JP3096111U - 浴槽用手摺り構造 - Google Patents

浴槽用手摺り構造

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JP3096111U JP2003000930U JP2003000930U JP3096111U JP 3096111 U JP3096111 U JP 3096111U JP 2003000930 U JP2003000930 U JP 2003000930U JP 2003000930 U JP2003000930 U JP 2003000930U JP 3096111 U JP3096111 U JP 3096111U
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榮子 永戸
一三 小嶋
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榮子 永戸
一三 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手摺り棒を浴槽内の任意の位置に着脱自在に取
り付けることができ、しかも容易に外れることがなく安
全な浴槽用手摺り構造を提供する。 【解決手段】取付け孔2,3を有し、浴槽7の互いに対
向する内面の対向位置に固定される1対の取付けプレー
ト1と、両端が各取付けプレート1の取付け孔2,3に
嵌合されて着脱自在に取り付けられる伸縮自在な手摺り
棒4とを備えてなる。取付け孔2,3を取付けプレート
1の上部及び下部に少なくとも1つずつ設け、上段及び
下段の2本の手摺り棒4を取り付けることにより浴槽内
でストレッチ運動をすることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は浴槽用手摺り構造に関し、さらに詳細には、高齢者が浴槽に安全に 出入りするための補助具として、さらには浴槽内でストレッチ運動をする際の補 助具として機能する浴槽用手摺りの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
足腰の弱った高齢者にとって、入浴は安全な行為であるとは言えない。特に、 浴槽に入る際あるいは浴槽から出る際は、片足動作となるため身体が不安定とな り、転倒する危険がある。従来、このような入浴時における事故を防止するため に、浴槽に手摺りを付けるということがなされている。
【0003】 しかしながら、従来の手摺りは浴槽の外部に取り付けられており、このため浴 槽内で滑ったときに即座につかまることができず、溺れてしまうおそれもある。 そこで、この考案の考案者は、市販の伸縮棒を手摺り棒として利用し、これを浴 槽内部に着脱自在に取り付けることを考えた。取り外し自在な伸縮棒を用いるこ ととしたのは、完全固定とすると清掃の邪魔になり、また不要のときに取り外そ うとすると浴槽を傷めるからである。
【0004】 この市販の伸縮棒は浴槽内の任意の位置に取り付けることができるという利点 がある。しかし、伸縮棒の浴槽に対する固定は、棒の両端部と浴槽内面の摩擦力 によってなされているため、十分な固定力を得ることができない。このため、手 摺り棒である伸縮棒に大きな力でつかまった際に、浴槽内面から外れてしまうお それがあり、危険である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目 的を達成するものである。
【0006】 この考案の目的は、手摺り棒を浴槽内の任意の位置に着脱自在に取り付けるこ とができ、しかも容易に外れることがなく安全な浴槽用手摺り構造を提供するこ とにある。
【0007】 この考案の他の目的は、手摺り棒を上下に2本取り付けることにより、浴槽内 でストレッチ運動などをすることが可能な浴槽用手摺り構造を提供することにあ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。 すなわちこの考案は、取付け孔を有し、浴槽の互いに対向する内面の対向位置 に固定される1対の取付けプレートと、 両端が各取付けプレートの前記取付け孔に嵌合されて着脱自在に取り付けられ る伸縮自在な手摺り棒とを備えてなる浴槽用手摺り構造にある。
【0009】 前記取付け孔は前記取付けプレートの上部及び下部に少なくとも1つずつ設け るようにしてもよい。前記取付けプレートは例えば、接着により浴槽内面に固定 することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この考 案による手摺り構造のために使用する部材を示す斜視図である。(イ)は取付け プレート1を示し、この取付けプレート1はアクリル樹脂などのプラスチック樹 脂でできているが、これに限らず金属製あるいは木製としてもよい。取付けプレ ート1は長方形をなし、両端部すなわち浴槽内面に取り付けた際に上下部となる 部分には取付け孔2,3が設けられている。
【0011】 (ロ)は手摺り棒4を示している。手摺り棒4は、ジョイント5によって接続 された第1棒部分4a及び第2棒部分4bからなる市販されている周知の伸縮棒 である。第1棒部分4a及び第2棒部分4bの一方を他方に対して回転させるこ とにより、手摺り棒4が全体として伸縮するようになっている。第1棒部分4a 及び第2棒部分4bの端部には取付け対象物との摩擦力を大きくするための筒状 ゴム部6が設けられている。
【0012】 図2は手摺り棒4の取付け状態を示す斜視図、図3は部分的な断面図である。 取付けプレート1はその1対が用いられ、これらは浴槽7の互いに対向する内面 8の対向位置に取り付けられる。取付けプレート1が取り付けられる内面は、通 常は、浴槽7の長手方向に沿った内面であり、取付け位置はその端部側である。 取付けプレート1はその長手方向と浴槽7の深さ方向とが一致するように取り付 けられる。この結果、取付け孔2,3が上下部に位置することとなる。
【0013】 取付けプレート1を浴槽7の内面8に取り付けるには、接着剤、両面接着テー プ、ビスなど種々の手段を採用することができる。1対の取付けプレート1の取 付け後、手摺り棒4を取り付ける。手摺り棒4は上段のものと、下段のものとの 2本が用いられる。
【0014】 手摺り棒4を取り付けるには、手摺り棒4の両端部すなわち筒状ゴム部6を互 いに対向する取付け孔2,2に嵌合させ、手摺り棒4を伸ばすことにより筒状ゴ ム部6を取付け孔2,2に完全に押し込む。取付け孔2,2は上段の手摺り棒4 の取付け孔であり、同様にして取り付け穴3,3に下段用の手摺り棒4を取り付 ける。また、手摺り棒4を取り外すときは、手摺り棒4を縮めることにより、筒 状ゴム部5を取付け孔2,3から抜き出す。
【0015】 なお、取付け孔2,3は上下部にそれぞれ1つずつあればよいが、図1(イ) に示すように上下部に複数(図示の例では2つ)の取付け孔を設けることにより 、手摺り棒が所望の高さ位置にあるように選択することができる。
【0016】 上記のような浴槽用手摺り構造によれば、手摺り棒4を浴槽内の任意の位置に 着脱自在に取り付けることができる。しかも、手摺り棒4は浴槽内面に取り付け た取付けプレート1の穴2,3に嵌合されて取り付けられているので、容易に外 れることがない。したがって、浴槽に出入りする際に仮に滑ったにしても、この 手摺り棒(上段)につかまることにより安定した状態に身体を保つことができ、 浴槽内で溺れるのを防止することができる。また、浴槽内を清掃する場合や、不 要になったときは、簡単に取り外すことができる。
【0017】 さらに、上記実施形態のように手摺り棒4を上段及び下段の2本取り付けるこ とにより、浴槽内で種々のストレッチ運動をすることができる。例えば、下段の 手摺り棒4に両足を掛け、上段の手摺り棒4をつかんで身体を手摺り棒から離れ るように伸ばすストレッチ運動をすることができる。
【0018】 上記実施形態は例示にすぎず、この考案は種々の改変が可能である。例えば、 上記実施形態では手摺り棒を上段及び下段の2本を取り付けたが、浴槽に出入り する際の補助機能のみを目的とするのであれば、上段の1本でよい。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、手摺り棒を浴槽内の任意の位置に着脱自在 に取り付けることができ、しかも容易に外れることがなく安全な手摺り構造とす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による手摺り構造のために使用する部
材を示す斜視図であり、(イ)は取付けプレートを、
(ロ)は手摺り棒をそれぞれ示している。
【図2】手摺り棒の取付け状態を示す斜視図である。
【図3】手摺り棒の取付け状態を示す部分的な断面図で
ある。
【符号の説明】
1:取付けプレート 2:取付け穴 3:取付け孔 4:手摺り棒 4a:第1棒部分 4b:第2棒部分 5:ジョイント 6:筒状ゴム部 7:浴槽 8:内面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付け孔を有し、浴槽の互いに対向する内
    面の対向位置に固定される1対の取付けプレートと、 両端が各取付けプレートの前記取付け孔に嵌合されて着
    脱自在に取り付けられる伸縮自在な手摺り棒とを備えて
    なる浴槽用手摺り構造。
  2. 【請求項2】前記取付け孔は前記取付けプレートの上部
    及び下部に少なくとも1つずつ設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の浴槽用手摺り構造。
  3. 【請求項3】前記取付けプレートは接着により浴槽内面
    に固定されることを特徴とする請求項1又は2記載の浴
    槽用手摺り構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108175313A (zh) * 2017-12-29 2018-06-19 重庆远为科技有限责任公司 防滑水浴设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108175313A (zh) * 2017-12-29 2018-06-19 重庆远为科技有限责任公司 防滑水浴设备
CN108175313B (zh) * 2017-12-29 2023-09-08 重庆翼耀科技咨询有限公司 防滑水浴设备

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