JP3110322U - 水平器付きゴルフ用パター - Google Patents
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Abstract
【課題】 グリーン上の微妙なアンジュレーションを見極めるための補助機能を備えたゴルフ用パターを提供すること
【解決手段】 ゴルフ用パター10は、シャフト12の上方にグリップ14を、下方他端にヘッド16を備えている。ヘッド16の上面には、水平器20が設けられている。水平器20は、中空内に液体22と気泡24が封入され、ケース26がヘッド16の上面に露出している。透明なケース26内において液体22中で気泡24が内側上面に沿って移動する動作を行なう。ヘッド16の上面には、ケース26の側方に目盛り28が設けられている。気泡24の位置を目盛り28で認識することにより、グリーンの傾きを正確に把握することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ゴルフ用パター10は、シャフト12の上方にグリップ14を、下方他端にヘッド16を備えている。ヘッド16の上面には、水平器20が設けられている。水平器20は、中空内に液体22と気泡24が封入され、ケース26がヘッド16の上面に露出している。透明なケース26内において液体22中で気泡24が内側上面に沿って移動する動作を行なう。ヘッド16の上面には、ケース26の側方に目盛り28が設けられている。気泡24の位置を目盛り28で認識することにより、グリーンの傾きを正確に把握することができる。
【選択図】 図1
Description
本考案は、水平器を備えたゴルフ用パターに関する。より詳細には、本考案は、グリーンの微妙なアンジュレーションを視覚により正確に把握できるように構成した、水平器付きゴルフ用パターに関する。
ゴルフ競技においては、グリーン上ではパターが使用される。パターは、グリーン上で用いられるゴルフクラブの1つである。パターは、長尺状のシャフト先端にヘッドを備え、ヘッドのフェースでボールを打ってグリーンのカップ穴にボールを入れるためのクラブである。
グリーンは必ずしも平坦ではない。自然の造形で傾斜していることもあり、意図的に全体又は部分的に傾斜していることもある。ゴルフプレイヤーは、キャディの意見や他のプレーヤーの打球を参考にしながら、自分自身でグリーンの微妙なアンジュレーションを見極め、打球の方向と強さを調整する。
しかし、グリーンの微妙なアンジュレーションを視覚によって把握することは非常に難しい。グリーンまでの上り下りや、グリーン周囲の木々の生え方によって、プレーヤーがアンジュレーションに錯覚を生じることもある。
しかし、グリーンの微妙なアンジュレーションを視覚によって把握することは非常に難しい。グリーンまでの上り下りや、グリーン周囲の木々の生え方によって、プレーヤーがアンジュレーションに錯覚を生じることもある。
また、グリーン上にマウンドが形成されていたり、凸凹が連続していたりする場合は、ボールとカップ穴の間のラインで、上り、下り、フック、スライスが組み合わされ、カップ穴までの間のボールの動きを予想しがたい。
本考案の目的は、グリーン上の微妙なアンジュレーションを見極めるための補助機能を備えたゴルフ用パターを提供することにある。
本考案の他の目的は、グリーンの傾斜を数値で指標することができるゴルフ用パターを提供することにある。
本考案の他の目的は、グリーンの傾斜を数値で指標することができるゴルフ用パターを提供することにある。
本考案は、シャフトの上方でグリップを備えるとともに、シャフトの下方で前面にフェースが形成されたヘッドを備えたゴルフ用パターにおいて、中空内側上面が凸円弧状に湾曲する透明ケース内に液体と気泡が充填された水平器を前記ヘッドの上面に配設したゴルフ用パターにより前記課題を解決した。
グリーン上にパターを載せると、パターを置いた地点が水平である場合にはケースの気泡が変位せず、パターを置いた地点が傾斜している場合にはケースの気泡が変位する。気泡は透明ケース内の凸円弧状に湾曲する中空内側上面に沿って変位し、プレーヤーは透明ケース内の気泡の変位によって、傾斜方向と傾斜の程度を認識する。ヘッドの向きを変えることによって、ボールの転がるラインが、上りであるのか下りであるのか、フックであるのかスライスであるのかを認識する。水平器によって傾斜方向及び傾斜程度を予め認識することにより、パッティング数が減り、スコアアップできる。
ヘッドが水平器を収納する凹所を備え、水平器が凹所に着脱自在であることが好ましい。着脱自在とすることにより、水平器を装着せずに肉眼観察によって予め傾斜方向及び傾斜の程度を把握し、その後、水平器を装着して肉眼観察の結果を確認することで、グリーンの傾斜方向及び傾斜程度の観察力を養うことができる。
水平器の1つの形態として、水平器はヘッドの長手方向に延びる矩形であり、そのヘッドに目盛りが設けられている。水平器の他の形態として、水平器はヘッドの長手方向に延びる矩形であり、透明ケースに目盛りが設けられている。目盛りによって傾斜程度が指標されるので、打球の転がり具合や挙動を知ることができる。
水平器のさらに他の形態として、水平器は円形であり、透明ケースの中空内側上面が球面状に湾曲するものでもよい。こうすることにより、球面状ケース内で気泡が二次元に変位するので、上りか下りか、フックかスライスかを同時に認識することができる。例えば、気泡の変位によって、軽い上りで大きくスライス等のように複雑なボールの挙動を予め知ることができる。
好ましい形態のゴルフ用パターでは、水平器の透明ケースに放射状の目盛りと同心円状の目盛りが設けられている。気泡の変位を放射状の目盛りで読むことにより傾斜方向が指標され、気泡の変位を同心円状の目盛りで読むことにより傾斜程度が指標される。気泡の変位位置を参考にすることで、正確にラインを予想することができる。
以下、図面を参照して本考案によるゴルフ用パターの実施例を説明する。
図1は本考案によるゴルフ用パターの第1実施例を示す斜視図、図2は図1のゴルフ用パターの平面図、図3は図2の3−3線断面図である。
図1は本考案によるゴルフ用パターの第1実施例を示す斜視図、図2は図1のゴルフ用パターの平面図、図3は図2の3−3線断面図である。
ゴルフ用パター10は、長尺状のシャフト12の上方一端にグリップ14を備えるとともに、シャフト12の下方他端にヘッド16を備えている。本実施例のゴルフ用パター10は、いわゆるL型であり、シャフト12の下方端部からヘッド16がL字状に延びている。本実施例では、いわゆるT型と呼ばれるような、シャフト12の下方端部からヘッド16がT字状に延びている形態のパターも対象となる。
本実施例のヘッド16は実質的に直方体である。ヘッド16の前面には、ボールを打つための平坦なフェース18が形成されている。ヘッド16の上面には、水平器20が設けられており、プレーヤーがボールを打つときに水平器20が視界に入るようになっている。
水平器20は、中空内に液体22と気泡24が封入された透明なケース26より構成されている。水平器20は、ゴルフ用パター10のヘッド16に埋設されており、ケース26がヘッド16の上面に露出している。水平器20は、ヘッド16に形成された凹所に着脱自在に埋設されるように構成されていてもよい。
ケース26は、実質的に矩形であり、中空部分に凸円弧状に湾曲する内側上面を備えている。透明なケース26内において液体22中で気泡24が内側上面に沿って移動する動作を行なう。プレーヤーは、ボールを打つときに、気泡24の動作を視覚でとらえることができる。
ゴルフ用パター10のヘッド16が水平姿勢にあるとき、図3に示されるように、気泡24はケース26の中心に位置し、ゴルフ用パター10のヘッド16が傾斜姿勢(図2で左右のいずれかに傾斜している姿勢)にあるとき、気泡24はケースの中心からずれて位置する。プレーヤーは、気泡24の位置を参考にして、ボールを打つ方向を決める。
ケース26は、実質的に矩形であり、中空部分に凸円弧状に湾曲する内側上面を備えている。透明なケース26内において液体22中で気泡24が内側上面に沿って移動する動作を行なう。プレーヤーは、ボールを打つときに、気泡24の動作を視覚でとらえることができる。
ゴルフ用パター10のヘッド16が水平姿勢にあるとき、図3に示されるように、気泡24はケース26の中心に位置し、ゴルフ用パター10のヘッド16が傾斜姿勢(図2で左右のいずれかに傾斜している姿勢)にあるとき、気泡24はケースの中心からずれて位置する。プレーヤーは、気泡24の位置を参考にして、ボールを打つ方向を決める。
ヘッド16の上面には、ケース26の側方において目盛り28が刻設や焼付等により設けられている。ヘッド16が傾斜して気泡24がケース26の中心からずれで位置しているとき、気泡24の位置を目盛り28で認識することにより、ヘッド16の傾き、すなわち、グリーンの傾きを正確に把握することができる。本実施例のゴルフ用パター10では、目盛り28によって少なくともフックかスライスかを認識できる。
図4は本考案によるゴルフ用パターの第2実施例を示す斜視図、図5は図4のゴルフ用パターの平面図、図6は図4のゴルフ用パターの水平器の拡大平面図である。
本実施例のゴルフ用パター30は、シャフト32の上方一端にグリップ34を備えるとともに、シャフト32の下方他端にヘッド36を備えている。本実施例のゴルフ用パター30では、前面にフェース38を備えたヘッド36の形状がいわゆるかまぼこ型である。フェース36ヘッド36の上面には水平器40が設けられており、プレーヤーがボールを打つときに水平器40が視界に入るようになっている。
水平器40は、液体中に気泡44が封入された透明なケース46より構成されている。水平器40は、ゴルフ用パター30のヘッド36に埋設されており、ケース46がヘッド36の上面に露出している。ケース46は、平面視したときに円形であり、中空部分の内側上面が球面である。透明なケース46内において液体中で気泡44が内側上面に沿って移動する動作を行なう。プレーヤーは、ボールを打つときに、気泡44の動作を視覚でとらえることができる。
ゴルフ用パター30のヘッド36が水平姿勢にあるとき、気泡44はケース46の中心に位置し、ゴルフ用パター30のヘッド36が傾斜姿勢(図5で左右前後のいずれかに傾斜している姿勢)にあるとき、気泡44はケースの中心からずれて位置する。プレーヤーは、気泡44の位置を参考にして、ボールを方向を決める。
ゴルフ用パター30のヘッド36が水平姿勢にあるとき、気泡44はケース46の中心に位置し、ゴルフ用パター30のヘッド36が傾斜姿勢(図5で左右前後のいずれかに傾斜している姿勢)にあるとき、気泡44はケースの中心からずれて位置する。プレーヤーは、気泡44の位置を参考にして、ボールを方向を決める。
ケース46の上面には、放射状の目盛48と同心円状の目盛り50が刻設や印刷等により設けられている。ヘッド36が傾斜して気泡44がケース46の中心からずれで位置しているとき、気泡44の位置を目盛り48及び目盛り50で認識することにより、ヘッド36の傾き、すなわち、グリーンの水平4方向の傾きを正確に把握することができる。
本実施例のゴルフ用パター30では、放射状の目盛り48によって上り、下り、フック、スライスを認識し、同心円状の目盛り50によって傾斜の大きさの認識できる。図6において、実線の位置に気泡44が変位した場合、放射状の目盛りによって下りのフックラインの傾斜地点であることを認識でき、同心円状の目盛りによって下りはやや強め、フックはわずかであることを認識できる。また、鎖線の位置に気泡44が変位した場合、放射状の目盛りによって下りのスライスラインの傾斜地点であることを認識でき、同心円状の目盛りによって下りは僅か、スライスは強めであることを認識できる。
本実施例のゴルフ用パター30では、放射状の目盛り48によって上り、下り、フック、スライスを認識し、同心円状の目盛り50によって傾斜の大きさの認識できる。図6において、実線の位置に気泡44が変位した場合、放射状の目盛りによって下りのフックラインの傾斜地点であることを認識でき、同心円状の目盛りによって下りはやや強め、フックはわずかであることを認識できる。また、鎖線の位置に気泡44が変位した場合、放射状の目盛りによって下りのスライスラインの傾斜地点であることを認識でき、同心円状の目盛りによって下りは僅か、スライスは強めであることを認識できる。
次に、本考案におるゴルフ用パターの利用例について、図7を参照しながら第2実施例のゴルフ用パター30を用いて説明する。図7は、グリーン上でボール52とカップ穴54を示している。プレーヤーは、ゴルフ用パター30を用いてカップ穴54に向ってボール52を打つ。このとき、グリーン上の微妙なアンジュレーションを視覚だけでなく、ゴルフ用パター30を用いて把握する。
プレーヤーは、ボール52が転がるであろうと思われるライン上の数ヶ所、例えば、A地点、B地点、C地点、D地点においてゴルフ用パター30を置く。水平器40の気泡44は、各地点の傾斜に応じた挙動を行なう。プレーヤーは、気泡44が放射状の目盛48と同心円の目盛り50のどの位置に変位しているかを参考にして、ボールの転がるラインや速さを想像する。こうすることにより、視覚だけでなく、また、錯覚に影響されることなく、上り、下り、フック、スライスの別と、上りの程度、下りの程度、フックの程度、スライスの程度を正確に把握することができる。
10,30 ゴルフ用パター 16,36 ヘッド
20,40 水平器 24,44 気泡
28,48,50 目盛り
20,40 水平器 24,44 気泡
28,48,50 目盛り
Claims (6)
- シャフトの上方でグリップを備えるとともに、シャフトの下方で前面にフェースが形成されたヘッドを備えたゴルフ用パターにおいて、
中空内側上面が凸円弧状に湾曲する透明ケース内に液体と気泡が充填された水平器を前記ヘッドの上面に配設したことを特徴とする、ゴルフ用パター。 - 前記ヘッドが水平器を収納する凹所を備え、前記水平器が前記凹所に着脱自在である、請求項1記載のゴルフ用パター。
- 前記水平器がヘッドの長手方向に延びる矩形であり、前記ヘッドに目盛りが設けられている、請求項1又は請求項2記載ゴルフ用パター。
- 前記水平器がヘッドの長手方向に延びる矩形であり、前記透明ケースに目盛りが設けられている、請求項1又は請求項2記載のゴルフ用パター。
- 前記水平器が円形であり、前記透明ケースの中空内側上面が球面状に湾曲する、請求項1又は請求項2記載のゴルフ用パター。
- 前記水平器の透明ケースに放射状の目盛りと同心円状の目盛りが設けられている、請求項5記載のゴルフ用パター。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004004982U JP3110322U (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 水平器付きゴルフ用パター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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2004
- 2004-08-19 JP JP2004004982U patent/JP3110322U/ja not_active Expired - Fee Related
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