JP3098270U - 足先用靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】素足感覚・おしゃれ感覚を維持しつつ、ミュールやサンダル着用時に履くことができる足先用の靴下を提供する
【解決手段】袋状の足先被覆部10が足2の指先からほぼ各指球部(指の付根部)までを覆い、U字状帯体の止着具20が踵に掛かりかつその両端は足先被覆部10の開口周縁11の足甲側に取り付ける。足先被覆部10はレース生地で形成する。止着具20は、ゴム紐の表面を足先被覆部10と同色のレース生地で覆った伸縮帯体で形成する。
【効果】足に着用したときに足先被覆部が足先を保護・保温し、止着具が踵に止められるので、足から脱げることがない。通気性の良いレース生地で足先をカバーするので、足指部分が蒸れることがなく、しかも冷房の効いた場所では素足の場合に比べて足先からの冷えをある程度防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、足先に履く靴下に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ミュールやサンダルを直接素足で履くことが女性の間で流行し、足元のおしゃれの一形態として定着している。しかし、素足で履くことから足が冷え、また、外反母趾などにより足の指先が変形した人には、裸足でミュールやサンダルを履くおしゃれが楽しめないという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、素足感覚・おしゃれ感覚を維持しつつ、ミュールやサンダル着用時に履くことができる足先用の靴下を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案の足先用靴下は、足の指先からほぼ各指球部(指の付根部)までを覆う袋状の足先被覆部と、該足先被覆部を足先に着用した状態で脱げないように止着するための止着具とからなり、該止着具を前記足先被覆部の開口周縁に取り付ける手段を講じたものである。
また、本考案の足先用靴下の足先被覆部は、少なくともその上面側をレース生地で形成することが望ましい。
また、本考案の足先用靴下の止着具は、ゴム紐等の伸縮帯体であり、かつその表面をレース生地で形成することが望ましい。
また、本考案の足先用靴下の止着具は、帯体であり、かつ足甲の上面で交差するように形成することが望ましい。
また、本考案の足先用靴下の止着具は、足甲から足裏を巻く輪状伸縮帯体を備え、かつその伸縮帯状輪の足甲側の上面に花弁形等の装飾物を取り付けることが望ましい。
また、本考案の足先用靴下の止着具は、足首を巻く輪状伸縮帯体を備え、かつその伸縮帯状輪の足首前面側の上面に花弁形等の装飾物を取り付けることが望ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、代表的な実施例に基づいて図面を用いて説明する。
図1は、本考案の第1実施例の足先用靴下を示す斜視図である。図1に示すように、足先用靴下1は、袋状の足先被覆部10が足2の指先からほぼ各指球部(指の付根部)までを覆い、U字状帯体の止着具20が踵に掛かりかつその両端は足先被覆部10の開口周縁11の足甲側に取り付けられている。本考案の足先用靴下1は、このように構成したことにより、足に着用したときに足先被覆部10が足の指先からほぼ各指球部(指の付根部)までを保護・保温し、止着具20が踵に止められるので、足から脱げることがない。
足先被覆部10はレース生地で形成されており、ミュールやサンダルの着用時にも、素肌感覚・おしゃれ感覚を損なうことがない。足先をカバーするので、外反母趾などの人も、ミュールやサンダルを履くことができ、流行のおしゃれを楽しむことができる。足先被覆部10は、通気性の良いレース生地で足先をカバーするので、足指部分が蒸れることがなく、しかも冷房の効いた場所では素足の場合に比べて足先からの冷えをある程度防止することができる。
また、止着具20は、ゴム紐の表面を足先被覆部10と同色のレース生地で覆った伸縮帯体であるので、足の大小サイズにある程度適応することができる。
【0007】
図2は、本考案の第2実施例の足先用靴下を示す斜視図である。図2に示すように、止着具20は、ゴム紐27の表面を足先被覆部10と同色のレース生地28で覆った伸縮帯体であって、足甲の上面で交差し踵に掛かるように形成されている。このように構成したことにより、足に着用したときに止着具20が足甲側から踵を巻いて止められるので、激しく運動しても止着具20が踵から外れることがない。
【0008】
図3は、本考案の第3実施例の足先用靴下を示す斜視図である。図3に示すように、止着具20は、足甲から足裏を巻く輪状伸縮帯体21と、足首を巻く輪状伸縮帯体22,23とを備え、各輪状伸縮帯体21、22,23の上面に花弁形の装飾物24,25,26を取り付けたものである。このように構成したことにより、足に着用したときに各輪状伸縮帯体21、22,23が足甲と足首にそれぞれを巻いて止められるので、激しく運動しても止着具20が足から外れることがない。また、各輪状伸縮帯体21、22,23の上面に花弁形の装飾物24,25,26を取り付けたことにより、さらに足元のおしゃれ度をアップすることができる。
以上説明した各実施例において、本考案の足先用靴下は、外出時にミュールやサンダルを履いたときだけでなく、室内履きとしても使用できるものである。また、装飾物24,25,26は花弁形だけでなく他の形状であってもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案の足先用靴下によれば、足に着用したときに足先被覆部が足の指先からほぼ各指球部までを保護・保温し、止着具が踵に止められるので、足から脱げることがない。
また、足先被覆部はレース生地で形成されており、室内履きとして、又は外出時にミュールやサンダルを履いたときにも、素肌感覚・おしゃれ感覚を損なうことがない。指先をカバーするので、外反母趾などの人も、ミュールやサンダルを履くことができ、流行のおしゃれを楽しむことができる。通気性の良いレース生地で足先をカバーするので、足指部分が蒸れることがなく、しかも冷房の効いた場所では素足の場合に比べて足先からの冷えをある程度防止することができる。また、止着具は、表面を足先被覆部と同色のレース生地で覆った伸縮帯体であるので、足の大小サイズにある程度適応することができる。
また、実施例2の止着具は、足甲の上面で交差しつつ踵に掛かるように形成したことにより、足に着用したときに止着具が足甲側から踵を巻いて止められるので、激しく運動しても止着具が踵から外れることがない。
また、実施例3の止着具は、足に着用したときに各輪状伸縮帯体が足甲と足首にそれぞれを巻いて止められるので、激しく運動しても止着具が足から外れることがない。また、各輪状伸縮帯体の上面に花弁形の装飾物を取り付けたことにより、さらに足元のおしゃれ度をアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の足先用靴下を示す斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例の足先用靴下を示す斜視図である。
【図3】本考案の第3実施例の足先用靴下を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・足先用靴下
2・・足
10・・足先被覆部
11・・足先被覆部10の開口周縁
20・・止着具
21,22,23・・輪状伸縮帯体
24,25,26・・花弁型の装飾物
27・・ゴム紐
28・・ゴム紐27の表面を覆うレース生地

Claims (6)

  1. 足の指先からほぼ各指球部(指の付根部)までを覆う袋状の足先被覆部と、該足先被覆部を足先に着用した状態で脱げないように踵に止着するための止着具とからなり、該止着具を前記足先被覆部の開口周縁に取り付けたことを特徴とする足先用靴下。
  2. 前記足先被覆部は、少なくともその上面側をレース生地で形成したことを特徴とする請求項1に記載の足先用靴下。
  3. 前記止着具は、ゴム紐等の伸縮帯体であり、かつその表面をレース生地で形成したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の足先用靴下。
  4. 前記止着具は、帯体であり、かつ足甲の上面で交差するように形成したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の足先用靴下。
  5. 前記止着具は、足甲から足裏を巻く輪状伸縮帯体を備え、かつその伸縮帯状輪の足甲側の上面に花弁形等の装飾物を取り付けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の足先用靴下。
  6. 前記止着具は、足首を巻く輪状伸縮帯体を備え、かつその伸縮帯状輪の足首前面側の上面に花弁形等の装飾物を取り付けたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の足先用靴下。
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