JP3095935U - 足裏・手のひら接地観察シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】足裏の接地観察シートは園児や学童の成長記録
や改善状況を記録したり、成人の足裏の接地の確認に利
用する。手のひらの転写には、赤ちやんの成長記録や成
人の確認の転写に利用する。 【解決手段】粘着シート１の粘着面２にカーボン紙３の
カーボン面４を合わせ貼りして使用する。粘着面に保護
透明シートを貼って保存する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 この考案は、足裏の接地状況や手のひら形をシートに転写する方法です。作業中 のインキの汚れを無くし、足裏の接地状況や手のひらの形を鮮明に転写が出来る シート、そして観察後長期間の保存に耐えられる仕上げ、簡単な作業で鮮明に写 し取るシートである。 【従来の技術】 シートに転写する際、墨やインキを利用した。 【考案が解決しようとする課題】 作業中に外部を汚さないこと。足裏の接地状況や手のひら形を鮮明に写し取るこ と。写し取った形がシートの重ね、シートの移動の際、形が変形したり汚れたり しないこと、接地状況は長期間の保存に耐えられることの観察記録シートである 。 【課題を解決する手段】 本考案は、固形カーボンを加圧の部分のみ粘着面に吸着転写させることにより鮮 明に写し出すことが出来た。 【作用】 接地の形の転写は粘着シート（１）の粘着面（２）にカーボン紙（３）のカーボ ン面（４）の色を上面（５）に乗せた足や手の圧力で粘着面の接着力が作用し、 カーボン色の移行で粘着シート面に接地の形が残る。 【実施例】 なお、実施にあたっては、次のようなことが考えられる。 （イ）作業中、手や衣服を汚さない。 （ロ）転写は、鮮明に写る。 （ハ）保存性が高い。 （ニ）保護透明シートの上面に文字を書くことが出来る。 （ホ）複写機で複写が出来る。 【考案の効果】 園児、学童の大勢の足裏の接地状況の転写作業に写りのムラや失敗が少ない。鮮 明な写りにより判断が迅速である。粘着面に保護透明シートを接着したため乱暴 な扱えに耐えられる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の斜視図で、粘着シート（１）の粘着面
に合わせ重ねたカーボン紙（３）の上面に圧力を加え接
地状況をカーボンの付着で写し撮る。 【図２】本考案の断面図で、粘着面（２）の粘着剤
（９）は粘着表面より内側に塗る、カーボン紙（３）着
色カーボン（４）は加圧（８）部分のみ粘着剤（９）に
吸着する。 【図３】本考案の斜視図で、粘着シート（１）の粘着面
は接着剤保護シート（６）を剥がして使用する。 【図４】本考案の上面（５）に足裏の接地や手のひらの
形を取る作業図である。 【図５】本考案の断面図であり、粘着面保護シート
（６）取り除いて使用する。 【図６】本考案の断面図で、接地の形を転写した粘着シ
ートは保護透明シート（７）を貼って仕上げる。 【符号の説明】 １ 粘着シート ２ 粘着面 ３ カーボン紙 ４ 着色カーボン面 ５ カーボン紙上面 ６ 接着面保護シート ７ 保護透明シート ８ 加圧 ９ 粘着剤

【手続補正書】 【提出日】平成１４年７月１２日（２００２．７．１
２） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 足裏・手のひら接地観察シートは、着色
カーボンシートに足や手を押し付けて足形や手形を台紙
に写して観察するシートである。（１）片面に接着剤を
塗った台紙、。（２）片面に着色カーボンを塗ったシー
ト。（３）保護透明シート。以上からなる足裏・手のひ
ら接地観察シートである。（１）の台紙の接着面は強く
押し付けた部分が接着の効力が出るように接着の表面を
合成樹脂で網目印刷の被覆をした。足形や手形を写し取
るには（１）の台紙の接着面に（２）の着色カーボンシ
ートのカーボン面を貼る。カーボンシートを上側にして
床に置き、足を乗せて足形、手のひらを押し付けて手形
を写す、次に（２）のカーボンシートを（１）の台紙か
ら剥がし取り除く。次に台紙の表面の汚れを防ぎ、足
形、手形の保存を良くするために（３）の保護透明シー
トを貼った足裏・手のひら接地観察シートである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成１４年１０月３０日（２００２．１０．
３０） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 足の裏や手のひらの接地の状態を観察す
るにおいて、足の裏や手のひらをシートに押し付けて足
形や手形を写すシートである。（１）足形や手形を写し
とるシートは押し付ける力の強弱で接着強度が変るよう
に粘着剤を塗布したシートである。（２）着色カーボン
紙のカーボン面を足形や手形を写すシートの粘着面に貼
る。（３）カーボン紙を上側にして床に置き足を乗せて
足形を写す、又は手のひらを押し付けて手形を写す。
（４）カーボン紙を剥がすと押し付けられた部分は粘着
シート面に色が付着して残る。（５）足形や手形を写し
たシートの粘着面に保護透明シートを貼る。以上からな
る足の裏・手のひら接地観察シートである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成１５年２月２８日（２００３．２．２
８） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 粘着面を有するシートにおいて、該粘着
面に着色カーボン紙のカーボン面を設け、前記粘着面に
保護透明シートを貼着することにより構成される、足の
裏・手のひら接地観察シート。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 片面に粘着剤を塗ったシート、粘着面を
   上面にして平らな床におく。粘着面側に別途用意した片
   面に着色カーボンを塗ったシート、着色カーボン面を粘
   着面側に合わせ重ねる。カーボンシートの上面に観察す
   る足裏又は手のひらを静かに平均に押し付ける。足、手
   をシートから離し、カーボンシートを取り除き、粘着面
   に透明な保護透明シートを貼る。