JP3095775B2 - 光メモリ用広域ビーム検出装置 - Google Patents

光メモリ用広域ビーム検出装置

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JP3095775B2 JP05511563A JP51156393A JP3095775B2 JP 3095775 B2 JP3095775 B2 JP 3095775B2 JP 05511563 A JP05511563 A JP 05511563A JP 51156393 A JP51156393 A JP 51156393A JP 3095775 B2 JP3095775 B2 JP 3095775B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は一般にアナログ/デジタル記録及び再生装置
に係り、特に光テープのような貯蔵媒体からデータを再
生するための光学システムに関するものである。
背景技術 既知の光メモリ装置では、フレキシブル光テープのよ
うな移動貯蔵媒体上にデータビットを示すスポットを形
成するため、レーザビームを走査して情報を記録する。
例えば、図1は、動く光テープ38上に記録されている、
データスポット36よりなる5つの平行したトラックを示
す。前記データスポット36は、光テープ38のバックグラ
ウンドとは区別される反射率,透過率,その他の光特性
を有する。
典型的には、光読み出し装置では、データスポットよ
りなる1つのトラックを読み出す狭いビームを用いる。
例えば、図1の例において、検出器40は、反射された光
を検出して光テープ38に貯蔵されたデータを読み出す3
つの分割された光検出器42,44,46を含む。前記光検出器
42,44,46は3つのビーム光源と関連して使われ、それぞ
れ1,3,5と番号づけられている選択されたトラックから
の反射光を受けるために配列される。
前記3つのビーム光源は、割合に狭く集束された3つ
のビーム30を光テープに照射することにより、データが
貯蔵された1つのトラックを読み出す。狭いビーム30
は、それぞれ光検出器42,44,46のうち指定された1つに
対応する。検出器42,46がトラッキングに使われ、検出
器44は典型的にはデータの読み出しに使われる。
ここで、言及した“狭い”とは、データスポットの記
録された1つのトラックの幅を越えない記録媒体上の一
領域を照らす光ビームを意味する。データを読むのに狭
いビーム30が使われるので、前記それぞれの光検出器4
2,44,46は、光テープから反射される反射光を検出する
ために、比較的広い面積を有する。
従来のトラッキング技術の使用によれば、光学システ
ムがフレキシブル光テープの1つ以上のトラックを同時
に読む能力は限られたものとなる。例えば、図2aはアメ
リカ特許4,730,293号に開示された技術で、光ディスク
あるいはデータカードのような剛性貯蔵媒体を読んだり
書いたりするためのサーボ制御トラッキング技術を示
す。固定した回転中心を有する剛性の光ディスクにおい
て、前記ディスク上に貯蔵されたデータは前記ディスク
の回りに沿って続く1本の線に記録される。機械的なサ
ーボ制御技術を用いて、情報は典型的には約20〜30Hzの
速度で回転するデータトラックに記録される。レーザヘ
ッドを支持する機械的なアームがレーザビームをデータ
トラックと正確に整列するために、サーボ制御が成され
る。
図2aを参照すれば、データビットを示すスポットは、
レーザ光源13からのレーザビーム14を、視準レンズ21,
ビームスプリッタ25及び1/4波長板41を通じて剛性ディ
スク37に向かわせることにより、このディスク上に記録
し得る。前記光ビームは、最終の光レンズ32を通じて前
記ディスク37上に収束される。
データは、低強度レーザ光源23からのビーム17を前記
ディスク上で走査することにより検索される(即ち、読
まれる)。前記光ビーム17は、レンズ27とビームスプリ
ッタ25とレンズ32とを通じて前記ディスク37に向かう。
前記光ビーム17は、先に記録されたスポットにより偏向
されたりばらされたりして、1つあるいはそれ以上の光
検出器に伝送される。
前記特許のカラム3の52行目に開示されているよう
に、レンズ32は光軸35を中心に位置する。この場合、デ
ィスクにより偏向された光は、光路44に沿ってレンズ32
と1/4波長板41と、ビームスプリッタ45とレンズ43を通
って検出器29に向かう。アメリカ特許4,730,293号に
は、2つの検出器(例えば前記特許の図6上の検出器10
4,106)から出てくる差動出力を、レーザ光源を記録さ
れたデータトラックと機械的に整列させるためのサーボ
制御信号として用いることが開示されている。
前述した従来のトラッキング装置は、剛性貯蔵媒体か
らデータを読む時は比較的正確であるが、フレキシルブ
貯蔵媒体からデータを読み出す時は、アライメントエラ
ーに対して極めて敏感である。例えば、フレキシブル光
テープの巾方向移動は、光源と動く光テープと検出器と
の間のミスアラインメントの可能性を増大させる。この
ミスアラインメントは、特に走査光源が使われた場合、
トラッキングと記録されたデータの読み出しとを不正確
にする。しかも、不正確なトラッキングは、データが光
テープに不正確に記録されている際にはさらに大きくな
ることがある。
トラッキングにおいて問題が生ずる場合には、普通付
加的にエラーの確認及び訂正手段が提供されている。し
かし、エラーの確認はその度に1回以上記録されたデー
タを読むことを必要とし、全体的に装置の速度を低下さ
せる。トラッキングに複数のレーザビームが使われる装
置においては、レーザヘッドと複数の検出器との間のミ
スアラインメントの可能性が増大し、読み出す速度がさ
らに低下する。
したがって、前述した短所(例えば、ミスアラインメ
ントエラー)に係わらず、高速にデータの取得及び能力
の達成ができるように、光テープのような光貯蔵媒体か
らデータが読めるシステムが必要とされている。
発明の開示 本発明は、位置決め及びアラインメントエラーの存在
時に、フレキシブル光記録媒体に貯蔵された複数のアナ
ログまたはデジタルデータトラックを高速で読み出す装
置に係る。好適な実施例において、前記装置は光ビーム
で光記録媒体を照射するための手段を含む光学装置であ
る。光を伝送するための手段は、光記録媒体に光を照射
するために前記照射手段と光記録媒体との間に位置し、
前記伝送手段は光ビームを少なくとも一方向に拡張させ
る手段を含む。さらに拡張された光ビームにより照射さ
れた光記録媒体上の一領域から情報を読み出す手段が提
供される。
好適な実施例において、レーザ光ビームは、光記録媒
体上の比較的広い範囲を照射するための広い幅(例え
ば、楕円形の)光ビームを形成するために、光拡張素子
を通過する。例えば、前記拡張された光ビームは、光記
録媒体に記録された1つのデータトラックの幅より大き
い領域を照射する。光記録媒体から反射された光は、検
出器のアレイにより感知されて、貯蔵されたデータが読
み出される。
拡張された光ビームと検出器とを含む光学装置は、好
適には検流計走査装置の検流計ミラーにより偏向され
る。前記検流計ミラーは、光記録媒体に貯蔵された複数
のデータトラックに沿って光ビームを走査するために、
振動する。好適な実施例においては、複数のデータトラ
ックは、テープの移動方向を横切る方向にフレキシブル
光テープ上に記録される。その後、光記録媒体から反射
された光は、共鳴検流計ミラーにより検出器アレイに向
かい、貯蔵されたデータが読み出される。
図面の簡単な説明 本発明は、同一な部品に同一な番号が与えられている
添付した図面と関連して説明される、好適な実施例の下
記の詳細な説明からさらによく理解できる。
図1は従来の3ビーム検出器を示す図である。
図2aは前述した剛性媒体に使われる従来の一実施例を
示す図である。
図2bは本発明による好適な一実施例を示す図である。
図3は図2bの実施例により光媒体に生成された光学イ
メージとデータフォーマットとの例を示す図である。
図4は光テープの移動方向を横切って平行なデータト
ラックを記録/再生するために、図5の例示的な検出器
を使用したさらに好適な光走査技術とデータフォーマッ
トとを示す図である。
図5は検流計走査装置を含む本発明の他の実施例を示
す図である。
図6は本発明に使われる光テープフォーマットの例を
示す図である。
発明を実施するための最良の態様 図2bは、広域ビーム検出装置を用いて、光記録媒体か
らアナログあるいはデジタルデータを読み出すための装
置の例示的な実施例を示す。
好適な実施例において、光記録媒体はデータ,オーデ
ィオ及び/またはビデオテープレコーダ(VCR)に使え
る細長いフレキシブル光テープ64である。情報はデータ
スポットとして光テープ64に貯蔵される。貯蔵された情
報は光テープの巾方向移動をトラッキングするためのデ
ータを含む。本発明が、光データカードやディスクを含
むいずれの光記録媒体からデータを読み出す際にも同一
に適用できることは、この技術分野において通常に知識
を持つ者にとって明らかである。
図2bの実施例において、光テープを照射するための手
段は半導体レーザ51のような光源を含む。しかし、前記
レーザ51の代わりに他の光源も使えることは、この分野
において通常の知識を持つ者にとって明らかである。例
えば、発光ダイオード(LED)光源も使用できる。
レーザ51から照射された光は、光テープ64に伝送され
る。好適な実施例において、前記伝送手段は、視準レン
ズ52と、偏光ビームスプリッタ58と、1/4波長板60及び
フォーカシングレンズ62を含む。図2bの実施例に示した
通り、伝送手段の一部であって光を拡張するための手段
は、円筒形レンズ54を含む。
前記視準レンズ52は、レーザ51から照射された光を、
集中や拡散のない感知できるほどのほぼ平行なビームに
変換させる。前記光ビームは、円筒形レンズ54を通じて
伝送され、広域ビーム56に拡張される。好適な実施例に
おいて、前記光ビームは、円筒形レンズ54により一方向
に拡張され、楕円形になる。
前記広域ビーム56は、光テープ64上の比較的広い範囲
を照射する。ここで言及した“比較的広い”とは、貯蔵
される1つ以上の情報トラックを含む光記録媒体上の領
域を意味する。広域ビーム56は、順次偏光ビームスプリ
ッタ58,1/4波長板60及びフォーカシングレンズ62を通過
する。前記フォーカシングレンズ62は、広域ビーム56を
光テープ64上に収束させる。
図3は、1から5までの番号を付けた平行なデータト
ラック上に記録された情報を有する光テープを示す。
前記各データトラックは、光記録されたデータスポッ
ト82の列として形成されている。このデータスポット
は、バックグラウンドの反射率と異なる反射率を有す
る。図3に示したデータフォーマットの実施例におい
て、トラックは矢印80で示した移動方向に平行に形成さ
れる。これは簡単な低速システムのためのテープの方向
である。
しかし、さらに好適な実施例において、図4に示した
通り、平行なトラックがフレキシブル光テープの巾を横
切ってテープの移動方向を横断する方向に形成される。
図4のようなデータフォーマットが使われる時、複数の
広域ビーム72は、図4で光ビーム76′で示した通りトラ
ックの巾を越えて配置できる。しかし、好適な実施例に
おいては、図5を参照して後述されるが、走査する光線
がデータを読み書きする際に用いられる。
図3及び図4に示した通り、広域ビーム72は、記録さ
れた複数の情報トラックを含む光テープ64上の領域を照
射する。平行に記録された情報トラックを読むため、光
テープが矢印方向80に動く時、広域ビーム72が光テープ
に向かう。複数のトラックが同時に照射されるので、前
記各トラックに記録されたデータスポットは、それらが
広域ビーム72の下を通る時一緒に検出される。
図2bの実施例において、光テープ64に貯蔵されたデー
タは、データスポットから反射された光を検出すること
により読まれる。反射された光は、図2bに示した通り、
フォーカシングレンズ62と1/4波長板60により偏光ビー
ムスプリッタ58に伝送される。光ビーム66は、偏光ビー
ムスプリッタ58により読み出し手段の方向に反射され
る。図2bの実施例において、読み出し手段は、前記光ビ
ーム66を検出器アレイ71に収束させるレンズ68を含む。
検出器アレイ71は、70aから70gまで番号を付けた7つ
の光検出器素子(例えば、PINフォトダイオード)を含
むものと示されているが、他の検出器素子では必ずしも
7個を要するものではないことは、この技術分野におい
て通常の知識を持つ者にとって明らかである。しかし、
好適な実施例において、前記検出器アレイ71は、光テー
プの巾方向の移動許容値と前記照射装置の照射範囲を一
致させるために、十分に広くなければならない。すなわ
ち、前記検出器アレイ71は。予想される巾方向への(即
ち、図3及び図4において矢印80と直角方向への)光ミ
スアラインメントを含む全範囲において、光テープ64の
トラックから反射される光を検出できるべきである。
光テープ64から反射された光が1つ以上の光検出素子
に達すれば、光検出素子は電気信号を形成する。この電
気信号は、光テープ上のデータスポットの所在を確認す
るために評価される。前述した通り、前記データスポッ
トは、トラッキングとフォーカシング情報を含むアナロ
グあるいはデジタル情報である。
図2bの実施例において、読み出し手段と照射手段と
は、光テープの走査が照射領域下のテープ移動によって
のみ行われる状態では、固定された位置を維持する。テ
ープが照射領域を通る時に光テープ64が巾方向に移動す
るので、テープ上に貯蔵されたデータトラックもやはり
巾方向に移動する。かかるデータ通路における変化は、
貯蔵された情報を正確に読み出すために補償されるべき
である。
図2bの実施例において、1つ以上のトラックからのデ
ータは、固定された検出器アレイ71により監視される。
例えば、図3において、トラック3は最初は検出器素子
70gにより監視されてよい。トラック3から出てきた光
が検出器素子70gに伝送される限り、検出器素子70gはト
ラック3を監視し続ける。
しかし、テープ64が巾方向に移動すれば、トラック3
から反射された光は検出器素子70fの方に移動する。す
ると、検出器素子70fが、トラック3から反射された光
が検出器素子70fに伝送される間、トラック3を読み続
ける。したがって、テープが前記矢印80方向に沿って移
動する際に、トラック3は多数の検出器素子により読ま
れる。
好適な実施例において、特定のトラックを読むために
使われる検出器素子(または素子)は、光テープに貯蔵
されたトラッキングデータに応じて監視される。例え
ば、図3または図4において、データトラックのうち1
つは、その開示の全てが本明細書に参考として説明され
た、アメリカ特許4,730,293号に開示されたものと類似
した方法で、光テープの巾方向移動をトラッキングする
ために、連続した行のデータスポットとして記録され
る。
さらに詳しくは、連続した行のデータスポットを読み
出すために割り当てられた2つの検出器素子の差動出力
は、動く光テープの巾方向の移動量を決める際に使え
る。次に検出された移動量は、現在どの検出器素子がど
のデータトラックを読んでいるかを監視する際(例え
ば、テープが右側に移動する際には、検出器素子70bか
ら検出器素子70aへの移動を監視する)に使える。
従って、光テープの巾方向移動を監視する際に、検出
器アレイ71により作られた電気信号は、記録されたデー
タトラックと正確に関連する。図2bの実施例において、
照射手段または読み出し手段は機械的運動をしないの
で、高速トラッキングとデータ獲得とが実現できる。
前述した通り、図2bの実施例は固定された照射手段と
読み出し手段とを含む。テープに記録されたトラックの
走査は、テープの移動のみにより行われる。しかし、図
5は、光記録媒体に貯蔵されたデータを読み出すため
に、テープの移動に対して交差するように走査される広
域ビームを使うさらに好適な実施例を示す。
図5の実施例において、光テープ112に光を照射する
手段は、固体状態の半導体レーザ100を含む。レーザ100
から光テープまで光を伝送する手段は、視準レンズ102
と、光拡張手段103と、偏光ビームスプリッタ104と、1/
4波長板106と、走査検流計ミラー108(及び走査ミラー
駆動器109)及びフォーカシングレンズ110を含む。図5
の実施例に示した通り、光拡張手段は円筒形レンズ103
を含む。
光テープから情報を読み出すための手段は、フォーカ
シングレンズ110と、走査検流計ミラー108と、偏光ビー
ムスプリッタ104及び検出器アレイ116を含む。検出器ア
レイ116は、図2bを参照して説明した通り、実際には一
直線に配列された一連の光検出素子(例えば、PINフォ
トダイオード)を含む。
図5において、固体状態の半導体レーザ100から照射
される光は、視準レンズ102により集められ、集中また
は拡散しない感知できるほどの平行な光ビーム118にさ
れる。そして、光ビーム118は、広域ビーム(例えば楕
円形)を形成するために円筒形レンズ103により、好適
には一方向に拡張される。レンズ103から出てくる広域
ビームは、偏光ビームスプリッタ104と1/4波長板106と
を経て、走査検流計ミラー108に達する。光ビーム108
は、走査検流計ミラー108により、光テープ112上に光ビ
ームを収束させるフォーカシングレンズ110の方に反射
される。好適な実施例において、前記広域ビームは、実
質的には正弦波曲線(シヌソイド)経路111に沿ってテ
ープを横切って前後に走査される。
光テープ112は、複数の光記録情報のデータトラック
(例えばオーディオ及び/またはビデオテープ)を含
む。前記情報は、前述した通り、既知の方法で光テープ
に貯蔵される。好適な実施例において、図4を参照して
説明した通り、データトラックがテープの移動方向に対
して実際には直角に光テープ112上に記録される。
図5において、テープに貯蔵された情報を読み出すた
めに、光ビーム118は光テープ112に伝送され、その上に
記録されたデータスポットにより反射される。データス
ポットから反射された光は、フォーカシングレンズ110
により収束され、走査検流計ミラー108と偏光ビームス
プリッタ104とを経て、固定された検出器アレイ116に向
かう。
前記走査検流計ミラー108は、所定の周波数でテープ
の移動方向を横切って振動する。従って、フレキシブル
テープに向かう光はテープを横切って前後に走査され
る。同様に、テープを横切って貯蔵された(即ち、テー
プの移動方向に対して直角方向のトラックに)データス
ポットにより反射された光は、走査検流計ミラー108を
経て、前記固定された検出器アレイ116に向かう。
前記検流計ミラー108の振動する所定の周波数は、テ
ープの移動速度に基づき選択される。検流計ミラー108
は、よく知られている方法により制御されうる。例え
ば、前記検流計ミラー108は、その開示の全体が本明細
書に参考として説明される、出願係属中のアメリカ特許
出願番号07/944,978号に記載された方法で制御される。
他の好適な実施例において、図4のデータフォーマッ
トは図6に示したデータフォーマットに置き換えられ
る。
図6において、光テープ112はその巾に沿って数個の
バンド91を含む。図示した通り、4個のバンドのそれぞ
れの内部にはデータスポットが、矢印114で示したテー
プ移動方向に直角に配列され、平行したデータトラック
に沿って記録されている。
図6に示した通り、データトラックのバンドを光学的
に読み出すため、光学装置は中央の前記バンドのうち1
つの上に位置する。検流計ミラー108は所定の周波数
(例えば、共鳴周波数)で振動する。これは光ビーム11
8をミラー108に達せさせ、図4を参照して説明した通
り、テープ112上のバンドを横切って光ビームを振動さ
せる。前記検出器アレイ116は、常にテープ上の照射さ
れた領域に向かわせて効果的に調整される。与えられた
バンドが走査された後、図5の光学装置(即ち、光源と
検出器アレイ)は、テープの幅に沿って次のバンド上に
位置する。従って、1回に1つのバンドのみ探知され
る。他の実施例として、各バンドに分離された光源と検
出器を提供してもよい。
本発明は他の方法で実施でき、開示した実施例は本発
明を限定するものではなく、説明のためのものである。
本発明の範囲は、前記の説明よりも次の請求の範囲で定
められるものであり、本発明の内容と範囲とに属する全
ての変形及びそれと同等なものが本発明に含まれる。
<産業上の利用可能性> 本発明は、アナログ/デジタル記録及び再生装置に適
用され、特に光テープのような貯蔵媒体でデータを再生
するための光学装置に適用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−141032(JP,A) 特開 平2−183430(JP,A) 特開 昭58−29154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/14

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトラック上に整列した情報を有する
    光記憶媒体上に記憶されたデータを読み出す装置におい
    て、 記憶された情報を有する光記録媒体に光を照射する照射
    手段と、 前記照射手段からの光を前記光記録媒体上に伝送するた
    めに、前記照射手段と前記光記録媒体との間に位置し、
    前記光を少なくとも一方向に前記光記録媒体の位置ズレ
    に関わらず1トラックより多いトラックを覆うに十分な
    長さに拡張させる光拡張手段を含む光伝送手段と、 前記拡張された光により照射された前記光記録媒体上の
    1トラックより多いトラックから情報を同時に読み出す
    ために、前記光記録媒体の照射領域から反射される光を
    受けて、前記光記憶媒体の移動にかかわらず情報を電気
    的に追跡して光記憶媒体の巾方向の移動を決定できるよ
    う、前記照射されたトラック数を越える数の光検出器を
    含む光検出器アレイを有する読出手段とを備えることを
    特徴とする光記録媒体上に記憶された情報を読み出す装
    置。
  2. 【請求項2】複数のトラック上に整列した情報を有する
    光記憶媒体上に記憶されたデータを読み出す装置におい
    て、 光ビームで光記録媒体を照らす照射手段と、 前記照射手段からの光を前記光記録媒体に伝送するため
    に、前記照射手段と前記光記録禄媒体との間に位置する
    光伝送手段と、 前記光ビームを少なくとも一方向に前記光記録媒体の位
    置ズレに関わらず1トラックより多いトラックを覆うに
    十分な長さに拡張させる光拡張手段と、 前記拡張された光により照射された前記光記録媒体上の
    1トラックより多いトラックから情報を同時に読み出す
    ために、前記光記録媒体の照射領域から反射される光を
    受けて、前記光記憶媒体の移動にかかわらず情報を電気
    的に追跡して光記憶媒体の巾方向の移動を決定できるよ
    う、前記照射されたトラック数を越える数の光検出器を
    含む光検出器アレイを有する読出手段と 前記光記録媒体上で前記拡張された光ビームを前記拡張
    された方向と略直角方向に走査させるための検流計ミラ
    ーとを備えることを特徴とする光記録媒体上に記憶され
    た情報を読み出す装置。
  3. 【請求項3】前記光テープが複数の平行なデータトラッ
    クのバンドを含み、前記複数のバンドは光テープの移動
    方向に略平行に配列されており、前記平行なデータトラ
    ックは光テープの移動方向に略直角に配列されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】前記検流計ミラーが前記バンドのうち少な
    くとも1つのバンドの平行なデータトラックを横切って
    前記光ビームを走査するために振動することを特徴とす
    る請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】前記照射手段,前記光伝送手段及び前記読
    出手段が、1つのバンドから他のバンドに移動するよう
    になっていることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】前記照射手段がレーザを含むことを特徴と
    する請求項1又は2記載の装置。
  7. 【請求項7】前記照射手段が発光ダイオードを含むこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  8. 【請求項8】前記光検出器アレイは、前記所定数に少な
    くとも前記一方向の両端にそれぞれ1つを加えた数の光
    検出器を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の装
    置。
  9. 【請求項9】前記光検出器アレイが実質的に直線に沿っ
    て配列されていることを特徴とする請求項8記載の装
    置。
  10. 【請求項10】前記光記録媒体がその上に複数の平行な
    データトラックとして配列された情報を有する光テープ
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  11. 【請求項11】前記平行なデータトラックが前記情報を
    読み出す時の所望のテープ移動方向と実質的に直角に配
    列されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】前記読出手段が同時に複数のデータトラ
    ックを読み出すことを特徴とする請求項10又は11記載の
    装置。
  13. 【請求項13】前記光拡張手段が円筒形レンズを含むこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  14. 【請求項14】複数のトラック上に整列した情報を有す
    る光記録媒体上に記憶されたデータを読み出す方法であ
    って、 光記録媒体の位置ズレに関わらず、該光記録媒体上の情
    報の記憶された1トラックより多いトラックを覆うに十
    分な長さに少なくとも一方向に拡張された光ビームを発
    生して、前記光記録媒体上を照射し、 前記光記録媒体の照射領域から反射される光を受けて、
    前記光記憶媒体の移動にかかわらず情報を電気的に追跡
    して光記憶媒体の巾方向の移動を決定できるよう、前記
    照射されたトラック数を越える数の光検出器を含む光検
    出器アレイよって、前記拡張された光により照射された
    前記光記録媒体上の1トラックより多いトラックから情
    報を同時に読み出すことを特徴とする光記録媒体上に記
    憶されたデータを読み出す方法。
  15. 【請求項15】前記光ビームを、前記光記録媒体を横切
    って光記録媒体の移動方向に対し実質的に直角方向に走
    査する行程をさらに含むことを特徴とする請求項14記載
    の方法。
  16. 【請求項16】複数のバンドが前記光記録媒体の移動方
    向と略平行に配列された構成を有し、情報の記憶された
    前記複数のバンドを読み出すために、前記光記録媒体を
    横切って光記録媒体の所望の移動方向に対して実質的に
    直角方向に前記走査する光ビームを移動させる行程をさ
    らに含むことを特徴とする請求項15記載の方法。
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