JP3097830B2 - 法面の緑化工法 - Google Patents

法面の緑化工法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モルタルやコンク
リートを吹き付けた既設のモルタル・コンクリートの吹
き付け法面のように植物の生育が困難な法面を対象にし
て好適な法面の緑化工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】法面にモルタル(又はコンクリート)を
吹き付ける工法は、軟岩や中硬岩からなる法面の風化侵
食の防止を目的として、10数年も前より数多く実施さ
れてきた技術である。
【0003】ところが、10数年も前に施工されたもの
では、モルタル吹き付け面の老朽化が進んで、モルタル
吹き付け法面の全面にヘアークラックが発生したり、中
には部分的に表面剥離した状況も確認されるに至ってい
る。また、モルタル吹き付け法面は遠方からよく目立
ち、かつ、周辺には自然植生による緑が多いことから、
この周辺の景観に全く調和せず、違和感を与えている状
況にある。
【0004】このようなことから、既設のモルタル吹き
付け法面の緑化を図るべく、種々の法面緑化工法が提案
されるに至っている。その一つとして、砂質土、土壌改
良材、セメント、肥料などと植物種子とを攪拌混合した
植生材料を、ショットガンなどによってモルタル吹き付
け法面に吹き付ける所謂厚層客土による法面の緑化工法
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かゝる緑化
工法にあっては、モルタル吹き付け法面に対する植生材
料の付着性が弱いことに加えて、生育した植物の根の地
山への侵入がモルタル吹き付け法面で阻害され、而し
て、生育床である植生材料と地山とが縁切りの状況下に
置かれることから、更には、植生材料への地山からの水
分供給が期待し得ないことから、植生材料がマット状に
乾燥して、これが降雨などの間隙水圧などによって滑落
し易い問題があり、また、植物の根が地山に入り込めな
いことから、養分不足や水分不足によって植物が生育不
良に陥り易い問題があった。
【0006】これらの問題は、モルタル吹き付け法面に
限られるものではなく、コンクリートの吹き付け法面で
あるような場合にも同様に生じることは明白である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、モルタル又はコンクリートの膨出体
による格子枠を法面に形成することに加えて、植物の根
が容易に地山に侵入できるように、かつ、植生材料に対
しての地山からの水分供給をも期し得るようにして、植
生材料の乾燥と滑落の防止を図ると共に、植物に対する
養分補給や水分補給を可能にした法面の緑化工法を提供
するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】即ち、本発明による法面の緑化工
法は、植物の生育が困難な法面である、モルタルやコン
クリートを吹き付けた既設のモルタル・コンクリートの
吹き付け法面を緑化するにあたり、既設のモルタル・コ
ンクリート吹き付け層の厚さと同等か又はそれ以上の深
さの穴を前記吹き付け法面開口するように多数適宜
の間隔を隔てて形成する一方、モルタル又はコンクリー
トを前記吹き付け法面の傾斜方向ならびに等高線方向に
適宜の間隔を隔てて膨出させた断面形状が半円状の格子
枠と、多数の孔を有する網状部材を格子枠内で等高線方
向に且つ前記吹き付け法面に対してほゞ垂直に立設させ
た堰止体とを形成し、この後、前記格子枠内に植生材料
を吹き付けることによって実施される。
【0009】上記格子枠を形成するに際して、その格子
枠の枠内を法面の傾斜方向でほゞ均等に区分けする位置
に鉄筋を掛け渡し、この掛け渡し鉄筋に前記堰止体の上
端側を固定することが望ましい。更には、格子枠を形成
するに先立って、緑化対象法面の全面に網状体を張設
し、この網状体に前記堰止体の下端側を固定固定するこ
とが望ましい。
【0010】かゝる法面の緑化工法によれば、植生材料
の滑落が格子枠によって防止される上に、格子枠内での
植生材料の流れ移動が堰止体によって効果的に防止さ
れ、かつ、この堰止体が網状部材から成るので、雨水が
堰止体の上方部位に必要以上に溜まることはない。
【0011】即ち、モルタル又はコンクリートによる格
子枠を小さく形成することによっても、植生材料の滑落
を防止できることは言うまでもないが、これでは格子枠
の施工コストが高く付く上に、雨水が必要以上に法面上
に溜まることになる。この点にあって本発明では、コス
ト面ならびに保水面で好適なように、格子枠を必要以上
に小さくしないで、網状部材による堰止体を設けるよう
にしているのである。
【0012】また、法面で開口する多数の穴を法面に形
成したことで、植生材料に対しての地山からの水分供給
が可能となり、植生材料の乾燥が防止される。更に、上
記の穴を通して植物の根が地山に根張りすることから、
植物に対する養分補給や水分補給が好適に成されるよう
になり、而して、植生材料と地山とが一体になって植物
が育成することから、ルタル又はコンクリートの吹き
付け法面の緑化が好適に実施される。
【0013】
【実施例】以下、モルタル1の吹き付け法面2を対象に
した本発明にかゝる一実施例の法面緑化工法を図面に基
づいて説明する。図1及び図2に示すように、先ずは、
既設のモルタル吹き付け法面2に、その法面2で開口す
る直径が10mm〜40mm程度で深さが100mm〜
250mm程度の穴3を、例えば300mm程度の間隔
を隔てて多数形成する。この穴3の深さは、通常は既設
のモルタル吹き付け層の厚みが70mm〜100mmで
あることから、上記の範囲に深さ設定しているが、例え
ば既設のモルタル吹き付け法面2の一部を崩す試し掘り
等によって、地山が比較的柔らかい(クラックなどが多
い)ことを知り得たならば、上記の範囲内で穴深さを深
くしたり、或いは、地山が比較的硬質である(クラック
などが少ない)ことを知り得たならば、上記の範囲内で
穴深さを浅くしたりするなど、適宜に深さに設定するこ
とができる。
【0014】次に、例えば目合いが50mm×50mm
程度の菱形金網などの網状体4を、緑化対象法面2の全
面にわたって張設し、かつ、この網状体4を、モルタル
吹き付け法面2を貫通して地中に達するアンカーボルト
5によって固定する。尚、上記の穴3を、網状体4の張
設と並行して形成してもよく、或いは、網状体4の張設
後に形成してもよい。
【0015】次いで、図3に示すように、法面2の傾斜
方向に例えば1300mmの間隔を隔てて且つ等高線方
向に例えば950mmの間隔を隔てて、上記の網状体4
上に鉄筋6を格子状に配置し、この鉄筋6の例えば交差
部分を、モルタル吹き付け法面2を貫通して地中に達す
る主アンカーボルト7に結束固定する。また、上記鉄筋
6の上方部位(例えば法面2上の100mmの部位)に
も鉄筋8を格子状に配置し、この鉄筋8も主アンカーボ
ルト7に結束固定する。
【0016】そして、図4に示すように、これらの鉄筋
6,8を埋め込むように、かつ、例えば半径が175m
m程度の半円状の膨出体を形成するように、モルタル又
はコンクリート9を吹き付けて格子枠10を形成する。
この際、モルタル又はコンクリート9を吹き付ける前
に、格子枠10の枠内を法面2の傾斜方向でほゞ二等分
に区分けする位置に、例えば法面2から80mmの間隔
を隔てて鉄筋11を掛け渡しておく(図3を参照)。
【0017】尚、格子枠内の網状体4が吹き付けモルタ
ル又はコンクリート9によって埋められないように、好
ましくは必要に応じて、格子枠内に相当する部位に養生
シート12を敷き詰めておく。また、上記鉄筋11の掛
け渡し固定は、モルタル吹き付け法面2を貫通して地中
に達するアンカーボルトを打ち込んで、これに結束固定
したり、あるいは、法面2から80mmの高さを確保す
るように、鉄筋11を弓なりに曲げて、この折り曲げ部
分を上部側鉄筋8に結束固定するものとする。
【0018】このようにしてモルタル又はコンクリート
9による格子枠10が形成されたならば、図5に示すよ
うに、必要に応じて敷き詰めた養生シート12を取り去
る。そして、図6及び図7に示すように、多数の孔を有
する高さ寸法が80mm程度の網状部材13を、格子枠
内において等高線方向に且つ法面2に対してほゞ垂直に
立設させるように、この網状部材13の上端側と下端側
とを掛け渡し鉄筋11と網状体4とに結束固定して、格
子枠10の枠内を法面2の傾斜方向でほゞ二等分する堰
止体14を形成する。
【0019】上記の網状部材13としては、例えばエキ
スパンドメタルや孔あきのパンチングメタル、平織り金
網、クリンプ金網などを適宜選択可能であるが、この実
施例では、目合いが20mm×40mm程度のクリンプ
金網を用いており、かつ、この網状部材13によって1
個の堰止体14を形成しているが、図10に示すよう
に、格子枠内を法面2の傾斜方向でほゞ三等分するよう
に2個の堰止体14を形成したり、格子枠10の法面傾
斜方向の間隔を広くする場合には、それ以上に格子枠内
をほゞ等分するように複数個の堰止体14を形成したり
してもよい。
【0020】また、堰止体14の形成に際して、上記の
モルタル又はコンクリート9を吹き付ける前に、格子枠
10の左右枠部分を横切らせるように長尺の網状部材1
3を張設して、この網状部材13の枠部分を横切る網状
部分を埋め込むようにモルタル又はコンクリート9を吹
き付けるようにしてもよい。即ち、上記モルタル又はコ
ンクリート9による格子枠10の形成前または形成後の
何れかに、堰止体14を形成すればよいのである。
【0021】尚、必要に応じて網状部材13の近傍に、
モルタル吹き付け法面2を貫通して地中に達するアンカ
ーボルト15を設け、このボルト15に網状部材13を
結束固定して、網状部材13の倒れ防止を図るもよく、
或いは、このように倒れ防止用のアンカーボルト15を
設けるならば、上記の掛け渡し鉄筋11を省略してもよ
い。
【0022】かくして、モルタル又はコンクリート9に
よる格子枠10と、網状部材13による堰止体14とを
形成して後に、湿式吹き付け方法あるいは乾式吹き付け
方法によって、前記堰止体14を埋め込むように前記格
子枠10内に、例えば100mm厚さで植生材料16を
吹き付ける(図8を参照)。
【0023】上記の植生材料16は、例えば肥料、生育
基盤材、保水材、糊材などの植生基材に植物種子を加え
たもの等が選択される。具体的には、この実施例では、
100mm厚さで吹き付ける1m3 当たりの植生材料1
6として、何れもが植物種子であるトールフェスクの3
0gと、クリーピングの40gと、バミューダの30g
と、ヨモギの10gと、メドハギの160gと、ヤマハ
ギの50gと、イタチハギの200gとに加えて、植物
種子の生育ならびに植生の基盤材であるソイルファクタ
ーS(本件の出願人である日本植生株式会社の商品名で
あり、肥料、保水材、土壌改良材、流亡防止用の糊材等
をセットしたもの。)の770リットルと、ピートモス
の1230リットルとを現地で配合したものを用いてい
るが、これは単なる一例であって、上記の材料割合に特
定されるものではないことを付言しておく。
【0024】上記の植生材料16を湿式吹き付け方法に
よって吹き付ける場合、植物種子を含む植生材料16と
水とを例えばミキサー内で混練して、これをエヤー圧に
よってモルタル吹き付け機のノズルから吐出させ、格子
枠10内にに吹き付けるのである。
【0025】乾式吹き付け方法によって植生材料16を
吹き付ける場合は、例えば本願出願人が平成3年6月1
日付けにて特許出願した「緑化工法における吹付け基材
の吹付け方法」(特願平3−157568号)を採用す
ることができる。即ち、かゝる先願技術に開示された吹
付け装置によって植物種子と植生基材とを混合したもの
を吹付け基材とし、これをブロアーによって吹付けノズ
ルに送給させる一方、吹付けノズルに水を導入し、この
吹付け基材と水とを植生材料にして、これを吹付けノズ
ルから格子枠10内に吹き付けるのである。
【0026】上記の法面緑化工法によれば、モルタル又
はコンクリート9による格子枠10によって、その格子
枠10内に吹き付けられた植生材料16が保持されるこ
とから、植生材料16の滑落が効果的に防止される。加
えて、格子枠10内には、この格子枠10の枠内を法面
2の傾斜方向でほゞ均等に区分けする堰止体14が存す
ることから、かつ、この堰止体14が多数の孔を有する
網状部材13から成ることから、格子枠10内での植生
材料16の流れ移動が、堰止体14の上方部位に余分に
雨水を溜めることなく効果的に防止される。
【0027】また、法面2で開口する多数の穴3を法面
2に形成したことで、地山からの植生材料16に対する
水分供給が、この穴3を通して可能となり、従って植生
材料16が乾燥する事態が防止される。更に、図9に示
すように、植物の根が地山に入り込んで根張りすること
も、この穴3を通して可能になることから、法面2上に
吹き付けられた植生材料16に含まれる植物には、植生
材料16からの養分補給に加えて、地山からの養分補給
や水分補給も成されることになり、而して、植生材料1
6と地山とが一体になって植物が育成することから、法
面2がモルタル吹き付け法面であっても、その法面2の
緑化が好適に実施される。
【0028】尚、法面2に穴3を形成した際に、モルタ
ル吹き付け法面2と地山との間に空隙が確認された場合
は、この空隙を埋めるように、適宜客土を注入する等の
対応策を講ずるものとする。また、本発明による法面の
緑化工法は、モルタル吹き付け法面2以外のコンクリー
ト8吹き付け法面に適用できることは云うまでもない。
【0029】更に、実施例では、モルタル吹き付け法面
2上に網状体4を張設しているが、この網状体4を設け
ることは必須の条件ではない。従って、網状体4を設け
ない場合は、堰止体14を形成するための網状部材13
の下端側を、上記アンカーボルト15に固定する等の措
置を講じればよい。また、鉄筋6,8を埋め込むように
モルタル又はコンクリート9を吹き付けて格子枠10を
形成しているが、膨出体成形域を囲うように、その膨出
体の両側に金網型枠を配置して、この金網型枠内にモル
タル又はコンクリート9を吹き付ける吹き付け法枠の手
段によって格子枠10を形成し、この枠内に堰止体14
を形成する工法をとってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による法面
の緑化工法によれば、モルタルやコンクリートを吹き付
けた既設のモルタル・コンクリートの吹き付け法面上に
吹き付けられた植生材料の滑落が確実に防止される上
に、植生材料に対する地山からの水分補給が成されるこ
とで、植生材料の乾燥防止が確実に達成される。
【0031】更に、植物の根が地山に根張りして植生材
料が地山と一体化し、植物に対する地山からの水分なら
びに養分補給が成されることで、植物を確実に生育させ
ることができるもので、既設のモルタルコンクリート
の吹き付け法面を外観上美麗に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】法面緑化の施工状況を示す斜視図である。
【図2】穴の形成ならびに網状体の張設状態を示す断面
図である。
【図3】格子枠形成用の鉄筋の配筋状態を示す断面図で
ある。
【図4】モルタル又はコンクリートによる格子枠の形成
状態を示す断面図である。
【図5】養生シートの取り外し説明図である。
【図6】格子枠内への堰止体の形成状態を示す断面図で
ある。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】植生材料の吹き付け状態を示す断面図である。
【図9】植物種子の生育状況を示す説明図である。
【図10】格子枠内に2個の堰止体を形成した別の実施
例の断面図である。
【符号の説明】
2…法面、3…穴、4…網状体、9…モルタル又はコン
クリート、10…格子枠、11…掛け渡し鉄筋、13…
網状部材、14…堰止体、16…植生材料。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−82750(JP,A) 特開 平8−128062(JP,A) 特開 平7−216912(JP,A) 実開 昭60−181422(JP,U) 登録実用新案3000300(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 17/20 102 E02D 29/02 311

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物の生育が困難な法面である、モルタ
    ルやコンクリートを吹き付けた既設のモルタル・コンク
    リートの吹き付け法面を緑化するにあたり、既設のモル
    タル・コンクリート吹き付け層の厚さと同等か又はそれ
    以上の深さの穴を前記吹き付け法面開口するように
    適宜の間隔を隔てて形成する一方、モルタル又はコ
    ンクリートを前記吹き付け法面の傾斜方向ならびに等高
    線方向に適宜の間隔を隔てて膨出させた断面形状が半円
    状の格子枠と、多数の孔を有する網状部材を格子枠内で
    等高線方向に且つ前記吹き付け法面に対してほゞ垂直に
    立設させた堰止体とを形成し、この後、前記格子枠内に
    植生材料を吹き付けることを特徴とする法面の緑化工
    法。
  2. 【請求項2】 前記格子枠を形成するに際して、その格
    子枠の枠内を法面の傾斜方向でほゞ均等に区分けする位
    置に鉄筋を掛け渡し、この掛け渡し鉄筋に前記堰止体の
    上端側を固定することを特徴とする請求項1に記載され
    た法面の緑化工法。
  3. 【請求項3】 前記格子枠を形成するに先立って、緑化
    対象法面の全面に網状体を張設し、この網状体に前記堰
    止体の下端側を固定することを特徴とする請求項2に記
    載された法面の緑化工法。
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