JP3097409U - デジタルインターフェースを有するdvテープ頭出し制御装置 - Google Patents
デジタルインターフェースを有するdvテープ頭出し制御装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】DVテープ再生装置にIEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、DVテープ再生装置のコンテンツの頭出し動作を制御するDVテープ頭出し制御装置において、DVテープ再生装置が頭出し機能をサポートしていない場合であっても、コンテンツの頭出しが行えるようにする。
【解決手段】DVテープ頭出し制御装置20は、DVテープ再生装置10からIEEE1394シリアルデータバス30を介して入力されたデジタル信号のタイムコードの連続性に基づいてコンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置10の頭出し動作を制御するため、DVテープ再生装置10が頭出し機能をサポートしていない場合であっても、コンテンツの頭出しが行える。
【選択図】 図1
【解決手段】DVテープ頭出し制御装置20は、DVテープ再生装置10からIEEE1394シリアルデータバス30を介して入力されたデジタル信号のタイムコードの連続性に基づいてコンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置10の頭出し動作を制御するため、DVテープ再生装置10が頭出し機能をサポートしていない場合であっても、コンテンツの頭出しが行える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、デジタルインターフェースを有する電子機器に関するものであり、特に、IEEE1394シリアルデータバスを介してDVテープ再生装置に接続される電子機器におけるDVテープの頭出し制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、DVテープ再生装置にIEEE1394ケーブルを介して接続され、ユーザによる操作に基づいてDVテープ再生装置にコマンドを出力し、その動作を制御するDVDレコーダ等の電子機器が知られている。このような電子機器においては、DVテープ再生装置の頭出し動作を制御できるようにコマンドが用意されているが、頭出し制御の前提としてDVテープ再生装置が頭出し機能をサポートしていることが必要となる。
【0003】
一方、テープ再生装置にIEEE1394シリアルデータバスを介してテープ再生装置を制御する制御装置を接続した電子機器システムであって、テープ再生装置本体を操作して頭出しする場合と、IEEE1394プロトコルを用いて頭出しする場合の操作の違いをなくし、頭出し機能の使い勝手を向上したシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、再生側のVCR(videocassette recorder)と記録側のVCRをIEEE1394ケーブルで接続した装置であって、再生側のVCRで再生されたデジタル信号を記録側のVCRでダビングする際に、デジタル信号に含まれるサブコード信号からコンテンツの変わり目を検出し、頭出しインデックス信号を生成してAVデータと共に記録する装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−43584号公報
【特許文献2】
特開平11−144375号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載の電子機器においては、VISS(VHS Index Search System)信号を利用して頭出しを行うため、VISSサーチ機能をサポートしていない再生装置については、頭出しをすることができない。また、特許文献2に記載の装置については、再生側機器が頭出し機能をサポートしていなくても、記録側機器はデジタル信号に含まれるサブコード信号を利用して、コンテンツの変わり目を検出することができるが、記録側機器で再生側機器の頭出しを制御するものではない。
【0006】
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、頭出し機能をサポートしていないDVテープ再生装置にIEEE1394シリアルデータバスを介して接続された場合であっても、DVテープ再生装置を制御して、頭出し、頭出し再生又は頭出し録画できるDVテープ頭出し制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、DVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを再生するDVテープ再生装置に、IEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、ユーザによるコンテンツの頭出し録画操作に基づいて前記再生装置にコマンドを出力して、コンテンツの頭出し再生動作を制御し、該頭出し再生動作により頭出しされたコンテンツを記録媒体に録画するDVテープ頭出し制御装置であって、前記再生装置の再生又はFF/REW動作時に該再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、前記取得したタイムコードを記憶するタイムコード記憶手段と、前記記憶されたタイムコードと、前記再生装置から新たに入力されたデジタル信号のタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるかどうか判断することにより、前記コンテンツの変わり目を検出する変わり目検出手段と、ユーザによるコンテンツの頭出し録画操作に基づいて前記再生装置にFF/REWコマンドを出力し、前記DVテープのFF/REW動作を開始させ、前記変わり目検出手段によりコンテンツの変わり目が検出されたときに、該再生装置に停止コマンドを出力してFF/REW動作を停止させる頭出し制御手段と、前記再生装置に再生コマンドを出力して前記頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる頭出し再生制御手段と、前記頭出し再生されたコンテンツを前記記録媒体に記録する頭出し録画手段とを備えたものである。
【0008】
この構成においては、DVテープに記録されたデジタル信号に含まれるタイムコードが、コンテンツの変わり目で連続性を有しないことを利用することにより、コンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の動作を制御してDVテープに記録されたコンテンツの頭出し再生を行い、さらに頭出し再生されたコンテンツを記録媒体に録画する。
【0009】
請求項2の考案は、DVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを再生するDVテープ再生装置に、IEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、ユーザによるコンテンツの頭出し操作に基づいて前記再生装置にコマンドを出力して、コンテンツの頭出し動作を制御するDVテープ頭出し制御装置であって、前記再生装置の再生又はFF/REW動作時に該再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、前記取得したタイムコードを記憶するタイムコード記憶手段と、前記記憶されたタイムコードと、前記再生装置から新たに入力されたデジタル信号のタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるかどうか判断することにより、前記コンテンツの変わり目を検出する変わり目検出手段と、ユーザによるコンテンツの頭出し操作に基づいて前記再生装置にFF/REWコマンドを出力し、前記DVテープのFF/REW動作を開始させ、前記変わり目検出手段によりコンテンツの変わり目が検出されたときに、該再生装置に停止コマンドを出力してFF/REW動作を停止させる頭出し制御手段とを備えたものである。
【0010】
この構成においては、コンテンツの変わり目でタイムコードが連続性を有しないことを利用することにより、コンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の動作を制御してDVテープに記録されたコンテンツの頭出しを行う。
【0011】
請求項3の考案は、請求項2に記載のDVテープ頭出し制御装置において、前記再生装置に再生コマンドを出力して、前記頭出し制御手段により頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる頭出し再生制御手段を、さらに備えたものである。
【0012】
この構成においては、DVテープ再生装置の再生動作を制御して、デジタル信号のタイムコードに基づいて頭出しされたコンテンツの頭出し再生を行う。
【0013】
請求項4の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のDVテープ頭出し制御装置において、コンテンツの頭出し、頭出し再生、又は頭出し録画の際のFF/REW動作によるDVテープのオーバーランを補償するために、DVテープ再生装置に、DVテープを該オーバーランと逆方向に走行させることにより、前記変わり目検出手段により検出されたコンテンツの変わり目までDVテープを走行させるオーバーラン補償手段を、さらに備えたものである。
【0014】
この構成においては、DVテープ再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードに基づいてコンテンツの変わり目を検出してからDVテープ再生装置に停止コマンドを出力するため、DVテープ再生装置がFF/REW動作を停止したときには、検出された変わり目をオーバーランしていることになるが、オーバーランと逆方向にDVテープを走行させることにより、オーバーランを補償することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
本考案の第1の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置について図1乃至図5を参照して説明する。図1はDVテープ頭出し制御装置を含むDVテープ頭出し制御システムを示すブロック図である。DVテープ頭出し制御システム1は、DVテープ再生装置(以下、再生装置という)10と、これにIEEE1394ケーブル30を介して接続されたDVテープ頭出し制御装置(以下、制御装置という)20により構成されている。
【0016】
再生装置10は、DVテープを再生、早送り/巻き戻しする再生部11と、再生装置10の動作を制御する再生装置制御部12と、制御装置20にデジタル信号を送信又は制御装置20から送信されたコマンドを受信する送受信部13とを備えている。再生装置10は、制御装置20からIEEE1394ケーブル30を介して入力されたコマンドに基づいてDVテープの再生、早送り/巻き戻し等の動作を行う。なお、再生装置10は、DVテープの再生、早送り/巻き戻し機能等の一般的な機能を有していればよく、既存の装置を使用することができる。
【0017】
制御装置20は、デジタル信号を受信又は再生装置10にコマンドを送信する送受信部25と、再生装置10の再生又はFF/REW動作時に、再生装置10から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得部(タイムコード取得手段)22と、取得したタイムコードを記憶する記憶部(タイムコード記憶手段)23と、タイムコードに基づきコンテンツの変わり目を検出して再生装置10にコマンドを出力し、再生装置10のDVテープの頭出し又は頭出し再生動作を制御し、制御装置20の頭出し録画動作を制御する頭出し制御装置制御部21(変わり目検出手段、頭出し制御手段、頭出し再生制御手段、頭出し録画手段)と、頭出しされたコンテンツを録画する記録媒体24とを備えている。
【0018】
次に、DVテープに記録されているコンテンツのタイムコードについて図2を参照して説明する。DVテープに記録されたデジタル信号には、コンテンツごとに記録開始時から記録終了時までの連続した時間を示すタイムコードが付けられている。図2はDVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを模式的に示した図である。DVテープには、A点から記録が開始(REC)され、B点で記録を終了(STOP)したコンテンツC1と、B’点から記録が開始され、C点で記録を終了したコンテンツC2と、C’点から記録が開始されたコンテンツC3とが記録されている。コンテンツC1ではA点の”0:00:00”からB点の”0:04:23”まで連続的にタイムコードが増加しており、コンテンツC2ではB’点の”0:00:00”からC点の”0:03:11”まで連続的にタイムコードが増加している。一方、コンテンツC1とコンテンツC2の間(B/B’点)では、タイムコードはB点の”0:04:23”からB’点の”0:00:00”となり、連続性を有しないこととなる。本考案においては、コンテンツ間でのタイムコードの不連続性を利用してコンテンツの変わり目を検出する。なお、図2は後述する第2の実施形態においても参照される。a点及びb点についてはそこで説明する。
【0019】
次に、本実施形態にかかるDVテープ頭出し制御装置20の頭出し制御動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。ユーザにより頭出し操作が行われると、制御装置20は、再生装置10から入力されたデジタル信号についてタイムコードを取得し(#1)、取得したタイムコードを記憶部23に記憶する(#2)。そして、FF/REWコマンドを再生装置10に出力し(#3)、再生装置10は入力されたFF/REWコマンドに基づいてFF/REW動作を開始する(#21)。さらに、制御装置20は、再生装置10のFF/REW動作により入力されてくるデジタル信号についてタイムコードを取得し(#4)、記憶部23に記憶されているタイムコードと#4で新たに取得したタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるか判断する(#5)。タイムコードに連続性があると判断されたときは(#5でYES)、記憶部23に記憶されているタイムコードを#4で新たに取得したタイムコードに更新し(#6)、連続性のないタイムコードが検出されるまで(#5でNO)、#4から#6までの動作が繰り返される。そして、連続性のないタイムコードが検出されると(#5でNO)、停止コマンドを再生装置10に出力し(#7)、再生装置10がFF/REW動作を停止することにより(#22)、DVテープに記録されているコンテンツの頭出しをすることができる。従って、制御装置20はFF/REWコマンド、停止コマンドを用いて再生装置10の頭出し動作を制御できるため、再生装置10が頭出し機能をサポートしていなくてもコンテンツの頭出しをすることができる。
【0020】
DVテープ頭出し制御装置20の頭出し再生制御動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、上述した頭出し制御動作と重複する部分の説明は省略する。制御装置20は、#1から#7によりコンテンツの頭出しが終了すると、再生コマンドを再生装置10に出力して(#8)、頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる(#23)。従って、制御装置20はFF/REWコマンド、停止コマンド、再生コマンドを用いて再生装置10の頭出し再生動作を制御できるため、再生装置10が頭出し再生機能をサポートしていなくてもコンテンツの頭出し再生をすることができる。
【0021】
DVテープ頭出し制御装置20の頭出し録画動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。上述したように制御装置20は、#1から#7により再生装置10のコンテンツの頭出し動作を制御し、#8により頭出し再生動作を制御してコンテンツの頭出し再生を開始させる(#23)。そして、頭出し再生されたコンテンツを記録媒体24に記録することにより(#9)、コンテンツの頭出し録画をすることができる。従って、制御装置20はFF/REWコマンド、停止コマンド、再生コマンドを用いて再生装置10の頭出し再生動作を制御できるため、再生装置10が頭出し再生機能をサポートしていなくてもコンテンツの頭出し録画をすることができる。
【0022】
次に、本考案の第2の実施形態について図2及び図6を参照して説明する。第2の実施形態のDVテープ頭出し制御装置20は、コンテンツの頭出し、頭出し再生、又は頭出し録画の際のFF/REW動作によるDVテープのオーバーランを補償する点で第1の実施形態と異なる。図2において、ユーザがa点で頭出し操作を行いB’点の頭出しを行いたい場合、制御装置20はB/B’点でコンテンツの変わり目を検出してから再生装置10に停止コマンドを出力するため、再生装置10がFF/REW動作を停止したときには、DVテープはB’点をオーバーランしてb点で停止することとなる。本実施形態では、FF/REW動作を停止した後に、b点からB’点までDVテープを走行させてオーバーラン補償を行う(オーバーラン補償手段)ことにより、正確な頭出しを行う。なお、DVテープ頭出し制御システム1の構成は実施形態1と同様である。
【0023】
第2の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置20の頭出し録画動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、第1の実施形態の頭出し録画動作と重複する部分(#1から#7)の説明は省略する。制御装置20は、再生装置10のFF/REW動作を停止させた後(#7、#22)、低速FF/REWコマンドを再生装置10に出力して(#11)、オーバーラン量相当分、テープが戻されるまで(#12)、オーバーランと逆方向にテープを走行させる(#31)。そして、オーバーラン量相当分テープが戻されると(#12でYES)、再生装置10に停止コマンドを出力し(#13)、再生装置10は低速FF/REW動作を停止する(#32)。さらに、制御装置20は、再生コマンドを再生装置10に出力することにより(#14)、再生装置10の再生動作を開始させ(#33)、録画動作を開始することにより(#15)、頭出し録画を行う。
【0024】
なお、本考案は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、複数先にあるコンテンツを頭出しする場合は、コンテンツの変わり目ごとにFF/REW動作を停止する必要はなく、ユーザが頭出し操作した回数を記憶部23に記憶しておいて、コンテンツの変わり目がその回数検出されるまでDVテープを走行するようにしてもよい。また、オーバーラン補償手段は、オーバーラン量に応じてテープの走行速度を変えるようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案によれば、DVテープ再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを利用してコンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の頭出し動作、頭出し再生動作の制御を行うので、DVテープ再生装置が頭出し再生機能をサポートしていない場合であっても、DVテープに記録されているコンテンツの頭出し録画が行える。
【0026】
請求項2の考案によれば、デジタル信号のタイムコードを利用してコンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の頭出し動作の制御を行うので、DVテープ再生装置が頭出し機能をサポートしていない場合であっても、DVテープに記録されているコンテンツの頭出しが行える。
【0027】
請求項3の考案によれば、DVテープ再生装置の再生動作を制御して、デジタル信号のタイムコードに基づいて頭出しされたコンテンツの頭出し再生を行うので、DVテープ再生装置が頭出し再生機能をサポートしていない場合であっても、DVテープに記録されているコンテンツの頭出し再生が行える。
【0028】
請求項4の考案によれば、頭出し、頭出し再生又は頭出し録画の際のオーバーランを補償することにより、コンテンツの変わり目で正確に頭出し、頭出し再生又は頭出し録画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置を示すブロック図。
【図2】DVテープに記録されたコンテンツのタイムコードを説明する図。
【図3】同制御装置の頭出し動作の一例を示すフローチャート。
【図4】同制御装置の頭出し再生動作の一例を示すフローチャート。
【図5】同制御装置の頭出し録画動作の一例を示すフローチャート。
【図6】本考案の第2の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置の頭出し録画動作の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 DVテープ頭出し制御システム
10 DVテープ再生装置
20 DVテープ頭出し制御装置
21 頭出し制御装置制御部(変わり目検出手段、頭出し制御手段、頭出し再生制御手段、頭出し録画手段、オーバーラン補償手段)
22 タイムコード取得部(タイムコード取得手段)
23 記憶部(タイムコード記憶手段)
24 記録媒体
30 IEEE1394ケーブル(IEEE1394シリアルデータバス)
【考案の属する技術分野】
本考案は、デジタルインターフェースを有する電子機器に関するものであり、特に、IEEE1394シリアルデータバスを介してDVテープ再生装置に接続される電子機器におけるDVテープの頭出し制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、DVテープ再生装置にIEEE1394ケーブルを介して接続され、ユーザによる操作に基づいてDVテープ再生装置にコマンドを出力し、その動作を制御するDVDレコーダ等の電子機器が知られている。このような電子機器においては、DVテープ再生装置の頭出し動作を制御できるようにコマンドが用意されているが、頭出し制御の前提としてDVテープ再生装置が頭出し機能をサポートしていることが必要となる。
【0003】
一方、テープ再生装置にIEEE1394シリアルデータバスを介してテープ再生装置を制御する制御装置を接続した電子機器システムであって、テープ再生装置本体を操作して頭出しする場合と、IEEE1394プロトコルを用いて頭出しする場合の操作の違いをなくし、頭出し機能の使い勝手を向上したシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、再生側のVCR(videocassette recorder)と記録側のVCRをIEEE1394ケーブルで接続した装置であって、再生側のVCRで再生されたデジタル信号を記録側のVCRでダビングする際に、デジタル信号に含まれるサブコード信号からコンテンツの変わり目を検出し、頭出しインデックス信号を生成してAVデータと共に記録する装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−43584号公報
【特許文献2】
特開平11−144375号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載の電子機器においては、VISS(VHS Index Search System)信号を利用して頭出しを行うため、VISSサーチ機能をサポートしていない再生装置については、頭出しをすることができない。また、特許文献2に記載の装置については、再生側機器が頭出し機能をサポートしていなくても、記録側機器はデジタル信号に含まれるサブコード信号を利用して、コンテンツの変わり目を検出することができるが、記録側機器で再生側機器の頭出しを制御するものではない。
【0006】
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、頭出し機能をサポートしていないDVテープ再生装置にIEEE1394シリアルデータバスを介して接続された場合であっても、DVテープ再生装置を制御して、頭出し、頭出し再生又は頭出し録画できるDVテープ頭出し制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、DVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを再生するDVテープ再生装置に、IEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、ユーザによるコンテンツの頭出し録画操作に基づいて前記再生装置にコマンドを出力して、コンテンツの頭出し再生動作を制御し、該頭出し再生動作により頭出しされたコンテンツを記録媒体に録画するDVテープ頭出し制御装置であって、前記再生装置の再生又はFF/REW動作時に該再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、前記取得したタイムコードを記憶するタイムコード記憶手段と、前記記憶されたタイムコードと、前記再生装置から新たに入力されたデジタル信号のタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるかどうか判断することにより、前記コンテンツの変わり目を検出する変わり目検出手段と、ユーザによるコンテンツの頭出し録画操作に基づいて前記再生装置にFF/REWコマンドを出力し、前記DVテープのFF/REW動作を開始させ、前記変わり目検出手段によりコンテンツの変わり目が検出されたときに、該再生装置に停止コマンドを出力してFF/REW動作を停止させる頭出し制御手段と、前記再生装置に再生コマンドを出力して前記頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる頭出し再生制御手段と、前記頭出し再生されたコンテンツを前記記録媒体に記録する頭出し録画手段とを備えたものである。
【0008】
この構成においては、DVテープに記録されたデジタル信号に含まれるタイムコードが、コンテンツの変わり目で連続性を有しないことを利用することにより、コンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の動作を制御してDVテープに記録されたコンテンツの頭出し再生を行い、さらに頭出し再生されたコンテンツを記録媒体に録画する。
【0009】
請求項2の考案は、DVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを再生するDVテープ再生装置に、IEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、ユーザによるコンテンツの頭出し操作に基づいて前記再生装置にコマンドを出力して、コンテンツの頭出し動作を制御するDVテープ頭出し制御装置であって、前記再生装置の再生又はFF/REW動作時に該再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、前記取得したタイムコードを記憶するタイムコード記憶手段と、前記記憶されたタイムコードと、前記再生装置から新たに入力されたデジタル信号のタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるかどうか判断することにより、前記コンテンツの変わり目を検出する変わり目検出手段と、ユーザによるコンテンツの頭出し操作に基づいて前記再生装置にFF/REWコマンドを出力し、前記DVテープのFF/REW動作を開始させ、前記変わり目検出手段によりコンテンツの変わり目が検出されたときに、該再生装置に停止コマンドを出力してFF/REW動作を停止させる頭出し制御手段とを備えたものである。
【0010】
この構成においては、コンテンツの変わり目でタイムコードが連続性を有しないことを利用することにより、コンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の動作を制御してDVテープに記録されたコンテンツの頭出しを行う。
【0011】
請求項3の考案は、請求項2に記載のDVテープ頭出し制御装置において、前記再生装置に再生コマンドを出力して、前記頭出し制御手段により頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる頭出し再生制御手段を、さらに備えたものである。
【0012】
この構成においては、DVテープ再生装置の再生動作を制御して、デジタル信号のタイムコードに基づいて頭出しされたコンテンツの頭出し再生を行う。
【0013】
請求項4の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のDVテープ頭出し制御装置において、コンテンツの頭出し、頭出し再生、又は頭出し録画の際のFF/REW動作によるDVテープのオーバーランを補償するために、DVテープ再生装置に、DVテープを該オーバーランと逆方向に走行させることにより、前記変わり目検出手段により検出されたコンテンツの変わり目までDVテープを走行させるオーバーラン補償手段を、さらに備えたものである。
【0014】
この構成においては、DVテープ再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードに基づいてコンテンツの変わり目を検出してからDVテープ再生装置に停止コマンドを出力するため、DVテープ再生装置がFF/REW動作を停止したときには、検出された変わり目をオーバーランしていることになるが、オーバーランと逆方向にDVテープを走行させることにより、オーバーランを補償することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
本考案の第1の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置について図1乃至図5を参照して説明する。図1はDVテープ頭出し制御装置を含むDVテープ頭出し制御システムを示すブロック図である。DVテープ頭出し制御システム1は、DVテープ再生装置(以下、再生装置という)10と、これにIEEE1394ケーブル30を介して接続されたDVテープ頭出し制御装置(以下、制御装置という)20により構成されている。
【0016】
再生装置10は、DVテープを再生、早送り/巻き戻しする再生部11と、再生装置10の動作を制御する再生装置制御部12と、制御装置20にデジタル信号を送信又は制御装置20から送信されたコマンドを受信する送受信部13とを備えている。再生装置10は、制御装置20からIEEE1394ケーブル30を介して入力されたコマンドに基づいてDVテープの再生、早送り/巻き戻し等の動作を行う。なお、再生装置10は、DVテープの再生、早送り/巻き戻し機能等の一般的な機能を有していればよく、既存の装置を使用することができる。
【0017】
制御装置20は、デジタル信号を受信又は再生装置10にコマンドを送信する送受信部25と、再生装置10の再生又はFF/REW動作時に、再生装置10から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得部(タイムコード取得手段)22と、取得したタイムコードを記憶する記憶部(タイムコード記憶手段)23と、タイムコードに基づきコンテンツの変わり目を検出して再生装置10にコマンドを出力し、再生装置10のDVテープの頭出し又は頭出し再生動作を制御し、制御装置20の頭出し録画動作を制御する頭出し制御装置制御部21(変わり目検出手段、頭出し制御手段、頭出し再生制御手段、頭出し録画手段)と、頭出しされたコンテンツを録画する記録媒体24とを備えている。
【0018】
次に、DVテープに記録されているコンテンツのタイムコードについて図2を参照して説明する。DVテープに記録されたデジタル信号には、コンテンツごとに記録開始時から記録終了時までの連続した時間を示すタイムコードが付けられている。図2はDVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを模式的に示した図である。DVテープには、A点から記録が開始(REC)され、B点で記録を終了(STOP)したコンテンツC1と、B’点から記録が開始され、C点で記録を終了したコンテンツC2と、C’点から記録が開始されたコンテンツC3とが記録されている。コンテンツC1ではA点の”0:00:00”からB点の”0:04:23”まで連続的にタイムコードが増加しており、コンテンツC2ではB’点の”0:00:00”からC点の”0:03:11”まで連続的にタイムコードが増加している。一方、コンテンツC1とコンテンツC2の間(B/B’点)では、タイムコードはB点の”0:04:23”からB’点の”0:00:00”となり、連続性を有しないこととなる。本考案においては、コンテンツ間でのタイムコードの不連続性を利用してコンテンツの変わり目を検出する。なお、図2は後述する第2の実施形態においても参照される。a点及びb点についてはそこで説明する。
【0019】
次に、本実施形態にかかるDVテープ頭出し制御装置20の頭出し制御動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。ユーザにより頭出し操作が行われると、制御装置20は、再生装置10から入力されたデジタル信号についてタイムコードを取得し(#1)、取得したタイムコードを記憶部23に記憶する(#2)。そして、FF/REWコマンドを再生装置10に出力し(#3)、再生装置10は入力されたFF/REWコマンドに基づいてFF/REW動作を開始する(#21)。さらに、制御装置20は、再生装置10のFF/REW動作により入力されてくるデジタル信号についてタイムコードを取得し(#4)、記憶部23に記憶されているタイムコードと#4で新たに取得したタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるか判断する(#5)。タイムコードに連続性があると判断されたときは(#5でYES)、記憶部23に記憶されているタイムコードを#4で新たに取得したタイムコードに更新し(#6)、連続性のないタイムコードが検出されるまで(#5でNO)、#4から#6までの動作が繰り返される。そして、連続性のないタイムコードが検出されると(#5でNO)、停止コマンドを再生装置10に出力し(#7)、再生装置10がFF/REW動作を停止することにより(#22)、DVテープに記録されているコンテンツの頭出しをすることができる。従って、制御装置20はFF/REWコマンド、停止コマンドを用いて再生装置10の頭出し動作を制御できるため、再生装置10が頭出し機能をサポートしていなくてもコンテンツの頭出しをすることができる。
【0020】
DVテープ頭出し制御装置20の頭出し再生制御動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、上述した頭出し制御動作と重複する部分の説明は省略する。制御装置20は、#1から#7によりコンテンツの頭出しが終了すると、再生コマンドを再生装置10に出力して(#8)、頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる(#23)。従って、制御装置20はFF/REWコマンド、停止コマンド、再生コマンドを用いて再生装置10の頭出し再生動作を制御できるため、再生装置10が頭出し再生機能をサポートしていなくてもコンテンツの頭出し再生をすることができる。
【0021】
DVテープ頭出し制御装置20の頭出し録画動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。上述したように制御装置20は、#1から#7により再生装置10のコンテンツの頭出し動作を制御し、#8により頭出し再生動作を制御してコンテンツの頭出し再生を開始させる(#23)。そして、頭出し再生されたコンテンツを記録媒体24に記録することにより(#9)、コンテンツの頭出し録画をすることができる。従って、制御装置20はFF/REWコマンド、停止コマンド、再生コマンドを用いて再生装置10の頭出し再生動作を制御できるため、再生装置10が頭出し再生機能をサポートしていなくてもコンテンツの頭出し録画をすることができる。
【0022】
次に、本考案の第2の実施形態について図2及び図6を参照して説明する。第2の実施形態のDVテープ頭出し制御装置20は、コンテンツの頭出し、頭出し再生、又は頭出し録画の際のFF/REW動作によるDVテープのオーバーランを補償する点で第1の実施形態と異なる。図2において、ユーザがa点で頭出し操作を行いB’点の頭出しを行いたい場合、制御装置20はB/B’点でコンテンツの変わり目を検出してから再生装置10に停止コマンドを出力するため、再生装置10がFF/REW動作を停止したときには、DVテープはB’点をオーバーランしてb点で停止することとなる。本実施形態では、FF/REW動作を停止した後に、b点からB’点までDVテープを走行させてオーバーラン補償を行う(オーバーラン補償手段)ことにより、正確な頭出しを行う。なお、DVテープ頭出し制御システム1の構成は実施形態1と同様である。
【0023】
第2の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置20の頭出し録画動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、第1の実施形態の頭出し録画動作と重複する部分(#1から#7)の説明は省略する。制御装置20は、再生装置10のFF/REW動作を停止させた後(#7、#22)、低速FF/REWコマンドを再生装置10に出力して(#11)、オーバーラン量相当分、テープが戻されるまで(#12)、オーバーランと逆方向にテープを走行させる(#31)。そして、オーバーラン量相当分テープが戻されると(#12でYES)、再生装置10に停止コマンドを出力し(#13)、再生装置10は低速FF/REW動作を停止する(#32)。さらに、制御装置20は、再生コマンドを再生装置10に出力することにより(#14)、再生装置10の再生動作を開始させ(#33)、録画動作を開始することにより(#15)、頭出し録画を行う。
【0024】
なお、本考案は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、複数先にあるコンテンツを頭出しする場合は、コンテンツの変わり目ごとにFF/REW動作を停止する必要はなく、ユーザが頭出し操作した回数を記憶部23に記憶しておいて、コンテンツの変わり目がその回数検出されるまでDVテープを走行するようにしてもよい。また、オーバーラン補償手段は、オーバーラン量に応じてテープの走行速度を変えるようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案によれば、DVテープ再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを利用してコンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の頭出し動作、頭出し再生動作の制御を行うので、DVテープ再生装置が頭出し再生機能をサポートしていない場合であっても、DVテープに記録されているコンテンツの頭出し録画が行える。
【0026】
請求項2の考案によれば、デジタル信号のタイムコードを利用してコンテンツの変わり目を検出し、DVテープ再生装置の頭出し動作の制御を行うので、DVテープ再生装置が頭出し機能をサポートしていない場合であっても、DVテープに記録されているコンテンツの頭出しが行える。
【0027】
請求項3の考案によれば、DVテープ再生装置の再生動作を制御して、デジタル信号のタイムコードに基づいて頭出しされたコンテンツの頭出し再生を行うので、DVテープ再生装置が頭出し再生機能をサポートしていない場合であっても、DVテープに記録されているコンテンツの頭出し再生が行える。
【0028】
請求項4の考案によれば、頭出し、頭出し再生又は頭出し録画の際のオーバーランを補償することにより、コンテンツの変わり目で正確に頭出し、頭出し再生又は頭出し録画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置を示すブロック図。
【図2】DVテープに記録されたコンテンツのタイムコードを説明する図。
【図3】同制御装置の頭出し動作の一例を示すフローチャート。
【図4】同制御装置の頭出し再生動作の一例を示すフローチャート。
【図5】同制御装置の頭出し録画動作の一例を示すフローチャート。
【図6】本考案の第2の実施形態によるDVテープ頭出し制御装置の頭出し録画動作の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 DVテープ頭出し制御システム
10 DVテープ再生装置
20 DVテープ頭出し制御装置
21 頭出し制御装置制御部(変わり目検出手段、頭出し制御手段、頭出し再生制御手段、頭出し録画手段、オーバーラン補償手段)
22 タイムコード取得部(タイムコード取得手段)
23 記憶部(タイムコード記憶手段)
24 記録媒体
30 IEEE1394ケーブル(IEEE1394シリアルデータバス)
Claims (4)
- DVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを再生するDVテープ再生装置に、IEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、ユーザによるコンテンツの頭出し録画操作に基づいて前記再生装置にコマンドを出力して、コンテンツの頭出し再生動作を制御し、該頭出し再生動作により頭出しされたコンテンツを記録媒体に録画するDVテープ頭出し制御装置であって、
前記再生装置の再生又は早送り/巻き戻し(FF/REW)動作時に該再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、
前記取得したタイムコードを記憶するタイムコード記憶手段と、
前記記憶されたタイムコードと、前記再生装置から新たに入力されたデジタル信号のタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるかどうか判断することにより、前記コンテンツの変わり目を検出する変わり目検出手段と、
ユーザによるコンテンツの頭出し録画操作に基づいて前記再生装置にFF/REWコマンドを出力し、前記DVテープのFF/REW動作を開始させ、前記変わり目検出手段によりコンテンツの変わり目が検出されたときに、該再生装置に停止コマンドを出力してFF/REW動作を停止させる頭出し制御手段と、
前記再生装置に再生コマンドを出力して前記頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる頭出し再生制御手段と、
前記頭出し再生されたコンテンツを前記記録媒体に記録する頭出し録画手段とを備えたことを特徴とするDVテープ頭出し制御装置。 - DVテープに記録されているデジタル信号のコンテンツを再生するDVテープ再生装置に、IEEE1394シリアルデータバスを介して接続され、ユーザによるコンテンツの頭出し操作に基づいて前記再生装置にコマンドを出力して、コンテンツの頭出し動作を制御するDVテープ頭出し制御装置であって、
前記再生装置の再生又はFF/REW動作時に該再生装置から入力されたデジタル信号のタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、
前記取得したタイムコードを記憶するタイムコード記憶手段と、
前記記憶されたタイムコードと、前記再生装置から新たに入力されたデジタル信号のタイムコードを比較して、これらのタイムコードに連続性があるかどうか判断することにより、前記コンテンツの変わり目を検出する変わり目検出手段と、
ユーザによるコンテンツの頭出し操作に基づいて前記再生装置にFF/REWコマンドを出力し、前記DVテープのFF/REW動作を開始させ、前記変わり目検出手段によりコンテンツの変わり目が検出されたときに、該再生装置に停止コマンドを出力してFF/REW動作を停止させる頭出し制御手段とを備えたことを特徴とするDVテープ頭出し制御装置。 - 前記再生装置に再生コマンドを出力して、前記頭出し制御手段により頭出しされたコンテンツの再生動作を開始させる頭出し再生制御手段を、さらに備えたこと特徴とする請求項2に記載のDVテープ頭出し制御装置。
- コンテンツの頭出し、頭出し再生、又は頭出し録画の際のFF/REW動作によるDVテープのオーバーランを補償するために、DVテープ再生装置に、DVテープを該オーバーランと逆方向に走行させることにより、前記変わり目検出手段により検出されたコンテンツの変わり目までDVテープを走行させるオーバーラン補償手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のDVテープ頭出し制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002304U JP3097409U (ja) | 2003-04-24 | 2003-04-24 | デジタルインターフェースを有するdvテープ頭出し制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003002304U JP3097409U (ja) | 2003-04-24 | 2003-04-24 | デジタルインターフェースを有するdvテープ頭出し制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3097409U true JP3097409U (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=43251220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002304U Expired - Lifetime JP3097409U (ja) | 2003-04-24 | 2003-04-24 | デジタルインターフェースを有するdvテープ頭出し制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097409U (ja) |
-
2003
- 2003-04-24 JP JP2003002304U patent/JP3097409U/ja not_active Expired - Lifetime
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