内部に備え、固定板は、枠部材の頂壁内面に接する基部と立ち上がった固定部とを有し、基部は貫通孔を備え、枠部材は、基部と接する頂壁の内面に固定板を傘部材の中心からの距離を異にする複数位置にネジ止めできるよう、各位置に基部があるときに基部の貫通孔と一致する対応した貫通孔を備え、そして固定部は、ランプソケットの固定用ネジ穴に対応する貫通孔を有していることを特徴とする装置。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、汎用型の埋め込み式照明器具本体装置に関し、より詳しくは、種々のサイズのランプ及びランプソケットの取り付けが可能な汎用型の埋め込み式照明器具本体装置、特に天井埋め込み式照明器具本体装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、天井埋め込み式照明器具のための本体装置の作製に際しては、ランプの形状・寸法の規格が種々あるため、それらに個々に合わせた構造設計が、相互に無関係に行われてきた。
【0003】
しかしながら、異なった設計による複数の機種の照明器具本体装置を提供することは、それぞれの装置に別個に要する設計労力や、製造ラインの複数化による非効率性という問題があり、それらは結局のところ製品コストを押し上げることとなり、産業競争力の点から好ましいものではなかった。
【0004】
本考案は、上記の問題を解決するため、種々の形状・寸法規格の照明ランプ及びそのためのランプソケットを取り付けることのできる共用型の照明器具本体装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、
1.天井埋め込み型照明器具本体装置であって、椀状の傘部材(2)と、該傘部材(2)の側方に取り付けることのできるランプソケット収納枠部材(3)とを含み、該ランプソケット収納枠部材(3)は、該部材の本体部分(3a)と該本体部分(3a)の頂壁(3t)から該傘部材(2)の底部(2a)に沿ってその中央部へと伸びる延長部(3b)を有し、該延長部(3b)の先端の少なくとも一部と係合する係合手段(5)が該傘部材(2)の底部(2b)に備えられているとともに、該係合手段(5)で係合したとき該先端と該本体部分(3a)との間において該延長部(3b)と該傘部材(2)の底部(2a)とを共通に貫通する孔(6)が該延長部(3b)及び該底部に備えられており、該傘部材(2)は該ランプソケット収納枠部材(3)の本体部分の前部を受け入れる開口(12)を備えており、該ランプソケット収納枠部材(3)は、ランプソケット(22)を固定するための固定板(25)をその内部に備え、該固定板(25)は、該ランプソケット収納枠部材(3)の頂壁(3t)の内面に接する基部(26)と該基部(26)から立ち上がったランプソケット固定部(27)とを有し、該基部(26)は貫通孔(31)を備え、該ランプソケット収納枠部材(3)は、該固定板(25)の基部(26)と接する頂壁(3t)の内面に該固定板(25)の基部(26)を該傘部材(2)の中心からの距離を異にする複数の位置にネジ止めできるよう、それら各位置に該基部(26)があるときに該基部(26)の貫通孔(31)と一致する対応した貫通孔(8)を備えており、そして該ランプソケット固定板(25)の固定部(27)は、ランプソケットの固定用ネジ穴に対応する貫通孔(33)を有していることを特徴とする装置、
2.該頂壁(3t)と該基部(26)とが、対応する係合手段をそれぞれ備えており、該頂壁(3t)側の係合手段が、該複数の位置の各々に該固定板(25)が位置するときに該固定板(25)の基部(26)に存する対応する係合手段と係合するように複数配置されていることを特徴とする、上記1の装置、
3.該固定板(25)の該固定部(27)が、該傘部材(2)の中心から遠ざかる方向に傾斜して該基部(27)から立ち上がっており、該固定部(27)と該基部(26)とのなす角が70〜85°である、上記1又は2の装置、及び
4.該基部(26)と該頂壁(3t)との係合手段が、一方の突起と他方の陥凹又は孔とから構成されているものである、上記1ないし3の何れかの装置
を提供するものである。
【0006】
【作用】
上記の各構成になる本考案の天井埋め込み型照明器具本体装置は、同一の構造を以て複数の形状・寸法規格の照明ランプ及びそれら用のランプソケットに適合させることができ、従って、それら複数の照明ランプのために共通の照明器具本体装置として使用することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案において、椀状の傘部材は、その内側に照明ランプを配することのできる空間を有するものであり、より好ましくは、照明ランプとこれを背後から取り囲む椀状の反射板をも内側に配置することのできる空間を有するものである。そのような反射板は、適宜の形状でよく、傘部材の適宜の箇所にボルトその他の適宜な固定手段で固定すればよい。またそのような、反射板は、ランプソケット収納枠部材の本体部分を受け入れるために傘部材に設けられている開口に一致した側方の開口を有する。この開口は、ランプソケットにランプの根本部分を螺着する際にランプの根本部分を通すため、又は、小型のランプの場合には、ランプソケットの前部をも受け入れて反射板内に臨ましめるために用いられる。
【0008】
本考案において、天井への照明器具本体装置の取り付けは、通常の方法で行えばよく、例えば、傘部材の側面に一対のT字型等の切り欠きを設け、これに、天井埋め込み形照明器具に用いられる通常の固定具の一端を取りつけ他端を天井の裏面に当接させることによって行える。
【0009】
ランプソケット収納枠部材3の延長部3bの先端と傘部材2の底部2aとの係合手段としては、例えば、延長部3bの先端に設けたつめを、底部2aに設けたスリットに通して底部2aの下面に這わせるか、或いは、延長部3bの先端に付近に設けたスリットに、底部2aから立ち上げたつめを通して延長部2bの上面に這わせる等、延長部3bと底部2aとが上下に離れることを阻止する公知の適宜な係合手段を用いればよい。
【0010】
固定板25の基部26と頂壁3tとの間の係合手段としては、例えば、基部26に設けられた上方への突起と頂壁3tに設けられた孔との組み合わせ、又は、頂壁3tから下方への突起と基部26に設けあれた孔との組み合わせその他、種々の公知の係合手段を適宜採用すればよい。
【0011】
また、傘部材が椀状で、ランプソケット収納枠部材が傘部材の側方に配置されているため、天井の化粧板に明けた傘部材嵌め込み用の孔を通して装置を取り付けるに際して、孔にランプソケット収納枠部材から先に入れて、傘部材装置を水平方向へと回転しつつ挿入して所定位置へと配置することができ、化粧板と天井面との間の上下の余裕が、従来のものに比して、少なくて済む(下記の実施例では、80mm)。
【0012】
【実施例】
以下、典型的な実施例を参照して本考案を更に具体的に説明するが、本考案が該実施例に限定されることは意図しない。
【0013】
図1は、本考案の照明器具本体装置1の上方からの斜視図である。該装置は、傘部材2とランプソケット収納枠部材3とから構成されており、各々はアルミ板より成形された単一部材である。本実施例では傘部材2は、円形(直径約100mm)の平面状の底部2aと、該底部2aの周囲から椀状に下がる側面2b(最大直径144mm)及び、フランジ2cとを有する(フランジ2cと底部2aとの距離77mm)。ランプソケット収納枠部材3は、本体部分3aと、本体部分3aの頂壁3tが延びたものである延長部3bとを有しており、延長部3bは、傘部材2の底部2aの外表面に接している。延長部3bの先端には、傘部材2との係合手段である突出したつめ4(図では隠れている)が、本実施例では2つ備えられており、傘部材2の底部2aにあるスリット5を通って底部2aの内面側に移行し、更にこの内面に沿って延びることによって、底部2aと係合している(この状態で、傘部材2の底部2aの中心からランプソケット収納枠部材3の後端までは124mm。)。延長部3bと傘部材2とは、更に、両者を共通に貫通する孔6を有しており、両者は、該孔6にボルトを通して固定される。従って、傘部材2とランプソケット収納枠部材3との間の固定に要する部品は、一箇所の孔6にねじ込まれるボルトのみである。
【0014】
ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの頂壁3tには、3個一組で配列された複数の孔8が設けられており、これらは、後述の固定板の取り付けに用いられる。ランプソケット収納枠部材3は、本体部分3aの頂壁3tから垂直に折れ曲がって本体部分の側面を構成している側壁3cを備えている。本体部分3aの頂壁3tは一部に側方への張り出し部3dを有するが、これは、アルミニウム板からのランプソケット収納枠部材の作製において、板側壁3cを頂壁3tに対して折り曲げる際に、予め該張り出し部3dの輪郭に沿った形に設けられていたスリットのために、折り曲げられずに残った部分によって構成されている(9は、これによって側壁3cに生じた窓である)。ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの前部は、傘部材2の内部に挿入されており、傘部材2には、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの前部を挿入できる開口が設けられている。傘部材2にはまた、照明器具本体装置を天井の化粧板の上側面(天井裏側の面)に取り付けるときに使用する留め金具を通すための切り欠き10が、両側にそれぞれ設けられている。
【0015】
図2は、ランプソケット収納枠部材3の上方からの斜視図であり、図1では隠れていた2個のつめが4で示されている。3eは、側壁3cの前縁であり、ランプソケット収納枠部材3を傘部材2に取り付けたとき傘部材2の内部に収容される部分である。3f及び3gは、プレスにより成形された帯状隆起部であり、ランプソケット収納枠部材3の力学強度を補強する働きをする。
【0016】
図3は、傘部材2にランプソケット収納枠部材を取り付けた状態を示す上面図である(但し、孔6にはめ込まれたボルトは示さず。)。図において、12は、傘部材2に設けられた開口の縁を示す。
【0017】
図4は、図3に示した照明器具本体装置1の後方(図面右側)から見た側面図を示す。図において、傘部材2に設けられた開口部の縁12は、後方から見たときほぼ長方形の輪郭を有し、その中にランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの前縁3eを含む前部が挿入されている。3hは、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの後壁であり、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの頂壁3tをなすアルミ板が垂直に折れ曲がって形成されたものである。図において、左側の側壁3c上には、屋内電気配線からの電力を受けとる電源ユニット14がとりつけられている。破線で示された16は、傘部材2内にボルト17を介して取り付けられた反射板であり、18は、反射板16の下方に設けられたフランジによって支えられている環状の化粧枠である。
【0018】
図5は、照明器具本体装置1の側方からの概要図であり、市販のランプL1を取り付けた状態で示してある。22は、ランプL1に対応した市販のランプソケットであって、固定板25にボルト(示さず)で止められている。固定版25は、ランプソケット収納枠部材3の頂壁3tに接している基部26と、基部26から(下方へ)立ち上がったランプソケット固定部27とからなっている。ランプソケット22の底面には、2個の端子孔及び2個のネジ孔が設けられており、固定板25のランプソケット固定部におけるこれらに対応する位置には、それぞれ対応する開口35及びボルト孔33が設けられている。従って、ランプソケット22は、これらのボルト孔を通してボルトにより固定され、且つ、端子孔に電源ユニット14からの電源端子を接続することができる。固定板25の基部26と固定部27とは、この実施例では約80°の角度をなしている。
【0019】
図6は、ランプソケット収納枠部材3に取り付ける前後の状態の固定板25を示す斜視図である。図において、ランプソケット収納枠部材3は、その内側に取り付けた固定板25の配置の説明のために一部を切欠いて示されている。固定板25は、その基部26に、中心から離れて配置された、概略円錐状に上方へ突出した1対の突起30を有する。更に基部26には、これら1対の突起30の間に孔31が設けられている。これら1対の突起及びそれらの間の孔31の配置及び寸法は、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの頂壁3tの内側に固定板25の基部26を下方から当接させたときに、該頂壁3tに3個一組で配列された複数の孔8の何れの組にも重ね合わせることができるように設定されている。従って、何れかの組の3個の孔8と重ね合わせたとき、これら1対の突起30は2個の孔に嵌合する。また、孔31は、3個の孔8のうち中間のものと重なって、ランプソケット収納枠部材3の頂壁3tと固定板25の基部26とを貫通する孔を形成し、この貫通孔は、該頂壁3tと固定板25の基部26とを固定するためにボルトを通すのに用いられる。ボルトで両者を固定したとき、2個の突起30と2個の孔8との嵌合は、ボルト周りの固定板25の回転を阻止する。このような構造とすることで、固定板25は、ただ一箇所をボルトで固定するだけで確実に固定されることができる。また、3個一組の孔8は、複数列設けられており、固定板25の取り付けに際して、これらの列のうち、適切な位置にあるものを任意に選ぶことができる。位置の選択は、固定板25に取り付けられるランプ(及びランプソケット)のサイズに応じて行われる。すなわち、取り付けられるランプが傘部材2の中央付近に位置するように、小型のランプ(及びランプソケット)の取り付けには、前方すなわち傘部材2寄りの列を、大型のランプ(及びランプソケット)の取り付けには、後方寄りの列を、それぞれランプ(及びランプソケット)のサイズに応じて適宜選択することができる。
【0020】
図7は、種々のサイズ及び形状のランプ(及びランプソケット)を取り付けたときの、固定板25及びランプ(及びランプソケット)の位置関係を示す側方からの概要図である。図においては、球状の3種のランプ及び管状の2種のランプの計5種のランプが破線で示されている。これらのランプのサイズに応じて、ランプソケット22を固定する固定板25の位置は、ランプがほぼ傘部材2の(及び反射板16)の中央に位置することになるよう、3個一組の複数の孔8のうち適当な組を選択することによって、変更されている。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、種々のサイズ及び形状のランプの取り付けに、共通に使用することのできる、共用の天井埋め込み型照明器具本体装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明器具本体装置1の上方からの斜視図
【図2】ランプソケット収納枠部材3の上方からの斜視図
【図3】傘部材2にランプソケット収納枠部材を取り付けた状態を示す上面図
【図4】照明器具本体装置の後方側面図
【図5】照明器具本体装置の側方からの概要図
【図6】ランプソケット収納枠部材に取り付ける前後の状態の固定板を示す斜視図
【図7】種々のサイズ及び形状のランプを取り付けたときの、固定板及びランプの位置関係を示す側方からの概要図
【符号の説明】
1=照明器具本体装置、2=傘部材、2a=底部、2b=側面、2c=フランジ、3=ランプソケット収納枠部材、3a=本体部分、3b=延長部、3c=側壁、3d=張り出し部、3e=前縁、3f=帯状隆起部、3g=帯状隆起部、3h=後壁、3t=頂壁、4=つめ、5=スリット、6=孔、8=孔、10=切り欠き、12=開口の縁、14=電源ユニット、16=反射板、17=ボルト、18=化粧枠、22=ランプソケット、25=固定板、26=基部、27=固定部、30=突起、31=孔、33=ボルト孔、35=開口、L1=ランプ、
【考案の属する技術分野】
本考案は、汎用型の埋め込み式照明器具本体装置に関し、より詳しくは、種々のサイズのランプ及びランプソケットの取り付けが可能な汎用型の埋め込み式照明器具本体装置、特に天井埋め込み式照明器具本体装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、天井埋め込み式照明器具のための本体装置の作製に際しては、ランプの形状・寸法の規格が種々あるため、それらに個々に合わせた構造設計が、相互に無関係に行われてきた。
【0003】
しかしながら、異なった設計による複数の機種の照明器具本体装置を提供することは、それぞれの装置に別個に要する設計労力や、製造ラインの複数化による非効率性という問題があり、それらは結局のところ製品コストを押し上げることとなり、産業競争力の点から好ましいものではなかった。
【0004】
本考案は、上記の問題を解決するため、種々の形状・寸法規格の照明ランプ及びそのためのランプソケットを取り付けることのできる共用型の照明器具本体装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、
1.天井埋め込み型照明器具本体装置であって、椀状の傘部材(2)と、該傘部材(2)の側方に取り付けることのできるランプソケット収納枠部材(3)とを含み、該ランプソケット収納枠部材(3)は、該部材の本体部分(3a)と該本体部分(3a)の頂壁(3t)から該傘部材(2)の底部(2a)に沿ってその中央部へと伸びる延長部(3b)を有し、該延長部(3b)の先端の少なくとも一部と係合する係合手段(5)が該傘部材(2)の底部(2b)に備えられているとともに、該係合手段(5)で係合したとき該先端と該本体部分(3a)との間において該延長部(3b)と該傘部材(2)の底部(2a)とを共通に貫通する孔(6)が該延長部(3b)及び該底部に備えられており、該傘部材(2)は該ランプソケット収納枠部材(3)の本体部分の前部を受け入れる開口(12)を備えており、該ランプソケット収納枠部材(3)は、ランプソケット(22)を固定するための固定板(25)をその内部に備え、該固定板(25)は、該ランプソケット収納枠部材(3)の頂壁(3t)の内面に接する基部(26)と該基部(26)から立ち上がったランプソケット固定部(27)とを有し、該基部(26)は貫通孔(31)を備え、該ランプソケット収納枠部材(3)は、該固定板(25)の基部(26)と接する頂壁(3t)の内面に該固定板(25)の基部(26)を該傘部材(2)の中心からの距離を異にする複数の位置にネジ止めできるよう、それら各位置に該基部(26)があるときに該基部(26)の貫通孔(31)と一致する対応した貫通孔(8)を備えており、そして該ランプソケット固定板(25)の固定部(27)は、ランプソケットの固定用ネジ穴に対応する貫通孔(33)を有していることを特徴とする装置、
2.該頂壁(3t)と該基部(26)とが、対応する係合手段をそれぞれ備えており、該頂壁(3t)側の係合手段が、該複数の位置の各々に該固定板(25)が位置するときに該固定板(25)の基部(26)に存する対応する係合手段と係合するように複数配置されていることを特徴とする、上記1の装置、
3.該固定板(25)の該固定部(27)が、該傘部材(2)の中心から遠ざかる方向に傾斜して該基部(27)から立ち上がっており、該固定部(27)と該基部(26)とのなす角が70〜85°である、上記1又は2の装置、及び
4.該基部(26)と該頂壁(3t)との係合手段が、一方の突起と他方の陥凹又は孔とから構成されているものである、上記1ないし3の何れかの装置
を提供するものである。
【0006】
【作用】
上記の各構成になる本考案の天井埋め込み型照明器具本体装置は、同一の構造を以て複数の形状・寸法規格の照明ランプ及びそれら用のランプソケットに適合させることができ、従って、それら複数の照明ランプのために共通の照明器具本体装置として使用することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案において、椀状の傘部材は、その内側に照明ランプを配することのできる空間を有するものであり、より好ましくは、照明ランプとこれを背後から取り囲む椀状の反射板をも内側に配置することのできる空間を有するものである。そのような反射板は、適宜の形状でよく、傘部材の適宜の箇所にボルトその他の適宜な固定手段で固定すればよい。またそのような、反射板は、ランプソケット収納枠部材の本体部分を受け入れるために傘部材に設けられている開口に一致した側方の開口を有する。この開口は、ランプソケットにランプの根本部分を螺着する際にランプの根本部分を通すため、又は、小型のランプの場合には、ランプソケットの前部をも受け入れて反射板内に臨ましめるために用いられる。
【0008】
本考案において、天井への照明器具本体装置の取り付けは、通常の方法で行えばよく、例えば、傘部材の側面に一対のT字型等の切り欠きを設け、これに、天井埋め込み形照明器具に用いられる通常の固定具の一端を取りつけ他端を天井の裏面に当接させることによって行える。
【0009】
ランプソケット収納枠部材3の延長部3bの先端と傘部材2の底部2aとの係合手段としては、例えば、延長部3bの先端に設けたつめを、底部2aに設けたスリットに通して底部2aの下面に這わせるか、或いは、延長部3bの先端に付近に設けたスリットに、底部2aから立ち上げたつめを通して延長部2bの上面に這わせる等、延長部3bと底部2aとが上下に離れることを阻止する公知の適宜な係合手段を用いればよい。
【0010】
固定板25の基部26と頂壁3tとの間の係合手段としては、例えば、基部26に設けられた上方への突起と頂壁3tに設けられた孔との組み合わせ、又は、頂壁3tから下方への突起と基部26に設けあれた孔との組み合わせその他、種々の公知の係合手段を適宜採用すればよい。
【0011】
また、傘部材が椀状で、ランプソケット収納枠部材が傘部材の側方に配置されているため、天井の化粧板に明けた傘部材嵌め込み用の孔を通して装置を取り付けるに際して、孔にランプソケット収納枠部材から先に入れて、傘部材装置を水平方向へと回転しつつ挿入して所定位置へと配置することができ、化粧板と天井面との間の上下の余裕が、従来のものに比して、少なくて済む(下記の実施例では、80mm)。
【0012】
【実施例】
以下、典型的な実施例を参照して本考案を更に具体的に説明するが、本考案が該実施例に限定されることは意図しない。
【0013】
図1は、本考案の照明器具本体装置1の上方からの斜視図である。該装置は、傘部材2とランプソケット収納枠部材3とから構成されており、各々はアルミ板より成形された単一部材である。本実施例では傘部材2は、円形(直径約100mm)の平面状の底部2aと、該底部2aの周囲から椀状に下がる側面2b(最大直径144mm)及び、フランジ2cとを有する(フランジ2cと底部2aとの距離77mm)。ランプソケット収納枠部材3は、本体部分3aと、本体部分3aの頂壁3tが延びたものである延長部3bとを有しており、延長部3bは、傘部材2の底部2aの外表面に接している。延長部3bの先端には、傘部材2との係合手段である突出したつめ4(図では隠れている)が、本実施例では2つ備えられており、傘部材2の底部2aにあるスリット5を通って底部2aの内面側に移行し、更にこの内面に沿って延びることによって、底部2aと係合している(この状態で、傘部材2の底部2aの中心からランプソケット収納枠部材3の後端までは124mm。)。延長部3bと傘部材2とは、更に、両者を共通に貫通する孔6を有しており、両者は、該孔6にボルトを通して固定される。従って、傘部材2とランプソケット収納枠部材3との間の固定に要する部品は、一箇所の孔6にねじ込まれるボルトのみである。
【0014】
ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの頂壁3tには、3個一組で配列された複数の孔8が設けられており、これらは、後述の固定板の取り付けに用いられる。ランプソケット収納枠部材3は、本体部分3aの頂壁3tから垂直に折れ曲がって本体部分の側面を構成している側壁3cを備えている。本体部分3aの頂壁3tは一部に側方への張り出し部3dを有するが、これは、アルミニウム板からのランプソケット収納枠部材の作製において、板側壁3cを頂壁3tに対して折り曲げる際に、予め該張り出し部3dの輪郭に沿った形に設けられていたスリットのために、折り曲げられずに残った部分によって構成されている(9は、これによって側壁3cに生じた窓である)。ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの前部は、傘部材2の内部に挿入されており、傘部材2には、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの前部を挿入できる開口が設けられている。傘部材2にはまた、照明器具本体装置を天井の化粧板の上側面(天井裏側の面)に取り付けるときに使用する留め金具を通すための切り欠き10が、両側にそれぞれ設けられている。
【0015】
図2は、ランプソケット収納枠部材3の上方からの斜視図であり、図1では隠れていた2個のつめが4で示されている。3eは、側壁3cの前縁であり、ランプソケット収納枠部材3を傘部材2に取り付けたとき傘部材2の内部に収容される部分である。3f及び3gは、プレスにより成形された帯状隆起部であり、ランプソケット収納枠部材3の力学強度を補強する働きをする。
【0016】
図3は、傘部材2にランプソケット収納枠部材を取り付けた状態を示す上面図である(但し、孔6にはめ込まれたボルトは示さず。)。図において、12は、傘部材2に設けられた開口の縁を示す。
【0017】
図4は、図3に示した照明器具本体装置1の後方(図面右側)から見た側面図を示す。図において、傘部材2に設けられた開口部の縁12は、後方から見たときほぼ長方形の輪郭を有し、その中にランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの前縁3eを含む前部が挿入されている。3hは、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの後壁であり、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの頂壁3tをなすアルミ板が垂直に折れ曲がって形成されたものである。図において、左側の側壁3c上には、屋内電気配線からの電力を受けとる電源ユニット14がとりつけられている。破線で示された16は、傘部材2内にボルト17を介して取り付けられた反射板であり、18は、反射板16の下方に設けられたフランジによって支えられている環状の化粧枠である。
【0018】
図5は、照明器具本体装置1の側方からの概要図であり、市販のランプL1を取り付けた状態で示してある。22は、ランプL1に対応した市販のランプソケットであって、固定板25にボルト(示さず)で止められている。固定版25は、ランプソケット収納枠部材3の頂壁3tに接している基部26と、基部26から(下方へ)立ち上がったランプソケット固定部27とからなっている。ランプソケット22の底面には、2個の端子孔及び2個のネジ孔が設けられており、固定板25のランプソケット固定部におけるこれらに対応する位置には、それぞれ対応する開口35及びボルト孔33が設けられている。従って、ランプソケット22は、これらのボルト孔を通してボルトにより固定され、且つ、端子孔に電源ユニット14からの電源端子を接続することができる。固定板25の基部26と固定部27とは、この実施例では約80°の角度をなしている。
【0019】
図6は、ランプソケット収納枠部材3に取り付ける前後の状態の固定板25を示す斜視図である。図において、ランプソケット収納枠部材3は、その内側に取り付けた固定板25の配置の説明のために一部を切欠いて示されている。固定板25は、その基部26に、中心から離れて配置された、概略円錐状に上方へ突出した1対の突起30を有する。更に基部26には、これら1対の突起30の間に孔31が設けられている。これら1対の突起及びそれらの間の孔31の配置及び寸法は、ランプソケット収納枠部材3の本体部分3aの頂壁3tの内側に固定板25の基部26を下方から当接させたときに、該頂壁3tに3個一組で配列された複数の孔8の何れの組にも重ね合わせることができるように設定されている。従って、何れかの組の3個の孔8と重ね合わせたとき、これら1対の突起30は2個の孔に嵌合する。また、孔31は、3個の孔8のうち中間のものと重なって、ランプソケット収納枠部材3の頂壁3tと固定板25の基部26とを貫通する孔を形成し、この貫通孔は、該頂壁3tと固定板25の基部26とを固定するためにボルトを通すのに用いられる。ボルトで両者を固定したとき、2個の突起30と2個の孔8との嵌合は、ボルト周りの固定板25の回転を阻止する。このような構造とすることで、固定板25は、ただ一箇所をボルトで固定するだけで確実に固定されることができる。また、3個一組の孔8は、複数列設けられており、固定板25の取り付けに際して、これらの列のうち、適切な位置にあるものを任意に選ぶことができる。位置の選択は、固定板25に取り付けられるランプ(及びランプソケット)のサイズに応じて行われる。すなわち、取り付けられるランプが傘部材2の中央付近に位置するように、小型のランプ(及びランプソケット)の取り付けには、前方すなわち傘部材2寄りの列を、大型のランプ(及びランプソケット)の取り付けには、後方寄りの列を、それぞれランプ(及びランプソケット)のサイズに応じて適宜選択することができる。
【0020】
図7は、種々のサイズ及び形状のランプ(及びランプソケット)を取り付けたときの、固定板25及びランプ(及びランプソケット)の位置関係を示す側方からの概要図である。図においては、球状の3種のランプ及び管状の2種のランプの計5種のランプが破線で示されている。これらのランプのサイズに応じて、ランプソケット22を固定する固定板25の位置は、ランプがほぼ傘部材2の(及び反射板16)の中央に位置することになるよう、3個一組の複数の孔8のうち適当な組を選択することによって、変更されている。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、種々のサイズ及び形状のランプの取り付けに、共通に使用することのできる、共用の天井埋め込み型照明器具本体装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明器具本体装置1の上方からの斜視図
【図2】ランプソケット収納枠部材3の上方からの斜視図
【図3】傘部材2にランプソケット収納枠部材を取り付けた状態を示す上面図
【図4】照明器具本体装置の後方側面図
【図5】照明器具本体装置の側方からの概要図
【図6】ランプソケット収納枠部材に取り付ける前後の状態の固定板を示す斜視図
【図7】種々のサイズ及び形状のランプを取り付けたときの、固定板及びランプの位置関係を示す側方からの概要図
【符号の説明】
1=照明器具本体装置、2=傘部材、2a=底部、2b=側面、2c=フランジ、3=ランプソケット収納枠部材、3a=本体部分、3b=延長部、3c=側壁、3d=張り出し部、3e=前縁、3f=帯状隆起部、3g=帯状隆起部、3h=後壁、3t=頂壁、4=つめ、5=スリット、6=孔、8=孔、10=切り欠き、12=開口の縁、14=電源ユニット、16=反射板、17=ボルト、18=化粧枠、22=ランプソケット、25=固定板、26=基部、27=固定部、30=突起、31=孔、33=ボルト孔、35=開口、L1=ランプ、
Claims (4)
- 天井埋め込み型照明器具本体装置であって、椀状の傘部材(2)と、該傘部材(2)の側方に取り付けることのできるランプソケット収納枠部材(3)とを含み、該ランプソケット収納枠部材(3)は、該部材の本体部分(3a)と該本体部分(3a)の頂壁(3t)から該傘部材(2)の底部(2a)に沿ってその中央部へと伸びる延長部(3b)を有し、該延長部(3b)の先端の少なくとも一部と係合する係合手段(5)が該傘部材(2)の底部(2b)に備えられているとともに、該係合手段(5)で係合したとき該先端と該本体部分(3a)との間において該延長部(3b)と該傘部材(2)の底部(2a)とを共通に貫通する孔(6)が該延長部(3b)及び該底部に備えられており、該傘部材(2)は該ランプソケット収納枠部材(3)の本体部分の前部を受け入れる開口(12)を備えており、該ランプソケット収納枠部材(3)は、ランプソケット(22)を固定するための固定板(25)をその内部に備え、該固定板(25)は、該ランプソケット収納枠部材(3)の頂壁(3t)の内面に接する基部(26)と該基部(26)から立ち上がったランプソケット固定部(27)とを有し、該基部(26)は貫通孔(31)を備え、該ランプソケット収納枠部材(3)は、該固定板(25)の基部(26)と接する頂壁(3t)の内面に該固定板(25)の基部(26)を該傘部材(2)の中心からの距離を異にする複数の位置にネジ止めできるよう、それら各位置に該基部(26)があるときに該基部(26)の貫通孔(31)と一致する対応した貫通孔(8)を備えており、そして該ランプソケット固定板(25)の固定部(27)は、ランプソケットの固定用ネジ穴に対応する貫通孔(33)を有していることを特徴とする装置。
- 該頂壁(3t)と該基部(26)とが、対応する係合手段をそれぞれ備えており、該頂壁(3t)側の係合手段が、該複数の位置の各々に該固定板(25)が位置するときに該固定板(25)の基部(26)に存する対応する係合手段と係合するように複数配置されていることを特徴とする、請求項1の装置。
- 該固定板(25)の該固定部(27)が、該傘部材(2)の中心から遠ざかる方向に傾斜して該基部(27)から立ち上がっており、該固定部(27)と該基部(26)とのなす角が70〜85°である、請求項1又は2の装置。
- 該基部(26)と該頂壁(3t)との係合手段が、一方の突起と他方の陥凹又は孔とから構成されているものである、請求項1ないし3の何れかの装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003524U JP3098590U (ja) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | 共用型埋め込み式照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003524U JP3098590U (ja) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | 共用型埋め込み式照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098590U true JP3098590U (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=43252341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003524U Expired - Lifetime JP3098590U (ja) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | 共用型埋め込み式照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098590U (ja) |
-
2003
- 2003-06-16 JP JP2003003524U patent/JP3098590U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10125928B2 (en) | Lighting device, insertion and receiving element | |
JPH0628908A (ja) | 照明設備及びその製造方法 | |
JP5552563B1 (ja) | Led照明装置 | |
US6601975B1 (en) | Overhead industrial light fixture with two-piece housing | |
US20240159367A1 (en) | Fire rated canless recessed luminaire | |
KR20160006001A (ko) | 조명등 설치 조립체 | |
JP3098590U (ja) | 共用型埋め込み式照明器具 | |
JP6169537B2 (ja) | Led照明装置 | |
JPS5917046Y2 (ja) | 照明器具 | |
US6394869B1 (en) | Method for manufacture of overhead light fixture | |
JP2015095453A (ja) | Led照明装置の取付方法 | |
JP5643412B1 (ja) | Led照明装置 | |
JPH0587732U (ja) | 照明器具 | |
JP6262392B2 (ja) | Led照明装置 | |
JP2604453Y2 (ja) | 照明器具の取付装置 | |
US6974230B1 (en) | Low-profile overhead industrial light fixture | |
JPH06139808A (ja) | 電気部品保持装置 | |
EP1582804A2 (en) | Recessed lamp structure | |
KR100791621B1 (ko) | 매입형 조명장치용 하우징 | |
JPS5921447Y2 (ja) | 照明器具 | |
JPS5823847Y2 (ja) | 天井支持部材 | |
JPH079293Y2 (ja) | 照明器具 | |
JPH0355917Y2 (ja) | ||
JPS6129127Y2 (ja) | ||
JPH0716817U (ja) | 間仕切りの物品取付具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 6 |