JP3098208U - 距離計測機能付きパター - Google Patents
距離計測機能付きパター Download PDFInfo
- Publication number
- JP3098208U JP3098208U JP2003003936U JP2003003936U JP3098208U JP 3098208 U JP3098208 U JP 3098208U JP 2003003936 U JP2003003936 U JP 2003003936U JP 2003003936 U JP2003003936 U JP 2003003936U JP 3098208 U JP3098208 U JP 3098208U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- putter
- cup
- ball
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
【課題】パッティングのポイントはカップまでの距離を知り、その距離に合った打ち方をする事であるが、精確な距離を目測なり歩測で出来るまでには長い経験が必要であった。
【解決手段】パターのグリップ終端を目の位置に合わせ、ボールの真上にパターが来る様に腕を伸ばして吊り下げる。この状態でカップを覗いた時の視線がパターと交差する位置をPとする。グリップ終端からPまでの長さはボールからカップまでの距離と比例関係にあり、標準体型から一義的に距離を求めることが出来る。
従ってグリップ終端から或る間隔ごとに目盛りを設け、そこにカップまでの距離換算値を表記したシールを貼ることで、いつでも精確なパッティングの距離数が読み取れる。
【選択図】 図3
【解決手段】パターのグリップ終端を目の位置に合わせ、ボールの真上にパターが来る様に腕を伸ばして吊り下げる。この状態でカップを覗いた時の視線がパターと交差する位置をPとする。グリップ終端からPまでの長さはボールからカップまでの距離と比例関係にあり、標準体型から一義的に距離を求めることが出来る。
従ってグリップ終端から或る間隔ごとに目盛りを設け、そこにカップまでの距離換算値を表記したシールを貼ることで、いつでも精確なパッティングの距離数が読み取れる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゴルフのパッティングの際に、カップまでの距離を簡単な方法で測長する方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の測長方法はボールからカップまでの歩数で測っていたが誤差が大きく、精度良く測るには相当の経験が必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ゴルフのパッティングではグリーンの傾斜角やボールの転がり抵抗等の変動要因を考慮してテークバック量を決めるが、先ずは正確な距離を知ることが基本である。しかし歩数や目測で知るには長い経験が必要であった。
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】
プレーヤが水平に伸ばす腕の長さと目の位置及びボールの真上に手で吊り下げたパターの或る長さで出来る直角三角形は、プレーヤの目の高さとカップまでの距離で出来る直角三角形と相似である事を利用して、パッティングの距離を立ったままで精確に測るものである。
【0005】
【作用】
プレーヤはグリーン上にあるボールの真上にパターが来るように腕を伸ばして吊り下げ、グリップの終端は目の高さに合わせてカップを見る。その目線と交差するパターの目盛りを読むことでカップまでの距離が分かる。
【0006】
一般に標準体型から腕の長さや目の位置(グリーン面からの高さ)はプレーヤの身長でほぼ一義的に決まるため、パターの目盛りにはプレーヤ身長毎に換算したカップまでの距離数が示されている。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は身長Lの人がグリーン上でカップAまでの距離を測っている姿を示している。ボールBの真上でパター1のグリップ終端Dを目の位置Cに合わせて吊り下げ、腕は伸ばしたままの状態にする。この状態でカップを見るとパターと目線が交差する位置Pが存在する。
【0008】
図1からも明らかなように、直角三角形PABとPCDは相似の関係にある。
距離AB=腕の長さCD×(PB/PD)
が求まる。
従ってPDとABの関係は、身長L、目の高さK1×L、腕の長さK2×Lとした場合、
パターの目盛PD=K1L×K2L/(AB+K2L)
ただしK1、K2は人間の標準体型で決まる係数
【0009】
身長Lをパラメータにしてカップまでの距離とパターの目盛りの関係をグラフにしたのが図2である。一般に1mの距離は目で測れることから、これを除いて図中7ポイントを定めれば、途中の区間はほぼ直線で近似できる。
【0010】
本考案品は図3で示すようにパターのグリップ終端から3、6、10、15、20、30、40cmの所に目盛りを付けて、短冊のシール2が貼れる平坦な小スペースを用意しておく。身長150、160、170、180、190cmの人がこのパターで測長した場合の距離が表1である。この表を糊の付いたシート状にして格子状に切り目を付け、各プレーヤが自分の身長に近い距離表示部を台紙から剥がして、本発明のパターにある目盛りの小スペースに貼り付けるものである。
【表1】
【0011】
腕を伸ばしグリップの終端を目の位置に合わせるのは多少の訓練が必要となるため、簡便な方法としてグリップ終端付近に細い貫通穴3を用意する。この穴から光が見えればプレーヤの目の位置に穴位置がある。これを基準に測長用の目盛りを配置する。
【0012】
【考案の効果】
カップまでの距離を精確に把握し、距離に合ったパターのテークバック量を普段の練習で身に付けておけば、安定したパッティング操作が出来る。グリーンの傾斜による影響はそのテークバック量に、図4で示す相関曲線から得られる増減量を加味しさえすれば良い。
【0013】
図4は次の原理に基づき算出されたものである。
即ちパッティング動作を腕1本とパターを一体にした振子として扱い、テークバックによりパター先端の等価重心が上昇して位置エネルギーが蓄えられる。パッティングによって位置エネルギーの一部がボールの運動エネルギーに与えられ、この運動エネルギーは転がり抵抗による熱消失と、グリーン高低差の位置エネルギーに蓄えられる。ボールの初期運動エネルギーが完全に消失した所でボールは静止する。
【0014】
一般に身長と腕の長さ及び腕の重量等は標準体型から一義的に求まり、身長によってテークバック量とパッティング距離の相関曲線は異なるが、図4は身長168cm、体重64Kgを基準に求めたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッティング距離数を測長する原理図
【図2】パターの目盛りとパッティング距離数の相関グラフ
【図3】本考案品のパター概観図
【図4】グリーン傾斜角に対するテークバック量とパッティング距離の相関グラフ
【符号の説明】
1 パター
2 シール
3 貫通穴
A グリーン上のカップ位置
B グリーン上のボール位置
C プレーヤの目の位置
D 目の位置に合わせたグリップ終端部
P パター越しに見えるカップの位置(視線とパターの交差点)
【産業上の利用分野】
本考案はゴルフのパッティングの際に、カップまでの距離を簡単な方法で測長する方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の測長方法はボールからカップまでの歩数で測っていたが誤差が大きく、精度良く測るには相当の経験が必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ゴルフのパッティングではグリーンの傾斜角やボールの転がり抵抗等の変動要因を考慮してテークバック量を決めるが、先ずは正確な距離を知ることが基本である。しかし歩数や目測で知るには長い経験が必要であった。
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】
プレーヤが水平に伸ばす腕の長さと目の位置及びボールの真上に手で吊り下げたパターの或る長さで出来る直角三角形は、プレーヤの目の高さとカップまでの距離で出来る直角三角形と相似である事を利用して、パッティングの距離を立ったままで精確に測るものである。
【0005】
【作用】
プレーヤはグリーン上にあるボールの真上にパターが来るように腕を伸ばして吊り下げ、グリップの終端は目の高さに合わせてカップを見る。その目線と交差するパターの目盛りを読むことでカップまでの距離が分かる。
【0006】
一般に標準体型から腕の長さや目の位置(グリーン面からの高さ)はプレーヤの身長でほぼ一義的に決まるため、パターの目盛りにはプレーヤ身長毎に換算したカップまでの距離数が示されている。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は身長Lの人がグリーン上でカップAまでの距離を測っている姿を示している。ボールBの真上でパター1のグリップ終端Dを目の位置Cに合わせて吊り下げ、腕は伸ばしたままの状態にする。この状態でカップを見るとパターと目線が交差する位置Pが存在する。
【0008】
図1からも明らかなように、直角三角形PABとPCDは相似の関係にある。
距離AB=腕の長さCD×(PB/PD)
が求まる。
従ってPDとABの関係は、身長L、目の高さK1×L、腕の長さK2×Lとした場合、
パターの目盛PD=K1L×K2L/(AB+K2L)
ただしK1、K2は人間の標準体型で決まる係数
【0009】
身長Lをパラメータにしてカップまでの距離とパターの目盛りの関係をグラフにしたのが図2である。一般に1mの距離は目で測れることから、これを除いて図中7ポイントを定めれば、途中の区間はほぼ直線で近似できる。
【0010】
本考案品は図3で示すようにパターのグリップ終端から3、6、10、15、20、30、40cmの所に目盛りを付けて、短冊のシール2が貼れる平坦な小スペースを用意しておく。身長150、160、170、180、190cmの人がこのパターで測長した場合の距離が表1である。この表を糊の付いたシート状にして格子状に切り目を付け、各プレーヤが自分の身長に近い距離表示部を台紙から剥がして、本発明のパターにある目盛りの小スペースに貼り付けるものである。
【表1】
【0011】
腕を伸ばしグリップの終端を目の位置に合わせるのは多少の訓練が必要となるため、簡便な方法としてグリップ終端付近に細い貫通穴3を用意する。この穴から光が見えればプレーヤの目の位置に穴位置がある。これを基準に測長用の目盛りを配置する。
【0012】
【考案の効果】
カップまでの距離を精確に把握し、距離に合ったパターのテークバック量を普段の練習で身に付けておけば、安定したパッティング操作が出来る。グリーンの傾斜による影響はそのテークバック量に、図4で示す相関曲線から得られる増減量を加味しさえすれば良い。
【0013】
図4は次の原理に基づき算出されたものである。
即ちパッティング動作を腕1本とパターを一体にした振子として扱い、テークバックによりパター先端の等価重心が上昇して位置エネルギーが蓄えられる。パッティングによって位置エネルギーの一部がボールの運動エネルギーに与えられ、この運動エネルギーは転がり抵抗による熱消失と、グリーン高低差の位置エネルギーに蓄えられる。ボールの初期運動エネルギーが完全に消失した所でボールは静止する。
【0014】
一般に身長と腕の長さ及び腕の重量等は標準体型から一義的に求まり、身長によってテークバック量とパッティング距離の相関曲線は異なるが、図4は身長168cm、体重64Kgを基準に求めたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッティング距離数を測長する原理図
【図2】パターの目盛りとパッティング距離数の相関グラフ
【図3】本考案品のパター概観図
【図4】グリーン傾斜角に対するテークバック量とパッティング距離の相関グラフ
【符号の説明】
1 パター
2 シール
3 貫通穴
A グリーン上のカップ位置
B グリーン上のボール位置
C プレーヤの目の位置
D 目の位置に合わせたグリップ終端部
P パター越しに見えるカップの位置(視線とパターの交差点)
Claims (1)
- グリップ終端部もしくはその周辺に設けた貫通穴からシャフト部にかけて或る間隔毎に目印を設けたことを特徴とするゴルフ用
パター。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003936U JP3098208U (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 距離計測機能付きパター |
KR1020057022194A KR100717213B1 (ko) | 2003-05-29 | 2004-03-16 | 거리 계측 기능을 갖는 퍼터 |
RU2005141429/12A RU2315642C2 (ru) | 2003-05-29 | 2004-03-16 | Клюшка для гольфа с функцией измерения расстояния |
PCT/JP2004/003501 WO2004105892A1 (ja) | 2003-05-29 | 2004-03-16 | 距離計測機能付パター |
GB0512872A GB2411128B (en) | 2003-05-29 | 2004-03-16 | A putter with a distance measurement function |
US11/287,616 US7419438B2 (en) | 2003-05-29 | 2005-11-28 | Putter with a distance measurement mechanism |
HK06105865A HK1085683A1 (en) | 2003-05-29 | 2006-05-22 | Putter with distance measuring function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003936U JP3098208U (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 距離計測機能付きパター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098208U true JP3098208U (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=43304801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003936U Expired - Fee Related JP3098208U (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 距離計測機能付きパター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098208U (ja) |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003003936U patent/JP3098208U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI429469B (zh) | 具有數位式躺角及/或其他角度量測設備的高爾夫球桿及高爾夫球桿頭 | |
US20090137333A1 (en) | Golf putter assembly | |
US4864854A (en) | Golfer's wind indicator and club selection assistance device | |
EP2411100B1 (en) | Golf club head and head cover combination providing enhanced functionality | |
KR20060125447A (ko) | 골프 스윙 진단장치 | |
US20060079342A1 (en) | Putter with a distance measurement mechanism | |
JPH08238339A (ja) | ゴルフパターの実際のロフトを測定する装置および方法 | |
JP2004065964A (ja) | 測定用ゴルフクラブおよび適したゴルフクラブを判定する方法ならびにゴルフクラブ | |
JP3098208U (ja) | 距離計測機能付きパター | |
KR101246945B1 (ko) | 디지털 가이드 골프단말기 | |
KR200341689Y1 (ko) | 골프장 그린경사도 측정기 | |
RU2315642C2 (ru) | Клюшка для гольфа с функцией измерения расстояния | |
JP3101436U (ja) | 距離計測機能付パター | |
JP2007000559A (ja) | パタークラブ | |
KR200366314Y1 (ko) | 골프 퍼팅 보조장치 | |
JP2009125523A (ja) | ゴルフパター | |
JP5451815B2 (ja) | ゴルファに最適なウッド型およびアイアン型ゴルフクラブの長さを算出する方法およびシステム | |
JP2006129980A (ja) | ゴルフクラブ | |
JP2001276289A (ja) | 長尺ゴルフクラブ | |
JPH071169Y2 (ja) | ヘアーウエイ距離判読兼グリーン勾配、芝目判読器 | |
KR101947546B1 (ko) | 골프 퍼팅 연습 장치 | |
JP3218465U (ja) | ゴルフスイング測定器具 | |
JPWO2004105892A1 (ja) | 距離計測機能付パター | |
KR200420376Y1 (ko) | 그린용 마커 | |
KR200202470Y1 (ko) | 좌우 수평측정 골프 퍼터 및 연습기구 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |