JP3098014B2 - 連続繊維で強化されたリンク及びピンを有する非金属性チェーン - Google Patents

連続繊維で強化されたリンク及びピンを有する非金属性チェーン

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JP3098014B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は非金属性の高負荷トランスミッション又はコ
ンベアチェーンに関するものであり、特に廃液処理装置
に使用されるスラッジコレクター用のチェーンに適した
改良された非金属性の対重量比強度の大きいチェーンリ
ンクに関するものである。
本発明はまた本出願人が出願人である1986年3月13日
付出願の米国特許出願第840116号にも関連するものであ
る。
従来技術 対重量比強度の高い経済的かつ耐腐蝕性材料でできて
いるパワートランスミッションやコンベアーチェーンに
対しては広範な用途が知られている。例えば、穀物やセ
メントのエレベーターではバルク材料の上昇に使用され
るチェーンの重量それ自体が全体負荷の主要因子であり
駆動システムの主要因子である。また、食品加工や水中
作業では対腐蝕性が本質的に要求される条件である。
また、厳しい腐蝕環境下で特に負荷重量が大きいとこ
ろでスラッジコレクターを作動させるための改良された
スラッジコレクター用チェーンは長い間これまで求めら
れてきたものである。
そしてまたこれらの分野ではチェーンが寸法安定性を
有することも重要な因子である。スラッジコレクター用
チェーンは一対の平行な索条として使用され、その間に
細長いフライトを支持している。このフライトはチェー
ンの牽引力によって移動して廃液処理タンクの底部に蓄
積したスラッジをかき出すものである。この種のタンク
は一般に長さが最大350フィート深さは最大15ないし20
フィートである。従って、これらのタンクの中でスプロ
ケットで駆動される水中のチェーンは長く重い荷重の引
っ張り負荷に耐え、かつ腐蝕環境下で運転される。
元来、スラッジコレクター用チェーンは可鍛鋳鉄でつ
くられ非常に重く取り扱いにくく、作動させるのに大き
い動力を必要とし、ほとんどの廃液によって腐蝕し易い
ものであった。この種の鋳鉄チェーンはいまなお多くの
大型沈降タンクに使用されているが、それはこれまで適
切な牽引力を有する非金属性チェーンを使用することが
できなかったからである。
最近になってチェーンメーカーはこの重い鋳鉄を耐蝕
性の非金属材料、特にプラスチックにおきかえようと努
力してきた。プラスチックチェーンは重量が軽いという
利点を有し、従ってそれによってチェーンの負荷、動力
消費量、摩耗及び設置費用を減少させ得るからである。
以下にその代表例を示すように、これらのプラスチック
チェーンのいくつかはある種の小型のスラッジコレクタ
ー用の分野において有効であることを示したが、これま
でに市販されたもののどれもが225フィート以上の長さ
を有するタンク等、大型タンクでの作業に充分な強度を
有するものではなかった。
米国特許第4123947号及び同第4250764号はプラスチッ
クスラッジコレクター用チェーンについて説明する典型
的なものである。これらのチェーンは一連の単一部品、
すなわち合成樹脂で作られたリンクからなり非金属性ピ
ンによって結合されている。米国特許第4272952号に示
されるチェーンの構造はチェーンリンクが永久結合され
ている2個の同一のリンクからなっていることを除いて
同様のものである。これらの従来のチェーンは複雑な形
状の射出成型によって作られるものである。これらの従
来のプラスチックスラッジコレクター用チェーンはその
牽引力に限界があるために充分満足すべきものではなか
った。これらの市販のチェーンのどれもが約7000ポンド
以上の破壊強度を持たず、従って軽負荷分野のみで使用
されるにすぎずこれらのいづれも鋳鉄チェーンの強度に
匹敵する強度を有するものではなかった。
上に述べた特許に述べられているように、専門家たち
はガラスファイバー強化樹脂又はそれに匹敵する複合材
料でより高い強度が得られるかもしれないということを
認識していたが以下の理由によってそのような複合材料
の効果的な使用ができないものと考えていた。すなわ
ち、(A)このような強度の大きい複合材料はこれまで
のスラッジコレクター用チェーンのような複雑な形状に
成形できないこと、(B)このような複合材料は極度に
摩耗性であり、従って組み合わせ部品が著しく摩損する
こと、(C)これらの複合材料では概念的に適切なチェ
ーンの構造を得るのに著しく費用がかさむことであっ
た。これらの3件の特許に示されたプラスチック用リン
クはこれまでの鋳鉄チェーンと共通に複雑な形状、例え
ばいわゆる「チェーンセーバー」スプロケットに環状リ
ムに取り付けるための拡大軸受表面を有する曲面サイド
バー等を有している。このような複雑な形状に合成樹脂
を成型するための唯一の実用的な方法は金型成型であ
り、特に射出成型である。しかしながら、射出成型に効
果的に使用される強化樹脂の製造法は限定されざるを得
ず、繊維の場合には非連続性でかつ短かいものでなけれ
ばならないし、また型内で繊維が樹脂と共に流れるため
に最大強化性能を得るための繊維配向を調節することが
困難である。
しかしながら、リンク材料に要求される一般的性質、
特にサイドバーに要求されるものは引っ張り強度であ
る。繊維強化材料の場合には、最適引っ張り強度は繊維
のフィラメントが引っ張り方向に平行に整列した時、特
にフィラメントが連続している時に得られることが知ら
れている。リンク又はループ部材にフィラメントをまき
つける部材は別の種類のチェーンに試みられている。米
国特許第3153898号及び同第3733818号ではこのフィラメ
ントをまいた繊維強化プラスチックをアンカチェーン用
のリンクを作るのに使用し、「溶着鋼の強度をしのぐ強
度を有するもの」と評価している。しかしながら、この
種のチェーンは連結リンクの間の関節部分でくり返して
使用することができず、従って複合材料の摩耗性による
摩損に弱い。このためこのアンカーチェーンの技術はス
ラッジコレクター用チェーンのような関節型コンベアチ
ェーンにそのまま適用することができない。
西独特許第1135721号には、フィラメントをまいた強
化プラスチック芯を有するサイドバーを備えたスプロケ
ット駆動型チェーンが示されている。このサイドバーは
ループ型の金型内でスリットを通してフィラメントをま
くことによって形成され、ループ型の金型は最終リンク
に対する耐摩耗性ジャケットとなるが、このチェーンの
構造は、米国特許第4123947号、同第4250764号及び同第
4272952号によって既に立証されているようにスラッジ
コレクター用チェーンに適用できるものではなく実用的
なものではない。更に、これまでの本発明の説明からも
知られるように西独特許第1135721号のチェーンの製造
法は著しく費用のかさむものであって本発明のものと競
合し得るものではない。
西独特許第3408295号には、チェーンリンクをチェー
ンピンと隔てるスペーサーを有する非金属性繊維強化チ
ェーンが示されておりこれも留意する必要がある。
このようにチェーン用のプラスチックリンクを強化す
るためにフィラメントをまきつける方法が知られている
にもかかわらずコンベアチェーンの設計者たちは特にス
ラッジコレクター用チェーンにおいて今日まで必要な形
状に成形するための材料の制限と闘ってきた。彼らはピ
ンの特性の改良、又はリンクの結合性の改良に捕らわ
れ、明らかにこの種のもので真に高い強度のチェーンが
現実的な費用では得られないものと思い込んでいた。
発明が解決しようとする問題点 従って本発明の主要な目的は、高い強度の非金属性ト
ランスミッション又はコンベアチェーン用の品質と強度
の優れたチェーンリンクを適切な価格で提供することで
ある。
本発明のさらに別な目的は、市場に受け入れられるス
ラッジコレクター用チェーンとして使用される非金属性
チェーンリンクで、これまでこの分野で使用されている
非金属性チェーンのどれよりも強度の大きいものを提供
することである。
本発明のさらに別な目的は、対重量比強度の大きいチ
ェーンを作るためにサイドバーの引っ張り強度が最大に
なるように配向された高強度フィラメント材料で強化さ
れた非金属性材料からなるサイドバーを有するリンクを
提供することである。
本発明のさらに別の目的は、強靭で長期間の使用に耐
えるサイドバーと強度が大きく摩耗抵抗力の大きい連結
ピンを有するプラスチックチェーンを提供することであ
る。
本発明のさらに別の目的は、組み立て、分解及び/又
は結合が特別な道具を必要とすることなく容易であり、
最小の部品から構成される高強度プラスチックチェーン
を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、トランスミッション又は
コンベアチェーン用の高強度非摩耗性強化プラスチック
製連結ピンを製造する方法を提供することである。
問題点を解決するための手段 以上の及びそれ以外の目的は、本発明のチェーンリン
クによって達成される。すなわち本発明のチェーンリン
クは容易に組み立てられ、設計が容易な部品からなり、
リンクが組み立てられた時それぞれの機能に対して最適
の性質を有するものである。全く同一の一対のサイドバ
ーがそれぞれサイドバーの牽引力を最適とするためのル
ープ形状にまきつけられた高強度連続フィラメント材料
で強化された硬化樹脂でつくられた。細長い開放ループ
の形状を有し、このサイドバーの一端にもう一対の同じ
ようなサイドバーを結合させるためのピンが硬化樹脂か
らなる円筒形で形成され、これもその横断面に均一に分
布する長さ方向に配向された高強度フィラメント材料で
強化されている。その特性と機能を強化するために連結
ピンは非摩耗性、低摩擦性の軸受表面を提供するための
重合性スリーブを周囲に有する。本発明の一例では、こ
の重合性スリーブはナイロン中に含まれるアラミド繊維
(Kevlar繊維)又はフィラメントを含むナイロン材料で
作られている。このスリーブ材料は非常に摩耗抵抗力が
大きく摩擦係数の低いチェーンリンク用軸受材料を提供
するものであり、このスリーブの存在によってチェーン
を駆動するのに使用されるスプロケットとの境界に必要
なブッシング、シリンダーロブ等が不要となる。
本発明によるリンクで作られるスラッジコレクター用
チェーンは、軽量で耐蝕性があるだけでなく部品の数が
少なく、組み立てが簡単で安価である。本発明のチェー
ンはまた従来の非金属性チェーンと比較して著しく優れ
た牽引力と寸法安定性を有するという付随的な重要な利
点を提供する。本発明のチェーンはさらに通常の工具だ
けを用いて簡単に組み立てることができる。
本発明のチェーンリンクの優れた強度が市場競争力を
持つ価格で達成され得るのはサイドバーと連結ピンの独
特の構造とそれらを製造する方法によるものである。サ
イドバーを製造するための方法は、高強度のフィラメン
ト材料を熱可塑性の液状樹脂で濡らして、この濡らした
フィラメント材料を一定の張力下で軸に対して実質的に
90度の角度で連結ループに均一にまきつけ樹脂を硬化さ
せフィラメントを含む媒質を形成することによって作ら
れる。
この方法は最高の引っ張り強度を与えるためのほぼ完
全な繊維配向を有する強化サイドバーの製造を可能にし
た。またそれ自体大量生産速度でサイドバーを製造する
ことを可能ならしめた。さらにこの方法はサイドバーの
内面に樹脂の小突起物を同時に形成することを可能なら
しめた。これらの小突起はチェーンピンの配置を容易に
し、長さ方向に配置させ適正なチェーンのピッチを常に
保障するためのものである。
連結ピンはまず引き出し成型法等で高強度フィラメン
ト材料を内蔵する硬化樹脂の円筒形の芯を形成すること
によって作られる。ついでこの引き上げ成型されたピン
の芯の表面に射出成型等によって低摩擦係数の耐摩耗性
重合性材料からなる薄いチューブがかぶせられる。非摩
耗性で低摩擦係数の軸受表面として働くスリーブが形成
される。本発明の望ましい形としては、Kevlar繊維を含
むナイロン材料がピンの芯に適用される。この場合Kevl
ar繊維は優れた耐摩耗性を提供するものであり、ナイロ
ン媒質は優れた潤滑力を提供し、ピンに対するチェーン
リンクの運動とスプロケットの歯に対するピンの回転を
容易にする。
実施例 以上本発明を概念的に述べてきたが、以下の添付図面
を参照して本発明の利点と特徴についてより詳細に説明
される。図面において、第1図は本発明のチェーンリン
クを示すもので、組み立て状態のものとそれに隣接する
その支持部品を示すための分解状態を示した部分分解図
である。第2図は本発明のチェーンリンクを組み立てた
状態の側面図である。第3図は第2図に示したチェーン
リンクの平面図であり、その一部を断面で示したもので
ある。第1図ないし第3図に示すようにチェーンリンク
は数字10で示され2個の同一のサイドバー12と連結ピン
14で構成される。サイドバー12は連結ピン14上に連結ピ
ン14の両端を貫通するコッタピン16によって保持され
る。サイドバー12はそれぞれ開放ループの形を有し、湾
曲端部20によって一体に結合された一対の平行の直線状
中央部分18を有する。サイドバー12は高い引っ張り強度
の連続フィラメントによって強化された硬化樹脂媒質で
構成され、そのフィラメントはループの周囲の平行路に
一定の張力で巻きつけられている。このフィラメントは
サイドバーの直角断面に沿って均質に分布し、サイドバ
ー12に適用される負荷がサイドバー12のそれぞれの湾曲
端部20に適用される反対方向の牽引力であり、中央部分
18に平行であるので上述の複合材料はサイドバーの引っ
張り強度を最小にすることができる。また、集中点での
応力減少のためスラッジコレクター用チェーンのこれま
での形状のようなループの中心にウエブを充填したもの
よりも本発明の開放ループ型が強靭であることが立証さ
れた。チェーンリンクの内部応力の均一な分布はチェー
ンの強度を増し疲労時間を増大させる。
サイドバー12のために選ばれる特定の樹脂は強化のた
めに選ばれる強化材料との共存性と同様にその用途と費
用によって決められるが、熱硬化性ポリエステル及びエ
ポキシ樹脂が一般に望ましいものである。同様にガラス
繊維が今日では最も望ましいものであるが鉄鋼、カーボ
ン又はアラミド繊維等のそれ以外の高強度フィラメント
材料も経済的に可能な範囲で使用することができる。こ
の補強材料は連続したフィラメントの索条であることが
望ましいが織物となった索条を用いることも可能であ
る。本発明の具体例でのテストでは75〜85重量%のガラ
ス繊維で強化されたエポキシ樹脂媒質からなるサイドバ
ーが優れたテスト結果と実務性能を示した。
サイドバー12は1986年3月13日付出願の米国特許出願
第840116号に述べた方法で作られる。特にこのサイドバ
ー12は未硬化樹脂で濡らした強化材料フィラメントを一
定の張力下で必要な幅と厚さが得られるまで芯棒の周囲
に巻きつけることによって形成される。次いで樹脂は硬
化され強化用フィラメントと共にその場所に固定され
る。巻きつけはほぼ90度の角度の一定の風で行なわれ
(芯棒の回転軸に対して)補強用フィラメントはほぼ完
全に配向される。この方法の付随的な特徴は幅広の芯棒
を用いることによって幅広のフィラメントを平らに巻き
つけたチューブが形成され、次いで決められた幅に切断
され経済的に有利な大型バッチで多数のサイドバーを製
造することができることである。このフィラメントを巻
きつけたサイドバーの製造法は生産能力の向上をもたら
し、明らかに西独特許第1135721号のものよりも経済的
である。サイドバー12の湾曲部分20はそれぞれピン14の
端部を底に位置させるための半円形の内部表面を有す
る。成形用芯棒に小さな溝を設けることによって巻きつ
け作業中にこの溝に樹脂が圧縮され、硬化の際に硬化樹
脂の突起26がサイドバーの内方向に伸びて一体に形成さ
れ端部20の内部湾曲面28を構成する。この突起26はピン
14の端部をサイドバー12の端部に長さ方向に同軸に位置
させ保持するためのものである。この特徴はチェーンの
ゆるみやサイドバーとブッシングの間への破片の侵入に
よって生じ得るチェーンのピッチの変動を防止するもの
である。連結ピン14は重合性スリーブ34を有する円筒形
芯部32及びコッタピン16を入れるためのその端部の一対
の貫通孔38で構成される。芯部32は軸芯方向に伸びる高
強度フィラメント材料により強化された熱硬化性樹脂か
らなる複合材料であることが望ましい。望ましい具体例
では連続するガラスフィラメントによる強化ポリエステ
ル樹脂からなる芯部32が引き上げ法によって作られる。
すなわち、樹脂で被覆されたガラスフィラメントがダイ
スから引き出され、その際にガラスフィラメントは相互
に平行に並べられ一体に圧縮されて高密度の芯材料が形
成される。この構造によって1.5ミリオンポンドパース
クエアインチ以上の曲屈率を有する非常に強固な高い剪
断抵抗を有するピンが得られる。このピン14はまた摩擦
係数の低いプラスチック材料スリーブ34を有し、これが
芯部32を包囲して芯の周囲に耐摩耗性被覆またはスリー
ブを形成する。スリーブ34は他の材料でも作られ得る
が、本発明の望ましい形ではスリーブはナイロン樹脂媒
質中に分散したKevlarアラミド繊維であることが望まし
い。本発明の一例ではスリーブはKevlar繊維15〜20重量
%とナイロン80〜85重量%で構成される。またさらに本
発明の望ましい形の一つではスリーブ34は射出成型法に
よってピンの表面に形成される。すなわちピンが金型の
中に置かれ、ナイロンとKevlar材料がピンの周囲に射出
成型される。射出成型するためのこのKevlar及びナイロ
ン材料は最終Kevlar繊維含有量が17.5重量%の材料とな
るようにKevlar材料を充分量の射出成型用のナイロン樹
脂と混合することによって作ることができる。成型され
るべきKevlar及びナイロン材料はより多くのKevlar繊維
を含むこともできるがKevlarの量が増大すると射出成型
はより困難となる。
図面の配列ではスリーブ34はスプロケットの歯に係合
する中央胴部35を有し、この中央胴部はスリーブの両端
37の材料の厚さよりも大きい厚さの材料からなり、スリ
ーブ中央胴部35の両端39がサイドバー12の内側対の側面
に係合するための肩部を構成する。肩部39と胴部35がサ
イドバー12を相互に隔離した状態に保持する。スリーブ
の中央胴部35を構成するナイロン及びKevlar材料が耐摩
耗性であり、良好な潤滑性を有するために、胴部はスプ
ロケットと接触しても摩耗抵抗力を有するものとなる。
ピンのスリーブ材料の潤滑性は胴部/ピン複合体の回転
を容易にし、それによってピンの周縁部全体に平均に摩
耗を分散させ、摩耗の集中個所が生じそれによって寿命
の短縮するのを防止する。本発明の望ましい形ではスリ
ーブ34を形成する材料はスリーブの摩耗分に相当する以
上の充分な厚さを有し、スリーブの射出成型を可能とす
るものが使用される。反対に、スリーブ材料の厚さはピ
ンの屈曲抵抗がピンの芯部の直径に比例するために最小
にすることが必要であり、このためチェーンリンクの寸
法範囲内で芯部の直径はできる限り大きくすることが望
ましい。リンクはさらにサイドバー12を保持するための
手段をピン14の両端に有する。図面ではこの保持手段は
一対のコッタピン16で構成されている。コッタピン16の
代りに各種の公知の保持手段を使用することができる
が、それらはステンレスやプラスチック等の耐蝕性材料
であることが望ましい。
発明の効果 本発明の重要な利点及び特徴は第1図及び第2図のチ
ェーンリンクをつくるための上に述べた各種の部品の組
立てが容易なことである。二組のサイドバー12は道具の
必要なくピン14の両端に装着されこのピンの両端の孔38
を通してコッタピン16が挿入されてコッタピン16の分岐
端が押し曲げられるだけである。このチェーンリンクの
組立ての容易さは作業員が困難な条件下で特別の道具も
持たずに組立てたり分解する場合に特に効果的である。
しかしながら、より遥かに重要な特徴はリンク10の性
能の改善であり、その中でも最大のものは連結ピン14と
組み合わされたサイドバー12の牽引力の増大である。サ
イドバー12の引っ張り強度の著しい増大は連結ピン14の
構造によって補強され、軸方向の強化によってピン14は
1.5ミリオンpsi以上の高屈曲率のものとなる。その結果
ピン16は高負荷条件下でも簡単に曲がったり変形するこ
となく、こうして従来のチェーンの故障原因となってき
たサイドバー12の脱離を防止できる。
従来までの市販のプラスチックスラッジコレクター用
チェーンは何れも7000ポンド以上の最大引っ張り強度と
2600ポンド以上の作業強度を示したものはなかったが、
本発明のチェーンは同型、同寸法のもので最大引っ張り
強度40000ポンドを示した。この強度からみてこのチェ
ーンは6000ポンドの作業強度を有するものと期待される
が、これは鋳鉄製チェーンのものよりも大きいものであ
る。このように従来までのプラスチックチェーンとは異
なって本発明のチェーンは大型の廃液処理装置に使用で
きるものであり、また最大負荷レベルのスラッジコレク
ター用分野にすらも使用できるものである。また、この
改良チェーンリンクは軽いプラスチック製であり、強化
プラスチック複合材料でできているため、対重量比強度
の著しく高いものが得られ、その結果として一緒に使用
される駆動部、スプロケット及び構造材料系統でも一層
の節約が可能となる。
本発明の別の非常に重要な特徴は、サイドバー12の特
殊な強化によって高いクリープ抵抗と高い剛性が得られ
たことである。このことは負荷条件での作業中のチェー
ンの伸びを最小とし、高価で不便な修理を減少させるも
のである。
本発明のさらに別の重要な特徴はデザインバランスを
容易にしたことである。各部品の特定の寸法パラメータ
を変えることによって全てのものが同一のレベルでデザ
イン作業化され、このことは1個またはそれ以上の部品
がデザイン過剰だったり、相手の部品が弱いのに必要以
上に強かったりした従来までの多くのチェーンとの著し
い差異点である。
本発明のさらに別の重要な利点は各部品のデザインの
適正化により本発明のリンクから作られたチェーンの経
済的寿命が従来のものよりも長くなることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチェーンリンクを示すもので組み立て
た状態のものと、それに隣接するその支持部品を示すた
めの分解状態を示した部分分解図、第2図は本発明のチ
ェーンリンクを組み立てた状態を示す側面図、第3図は
同平面図でその一部を断面で示したもの。 10……チェーンリンク、20……湾曲端部 12……サイドバー、32……円筒形芯部 14……連結ピン、34……重合性スリーブ 16……コッタピン、35……中央胴部 18……中央直線部、38……貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス エッチ ビーガンド アメリカ合衆国 53132 ウイスコンシ ン フランクリン ベルマンドライブ 西11647番地 (56)参考文献 特開 昭54−35977(JP,A) 特開 昭61−211557(JP,A) 実公 昭35−27310(JP,Y1) 西独国特許3408295(DE,B) 米国特許2816453(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 13/02 - 13/16 B65G 17/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のチェーンサイドバーと円筒形の連
    結ピンからなり、 サイドバーはそれぞれその両端部の滑らかに湾曲する端
    部を有する一対の細長い直線状のリンクを有する平滑な
    ループからなり、かつ高強度フィラメント材料を張力下
    で芯棒に巻き、このフィラメント材料は芯棒に巻かれた
    あとで樹脂媒質中に硬化固定されることによってつくら
    れるものであり、さらに各サイドバーは平滑側面と半円
    形の内部表面を形成する湾曲端部を有するものであり、 連結ピンは第1の一対のサイドバーの端部を第2の一対
    のサイドバーの端部に結合させるためのもので、高強度
    材料からなる芯部とこの芯部を包囲し、耐摩耗性で摩擦
    係数の低い重合材料からなるスリーブからなり、第1の
    サイドバーの一方のサイドバーの端部外側面と第2のサ
    イドバーの一方のサイドバーの端部内側面とを接触する
    状態で外周面において支持する一方の端部と、第1のサ
    イドバーの他方のサイドバーの端部外側面と第2のサイ
    ドバーの他方のサイドバーの端部内側面とを接触する状
    態で外周面において支持する他方の端部とを有するもの
    であることを特徴とする非金属性チェーンリンク。
  2. 【請求項2】芯部は長さ方向軸を有し、樹脂媒質による
    高強度フィラメント材料からなり、該フィラメント材料
    及び樹脂材料がダイスから引き抜かれ芯軸方向にフィラ
    メント材料が配向されているものである特許請求の範囲
    第1項に記載の非金属性のチェーンリンク。
  3. 【請求項3】芯部を包囲するスリーブがアラミド繊維を
    含む樹脂からなるものである特許請求の範囲第1項記載
    の非金属性チェーンリンク。
  4. 【請求項4】スリーブが両端で肩部を構成する中央の胴
    部分を有し、該肩部がサイドバーを隔てて保持するよう
    に一対のサイドバーに係合されている特許請求の範囲第
    1項記載の非金属性チェーンリンク。
  5. 【請求項5】サイドバーが平滑な内部表面を有し、連結
    ピンの一端に取り付けられるサイドバーの内部表面が連
    結ピンの一端の外周面に面体面で対向し接触する関係に
    ある特許請求の範囲第1項記載の非金属性チェーンリン
    ク。
  6. 【請求項6】サイドバーの湾曲端部の半円形内部表面が
    スリーブ表面に係合し、円筒形連結ピンの運動を支持す
    る特許請求の範囲第5項記載の非金属性チェーンリン
    ク。
  7. 【請求項7】サイドバーの湾曲端部の半円形内部表面が
    スリーブ表面に係合し、円筒形連結ピンの運動を支持す
    る特許請求の範囲第1項記載の非金属性チェーンリン
    ク。
  8. 【請求項8】高強度フィラメント材料を未硬化樹脂と混
    合し、これを軸棒に張力面で均一に巻きつけて両端に対
    称に同一の湾曲部を有する細長い開放ループの形状にフ
    ィラメントを固化させることによってチェーンのサイド
    バーを形成し、硬化樹脂媒質中に長さ方向に強靭な高強
    度フィラメント材料を内蔵させ、その円筒形表面を耐摩
    耗性材料の層で被覆することによって形成される高強度
    耐摩耗性連結ピンを形成し、 サイドバーの湾曲部分が耐摩耗性材料の層によって支持
    されるように連結ピンの一端をサイドバーに装着するこ
    とを特徴とする非金属性チェーンリンクの製造法。
  9. 【請求項9】円筒形芯部を耐摩耗性材料で被覆する工程
    がアラミド繊維を含む重合性材料を円筒形芯部の周辺に
    射出成型する工程である特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】連結ピンが両端部を有し、連結ピンに対
    するサイドバーの取り付けが、第1、第2のサイドバー
    の一方のサイドバーの内部表面と連結ピンの一端の外周
    面が面対面で接触する状態で取り付けること、及び第
    1、第2のサイドバーの他方のサイドバーの内部表面と
    連結ピンの他端の外周面が面対面で接触する状態で取り
    付けることを含む特許請求の範囲第8項に記載の方法。
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