JP3097572U - 刃物ホルダーの送り出し構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホルダーを素早く取り出すことができる刃物ホルダーの送り出し構造を提供する。
【解決手段】内部に軸孔11を有し、中段に軸方向の長い孔13を少なくとも一つ有し、長い孔13と軸孔11が互いに貫通する刃桿10と、刃桿10の軸孔中に装着され、且つ軸孔に沿って滑り移動し、下段がボルトとなる滑移動ユニット20と、刃桿10の長い孔13を貫通し、且つ一端が滑移動ユニット20と連接する少なくとも一つの連動ユニット30と、刃桿10の軸孔中に装着され、滑移動ユニット20のボルト23と結合するねじ孔51を有するホルダー50と、連動ユニット30により滑移動ユニット20を移動させ、ホルダー50を刃桿10に対し進退するように移動させる作動ユニット40とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】内部に軸孔11を有し、中段に軸方向の長い孔13を少なくとも一つ有し、長い孔13と軸孔11が互いに貫通する刃桿10と、刃桿10の軸孔中に装着され、且つ軸孔に沿って滑り移動し、下段がボルトとなる滑移動ユニット20と、刃桿10の長い孔13を貫通し、且つ一端が滑移動ユニット20と連接する少なくとも一つの連動ユニット30と、刃桿10の軸孔中に装着され、滑移動ユニット20のボルト23と結合するねじ孔51を有するホルダー50と、連動ユニット30により滑移動ユニット20を移動させ、ホルダー50を刃桿10に対し進退するように移動させる作動ユニット40とを備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は刃物ホルダーに関するものであり、詳しく言えば、刃物ホルダーの送り出し構造を指す。
【0002】
【従来の技術】
従来の刃物ホルダーを取り出し方法は、刃桿全体を工具機械台から取り出し、工具によりホルダーを押し出していた。図1に示すように、取り出された刃桿1の軸孔1a中にホルダー2が嵌めてあり、ボルト3がホルダーと接合し、ボルト3がホルダー2のねじ孔2a中に入り込むことによってホルダー2が軸孔1a中に固く結合され、ホルダー2を取り外そうとする場合、工具4(ヘックスレンチ)によりボルト3を緩め、ボルト3をホルダー2に対し上へ移動させ、そして叩き工具によりホルダー2を下へ間接に叩き軸孔1aから外れさせることで、ホルダー2を取り出す。
【0003】
しかし、上述の構造はホルダーを取り出し刃物を変える場合、刃桿1全体を工具機械台から取り外さなければならなく、更に外の工具によりボルトを緩めたり叩いたりすることによってホルダーを取り出す。このような面倒なステップにより刃物を変えるのは、取り出しにくいだけでなく、効率がよくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、ホルダーを素早く取り出すことができる刃物ホルダーの送り出し構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述目的を達成するために、本考案による刃物ホルダーの送り出し構造は、内部に軸孔を有し、中段に軸方向の長い孔を少なくとも一つ有し、長い孔と軸孔が互いに貫通する刃桿と、刃桿の軸孔中に装着され、且つ軸孔に沿って滑り移動し、下段がボルトとなる滑移動ユニットと、刃桿の長い孔を貫通し、且つ一端が滑移動ユニットと連接する少なくとも一つの連動ユニットと、刃桿の軸孔中に装着され、滑移動ユニットのボルトと結合するねじ孔を有するホルダーと、連動ユニットにより滑移動ユニットを移動させ、ホルダーを刃桿に対し進退するように移動させる作動ユニットと、を備える。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図2に示すように、本考案の実施例による刃物ホルダーの送り出し構造は、刃桿10、滑移動ユニット20と、四つの連動ユニット30と、作動ユニット40及びホルダー50から構成されるものである。
【0007】
刃桿10は本体を貫通する軸孔11を有し、軸孔11の下段に錐体を呈する接合孔12を有することでホルダー50をその中に固定装着し、刃桿10の中段に等間隔により四つの長い孔13が配置され、長い孔13と軸孔11が互いに貫通し、又刃桿10の外側における長い孔13の下方に凹弧面を呈する円溝を有する。
【0008】
滑移動ユニット20は円柱体であって刃桿10の軸孔11の中段部位に装着され、且つ軸孔11に沿って上下へ滑り移動し、滑移動ユニット20の上段に等間隔により四つのねじ孔21が配置され、且つ軸孔11の壁面との間に二つの漏れ止めリング22を有し、又滑移動ユニット20の下段がボルト23となり、ボルト23とホルダー50の上段のねじ孔51が結合することによって、ホルダー50が滑移動ユニット20にともなって滑り移動する。
【0009】
連動ユニット30はボルトであって、刃桿10の各長い孔13を貫通し、且つボルトの一端が滑移動ユニット20のねじ孔21に締められることで滑移動ユニット20に固定接合され、ボルトが長い孔13に制限されるため、滑移動ユニット20が軸孔11内に回転できず、ボルトの外の端にねじ山の頂31を有する。
【0010】
作動ユニット40はリング状キャップ体であって刃桿10の中段外側に装着され、その内周面に連動ユニット30のねじ山の頂31と締め合わさるねじ山段部41を有し、又作動ユニット40の内周面におけるねじ山段部41の下縁部に凹弧面を呈する円溝42を有する。
【0011】
円溝42は刃桿10の円溝14と向かい合うように設置され、穿孔43が作動ユニット40を貫通することによって、円溝42が作動ユニット40の外部と繋がり、多数の珠体60が穿孔43から円溝42と円溝14により形成される空間に詰め込まれ、即ち珠体60が円溝14と円溝42の中に半分ぐらい嵌め込まれ、そして、穿孔43の後端に珠体60が取れないように制止ユニット40を装着することで、作動ユニット40は刃桿10の中段の同一箇所でしか回転できない。
【0012】
図2に示すのは本実施例の各ユニットの組み立てが完了した半分断面を示す図であり、連動ユニット30は長い孔13により左右が制限されるため、一定の旋回で作動ユニット40を回転させる場合、作動ユニット40と連動ユニット30の間が締め合わされ、且つ作動ユニット40が刃桿10の中段の同一箇所でしか回転できないことで、連動ユニット30を上へ移動させると同時に、滑移動ユニット20及びホルダー50を一緒に上へ移動させ、又軸孔11の下段に錐体を呈する接合孔12を有するため、ホルダー50が軸孔11内部へ移動する過程では、ホルダー50は作動ユニット40が旋回をできなくなるまで、軸孔11中に徐々に入り込んでいく。
【0013】
一方、軸孔11中からホルダー50を送り出し取り出そうとする場合、作動ユニット40を反対方向へ旋回させることによって、連動ユニット30が長い孔13に沿って下へ移動すると同時に、滑移動ユニット20及びホルダー50を一緒に下へ移動させ、ホルダー50の下段を刃桿10の外部に露出させ、図3に示すように、ホルダーを回転し、ホルダー50と滑移動ユニット20を分離させることによってホルダー50を取り出す。
【0014】
本実施例により、ホルダー50は軸孔11に装着したり、取り外したりする場合、刃桿10を工具機械台から外せず直ちにホルダー50に固定装着か送り出しの動作をさせ、即ち、作動ユニット40の旋回をコントロールすることによって、上述動作を達成し、従来通りに刃桿を取り外し、更に工具によりホルダーを送り出す不便さを改善することが可能である。
【0015】
図4、図5に示すように、本考案によるもう一つの実施例は、前記実施例における構造が同じ刃桿10、滑移動ユニット20、作動ユニット40、ホルダー50、珠体60等を備える。
【0016】
その違いは、本実施例に採用される四つの連動ユニット70の両端には各ねじ山段部71(72)を有し、刃桿10には大直径部15を有し、大直径部の底面には嵌入溝16を有し、漏れ止めリング17が嵌入溝16中に装着され、更に刃桿10の中段に装着されるガイドリング80を備え、ガイドリング80には外螺旋面81、ガイドリング80の外周面を削って形成される四つの凹溝82を有し、又各凹溝82上にはそれぞれ孔溝83を有する。
【0017】
また、図4に示すように、前述ユニットを組み立てる場合、滑移動ユニット20を軸孔11中に詰め込み、各連動ユニット70のねじ山段部71の一端を刃桿10の長い孔13を貫通させ、滑移動ユニット20のねじ孔21の中に締める。そして、二つの半リンク体に分けられたガイドリング80を、二つの鋼針84により刃桿20に接合し且つ長い孔13を被覆するように位置決めすると、各連動ユニット70が各孔溝83中に入り込む。
【0018】
その後、ナット90により各連動ユニット70の外の一端のねじ山段部72を結合し、且つネット90を凹溝82中に収納することでガイドリング80と滑移動ユニット20の組み立てが完成する。最後に作動ユニット40のねじ山段部41とガイドリングの外螺旋面81を結合し、且つ作動ユニット40の頂部を漏れ止めリング17に突き当たらせ、珠体60を刃桿10と作動ユニット40の間の円溝中に装着すると組み立てが全て完了することにある。
【0019】
上述実施例による構造は、作動ユニット40のねじ山段部41とやや大きい螺旋面を有するガイドリング80を結合することが要点であるため、作動ユニット40は回転する時に、ガイドリング80により滑移動ユニット20を上下へ間接に移動させ、又、本実施例の達成する効果は前記実施例と同じであるため、説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の刃物ホルダーの構造を示す断面図である。
【図2】本考案の実施例による刃物ホルダーを示す断面図であり、ホルダーの固定位置を示す図である。
【図3】本考案の実施例による刃物ホルダーを示す断面図であり、ホルダーの送り出しを示す図である。
【図4】本考案のもう一つの実施例による刃物ホルダーを示す分解斜視図である。
【図5】本考案のもう一つの実施例による刃物ホルダーを示す断面図であり、ホルダーの固定位置を示す図である。
【符号の説明】
10 刃桿
11 軸孔
12 接合孔
13 長い孔
14 円溝
15 大直径部
16 嵌入溝
17 漏れ止めリング
20 滑移動ユニット
21 ねじ孔
22 漏れ止めリング
23 ボルト
30 連動ユニット
31 ねじ山の頂
40 作動ユニット
41 ねじ山段部
42 円溝
43 穿孔
44 制止ユニット
50 ホルダー
51 ねじ孔
60 珠体
70 連動ユニット
71 ねじ山段部
72 ねじ山段部
80 ガイドリング
81 外螺旋面
82 凹部
83 孔溝
84 鋼針
90 ナット
【考案の属する技術分野】
本考案は刃物ホルダーに関するものであり、詳しく言えば、刃物ホルダーの送り出し構造を指す。
【0002】
【従来の技術】
従来の刃物ホルダーを取り出し方法は、刃桿全体を工具機械台から取り出し、工具によりホルダーを押し出していた。図1に示すように、取り出された刃桿1の軸孔1a中にホルダー2が嵌めてあり、ボルト3がホルダーと接合し、ボルト3がホルダー2のねじ孔2a中に入り込むことによってホルダー2が軸孔1a中に固く結合され、ホルダー2を取り外そうとする場合、工具4(ヘックスレンチ)によりボルト3を緩め、ボルト3をホルダー2に対し上へ移動させ、そして叩き工具によりホルダー2を下へ間接に叩き軸孔1aから外れさせることで、ホルダー2を取り出す。
【0003】
しかし、上述の構造はホルダーを取り出し刃物を変える場合、刃桿1全体を工具機械台から取り外さなければならなく、更に外の工具によりボルトを緩めたり叩いたりすることによってホルダーを取り出す。このような面倒なステップにより刃物を変えるのは、取り出しにくいだけでなく、効率がよくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、ホルダーを素早く取り出すことができる刃物ホルダーの送り出し構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述目的を達成するために、本考案による刃物ホルダーの送り出し構造は、内部に軸孔を有し、中段に軸方向の長い孔を少なくとも一つ有し、長い孔と軸孔が互いに貫通する刃桿と、刃桿の軸孔中に装着され、且つ軸孔に沿って滑り移動し、下段がボルトとなる滑移動ユニットと、刃桿の長い孔を貫通し、且つ一端が滑移動ユニットと連接する少なくとも一つの連動ユニットと、刃桿の軸孔中に装着され、滑移動ユニットのボルトと結合するねじ孔を有するホルダーと、連動ユニットにより滑移動ユニットを移動させ、ホルダーを刃桿に対し進退するように移動させる作動ユニットと、を備える。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図2に示すように、本考案の実施例による刃物ホルダーの送り出し構造は、刃桿10、滑移動ユニット20と、四つの連動ユニット30と、作動ユニット40及びホルダー50から構成されるものである。
【0007】
刃桿10は本体を貫通する軸孔11を有し、軸孔11の下段に錐体を呈する接合孔12を有することでホルダー50をその中に固定装着し、刃桿10の中段に等間隔により四つの長い孔13が配置され、長い孔13と軸孔11が互いに貫通し、又刃桿10の外側における長い孔13の下方に凹弧面を呈する円溝を有する。
【0008】
滑移動ユニット20は円柱体であって刃桿10の軸孔11の中段部位に装着され、且つ軸孔11に沿って上下へ滑り移動し、滑移動ユニット20の上段に等間隔により四つのねじ孔21が配置され、且つ軸孔11の壁面との間に二つの漏れ止めリング22を有し、又滑移動ユニット20の下段がボルト23となり、ボルト23とホルダー50の上段のねじ孔51が結合することによって、ホルダー50が滑移動ユニット20にともなって滑り移動する。
【0009】
連動ユニット30はボルトであって、刃桿10の各長い孔13を貫通し、且つボルトの一端が滑移動ユニット20のねじ孔21に締められることで滑移動ユニット20に固定接合され、ボルトが長い孔13に制限されるため、滑移動ユニット20が軸孔11内に回転できず、ボルトの外の端にねじ山の頂31を有する。
【0010】
作動ユニット40はリング状キャップ体であって刃桿10の中段外側に装着され、その内周面に連動ユニット30のねじ山の頂31と締め合わさるねじ山段部41を有し、又作動ユニット40の内周面におけるねじ山段部41の下縁部に凹弧面を呈する円溝42を有する。
【0011】
円溝42は刃桿10の円溝14と向かい合うように設置され、穿孔43が作動ユニット40を貫通することによって、円溝42が作動ユニット40の外部と繋がり、多数の珠体60が穿孔43から円溝42と円溝14により形成される空間に詰め込まれ、即ち珠体60が円溝14と円溝42の中に半分ぐらい嵌め込まれ、そして、穿孔43の後端に珠体60が取れないように制止ユニット40を装着することで、作動ユニット40は刃桿10の中段の同一箇所でしか回転できない。
【0012】
図2に示すのは本実施例の各ユニットの組み立てが完了した半分断面を示す図であり、連動ユニット30は長い孔13により左右が制限されるため、一定の旋回で作動ユニット40を回転させる場合、作動ユニット40と連動ユニット30の間が締め合わされ、且つ作動ユニット40が刃桿10の中段の同一箇所でしか回転できないことで、連動ユニット30を上へ移動させると同時に、滑移動ユニット20及びホルダー50を一緒に上へ移動させ、又軸孔11の下段に錐体を呈する接合孔12を有するため、ホルダー50が軸孔11内部へ移動する過程では、ホルダー50は作動ユニット40が旋回をできなくなるまで、軸孔11中に徐々に入り込んでいく。
【0013】
一方、軸孔11中からホルダー50を送り出し取り出そうとする場合、作動ユニット40を反対方向へ旋回させることによって、連動ユニット30が長い孔13に沿って下へ移動すると同時に、滑移動ユニット20及びホルダー50を一緒に下へ移動させ、ホルダー50の下段を刃桿10の外部に露出させ、図3に示すように、ホルダーを回転し、ホルダー50と滑移動ユニット20を分離させることによってホルダー50を取り出す。
【0014】
本実施例により、ホルダー50は軸孔11に装着したり、取り外したりする場合、刃桿10を工具機械台から外せず直ちにホルダー50に固定装着か送り出しの動作をさせ、即ち、作動ユニット40の旋回をコントロールすることによって、上述動作を達成し、従来通りに刃桿を取り外し、更に工具によりホルダーを送り出す不便さを改善することが可能である。
【0015】
図4、図5に示すように、本考案によるもう一つの実施例は、前記実施例における構造が同じ刃桿10、滑移動ユニット20、作動ユニット40、ホルダー50、珠体60等を備える。
【0016】
その違いは、本実施例に採用される四つの連動ユニット70の両端には各ねじ山段部71(72)を有し、刃桿10には大直径部15を有し、大直径部の底面には嵌入溝16を有し、漏れ止めリング17が嵌入溝16中に装着され、更に刃桿10の中段に装着されるガイドリング80を備え、ガイドリング80には外螺旋面81、ガイドリング80の外周面を削って形成される四つの凹溝82を有し、又各凹溝82上にはそれぞれ孔溝83を有する。
【0017】
また、図4に示すように、前述ユニットを組み立てる場合、滑移動ユニット20を軸孔11中に詰め込み、各連動ユニット70のねじ山段部71の一端を刃桿10の長い孔13を貫通させ、滑移動ユニット20のねじ孔21の中に締める。そして、二つの半リンク体に分けられたガイドリング80を、二つの鋼針84により刃桿20に接合し且つ長い孔13を被覆するように位置決めすると、各連動ユニット70が各孔溝83中に入り込む。
【0018】
その後、ナット90により各連動ユニット70の外の一端のねじ山段部72を結合し、且つネット90を凹溝82中に収納することでガイドリング80と滑移動ユニット20の組み立てが完成する。最後に作動ユニット40のねじ山段部41とガイドリングの外螺旋面81を結合し、且つ作動ユニット40の頂部を漏れ止めリング17に突き当たらせ、珠体60を刃桿10と作動ユニット40の間の円溝中に装着すると組み立てが全て完了することにある。
【0019】
上述実施例による構造は、作動ユニット40のねじ山段部41とやや大きい螺旋面を有するガイドリング80を結合することが要点であるため、作動ユニット40は回転する時に、ガイドリング80により滑移動ユニット20を上下へ間接に移動させ、又、本実施例の達成する効果は前記実施例と同じであるため、説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の刃物ホルダーの構造を示す断面図である。
【図2】本考案の実施例による刃物ホルダーを示す断面図であり、ホルダーの固定位置を示す図である。
【図3】本考案の実施例による刃物ホルダーを示す断面図であり、ホルダーの送り出しを示す図である。
【図4】本考案のもう一つの実施例による刃物ホルダーを示す分解斜視図である。
【図5】本考案のもう一つの実施例による刃物ホルダーを示す断面図であり、ホルダーの固定位置を示す図である。
【符号の説明】
10 刃桿
11 軸孔
12 接合孔
13 長い孔
14 円溝
15 大直径部
16 嵌入溝
17 漏れ止めリング
20 滑移動ユニット
21 ねじ孔
22 漏れ止めリング
23 ボルト
30 連動ユニット
31 ねじ山の頂
40 作動ユニット
41 ねじ山段部
42 円溝
43 穿孔
44 制止ユニット
50 ホルダー
51 ねじ孔
60 珠体
70 連動ユニット
71 ねじ山段部
72 ねじ山段部
80 ガイドリング
81 外螺旋面
82 凹部
83 孔溝
84 鋼針
90 ナット
Claims (7)
- 内部に軸孔を有し、中段に軸方向の長い孔を少なくとも一つ有し、長い孔と軸孔が互いに貫通する刃桿と、
刃桿の軸孔中に装着され、且つ軸孔に沿って滑り移動し、下段がボルトとなる滑移動ユニットと、
刃桿の長い孔を貫通し、且つ一端が滑移動ユニットと連接する少なくとも一つの連動ユニットと、
刃桿の軸孔中に装着され、滑移動ユニットのボルトと結合するねじ孔を有するホルダーと、
連動ユニットにより滑移動ユニットを移動させ、ホルダーを刃桿に対し進退するように移動させる作動ユニットと、
を備えることを特徴とする刃物ホルダーの送り出し構造。 - 連動ユニットは桿体であって一端が滑移動ユニットに固定接合され、他の一端にねじ山の頂を有し、作動ユニットはリングであって同一箇所で回転が可能となるように刃桿の中段に装着され、作動ユニットのリング内周面にねじ山段部を有することによって連動ユニットのねじ山の頂と締め合わさることを特徴とする請求項1に記載の刃物ホルダーの送り出し構造。
- 刃桿の中段外側及び作動ユニットの内面の相対的な所にはそれぞれ円溝を有し、作動ユニットは穿孔と、穿孔に装着され各円溝とほぼ半分程度嵌め合わせられ珠部と、穿孔中に固定される制止ユニットとを備えることを特徴とする請求項2に記載の刃物ホルダーの送り出し構造。
- 刃桿の中段に装着されるガイドリングをさらに備え、ガイドリングは外螺旋面を有し、連動ユニットは桿体であって桿体の一端が滑移動ユニットに固定接合され、他の一端がガイドリングに固定接合され、作動ユニットはリングであって同一箇所で回転が可能となるようにガイドリングの外部に装着され、且つ作動ユニットは内螺旋面を有することによってガイドリングの外螺旋面と締め合わせられることを特徴とする請求項1に記載の刃物ホルダーの送り出し構造。
- 刃桿の中段外側及び作動ユニットの内面との相対的な所にはそれぞれ円溝を有し、作動ユニットは穿孔と、穿孔に装着され各円溝とほぼ半分程度嵌め合わせられる珠部と、穿孔中に固定される制止ユニットとを備えることを特徴とする請求項4に記載の刃物ホルダーの送り出し構造。
- 滑移動ユニットは少なくとも一つのねじ孔を有し、ガイドリングの外周面には少なくとも一つの凹部を有し、凹部上には孔溝を有し、連動ユニットの両端はそれぞれねじ山段部となり、連動ユニットの一端がガイドリングの孔溝及び刃桿の長い孔を貫通し滑移動ユニットのねじ孔中に締められ、連動ユニットの外の一端が凹部中に収納されるナットと結合されることを特徴とする請求項5に記載の刃物ホルダーの送り出し構造。
- 刃桿は大直径部を有し、大直径部の底面に嵌入溝を有し、漏れ止めリングは嵌入溝に装着され、作動ユニットの頂部は漏れ止めリングに突き当たることを特徴とする請求項1に記載の刃物ホルダーの送り出し構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002453U JP3097572U (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | 刃物ホルダーの送り出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002453U JP3097572U (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | 刃物ホルダーの送り出し構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097572U true JP3097572U (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=43251374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002453U Expired - Lifetime JP3097572U (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | 刃物ホルダーの送り出し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097572U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112847842A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-05-28 | 张培亮 | 一种石材加工刀具及包括该刀具的机床 |
-
2003
- 2003-05-01 JP JP2003002453U patent/JP3097572U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112847842A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-05-28 | 张培亮 | 一种石材加工刀具及包括该刀具的机床 |
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