JP3096500B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP3096500B2
JP3096500B2 JP03241935A JP24193591A JP3096500B2 JP 3096500 B2 JP3096500 B2 JP 3096500B2 JP 03241935 A JP03241935 A JP 03241935A JP 24193591 A JP24193591 A JP 24193591A JP 3096500 B2 JP3096500 B2 JP 3096500B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を光学的に読み取
り保存する電子ファイリング装置に用いられるイメージ
スキャナや、デジタル複写機の画像読み取り部等の画像
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ファイリング装置に備えられるイメ
ージスキャナやデジタル複写機における画像読み取り部
等の画像入力装置は、原稿に光を照射し、その反射光を
各種の光電変換装置によりアナログ信号に変換し、一定
のスライスレベルを有するコンパレータによって、例え
ば白色を0、黒色を1として、1と0からなる2値のデ
ジタル信号にしたモノクロ2値データを読み取るモノク
ロスキャナであった(例えば特公昭53−13822号公報参
照)。近年では、R(赤),G(緑),B(青)を多階
調、または各々2階調で読み取ることのできるカラース
キャナが開発され実用化されている(日経BP社発行、
「日経バイト」1989年6月15日号第108頁乃至第112頁参
照)。カラースキャナでは、白黒及び白黒以外の特定1
色が使われている原稿を表すにも、R,G,B全てのデ
ータが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、一般にオフィス
で扱う書類は、白黒あるいは白黒に赤や青等の白黒以外
の1色という2色カラーの場合が殆どである。
【0004】しかしながら、従来のモノクロスキャナで
は画像データは白黒の2値で表されているので、2色カ
ラーの原稿には対応ができない。また、カラースキャナ
では、原稿が白黒や2色カラーのものであっても、画像
データはR,G,B全てのデータが必要であり、情報量
が膨大で文書の処理時間及び処理コストがかさんで実用
に適していなかった。
【0005】オフィスで扱う2色カラーの原稿では、原
稿の白黒以外のもう1色については厳密な色再現性は余
り重要でなく、白黒以外にもう1色認識できることが大
切である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿をR,
G,Bのデジタル多値データとして光学的に読み取る画
像入力装置であって、各画素毎に読み取ったR,G,B
のデータ値の比を判断する色比率解析手段と、デジタル
多値データを入力して2値化するモノクロ用2値化手段
と、デジタル多値データを入力して2値化するカラー用
2値化手段と、前記色比率解析手段で判断されたR,
G,Bの比に応じて前記モノクロ用2値化手段及びカラ
ー用2値化手段にデジタル多値データを出力する2値化
データ制御手段とを備え、これらモノクロ用2値化手段
とカラー用2値化手段から出力される2値データを合わ
せたものを2色カラーのデータとして出力するものであ
る。
【0007】
【作用】読み取ったR,G,Bのデジタル多値データの
比が色比率解析手段でほぼ1:1:1のモノクロ比率で
あると判断された場合、2値化データ制御手段は、モノ
クロ用2値化手段には読み取ったR,G,Bのデータ値
に基づくデジタル多値データを、カラー用2値化手段に
は白を示すデジタル多値データを出力し、読み取ったデ
ジタル多値データの比が色比率解析手段でモノクロ比率
以外の比であると判断された場合、2値化データ制御手
段は、モノクロ用2値化手段には白を示すデジタル多値
データを、カラー用2値化手段に読み取ったR,G,B
のデータ値に基づくデジタル多値データを出力して、こ
れらモノクロ用2値化手段とカラー用2値化手段から出
力される2値データを合わせたものが2色カラーのデー
タとして出力される。
【0008】あるいは、読み取ったデジタル多値データ
の比が、色比率解析手段でモノクロ比率以外の比で且つ
モノクロ比率とは異なる所定の比率であると判断された
場合、2値化データ制御手段は、モノクロ用2値化手段
には白を示すデジタル多値データを、カラー用2値化手
段に読み取ったR,G,Bのデータ値に基づくデジタル
多値データを出力し、読み取ったデジタル多値データの
比がモノクロ比率でも所定の比率でもないと色比率解析
手段で判断された場合、2値化データ制御手段は、モノ
クロ用2値化手段には読み取ったR,G,Bのデータ値
に基づくデジタル多値データを、カラー用2値化手段に
は白を示すデジタル多値データを出力して、これらモノ
クロ用2値化手段とカラー用2値化手段から出力される
2値データを合わせたものが2色カラーのデータとして
出力される。
【0009】また、読み取ったデジタル多値データの比
がモノクロ比率でも所定の比率でもないと色比率解析手
段で判断された場合、2値化データ制御手段は、モノク
ロ用2値化手段及び前記カラー用2値化手段には白を示
すデジタル多値データを出力しても良い。
【0010】
【実施例】図1は本発明装置の一実施例の概略構成図で
ある。
【0011】1は、原稿に光を照射しその反射光から原
稿像を各画素毎にR,G,Bのデジタル多値データとし
て読み取る読取回路である。読取回路1と原稿は、原稿
の画像読み取り時には相対的に移動するが、そのときは
読取回路1を移動させても原稿を移動させてもよい。
【0012】2は、読取回路1で読み取られ出力される
R,G,Bのデジタル多値データを入力して、入力され
たR,G,Bのデジタル多値データの比を判断する色比
率解析回路(特許請求の範囲では色比率解析手段)、3
は、該色比率解析回路2での判断結果に応じて、2値化
するデジタル多値データを出力する2値化データ制御回
(特許請求の範囲では2値化データ制御手段)であ
る。
【0013】4は該2値化データ制御回路3から出力さ
れるデジタル多値データを2値化するモノクロ用2値化
回路(特許請求の範囲ではモノクロ用2値化手段)、5
は同様に前記2値化データ制御回路3から出力されるデ
ジタル多値データを2値化するカラー用2値化回路(特
許請求の範囲ではカラー用2値化手段)である。
【0014】本発明の画像入力装置は、読み取った画像
データの出力として、2色カラーのデータ(モノクロと
カラー1色)の情報を出力する。この画像入力装置の出
力は、モノクロ用2値化回路からの2値データが下位ビ
ットに、カラー用2値化回路5からの2値データが上位
ビットに割り当てられ、このように2つの2値データを
合わせた2ビットのものが、画像入力装置から出力され
る。
【0015】読取回路1におけるR,G,Bの読み取り
のための色分解には種々の方式があり、例えば、ライン
単位でR,G,Bのフィルタを切り換えたり、あるいは
ライン単位で原稿に照射する光の色(光源の色)を切り
換えて、各ライン毎に順にR,G,Bのデジタル多値デ
ータをライン単位で出力する方式や、画像を読み取るた
めのCCD素子の各画素毎にR,G,Bのフィルタを形
成して各画素毎に順にR,G,Bのデジタル多値データ
を画素単位で出力する方式がある。
【0016】図2はライン単位でデータが出力される場
合に、同位相でR,G,Bのデジタル多値データを出力
するための同期回路の概略構成図で、送られてくるR,
G,Bのデジタル多値データを、4つのラインバッファ
にサイクリックに記憶させ、4つのラインバッファのう
ち3つのラインバッファに同一ラインのR,G,Bのデ
ータが揃ったら、その同一ラインの3つのデジタル多値
データを同時に出力してR,G,Bデータの同期を取る
ものである。
【0017】また、図3は画素単位でデータがR,G,
Bの順で出力される場合に、同位相でR,G,Bのデジ
タル多値データを出力するための同期回路の概略構成図
で、順に送られてくるR,G,Bを2つのラッチ回路で
順にラッチしていき、Bのデータが出力されるときには
一つのラッチ回路にはRのデータが、もう一つのラッチ
回路にはGのデータがラッチされているので、Bのデー
タが出力されるタイミングで夫々のラッチ回路からもラ
ッチデータを出力することで、R,G,B3つのデジタ
ル多値データが同時に出力されるものである。
【0018】本実施例の読取回路1には、一つの画素に
対して同時にR,G,Bのデジタル多値データを出力す
るものであれば、いずれの色分解方式が適用されてもよ
い。
【0019】本実施例では、デジタル多値データは8ビ
ットで表され、0が最も暗く255に近くなるほど明るく
なるものとする。
【0020】読取回路1から出力されたR,G,Bのデ
ジタル多値データは、色比率解析回路2及び2値化デー
タ制御回路3に供給され、色比率解析回路2でデータ値
の比率が求められる。そして、求められた色比率は2値
化データ制御回路3に入力される。
【0021】色比率解析回路2で求められた色比率がほ
ぼ1:1:1のモノクロ比率であるとき、2値化データ
制御回路3は、モノクロ用2値化回路4には、読取回路
1からのR,G,Bのデジタル多値データに基づいたデ
ジタル多値データ(読み取ったそのままのデータ値、あ
るいは読み取った3つのR,G,Bのデジタル多値デー
タの平均値、あるいは読み取った3つのR,G,Bのデ
ジタル多値データの内最小のもの、本実施例では平均値
を出力するものとする)を出力し、カラー用2値化回路
5には白を示すデジタル多値データ(255)を出力す
る。
【0022】また、色比率解析回路2で求められた色比
率がモノクロ比率以外の比率であるとき、2値化データ
制御回路3は、モノクロ用2値化回路4には、白を示す
デジタル多値データ(255)を出力し、 カラー用2値化
回路5には、読取回路1からのR,G,Bのデジタル多
値データに基づいたデジタル多値データ(本実施例では
R,G,Bのデジタル多値データの平均値)を出力す
る。
【0023】デジタル多値データが入力されたモノクロ
用2値化回路4及びカラー用2値化回路5では予め設定
されている閾値との比較により入力データの2値化を行
い、その結果の2値データ(0か1)を出力する。モノ
クロ用2値化回路4の動作としては、2値化の周知の技
術を用いており、2値化データ制御回路3から出力され
る多値データ(R,G,Bデジタル多値データの平均値
あるいは白デジタル多値データ(255))と図示しな
い予め設定されているモノクロ閾値データ(例えば12
8)とを比較し、モノクロ閾値データ以下の値が2値化
データ制御回路3から出力されている場合は黒であると
判断し黒を示すデータを出力し、モノクロ閾値データを
超える値が2値化データ制御回路3から出力されている
場合は白であると判断し白を示すデータを出力する。
た、カラー用2値化回路5の動作としては、2値化の周
知の技術を用いており、2値化データ制御回路3から出
力される多値データ(R,G,Bデジタル多値データの
平均値あるいは白デジタル多値データ(255))と図
示しない予め設定されているカラー閾値データ(例えば
128)とを比較し、カラー閾値データ以下の値が2値
化データ制御回路3から出力されている場合は有彩色で
あると判断し有彩色を示すデータを出力し、カラー閾値
データを超える値が2値化データ制御回路3から出力さ
れている場合は有彩色ではないと判断し有彩色ではない
ことを示すデータを出力する。
【0024】而して、モノクロ用2値化回路4及びカラ
ー用2値化回路5の夫々から出力される1ビットのデー
タを合わせた2ビットが画像入力装置からの読み取り結
果として、2ビットで白黒(0(00),1(01))及び
有彩色(カラー、2(10))が表現されて出力される。
【0025】以上の実施例では、読み取り原稿の白黒
(モノクロ)以外のカラーで表現されている画素は、全
て一つ(1種類)の有彩色として読み取られるものであ
るが、原稿における特定の色で表される画素だけを白黒
以外の1色として扱うことも容易に可能である。以下に
その実施例について説明する。
【0026】この場合、上述の実施例と異なる点は、2
値化データ制御回路3における動作だけである。
【0027】色比率解析回路2で求められた色比率がモ
ノクロ比率であるときは上述と同様に、2値化データ制
御回路3は、モノクロ用2値化回路4には読み取った3
つのR,G,Bのデジタル多値データの平均値を、カラ
ー用2値化回路5には白を示すデジタル多値データ(25
5)を出力する。
【0028】色比率解析回路2で求められた色比率がモ
ノクロ比率でない特定の色(例えば赤、その他青や黄
色、マゼンタ等予め設定される)の比率であるとき、2
値化データ制御回路3は、モノクロ用2値化回路4には
白を示すデジタル多値データ(255)を、 カラー用2値
化回路5には、読取回路1からのR,G,Bのデジタル
多値データに基づいたデジタル多値データ(R,G,B
のデジタル多値データの平均値)を出力する。
【0029】そして、色比率解析回路2で求められた色
比率がモノクロ比率でも特定の色の比率でもない場合、
2値化データ制御回路3は、モノクロ用2値化回路4に
は読み取った3つのR,G,Bのデジタル多値データの
平均値を、カラー用2値化回路5には白を示すデジタル
多値データ(255)を出力する。これにより、特定の色
以外の色の画素はモノクロの画素として扱われて読み取
られる。
【0030】また、このとき、2値化データ制御回路3
は、モノクロ用2値化回路4及びカラー用2値化回路5
共に白を示すデジタル多値データ(255)を出力すれ
ば、特定の色以外の色の画素を消去することも可能であ
る。例えば、同一原稿上に、黒い文字と赤い捺印と青字
の注意書きがしてあるとき、特定の色を赤に設定すれ
ば、画像入力装置で読み取った出力データで表される画
像は、青い文字の注意書きが消去された黒い文字と赤い
捺印だけの画像となる。
【0031】尚、画像入力装置からの出力である2ビッ
トの読み取り結果のうち、いずれか一方の1ビットのみ
を使用することで、従来からのモノクロスキャナとの互
換を図ることも容易に可能である。また、2値化データ
制御回路3は、色比率解析回路2で判断された色の比率
に対応して出力が決定されるルックアップテーブルを主
要素とする構成でも構わない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、白黒以外の色の画素については白黒以外の1色とし
て表されるので、オフィス等で使用されている書類の大
部分を占める白黒及び他1色で表される2色カラーの原
稿を、画像データのデータ量を大幅に増加させることな
く読み取ることができる。そして読み取りコストの低減
が可能となる。
【0033】また、特定の色以外の色の画素について
は、必要に応じて消去も可能であり、高機能な画像入力
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明一実施例に係るライン単位でデータが出
力される際の同期回路の概略構成図。
【図3】本発明一実施例に係る画素単位でデータが出力
される際の同期回路の概略構成図。
【符号の説明】
1 読取回路 2 色比率解析回路 3 2値化データ制御回路 4 モノクロ用2値化回路 5 カラー用2値化回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をR(赤),G(緑),B(青)の
    デジタル多値データとして光学的に読み取る画像入力装
    置において、 各画素毎に読み取ったR,G,Bのデータ値の比を判断
    する色比率解析手段と、デジタル多値データを入力して
    2値化するモノクロ用2値化手段と、デジタル多値デー
    タを入力して2値化するカラー用2値化手段と、前記色
    比率解析手段で判断されたR,G,Bの比に応じて前記
    モノクロ用2値化手段及びカラー用2値化手段にデジタ
    ル多値データを出力する2値化データ制御手段とを備
    え、前記色比率解析手段での判断されたデータ値の比が
    ほぼ1:1:1のモノクロ比率である場合、前記2値化
    データ制御手段は、前記モノクロ用2値化手段には読み
    取ったR,G,Bのデータ値に基づくデジタル多値デー
    タを、前記カラー用2値化手段には白を示すデジタル多
    値データを出力し、前記色比率解析手段で判断されたデ
    ータ値の比が前記モノクロ比率以外の比率の場合、前記
    2値化データ制御手段は、前記モノクロ用2値化手段に
    は白を示すデジタル多値データを、前記カラー用2値化
    手段に読み取ったR,G,Bのデータ値に基づくデジタ
    ル多値データを出力し、2色カラーのデータとして、こ
    れらモノクロ用2値化手段とカラー用2値化手段から出
    力される2値データを合わせたものを出力することを特
    徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 原稿をR(赤),G(緑),B(青)の
    デジタル多値データとして光学的に読み取る画像入力装
    置において、 各画素毎に読み取ったR,G,Bのデータ値の比を判断
    する色比率解析手段と、デジタル多値データを入力して
    2値化するモノクロ用2値化手段と、デジタル多値デー
    タを入力して2値化するカラー用2値化手段と、前記色
    比率解析手段で判断されたR,G,Bの比に応じて前記
    モノクロ用2値化手段及びカラー用2値化手段にデジタ
    ル多値データを出力する2値化データ制御手段とを備
    え、前記色比率解析手段での判断されたデータ値の比が
    ほぼ1:1:1のモノクロ比率である場合、前記2値化
    データ制御手段は、前記モノクロ用2値化手段には読み
    取ったR,G,Bのデータ値に基づくデジタル多値デー
    タを、前記カラー用2値化手段には白を示すデジタル多
    値データを出力し、前記色比率解析手段で判断されたデ
    ータ値の比が前記モノクロ比率とは異なる所定の比率で
    ある場合、前記2値化データ制御手段は、前記モノクロ
    用2値化手段には白を示すデジタル多値データを、前記
    カラー用2値化手段に読み取ったR,G,Bのデータ値
    に基づくデジタル多値データを出力し、前記色比率解析
    手段での判断されたデータ値の比がモノクロ比率及び前
    記所定の比率以外の比率である場合、前記2値化データ
    制御手段は、前記モノクロ用2値化手段には読み取った
    R,G,Bのデータ値に基づくデジタル多値データを、
    前記カラー用2値化手段には白を示すデジタル多値デー
    タを出力し、2色カラーのデータとして、これらモノク
    ロ用2値化手段とカラー用2値化手段から出力される2
    値データを合わせたものを出力することを特徴とする画
    像入力装置。
  3. 【請求項3】 原稿をR(赤),G(緑),B(青)の
    デジタル多値データとして光学的に読み取る画像入力装
    置において、 各画素毎に読み取ったR,G,Bのデータ値の比を判断
    する色比率解析手段と、デジタル多値データを入力して
    2値化するモノクロ用2値化手段と、デジタル多値デー
    タを入力して2値化するカラー用2値化手段と、前記色
    比率解析手段で判断されたR,G,Bの比に応じて前記
    モノクロ用2値化手段及びカラー用2値化手段にデジタ
    ル多値データを出力する2値化データ制御手段とを備
    え、前記色比率解析手段での判断されたデータ値の比が
    ほぼ1:1:1のモノクロ比率である場合、前記2値化
    データ制御手段は、前記モノクロ用2値化手段には読み
    取ったR,G,Bのデータ値に基づくデジタル多値デー
    タを、前記カラー用2値化手段には白を示すデジタル多
    値データを出力し、前記色比率解析手段で判断されたデ
    ータ値の比が前記モノクロ比率とは異なる所定の比率で
    ある場合、前記2値化データ制御手段は、前記モノクロ
    用2値化手段には白を示すデジタル多値データを、前記
    カラー用2値化手段に読み取ったR,G,Bのデータ値
    に基づくデジタル多値データを出力し、前記色比率解析
    手段での判断されたデータ値の比がモノクロ比率及び前
    記所定の比率以外の比率である場合、前記2値化データ
    制御手段は、前記モノクロ用2値化手段及び前記カラー
    用2値化手段には白を示すデジタル多値データを出力
    し、2色カラーのデータとして、これらモノクロ用2値
    化手段とカラー用2値化手段から出力される2値データ
    を合わせたものを出力することを特徴とする画像入力装
    置。
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