JP3095941U - 自立型上下開閉可動式手すり - Google Patents

自立型上下開閉可動式手すり

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JP3095941U JP2002007838U JP2002007838U JP3095941U JP 3095941 U JP3095941 U JP 3095941U JP 2002007838 U JP2002007838 U JP 2002007838U JP 2002007838 U JP2002007838 U JP 2002007838U JP 3095941 U JP3095941 U JP 3095941U
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handrail
handrail bar
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bar
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道夫 宮川
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Astec Co Ltd
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Astec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】可動式手摺りの手摺棒が鉛直状態で静止を保つ
ことと、回動加力を停止させると、その位置で静止状態
を保つ。また、その装置を容易に交換できる可動式手摺
りを提供するものである。 【解決手段】手摺棒4の回動軸の孔部に、手摺棒4が鉛
直状態になった時に、レバー5が自重で落下して、鉛直
状態を保つことができる。そして、手摺棒4と支柱1に
取り付けてあるガスダンパーステー21の作動により、
手摺棒4が静止状態を保つことができる。さらに、その
ガスダンパーステー21は固定部19、固定部20のネ
ジ付き回動軸25、ネジ付き回動軸26に、ネジ付き回
動軸固定ナットで取り付けてあるので容易に脱着を可能
とした可動式手摺りである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、車椅子を使用しなくてはいけない身体障害 者や老人などのハンディキャップを背負った人に便利な可動式手摺りに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】便器の側部に、主に車椅子を使う人に利用されている従来の可動 式手摺りは、固定体を回動する手摺棒の内部に組み込まれている棒状体や球体、 又は板状体を、コイルバネや板バネで固定体に押しつけて、鉛直状態を保ってい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の可動式手摺りは、回動する手摺棒の回転 軸及びその周辺に設けられたコイルバネや板バネの力で、手摺棒を鉛直状態に保 つ構造になっているため、コイルバネや板バネが金属疲労を起こすと、手摺棒を 、鉛直状態に保つことが不可能になる。
【0004】そして、鉛直状態を保てなくなった手摺棒は急激に落下してしまう 。
【0005】さらに、そのコイルバネや板バネを交換するためには、手摺棒の回 動部分を解体しなくてはいけないので、取り替えにコストが掛かる。といった欠 点があった。
【0006】本考案は、コイルバネや板バネの金属疲労により鉛直状態が保てな くなって、手摺棒が急激に落下するという機能上の問題、そのコイルバネや板バ ネを交換する時のコストの問題を解決するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本考案では、体重を支 える手摺棒4を鉛直状態に引き上げた時、回動軸12に設けた孔部14に向かっ て、レバー5が自重で落下して、レバー先端部18を、回転軸12の孔部14に 入り込ませて、手摺棒4を鉛直状態で停止させることができる。
【0008】そして、レバー5を引き上げて、手摺棒4を下方に回動させると、 支柱1に固定できるようにした固定部19と、手摺棒4に固定できるようにした 固定部20のそれぞれ先端に設けたネジ付き回動軸25、ネジ付き回動軸26を 取り付けたガスダンパーステー21が作動するので、回動加力を停止すると、手 摺棒4は、直ちに静止する。また、手摺棒4を水平状態から上方に引き上げて、 回動させるときも、回動加力を停止すると、手摺棒4は、直ちに静止することが できる。
【0009】さらに、ガスダンパーステー21は、支柱1に取り付けた固定部1 9と、手摺棒4に取り付けた固定部20のそれぞれ先端に設けたネジ付き回動軸 25、ネジ付き回動軸26に、ネジ付き回動軸固定ナット23、ネジ付き回動軸 固定ナット24にて、露出で取り付けてあるので、容易に交換することができる 。といった機能を備えた。
【0010】
【考案の実施の形態】本考案の一形態について、図面に基づいて説明する。
【0011】図1乃至図9で示すように、体重を支える手摺棒4は、固定部9に 皿ビス8にて固定された回動軸12を回動する回動管10に固定してあり、手摺 棒4が鉛直状態になったとき、回動官10に設けた孔部11と、手摺棒4の回動 管10の中にある回動軸12に設けてある孔部14が重なり、レバー5が、ガイ ドレール管7に誘導されて孔部14に向かって自重落下して、先端部18が孔部 14に収まることによって、手摺棒4が鉛直状態で停止するようにしてある。
【0012】そして、体重を支える手摺棒4を鉛直状態から、レバー5を引き上 げて下方に回動を開始させると、支柱1に固定できるようにした固定部19と、 手摺棒4に固定できるようにした固定部20のそれぞれ先端に設けた回動軸25 、回動軸26に、ネジ付き回動軸固定ナット23、ネジ付き回動軸固定ナット2 4にて取り付けたガスダンパーステー21が作動するので、回動加力を停止する と、手摺棒4は直ちに静止するようにした。
【0013】本考案は、上記の仕組みを持つ構造体であり、その構造体を取り付 けている支持プレート2を床に、ボルト3にて、取り付けることによる自立型の 上下開閉可動式手摺りである。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、手摺棒4が鉛直状態になったとき 、レバー5が自重で落下してロックされ、手摺棒4を鉛直状態に保ち続けること が可能になった。
【0015】そして、手摺棒4を上方または下方回動させる時に、ガスダンパー ステー21が作動するので、少しの力を加えるだけで、手摺棒4を上方または下 方回動させることが可能になった。
【0016】さらに、手摺棒4を上方または下方回動させる途中で、手摺棒4を 回動させる者が手を離しても、ガスダンパーステー21が作動しているので、手 摺棒4は静止状態を保つことが可能になった。
【0017】また、ガスダンパーステー21は、露出状態で取り付けてあるので 、故障により機能が低下しても容易に交換することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可動式手摺りの手摺棒が水平状態の時
の平面図である。
【図2】同可動式手摺りの手摺棒が水平状態の時の左側
面図である。
【図3】同可動式手摺りの手摺棒が水平状態の時の正面
図である。
【図4】同可動式手摺りの手摺棒が鉛直状態の時の平面
図である。
【図5】同可動式手摺りの手摺棒が鉛直状態の時の左側
面図である。
【図6】同可動式手摺りの手摺棒が鉛直状態の時の正面
図である。
【図7】同可動式手摺りの手摺棒の回動軸の正面断面図
である。
【図8】同可動式手摺りの手摺棒が水平状態の時の回動
軸の側面断面図である。
【図9】同可動式手摺りの手摺棒が鉛直状態の時の回動
軸の側面断面図である。
【符号の説明】
1支柱 2支持プレート 3ボルト 4手摺棒 5レバ
ー 6クッションゴム 7ガイドレール管 8皿ビス 9固定部 10回動官
11孔部 12回動軸 14孔部 18レバー先端部 19固定部 20固定部
21ガスダンパーステー 23ネジ付き回動軸固定ナ
ット 24ネジ付き回動軸固定ナット 25ネジ付き回
動軸 26ネジ付き回動軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月10日(2003.3.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の床に固定した支柱1に固定できるよ
    うにした固定部9と、固定部9に上下方向に回動自在に
    とりつけた手摺棒4とで構成され、手摺棒4を上方に回
    動させて、レバー5の先端部18が、回動軸12に設け
    た孔部14に自重落下して手摺棒4を鉛直状態に保つこ
    とを可能にした。
  2. 【請求項2】そして、レバー5の先端部18を回動軸1
    2に設けた孔部14から引き抜いて、手摺棒4を下方に
    回動すると、建物の床に固定した支柱1に固定できるよ
    うにした固定部19と、手摺棒4に固定できるようにし
    た固定部20のそれぞれ先端部に設けた、ネジ付き回動
    軸25、ネジ付き回動軸26に取り付けたガスダンパー
    ステー21により手摺棒4が、水平状態に至る任意の位
    置で停止する事を可能にした介護手摺りである。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020195418A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 Toto株式会社 介助装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020195418A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 Toto株式会社 介助装置
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