JP3098125U - 革織物様衣服素材 - Google Patents
革織物様衣服素材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3098125U JP3098125U JP2003003069U JP2003003069U JP3098125U JP 3098125 U JP3098125 U JP 3098125U JP 2003003069 U JP2003003069 U JP 2003003069U JP 2003003069 U JP2003003069 U JP 2003003069U JP 3098125 U JP3098125 U JP 3098125U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leather
- band
- woven
- yarn
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Abstract
【解決手段】カンガルーの革を帯状に形成した革帯体1と、帯状体とを緯糸Xとする。これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んで革織物を設ける。経糸Yを絹糸又は絹の混紡糸とする。緯糸Xとして、革帯体1と、絹糸又は絹の混紡糸で帯状に形成した帯状体2とする。これら緯糸Xと経糸Yとを織り込んだ織地を表地とし、該表地の裏面に接着芯を接着する。革帯体1は、厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成する。帯状体2は、絹糸又は絹の混紡糸を幅3〜5mmに形成する。
【効果】皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になる。天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できる。
【選択図】 図1
【効果】皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になる。天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カンガルーの皮革材を薄帯状にして織物に織り込んだ革織物様衣服素材に関する。
【0002】
【従来の技術】
細切りにした毛皮をネット状の下地体に絡めた毛皮織物地が特許文献1に記載されている。この毛皮織物地は、型崩れしにくい毛皮織物地を提供しようとするもので、ネット状の下地体の経糸または緯糸いずれかに、細切りにした毛皮を、毛の面が表になるよう絡めた毛皮織物地である。
【0003】
【特許文献1】
登録実用新案第3008585号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の衣服素材において、皮革を使用した素材は皮革自体の重量が重いので、他の衣服素材に比べて極めて重い素材になっている。そこで、特許文献1のように、細切りにした毛皮をネット状の下地体に絡めることで、毛皮の使用量を少なくした分だけの重量を軽減することが可能である。ところが、このような毛皮織物地では、従来の毛皮素材に比べて軽量にできても、毛皮以外の衣服素材に比べると、やはり重い素材にならざるを得ない。すなわち、特許文献1に記載された毛皮織物地によると、細切りにした毛皮を絡めるネット状の下地体自体の重量が毛皮自体の重量に加わるので、毛皮以外の衣服用の素材と比べると、いまだ重い素材になっている。
【0005】
しかも、皮革材の重量を軽減するために、皮革材の厚みを他の衣服素材の厚みに合わせて薄くすると、皮革材の強度が極端に低下する不都合が生じる。一方、皮革材の強度を保ちながら帯状に形成して他の素材と組み合わせようとすると、皮革材の厚みが厚くならざるを得ず、衣服素材の重量が増加することになる。また皮革材の厚みが他の素材に比べて極めて厚くなるので、他の素材とのバランスが悪くなり、衣服用素材としては利用困難になっている。このように、皮革材を使用した衣服素材において、極めて軽量で、他の素材とのバランスが良くなる衣服用素材はこれまで提供されていなかった。
【0006】
そこで本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になり、天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んで形成した織地からなる。
【0008】
第2の手段は、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んだ織地からなる革織物様衣服素材において、経糸Yを絹糸又は絹の混紡糸とすると共に、帯状体2を絹糸又は絹の混紡糸で設ける。
【0009】
第3の手段の革帯体1は、厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成され、帯状体2は、幅を3〜5mmに形成される。
【0010】
第4の手段は、織地を表地とし、該表地の裏面に接着芯3を接着する。
【0011】
第5の手段は、緯糸Xに使用する帯状体2に代えて織物糸を使用し、又は帯状体2と共に織物糸を使用することを課題解決の手段とする。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
【0013】
本考案の基本構成は、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1を、織物の緯糸Xとして使用するものである(図1参照)。カンガルーの革には、他の皮革材、例えば、牛、羊、豚等の皮革材に比べて繊維質が極めて豊富に含まれており、薄い帯状に形成する皮革材として最も適している。そこで、この革帯体1は、カンガルーの革の厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成するのが望ましい。この革帯体1は、染め加工したものを使用する。
【0014】
すなわち、3〜5mm幅の革帯体1において、厚みが0.3mm以下になると、革帯体1の強度が保てなくなる。一方、厚みが0.7mmを超えた場合は、革帯体1の重量が嵩み、軽量な衣服素材の提供が困難になる。しかも、他の素材との組み合わせにおいても厚みのバランスが悪くなる。
【0015】
また、革帯体1の幅を3mm以上に設定したのは、0.3〜0.7mm厚のカンガルー皮革において、安定したカットが可能になることによる。一方、革帯体1の幅を5mm以下に設定しているのは、緯糸Xとして使用し易い寸法であること、また、他の素材による帯状体2などとの組み合わせのバランスを良くする為である。たとえば、帯状体2の幅を革帯体1の幅と同じ寸法に設け、これら革帯体1と帯状体2とを1対1の比率で緯糸Xとして使用するなど、他の素材との組み合わせが容易になる。また、皮革材の性質がより強い衣服素材を設けるには、帯状物2に対して革帯体1の使用本数を増加させることで調整する。この場合にも幅3〜5mmの革帯体1を使用することで、調整に適したものになる。更に、この革帯体1と帯状体2とを使用した本考案衣服素材は、バッグ及び袋物の素材として使用することも可能である。
【0016】
本考案素材を構成する緯糸Xの他の材質としては、前記帯状体2や織物糸を使用する(図2参照)。帯状体2では、絹糸100%又は、絹50%、ポリエステル50%の混紡糸で帯状に形成したものが、カンガルーの革との相性として好適である。この場合、帯状物2を着色する為に、段染め加工、ムラ染め加工、絹絣染め加工等を施すことで、革帯体1との色彩のバランスが良好になる。また、他の繊維や化学繊維で帯状体2を形成することも可能である。一方、帯状体2の代わりに織物糸を用いる場合でも、絹糸又は絹の混紡糸が好適である。尤も、織物糸に、他の繊維や化学繊維を用いてもよい。
【0017】
経糸Yは、前記緯糸Xとの組み合わせ及び強度から、100g当たり1330m程度の絹糸が最適である。但し、この経糸Yにおいても絹の混紡糸を用いたり、他の繊維や化学繊維への転用は可能である。
【0018】
図3に示す符号3は、表地の裏面に接着した接着芯を示している。この接着芯3は、表地に接着することで型を整えるもので、主に、ポリエステル100%が使用される。接着芯3として熱接着芯を使用する場合は、この接着芯3を表地に熱接着する。また、他の接着芯3を使用する場合は表地と一体に縫着するものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成した。
【0020】
すなわち、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んで形成した織地で形成したので、皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になり、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できる。
【0021】
また、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んだ織地からなる革織物様衣服素材において、経糸Yを絹糸又は絹の混紡糸とすると共に、帯状体2を絹糸又は絹の混紡糸で設けたことにより、革帯体1を織り込んだ織地の強度を高めることができる。
【0022】
そして、革帯体1は、厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成され、帯状体2は、幅を3〜5mmに形成することで、最も軽量で且つ、他の素材とのバランスが最適となり、天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できる。
【0023】
更に、織地を表地とし、該表地の裏面に接着芯3を接着することにより、本発明衣服素材の強度及び汎用性を高めている。
【0024】
また、緯糸Xに使用する帯状体2に代えて織物糸を使用し、又は帯状体2と共に織物糸を使用することで、本考案素材の基本的性質を変えることなくデザイン等に変化を与えることができる。
【0025】
このように、本考案によると、皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になり、天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できるなどといった種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す一部横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す一部横断面図である。
【符号の説明】
X 緯糸
Y 経糸
1 革帯体
2 帯状体
3 接着芯
【考案の属する技術分野】
本考案は、カンガルーの皮革材を薄帯状にして織物に織り込んだ革織物様衣服素材に関する。
【0002】
【従来の技術】
細切りにした毛皮をネット状の下地体に絡めた毛皮織物地が特許文献1に記載されている。この毛皮織物地は、型崩れしにくい毛皮織物地を提供しようとするもので、ネット状の下地体の経糸または緯糸いずれかに、細切りにした毛皮を、毛の面が表になるよう絡めた毛皮織物地である。
【0003】
【特許文献1】
登録実用新案第3008585号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の衣服素材において、皮革を使用した素材は皮革自体の重量が重いので、他の衣服素材に比べて極めて重い素材になっている。そこで、特許文献1のように、細切りにした毛皮をネット状の下地体に絡めることで、毛皮の使用量を少なくした分だけの重量を軽減することが可能である。ところが、このような毛皮織物地では、従来の毛皮素材に比べて軽量にできても、毛皮以外の衣服素材に比べると、やはり重い素材にならざるを得ない。すなわち、特許文献1に記載された毛皮織物地によると、細切りにした毛皮を絡めるネット状の下地体自体の重量が毛皮自体の重量に加わるので、毛皮以外の衣服用の素材と比べると、いまだ重い素材になっている。
【0005】
しかも、皮革材の重量を軽減するために、皮革材の厚みを他の衣服素材の厚みに合わせて薄くすると、皮革材の強度が極端に低下する不都合が生じる。一方、皮革材の強度を保ちながら帯状に形成して他の素材と組み合わせようとすると、皮革材の厚みが厚くならざるを得ず、衣服素材の重量が増加することになる。また皮革材の厚みが他の素材に比べて極めて厚くなるので、他の素材とのバランスが悪くなり、衣服用素材としては利用困難になっている。このように、皮革材を使用した衣服素材において、極めて軽量で、他の素材とのバランスが良くなる衣服用素材はこれまで提供されていなかった。
【0006】
そこで本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になり、天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んで形成した織地からなる。
【0008】
第2の手段は、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んだ織地からなる革織物様衣服素材において、経糸Yを絹糸又は絹の混紡糸とすると共に、帯状体2を絹糸又は絹の混紡糸で設ける。
【0009】
第3の手段の革帯体1は、厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成され、帯状体2は、幅を3〜5mmに形成される。
【0010】
第4の手段は、織地を表地とし、該表地の裏面に接着芯3を接着する。
【0011】
第5の手段は、緯糸Xに使用する帯状体2に代えて織物糸を使用し、又は帯状体2と共に織物糸を使用することを課題解決の手段とする。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
【0013】
本考案の基本構成は、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1を、織物の緯糸Xとして使用するものである(図1参照)。カンガルーの革には、他の皮革材、例えば、牛、羊、豚等の皮革材に比べて繊維質が極めて豊富に含まれており、薄い帯状に形成する皮革材として最も適している。そこで、この革帯体1は、カンガルーの革の厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成するのが望ましい。この革帯体1は、染め加工したものを使用する。
【0014】
すなわち、3〜5mm幅の革帯体1において、厚みが0.3mm以下になると、革帯体1の強度が保てなくなる。一方、厚みが0.7mmを超えた場合は、革帯体1の重量が嵩み、軽量な衣服素材の提供が困難になる。しかも、他の素材との組み合わせにおいても厚みのバランスが悪くなる。
【0015】
また、革帯体1の幅を3mm以上に設定したのは、0.3〜0.7mm厚のカンガルー皮革において、安定したカットが可能になることによる。一方、革帯体1の幅を5mm以下に設定しているのは、緯糸Xとして使用し易い寸法であること、また、他の素材による帯状体2などとの組み合わせのバランスを良くする為である。たとえば、帯状体2の幅を革帯体1の幅と同じ寸法に設け、これら革帯体1と帯状体2とを1対1の比率で緯糸Xとして使用するなど、他の素材との組み合わせが容易になる。また、皮革材の性質がより強い衣服素材を設けるには、帯状物2に対して革帯体1の使用本数を増加させることで調整する。この場合にも幅3〜5mmの革帯体1を使用することで、調整に適したものになる。更に、この革帯体1と帯状体2とを使用した本考案衣服素材は、バッグ及び袋物の素材として使用することも可能である。
【0016】
本考案素材を構成する緯糸Xの他の材質としては、前記帯状体2や織物糸を使用する(図2参照)。帯状体2では、絹糸100%又は、絹50%、ポリエステル50%の混紡糸で帯状に形成したものが、カンガルーの革との相性として好適である。この場合、帯状物2を着色する為に、段染め加工、ムラ染め加工、絹絣染め加工等を施すことで、革帯体1との色彩のバランスが良好になる。また、他の繊維や化学繊維で帯状体2を形成することも可能である。一方、帯状体2の代わりに織物糸を用いる場合でも、絹糸又は絹の混紡糸が好適である。尤も、織物糸に、他の繊維や化学繊維を用いてもよい。
【0017】
経糸Yは、前記緯糸Xとの組み合わせ及び強度から、100g当たり1330m程度の絹糸が最適である。但し、この経糸Yにおいても絹の混紡糸を用いたり、他の繊維や化学繊維への転用は可能である。
【0018】
図3に示す符号3は、表地の裏面に接着した接着芯を示している。この接着芯3は、表地に接着することで型を整えるもので、主に、ポリエステル100%が使用される。接着芯3として熱接着芯を使用する場合は、この接着芯3を表地に熱接着する。また、他の接着芯3を使用する場合は表地と一体に縫着するものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成した。
【0020】
すなわち、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んで形成した織地で形成したので、皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になり、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できる。
【0021】
また、カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体1と、織物糸で帯状に設けた帯状体2とを緯糸Xとし、これらの緯糸Xを経糸Yに織り込んだ織地からなる革織物様衣服素材において、経糸Yを絹糸又は絹の混紡糸とすると共に、帯状体2を絹糸又は絹の混紡糸で設けたことにより、革帯体1を織り込んだ織地の強度を高めることができる。
【0022】
そして、革帯体1は、厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成され、帯状体2は、幅を3〜5mmに形成することで、最も軽量で且つ、他の素材とのバランスが最適となり、天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できる。
【0023】
更に、織地を表地とし、該表地の裏面に接着芯3を接着することにより、本発明衣服素材の強度及び汎用性を高めている。
【0024】
また、緯糸Xに使用する帯状体2に代えて織物糸を使用し、又は帯状体2と共に織物糸を使用することで、本考案素材の基本的性質を変えることなくデザイン等に変化を与えることができる。
【0025】
このように、本考案によると、皮革素材を他の素材とバランス良く組み合わせることが可能になり、天然皮革の風合いや肌触り等の特性を残しながら、極めて軽量な革織物様衣服素材を提供できるなどといった種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す一部横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す一部横断面図である。
【符号の説明】
X 緯糸
Y 経糸
1 革帯体
2 帯状体
3 接着芯
Claims (5)
- カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体と、織物糸で帯状に設けた帯状体とを緯糸とし、これらの緯糸を経糸に織り込み形成した織地からなることを特徴とする革織物様衣服素材。
- カンガルーの革を薄帯状に形成した革帯体と、織物糸で帯状に設けた帯状体とを緯糸とし、これらの緯糸を経糸に織り込んだ織地からなる革織物様衣服素材において、経糸を絹糸又は絹の混紡糸とすると共に、帯状体を絹糸又は絹の混紡糸で設けたことを特徴とする革織物様衣服素材。
- 前記革帯体は、厚みを0.3〜0.7mm、幅を3〜5mmに形成され、前記帯状体は、幅を3〜5mmに形成された帯状体である請求項1又は2記載の革織物様衣服素材。
- 前記織地を表地とし、該表地の裏面に接着芯を接着した請求項1乃至3いずれか記載の革織物様衣服素材。
- 前記緯糸に使用する帯状体に代えて織物糸を使用し、又は帯状体と共に織物糸を使用する請求項1乃至3いずれか記載の革織物様衣服素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003069U JP3098125U (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 革織物様衣服素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003069U JP3098125U (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 革織物様衣服素材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098125U true JP3098125U (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=43251894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003069U Expired - Lifetime JP3098125U (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 革織物様衣服素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098125U (ja) |
-
2003
- 2003-05-28 JP JP2003003069U patent/JP3098125U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2075838C (en) | Knit fabric material with stretch and insulative properties and related articles of clothing | |
JP2012136817A (ja) | 三層一体編テープ | |
JP3098125U (ja) | 革織物様衣服素材 | |
US20080109931A1 (en) | Means and methods for lifting fringed garments | |
JPH11131335A (ja) | 衣服の芯地 | |
JP2022029553A (ja) | 下半身用衣類 | |
WO2020017194A1 (ja) | 衣服 | |
CN211390420U (zh) | 一种以t8为原料的无氨型高弹面料 | |
JP2001131810A (ja) | ベスト | |
JP2000070098A (ja) | シュラフ構成材 | |
CN211211475U (zh) | 一种负离子无缝运动内衣 | |
CN213246956U (zh) | 可机洗羊毛西裤 | |
CN212088147U (zh) | 一种新型透气性沙滩裤 | |
CN216416096U (zh) | 一种便携式羽绒服 | |
CN214629986U (zh) | 一种亲肤型女式服饰 | |
CN211323107U (zh) | 一种耐磨型双面牛仔裤 | |
CN213370137U (zh) | 美雅碧双面磨毛型保暖衣用塑形结构 | |
CN212911737U (zh) | 一种新型牛仔裤 | |
JP4037486B2 (ja) | 詰衿服 | |
CN216088946U (zh) | 一种外穿塑形裤 | |
CN213096134U (zh) | 一种一次成型凉感服装 | |
CN211458961U (zh) | 一种带里入秋工装 | |
CN212545617U (zh) | 一种防寒外套 | |
CN212088158U (zh) | 一种抑菌防霉棉服 | |
CN212911771U (zh) | 一种舒适型滑雪服 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 6 |