JP3097630U - 歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシ。
【解決手段】歯ブラシＡは、柄１と首部２とブラシ台３を有するようにプラスチック樹脂で一体成形された歯ブラシ本体と、ブラシ台３に植設されたブラシ毛４とからなる。ブラシ台３は、奥歯に被さるＵ溝状に形成されていて、かつ断面形状が柄に対して対称的であり、ブラシ毛４は、Ｕ溝の三面に植設されている。歯列方向にスライドしてブラシ毛４が奥歯Ｔの正面と歯列外側面と歯列内側面の三面に摺接して歯の三面を同時に磨ける。
【選択図】 図１
【解決手段】歯ブラシＡは、柄１と首部２とブラシ台３を有するようにプラスチック樹脂で一体成形された歯ブラシ本体と、ブラシ台３に植設されたブラシ毛４とからなる。ブラシ台３は、奥歯に被さるＵ溝状に形成されていて、かつ断面形状が柄に対して対称的であり、ブラシ毛４は、Ｕ溝の三面に植設されている。歯列方向にスライドしてブラシ毛４が奥歯Ｔの正面と歯列外側面と歯列内側面の三面に摺接して歯の三面を同時に磨ける。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【考案が属する技術分野】
本願考案は、人用の歯ブラシに関し、特に、歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の歯ブラシは、例えば、実公平０８−００８６５４や実公平０８−００３２９７に示すように、柄部と首部とブラシ台とからなる歯ブラシ本体と、そのブラシ台部に植設されたブラシ毛を備えた歯ブラシであり、ブラシ台は、平面的であった。
歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシは無かった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
〔請求項１〕に記載の考案は、奥歯に被さるＵ溝状ブラシ台を柄の先部分に有する歯ブラシ本体と、Ｕ溝状ブラシ台のＵ溝面に植設されたブラシ毛とからなり、Ｕ溝状ブラシ台の断面形状が柄に対して対称的であり、歯列方向にスライドして歯の三面を同時に磨ける構成であることを特徴とする歯ブラシを提供するものである。
〔請求項２〕に記載の考案は、奥歯の正面と側面の二面に被さるアングル状ブラシ台を柄の先部分に有する歯ブラシ本体と、アングル状ブラシ台の内側面にブラシ毛が植設され、アングル状ブラシ台の断面形状が柄に対して対称的であり、歯列方向にスライドして歯の正面と側面の二面を同時に磨ける構成であることを特徴とする歯ブラシを提供するものである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１は〔請求項１〕に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示す。
図１（ａ）に示すように、この歯ブラシＡは、柄１と首部２とブラシ台３を有するようにプラスチック樹脂で一体成形された歯ブラシ本体と、ブラシ台３に植設されたブラシ毛４とからなる。
そして、図１（ａ）に示すように、ブラシ台３は、奥歯に被さるＵ溝状に形成されていて、かつ断面形状が柄に対して対称的であり、図１（ｂ）に示すように、ブラシ毛４は、Ｕ溝の三面に植設されている。
従って、歯列方向にスライドしてブラシ毛４が奥歯Ｔの正面と歯列外側面と歯列内側面の三面に摺接して歯の三面を同時に磨ける構成である。
【０００６】
前歯に付いては、歯の歯列外側面と歯列内側面が三角に交わるので、ブラシ毛４が前歯の歯列外側面と歯列内側面のいずれか一方に摺接するとき他方に対した若干離れるが歯歯ブラシＡを歯列方向にスライドするときに手振れがあるから、反復スライドすることによりブラシ毛４が前歯の歯列外側面と歯列内側面の両方に対して摺接して前歯の歯列外側面と歯列内側面を磨くことができる。
【０００７】
図２は〔請求項２〕に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示す。
図１（ａ）に示すように、この歯ブラシＢは、柄５と首部６とブラシ台７を有するようにプラスチック樹脂で一体成形された歯ブラシ本体と、ブラシ台７に植設されたブラシ毛８とからなる。
そして、図２（ａ）に示すように、ブラシ台７は、奥歯に被さるアングル状に形成されていて、かつ断面形状が柄に対して対称的であり、ブラシ毛８は、ブラシ台７の直角二面に植設されている。
従って、図２（ｂ）に示すように、使用時に歯列方向にスライドしてブラシ８が奥歯Ｔの正面と歯列外側面の二面に摺接して歯の二面を同時に磨けるとともに、柄５を捻って位置を変えれば、図２（ｃ）に示すように、使用時に歯列方向にスライドしてブラシ８が奥歯Ｔの正面と歯列内側面の二面に摺接して歯の二面を同時に磨ける構成である。
【０００８】
【考案の効果】
〔請求項１〕に記載の考案は、歯列方向にスライドして歯の三面を同時に磨ける歯ブラシを提供することができる。
〔請求項２〕に記載の考案は、歯列方向にスライドして歯の正面と側面の二面を同時に磨ける歯ブラシを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】請求項１に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示すもので、（ａ）は全体正面図、（ｂ）は使用状態におけるブラシが奥歯の正面と歯列外側面と歯列内側面の三面に摺接する状態を示す図。
【図２】請求項２に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示すもので、（ａ）は全体正面図、（ｂ）は使用状態におけるブラシが奥歯の正面と歯列外側面の二面に摺接する状態を示す図。
（ｃ）は使用状態におけるブラシが奥歯の正面と歯列内側面の二面に摺接する状態を示す図。
【符号の説明】
Ａ・・・歯ブラシ、１・・・柄、２・・・首部、３・・・ブラシ台、４・・・ブラシ毛、Ｔ・・・奥歯、Ｂ・・・歯ブラシ、５・・・柄、６・・・首部、７・・・ブラシ台、８・・・ブラシ毛、
【考案が属する技術分野】
本願考案は、人用の歯ブラシに関し、特に、歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の歯ブラシは、例えば、実公平０８−００８６５４や実公平０８−００３２９７に示すように、柄部と首部とブラシ台とからなる歯ブラシ本体と、そのブラシ台部に植設されたブラシ毛を備えた歯ブラシであり、ブラシ台は、平面的であった。
歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシは無かった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、歯列方向にスライドしてブラシ毛が歯の三面又は二面に同時に当たり歯の三面又は二面を同時に磨ける歯ブラシを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
〔請求項１〕に記載の考案は、奥歯に被さるＵ溝状ブラシ台を柄の先部分に有する歯ブラシ本体と、Ｕ溝状ブラシ台のＵ溝面に植設されたブラシ毛とからなり、Ｕ溝状ブラシ台の断面形状が柄に対して対称的であり、歯列方向にスライドして歯の三面を同時に磨ける構成であることを特徴とする歯ブラシを提供するものである。
〔請求項２〕に記載の考案は、奥歯の正面と側面の二面に被さるアングル状ブラシ台を柄の先部分に有する歯ブラシ本体と、アングル状ブラシ台の内側面にブラシ毛が植設され、アングル状ブラシ台の断面形状が柄に対して対称的であり、歯列方向にスライドして歯の正面と側面の二面を同時に磨ける構成であることを特徴とする歯ブラシを提供するものである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１は〔請求項１〕に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示す。
図１（ａ）に示すように、この歯ブラシＡは、柄１と首部２とブラシ台３を有するようにプラスチック樹脂で一体成形された歯ブラシ本体と、ブラシ台３に植設されたブラシ毛４とからなる。
そして、図１（ａ）に示すように、ブラシ台３は、奥歯に被さるＵ溝状に形成されていて、かつ断面形状が柄に対して対称的であり、図１（ｂ）に示すように、ブラシ毛４は、Ｕ溝の三面に植設されている。
従って、歯列方向にスライドしてブラシ毛４が奥歯Ｔの正面と歯列外側面と歯列内側面の三面に摺接して歯の三面を同時に磨ける構成である。
【０００６】
前歯に付いては、歯の歯列外側面と歯列内側面が三角に交わるので、ブラシ毛４が前歯の歯列外側面と歯列内側面のいずれか一方に摺接するとき他方に対した若干離れるが歯歯ブラシＡを歯列方向にスライドするときに手振れがあるから、反復スライドすることによりブラシ毛４が前歯の歯列外側面と歯列内側面の両方に対して摺接して前歯の歯列外側面と歯列内側面を磨くことができる。
【０００７】
図２は〔請求項２〕に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示す。
図１（ａ）に示すように、この歯ブラシＢは、柄５と首部６とブラシ台７を有するようにプラスチック樹脂で一体成形された歯ブラシ本体と、ブラシ台７に植設されたブラシ毛８とからなる。
そして、図２（ａ）に示すように、ブラシ台７は、奥歯に被さるアングル状に形成されていて、かつ断面形状が柄に対して対称的であり、ブラシ毛８は、ブラシ台７の直角二面に植設されている。
従って、図２（ｂ）に示すように、使用時に歯列方向にスライドしてブラシ８が奥歯Ｔの正面と歯列外側面の二面に摺接して歯の二面を同時に磨けるとともに、柄５を捻って位置を変えれば、図２（ｃ）に示すように、使用時に歯列方向にスライドしてブラシ８が奥歯Ｔの正面と歯列内側面の二面に摺接して歯の二面を同時に磨ける構成である。
【０００８】
【考案の効果】
〔請求項１〕に記載の考案は、歯列方向にスライドして歯の三面を同時に磨ける歯ブラシを提供することができる。
〔請求項２〕に記載の考案は、歯列方向にスライドして歯の正面と側面の二面を同時に磨ける歯ブラシを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】請求項１に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示すもので、（ａ）は全体正面図、（ｂ）は使用状態におけるブラシが奥歯の正面と歯列外側面と歯列内側面の三面に摺接する状態を示す図。
【図２】請求項２に記載の考案の実施の形態に係る歯ブラシを示すもので、（ａ）は全体正面図、（ｂ）は使用状態におけるブラシが奥歯の正面と歯列外側面の二面に摺接する状態を示す図。
（ｃ）は使用状態におけるブラシが奥歯の正面と歯列内側面の二面に摺接する状態を示す図。
【符号の説明】
Ａ・・・歯ブラシ、１・・・柄、２・・・首部、３・・・ブラシ台、４・・・ブラシ毛、Ｔ・・・奥歯、Ｂ・・・歯ブラシ、５・・・柄、６・・・首部、７・・・ブラシ台、８・・・ブラシ毛、
Claims (2)
- 奥歯に被さるＵ溝状ブラシ台を柄の先部分に有する歯ブラシ本体と、Ｕ溝状ブラシ台のＵ溝面に植設されたブラシ毛とからなり、Ｕ溝状ブラシ台の断面形状が柄に対して対称的であり、歯列方向にスライドして歯の三面を同時に磨ける構成であることを特徴とする歯ブラシ。
- 奥歯の正面と側面の二面に被さるアングル状ブラシ台を柄の先部分に有する歯ブラシ本体と、アングル状ブラシ台の内側面にブラシ毛が植設され、アングル状ブラシ台の断面形状が柄に対して対称的であり、歯列方向にスライドして歯の正面と側面の二面を同時に磨ける構成であることを特徴とする歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003000804U JP3097630U (ja) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | 歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003000804U JP3097630U (ja) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | 歯ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3097630U true JP3097630U (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=43251424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003000804U Expired - Lifetime JP3097630U (ja) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3097630U (ja) |
-
2003
- 2003-02-20 JP JP2003000804U patent/JP3097630U/ja not_active Expired - Lifetime
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