JP3095394B2 - データ記憶装置 - Google Patents

データ記憶装置

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JP3095394B2
JP3095394B2 JP02022210A JP2221090A JP3095394B2 JP 3095394 B2 JP3095394 B2 JP 3095394B2 JP 02022210 A JP02022210 A JP 02022210A JP 2221090 A JP2221090 A JP 2221090A JP 3095394 B2 JP3095394 B2 JP 3095394B2
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浩一 浜下
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオ,通信,計測等の分野におい
て、近年盛んになりつつあるディジタル信号処理に使用
するデータ記憶装置に関するもので、アナログ信号を一
定時間毎にサンプリングして作られたディジタル信号列
に対して、FIR(有限インパルス応答)等のディジタル
・フィルタリング処理に適用されるものである。
〔従来の技術〕
ディジタル・フィルタリング処理におけるフィルタの
構成としては、インパルス応答が有限のFIR型と、無限
に続くIIR型(無限インパルス応答)とがある。両者の
うち、FIR型フィルタは、IIR型に比べてそのフィルタ次
数(タップ数)は大きいが、群遅延歪が無く、リミット
・サイクル発振が発生しないという長所を有するため、
近年のLSIの微細化と共に特にオーディオ分野の用途に
受けて発展してきている。このFIR型フィルタにもサン
プリング周波数をy:1に低くする為のデジメーション・
フィルタと、逆に1:yに高くする為のインターポレーシ
ョン・フィルタとがあり、前者は高速のA/Dコンバータ
(アナログ信号をディジタル信号に変換する装置)と共
に、後者は高速D/Aコンバータ(ディジタル信号をアナ
ログ信号に変換する装置)と共に用いられている。
A/D変換の方式として、近年注目されてきたオーバー
・サンプリング・ノイズ・シェーピング方式の一つであ
るΔΣ(デルタ・シグマ)変調方式は、アナログ信号の
高速の(例えば3072KHz=64×48KHz)の1ビットPDM
(パルス・デンシティ・モジュレーション)信号に変換
し、量子化ノイズをパス・バンドより高い周波数帯域に
シフトさせるものである。そして、このようにして高域
シフトされた量子化ノイズは、後段のディジタル・デシ
メーション・フィルタにより排除して、例えば16ビット
の48KHz PCM(パルス・コード・モジューレーション)
信号に変換することが可能であるが、このようなディジ
タル・デシメーション・フィルタをいかに効率よく経済
的に実現するかが、重要な課題である。
上記のFIR型ディジタル・デシメーションフィルタが
行う処理は、入力ディジタル信号aiに対して、所望のフ
ィルタ特性を持ったフィルタ係数wiを乗累算することに
より、出力としてのディジタル信号 (nはフィルタのタップ数)を得ることであり、デジメ
ーション比y:1の場合には、入力データ・レートfiの信
号aiが、出力データ・レートfj=(1/y)・fiの信号bj
にデシメーションされる。このとき、デシメーション作
用により、折り返しノイズが信号帯域内に入り込まない
ように、フィルタ係数wiが選ばれている。
第5図に実際のディジタルフィルタの構成概要を示
す。
第5図において入力されたディジタル信号aiは、1の
入力データ記憶部に必要タップ数分だけ貯えられ、2の
係数データ記憶部からの係数データwiと共に順次3の乗
累算器に送られ、タップ数回の乗算と累算を経て、出力
データbjが求められ、7の出力レジスタにより、fjのデ
ータ・レートにて出力される。4は上記各構成要素1,2,
3,7のコントロール手段である。
上記のうち、入力データ記憶部1の主たる機能として
は、デシメーション比をy:1,フィルタのタップ数をnと
すると、過去のn個のデータai(但し、i=−1〜−
n)を保持し、これらを、順次、適切なタイミングに
て、即ち、対応するフィルタ係数wiと共に、演算装置に
送り出すことと、次回の演算用のy個の新データai(i
=0〜(y−1))を取込み、a-n+y-1〜a-nのy個の最
古データを捨て、該次回演算用のデータとして、ay-1
a0,a-1〜a-n+yを新たに準備することである。
上記機能を実現する上では、シフト・レジスタや、RA
M(Random Access Memory)等の使用が考えられ、時に
ディジタル・フィルタでは、リアルタイム性の要求と、
演算処理手順が固定していることとから、シフト・レジ
スタを使用する場合が多い。即ち、シフト・レジスタの
特徴である、データをシフト出力しながら、データのシ
フト入力が可能な点を利用したもので、第6図の例で
は、自己ループと、新データ入力とを選択する選択手段
10を用いて、nワード・シフト・レジスタ9においてa
-1〜a-nのデータを最終ワードから出力しながら、選択
手段10を通して第1ワード目にフィード・バックし、次
に選択手段10を新データ入力側に切り換えて、入力デー
タレジスタ8からのyワードのデータを新規入力しなが
ら、シフト動作により、最古のa-n+y-1〜a-nのy個のデ
ータを捨てることによって、a-1〜a-n+yをyワード分シ
フトさせることが可能である。11は乗累算器、12は係数
データ記憶手段である(動作は第5図のそれらと同
様)。
一方、FIR型フィルタの特徴としては、フィルタ係数w
iの左右対称性(w1=wn,w2=wn-1,…)があり、この性
質を用いて、乗累算回数を半減させる手法がある。即
ち、第7図に示す如く、14,15は各々n/2ワード・シフト
レジスタであって、一方のレジスタ14の第1ワードには
選択手段16を通して入力データレジスタ13からのデータ
または同レジスタ14の最終ワードから出力されたデータ
を入力する。他方のレジスタ15は両方向シフト可能であ
って、演算時には前記一方のレジスタ14と同じシフト方
向の部分の最終ワードから第1ワードにデータをフィー
ドバックし、データ更新時には前記とは反対のシフト方
向にシフトさせ前記一方のレジスタ14の最終ワードから
のデータを入力して不必要な最古のデータを捨てる。17
は前段加算器であって、一方のレジスタ14の最終ワード
からの出力データおよび他方のレジスタ15の同一のシフ
ト方向の部分の最終ワードからの出力データを加算し、
乗累算器19の一方の入力端に入力する。18は係数データ
記憶手段、19は乗累算器である。
このような構成によればa-1〜a-nのデータを、17の前
段加算器において、各対称成分毎に先に加算(a-1
a-n,a-2+a-n+1,…)することができ、この結果と係数
データ記憶手段18からのWi〜wn/2との乗累算を乗累算
器19において行う手法であって、これをいわゆる前段加
算型という。該前段加算器は、乗累算回数を半減させる
ことができるが、時系列的に対称なデータを先に加算す
ることが必要である為、後半部分(第n/2+1〜第nワ
ード目)に対応するシフト・レジスタ15として、両方向
シフトが可能な、いわゆる可逆シフト・レジスタを用い
る必要が生じ、この場合、可逆シフト性を持たせたレジ
スタ・セルは、トランジスタの追加等により、面積や回
路規模が従来の一方向性のものの約2倍近く必要にな
り、タップ数の大きなフィルタを実現する為には、非経
済的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
データ記憶手段としてシフト・レジスタを用いた前述
の2つのディジタル・フィルタは、いずれも一長一短で
ある。即ち、前者の前段加算を用いないものは、シフト
・レジスタ部の制御が簡易で小面積ですむが、乗累算回
数が多く、タップ数nが大きいフィルタにおいては、後
者の2倍の乗累算スピードが必要である。また、後者の
ものは、前者の半分の乗累算スピードで良いが、シフト
・レジスタ部の面積が約1.5倍となってしまう。
そこで本発明の目的は、以上のような問題を解決し、
前段加算方式が可能で、小面積で経済的な入力データ記
憶装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、yワードごとにシ
フトさせながらN(N>y)ワード単位のデータを演算
するためのデータ記憶装置において、入力データを記憶
するyワードの第1の記憶手段と、自身の出力データを
データ列の先頭に循環させるループを有するN/2ワード
の第1の一方向シフトレジスタと、前記第1の記憶手段
のデータを前記第1の一方向シフトレジスタの先頭に転
送させる第1の転送手段と、前記第1の一方向シフトレ
ジスタからの出力を取込み、データ方向を反転させるた
めのyワードの第2の記憶手段と、自身の出力データを
データ列の先頭に循環させるループを有するN/2ワード
の第2の一方向シフトレジスタと、前記第2の記憶手段
のデータを前記第2の一方向シフトレジスタの最後尾に
転送するための第2の転送手段とを有することを特徴と
する。
〔作 用〕
本発明によれば、yワードの第2の記憶手段によって
第1の一方向シフトレジスタのデータ方向を反転するた
め、両方向シフト可能なシフトレジスタを必要とせず、
一方向シフトレジスタのみを用いることにより、小容量
で占有面積の少なく、前段加算を可能にした。すなわ
ち、乗累算回数を半減することが可能なFIR型ディジタ
ル・デシメーション・フィルタ用の入力データ記憶装置
を供給できる。
〔実施例〕
第1の実施例として、本発明を、タップ数nがn=12
8,デシメーション比が4(y:1=4:1),1ワードが16ビッ
トのPCMデータにて構成される、FIR型ディジタル・デシ
メーション・フィルタに適用した場合を第1図の構成図
及び第2図の各クロックタイミング図を用いて説明す
る。
第1図において、データ・レートfiにて、当該ディジ
タル・デシメーション・フィルタに入力されるデータai
は、36のコントロール部にて作られたCK1なるコントロ
ール・クロックにより、常時fiのデータ・レートにて、
20の4ワードのシフトレジスタに取り込まれる。即ち、
Tj=1/fjなる1演算周期間に、CK1の4回のクロックに
より、データa0〜a3が順次シフトレジスタ20にシフト入
力され、第4〜第1ワード目に各々貯えられる。
この期間の初期時点においては、前回までの繰り返し
動作の結果として、過去に取込まれたa-1〜a-128の128
ワードの過去データが、21のAシフトレジスタと、23の
Bシフトレジスタとに各々64ワードずつ貯えられてお
り、Aシフトレジスタ21内では、シフト方向にそった第
1から第64ワードの各位置にa-1からa-64の過去データ
が順に貯えられており、Bシフトレジスタ23において
は、シフト方向にそった第1から第64ワードの各位置に
a-128からa-65の過去データが順に貯えられている。こ
の時点にて、Bシフトレジスタ23内の記憶データの時系
列順序が、シフト方向と逆になっているのは、22のCシ
フトレジスタと、27の並列転送手段とを用いて、既に前
回までの過去動作により得られたものであり、以下に示
す今回サイクルの動作と同様であって、この動作説明か
ら容易にできる理解できるものである。Cシフトレジス
タ22は、当該フィルタのデシメーション比に応じたyワ
ード、即ち4ワードの容量を有する一方向シフト機能の
みを持つもので、CK3あるいはCK3′のいずれか一方のク
ロックによりシフト及びデータ取り込みを行う。
第2図には、今回の1演算周期における各クロックCK
1〜CK6及びCK3′のタイミングを示してあり、各シフト
レジスタの動作は、各クロックの立上り(Rising)にて
マスター側への入力(即ち、データ取込み)を、立下り
(Falling)にてスレーブ側への転送(即ち、データ出
力)を各々表わしている。第1期間においては、CK2とC
K4の各64パルスにより、AおよびBシフトレジスタ21お
よび23は64回のシフト動作を行い、各々28と29のデータ
ラインより、32の前段加算器にデータを送り出すと共
に、24と25の自己ループ用データラインを通して出力デ
ータを順次フィードバックしていく。この際、32の前段
加算器は、(a-64+a-65),(a-63+a-66),…,(a
-1+a-128)という64回の加算を行い、33の乗算器へ次
々とデータを送り出す。33の乗算器34の累算器は、上記
の64個の前段加算されたデータと、係数データ記憶部31
からのフィルタ係数w64〜w1との64回の乗累算を行い、 なる結果bjを求め、35の出力レジスタへと送出する。
Cレジスタ22用クロックとしてCK3を使用した場合に
は、Cレジスタ22は、該第1期間の最初の4個のクロッ
クパルスにより、30のデータ・ライン経由にて、Aレジ
スタ21からの最初の4個の出力データa-64,a-63,a-62,a
-61を順に取り込み、最終的には、第4〜第1ワードの
各位置にa-64〜a-61を各々記憶した状態にて停止する。
次の第2期間においては、Aレジスタ21はCK2により
データを4ワード分シフトし、Bレジスタ23は、CK4に
より64−4=60ワード分シフトする。これらのシフト動
作により、Aレジスタ21内では、a-1〜a-60のデータが
第5〜第64ワードの位置へシフト移動し、Bレジスタ23
内では、25の自己ループ用データラインを経由してa
-124〜a-65のデータが第1〜第60ワード位置へシフト移
動し、a-128〜a-125のデータが第61〜第64ワードの位置
へシフト移動する。Cレジスタ用クロックとしてCK3′
を用いた場合には、この第2期間の最初の4クロックに
より、a-64〜a-61の4個のデータを、CK3を使用した前
述の場合と同様にCレジスタ22にとり込むことが可能で
ある。
以上の動作終了後、次回の演算スタートまでの間に、
Cレジスタ22内の4個のデータa-64〜a-61は、CK6によ
り、27の並列転送手段を経由して、Bレジスタ23の第61
〜第64ワードへ送り込まれ、a-128〜a-124のデータを書
き換える。即ち、Cレジスタ22の第4,第3,第2,第1の各
ワードから、各々、Bレジスタ23の第61,第62,第63,第6
4の各ワード位置へと、以後のデータシフト方向が逆転
するように書換え転送を行う。次に、この第2期間の終
了直前の、CK1がLowになった期間、即ち、20のシフトレ
ジスタに新たなる4ヶのデータa3〜a0が、その第1〜第
4ワードのスレーブ側に貯えられている時に、26の並列
転送手段がCK5のクロックにより、a3〜a0のデータをA
レジスタ21の第1〜第4のワード位置に転送し、データ
書換えを行う。
以上の一連の1演算周期動作により、a-1〜a-128のデ
ータを用いた演算を行い、次回演算の為の新たなデータ
・セットとして、Aレジスタ21の第1〜第64のワード位
置にa3〜a0,a-1〜a-60のデータをBレジスタ23の第1〜
第64のワード位置に、a-124〜a-61のデータを記憶し直
すことができ、次回サイクルの演算用データ準備が完了
する。
以上の動作を次々に繰り返すことにより、前段加算方
式を用いた、乗累算回数の少ないディジタルフィルタが
実現される。
尚、上記の実施例においては、1ワードのデータ単位
を一例として16ビットとしたが、これは何ビットの場合
でも同じで、基本的には1ビット単位以上のすべての場
合に適用し得る。時に、1ビットのデータに適用した場
合には、+1,0,−1を係数データにかけるだけでよく、
乗算器を必要とせず、さらに回数規模を縮小できる。
第3図は第2の実施例としてのオーディオ分野等にお
いて用いる2チャンネル用ディジタルフィルタの例を示
す。
40と41は、上記第1図および第2図に示した実施例に
おける各構成要素20〜27と同じ構成のデータ記憶部であ
り、各々をLeft,Rightの各チャンネル用とする。42のコ
ントロール部からは、Leftチャンネル用のデータ記憶部
40へCK1L〜CK6L(CK1〜CK6と同じ)を、同Rightチャン
ネル用データ記憶部41へはCK1R〜CK6R(CK1〜CK6と同
じ)を供給するが、Rightチャンネルの演算周期はLeft
チャンネルの演算周期に対して180度位相を遅らせてお
り、そのコントロール状態を第4図に示す(詳細説明は
後述)。
第3図において、データ記憶部40および41からのデー
タライン51,52および53,54は上記実施例のデータライン
28,29と同様である。44と45は、選択手段であり、コン
トロール部42からのクロックCK7がHighの時にはLeft側
データ出力ライン51,52を55と56の演算部(46)用デー
タ入力ラインに接続し、LowのときにはRight側のデータ
ライン53,54をデータ入力ライ55,56に接続する。46の演
算部は、上記実施例(第1図)の前段加算器32と乗算器
33と累算器34を含み、データ入力ライン55と56から来る
データに対して、下記 の演算を行い、bj,L,bj,Rを交互に出力する。
前述の1チャンネルのみの実施例においては、演算部
は第1期間にて64回の加算と乗累算を行い、第2期間で
は休止していたが、第3図に示す演算部46は、bj,L
算周期の第1期間においてはLeftチャンネルの演算を行
い、同bj,L演算周期の第2期間においては、(即ち、
j,Rの第1期間でもある)、Rightチャンネルの演算を
行う。従って、46の演算部は、両方チャンネルの演算
を、休止期間をとることなく、交互に効率的にタイム・
シェアして行うことができる。第3図中、Rightチャン
ネル側の入力データライン49,50中に入れた43のシフト
レジスタは、y/m(yはデジメーション比、mはチャン
ネル数)ワードより成るもので、両チャンネル間の位相
差を補正する為のものである。即ち、第4図から見れ
ば、Right側の演算時期が、Left側に比べて1/2Tj(180
度)遅れていることにより、演算に使用されるデータa
i,Rは、シフトレジスタ43を用いない場合には、ai,L
比べてy/2=2ワード分の時間ずれを持ってしまう。こ
の時間ずれは、丁度、CK7の180度の位相ずれのように見
え、時にオーディオ用途では好ましくない。従って、シ
フトレジスタ43により、Right側のデータ記憶部41への
データ入力をy/2=2ワード分だけ遅らせ、演算部46が
実際に演算を行う為のデータのai,Lとai,Rとを、同時
サンプリングデータとして処理することにより、出力さ
れるbj,Lとbj,Rが同時にサンプリングデータとなるよ
うに調整したものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、前段加算型のFIRフィルタ用の入力
データ記憶装置を小容量かつ簡易なコントロールにより
実現できる。即ち、前段加算を用いない方式に比べて、
データ記憶部容量はy/n倍だけ大きくなるが、乗累算器
の負担を半減することができ、従来の単純な可逆方式シ
フトレジスタを用いた前段加算型に比べれば、データ記
憶部の回路規模を約2/3倍に小さくすることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を単一の乗累算器を用いたディジタル
フィルタの実現に適用した実施例を示すブロック図、 第2図は、第1図に示す一実施例に適用した各コントロ
ール・クロック信号のタイミングの一例を示す図、 第3図は、本発明を用いて単一の乗累算をタイムシェア
使用して2チャンネル用のディジタルフィルタを実現し
た場合の実施例を示すブロック図、 第4図は、同実施例におけるタイミング図、 第5図は、実際のディジタル・デシメーション・フィル
タの構成を示す為のブロック図、 第6図と第7図は、従来技術によりディジタル・フィル
タの構成を示すものであって、 第6図は前段加算を用いず、n・fj回の乗累算を行う場
合のブロック図、 第7図はn/2ワードの可逆シフトレジスタを用いて前段
加算を行い、n/2・fj回の乗累算ですむ場合のブロック
図である。 1,40,41……入力データ記憶部、 2,12,18,31,47……係数データ記憶部、 4,36,42……コントロール部、 3,11,19……乗累算器、 5,33……乗算器、 6,34……累算器、 17,32……前段加算器、 7,35……出力レジスタ、 8,13,20……yワードまたはyビットの入力データレジ
スタ、 9……nワードのシフトレジスタ、 10,16,44,45……選択手段、 14……n/2ワードの一方向シフトレジスタ、 15……n/2ワードの可逆シフトレジスタ、 21……Aシフトレジスタ、 23……Bシフトレジスタ、 22……yワードの方向転換用シフトレジスタ、 26……並列書換転送手段、 27……方向転換用並列書換転送手段、 24,25,28,29,30,37,38,39,48〜59……データライン、 CK1〜CK7,CK1L〜CK6L,CK1R〜CK6R……コントロール信
号、 43……チャンネル間位相調整用シフトレジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 17/00 - 17/08 G06F 17/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】yワードごとにシフトさせながらN(N>
    y)ワード単位のデータを演算するためのデータ記録装
    置において、 入力データを記憶するyワードの第1の記憶手段と、自
    身の出力データをデータ列の先頭に循環させるループを
    有するN/2ワードの第1の一方向シフトレジスタと、前
    記第1の記憶手段のデータを前記第1の一方向シフトレ
    ジスタの先頭に転送させる第1の転送手段と、前記第1
    の一方向シフトレジスタからの出力を取込み、データ方
    向を反転させるためのyワードの第2の記憶手段と、自
    身の出力データをデータ列の先頭に循環させるループを
    有するN/2ワードの第2の一方向シフトレジスタと、前
    記第2の記憶手段のデータを前記第2の一方向シフトレ
    ジスタの最後尾に転送するための第2の転送手段とを有
    することを特徴とするデータ記憶装置。
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