JP3098002B2 - 住宅用内部間仕切り壁の接合部 - Google Patents

住宅用内部間仕切り壁の接合部

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JP3098002B2
JP3098002B2 JP10253265A JP25326598A JP3098002B2 JP 3098002 B2 JP3098002 B2 JP 3098002B2 JP 10253265 A JP10253265 A JP 10253265A JP 25326598 A JP25326598 A JP 25326598A JP 3098002 B2 JP3098002 B2 JP 3098002B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてコンクリ
ート製集合住宅において内部間仕切り壁の接合部の形態
に特徴を持たせた住宅用内部間仕切り壁の接合部に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート製の集合住宅においては、
防火性、防音性などを良好にするために、図3に例示す
るように、間仕切り壁は、表裏で2枚の耐火ボード等に
よる壁材A',A'を適宜間隔を置いて二重に配設される
が、この二重の壁材を支持し、かつ、壁全体の強度を高
めるために、両壁材A',A'の間には、間柱材を集合した
形態の壁芯B'を介装することが行われている。特に、間
仕切り壁が平面から見て90度で接合する部分や平面T状
をなす接合部分では、交叉する壁材A',A'同士の接合と
その強度を得るために、従来の壁芯B'には無垢の間柱
(角材)を複数本集合して用いているが、この構造であ
ると接合部の構造が複雑になって価格的に高価になるば
かりでなく、角材の重量が重いので間仕切り壁の造作作
業に従事する作業者の負担も大きかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
従来技術に鑑み、特に、コンクリート製の集合住宅にお
ける内部の間仕切り壁同士の接合部分の構造に工夫を凝
らすことにより、構造的にも価格にも従来の無垢材を使
用した間仕切り壁同士の接合部に比して簡単で低廉にな
り、重量的にも軽量で作業者が取り扱いやすい住宅の内
部間仕切り壁の接合部を提供することを、その課題とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、住宅内を複数の
部屋に仕切ったり、部屋と他の空間を仕切るための内部
間仕切り壁における接合部であって、二重に立設される
耐火ボードなどの壁材同士を平面から視て90度又はT字
状に接合して立設する部位に、前記二重の壁材の高さに
見合う高さを有し適宜幅,適宜厚みの2枚の平板主材の
幅方向両端部に該主材と同長で適宜厚みの間接材を取付
けて平断面略ロ字状をなすように形成した芯部材を、前
記二重壁材の90度又はT字状の接合部位に合せて平面90
度又は平面T字状に立設し、この立設した芯部材を挾ん
で前記二重の壁材を接合止着したことを特徴とするもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て、図により説明する。図1は本発明間仕切り壁の接合
部に使用する芯部材の一例の平面図、図2は図1の芯部
材の使用して形成した本発明間仕切り壁の接合部の一例
の平断面図、図3は従来の角材を集合した壁芯を使用し
た間仕切り壁の接合部の一例の平断面図である。
【0006】図1において、1は、その長さが例えば集
合住宅の内部間仕切り壁に使用する壁材となる図2の耐
火ボードA1〜A7の高さと同等で、幅が従来の壁芯B'を形
成する無垢角材(間柱)を集合したものの幅と同等乃至
は少し広く、厚みが従来の壁芯B'の厚みの1/4〜1/3程度
の平板により形成した主材で、ここでは主材1の2枚を
平行に並べ、それらの幅方向両端部の間に適宜厚みの間
接材2を挾持させて定着し、それら2枚の主材1,1と
間接材2とにより、平断面略ロ字状をなすように一体化
して、内部に空間3が形成された、間仕切り壁の接合部
を形成するための芯部材Bを構成する。
【0007】図1の芯部材Bは、パーティクルボード等
の合成材を使用して形成した主材1と間接材2とを用
い、幅が100〜120mm程度、厚みが40〜45mm程度の平断面
略ロ字状をなすように形成されているので、図2に例示
するように間仕切り壁の接合部が平面90度をなして形成
される天井と床の間に、上記芯部材Bと同一の2つの芯
部材B1,B2を平面90度をなすように立設し、立設された
前記芯部材B1,B2の主材1,1を挾んで平面L字状をな
す態様で二重に立設される耐火ボードA1,A3、同A2,A4
による壁材の間に挾持させて各壁材に止着する。上記芯
部材B1,B2は、パーティクルボードを使用してその幅を
100〜120mm程度、厚みを40〜45mm程度とすることによ
り、従来の壁芯B'に比して軽量かつ低コストに製作で
き、かつ、壁芯B'を使用した間仕切り壁の接合部に遜色
のない強度を得ることができる。
【0008】本発明の住宅の内部間仕切り壁の接合部に
用いる図1の芯部材Bは、図2により上記に説明したよ
うに、耐火ボードA1,A3、同A2,A4などの壁材により形
成される二重の壁材同士の平面90度をなす接合部におい
て、前記耐火ボードA1〜A4の接合部分が形成する間隙
に、L字状をなすように介装し、各耐火ボードA1〜A4を
この芯部材B1,B2の表裏に止着することにより、90度の
角度で交叉する二重の耐火ボードA1〜A4同士をその接合
部分において接合一体化すると共に、この接合部に強度
を持たせるものである。
【0009】本発明は、図2により、先に述べた二重に
立設される耐火ボードA1〜A4による90度接合部以外に、
部屋と部屋との間仕切り壁になる二重壁材のT字状接合
部にも適用できる。即ち、図2の耐火ボードA2,A4,A7
と耐火ボードA5,A6により形成される二重壁材のT字状
接合部における各壁材の間隙に、芯部材B3とB4とを平面
T字状をなすようにして介装し、耐火ボードA2,A4,A7
と耐火ボードA5,A6を当該芯部材B3,B4に止着すること
により、本発明間仕切り壁の接合部の他の例に形成され
るのである。なお、本発明における芯部材は、その複数
個を平面十字状にして用いることにより、二重壁材が平
面十字状にクロスする間仕切り壁の接合部を形成するこ
とができる。また、本発明における芯部材は通常の木材
により形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述の通りであって、特に、コ
ンクリート製の集合住宅において、その内部を複数の部
屋に仕切ったり、住宅内を複数の部屋に仕切ったり、部
屋と他の空間を仕切るための内部間仕切り壁における接
合部であって、二重に立設される耐火ボードなどの壁材
同士を平面から視て90度又はT字状に接合して立設する
部位に、前記二重の壁材の高さに見合う高さを有し適宜
幅,適宜厚みの2枚の平板主材の幅方向両端部に該主材
と同長で適宜厚みの間接材を取付けて平断面略ロ字状を
なすように形成した芯部材を、前記二重壁材の90度又は
T字状の接合部位に合せて平面90度又は平面T字状に立
設し、この立設した芯部材を挾んで前記二重の壁材を接
合止着することにより内部間仕切り壁の接合部を形成し
たから、従来の無垢角材の複数本を集合させて形成した
壁芯を使用した内部間仕切り壁の接合部に比して使用す
る芯部材が軽量であるため作業者が取り扱いやすく、ま
た、この芯部材は価格的にも低廉に作製でき、しかも強
度も従来の芯壁に比して遜色がないので、間仕切り壁全
体から見ても従来品より有利であり、従って、特に、コ
ンクリート製の集合住宅に設けられる間仕切り壁の接合
部としてきわめて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明間仕切り壁の接合部に使用する芯部材の
一例の平面図。
【図2】図1の芯部材の使用して形成した本発明間仕切
り壁の接合部の一例の平断面図。
【図3】従来の角材を集合した壁芯を使用した間仕切り
壁の接合部の一例の平断面図。
【符号の説明】
1 主材 2 間接材 3 空間 A 耐火ボード B 芯部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/74 511 E04C 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅内を複数の部屋に仕切ったり、部屋
    と他の空間を仕切るための内部間仕切り壁における接合
    部であって、二重に立設される耐火ボードなどの壁材同
    士を平面から視て90度又はT字状に接合して立設する部
    位に、前記二重の壁材の高さに見合う高さを有し適宜
    幅,適宜厚みの2枚の平板主材の幅方向両端部に該主材
    と同長で適宜厚みの間接材を取付けて平断面略ロ字状を
    なすように形成した芯部材を、前記二重壁材の90度又は
    T字状の接合部位に合せて平面90度又は平面T字状に立
    設し、この立設した芯部材を挾んで前記二重の壁材を接
    合止着したことを特徴とする住宅用内部間仕切り壁の接
    合部。
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