JP3095107B2 - Oa機器用チルトヒンジ - Google Patents

Oa機器用チルトヒンジ

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JP3095107B2
JP3095107B2 JP06140968A JP14096894A JP3095107B2 JP 3095107 B2 JP3095107 B2 JP 3095107B2 JP 06140968 A JP06140968 A JP 06140968A JP 14096894 A JP14096894 A JP 14096894A JP 3095107 B2 JP3095107 B2 JP 3095107B2
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茂 岡田
典子 森子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラップトップ型或いは
卓上型のパソコン、ワープロ等のOA機器のディスプレ
ー体を開閉させるためのOA機器用チルトヒンジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のOA機器用チルトヒンジ
として、例えば実開平5−21079号公報(以下、公
知例1という)及び実開平5−21080号公報(以
下、公知例2という)に示すものが知られている。これ
らは装置本体側へ取付けられる取付けベースと軸受プレ
ートからなる取付け部材と、大径部の一端部に設けられ
た小径部を前記軸受プレートに軸受けさせディスプレー
体の支持部材を兼ねる回転シャフトとを有している。
【0003】そして、公知例1及び公知例2の第1実施
例は、回転シャフトの大径部(以下、単に大径部とい
う)と軸受プレートとの間の回転シャフトの小径部(以
下、単に小径部という)にスライダーワッシャーを介在
させ、軸受プレートの他側面側の小径部にスラストワッ
シャー、スプリングワッシャー及び押え用ワッシャーを
介在させ、小径部の端部をかしめている。
【0004】公知例1及び公知例2の第2実施例は、大
径部の小径部側にスイッチ押圧板を固定し、スイッチ押
圧板と軸受プレートの間の小径部にスイッチ押圧板と共
に回転する中間ワッシャーを介してスラストワッシャー
を介在させ、軸受プレートの他側面側の小径部にスプリ
ングワッシャー及び押え用ワッシャーを介在させ、小径
部の端部をかしめている。
【0005】公知例1の第3実施例は、前記第2実施例
とほぼ同じ構成であり、軸受プレートの他側面側の軸受
プレートとスプリングワッシャーとの間の小径部にスラ
ストワッシャーを介在させている点が異なっているのみ
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、スラ
ストワッシャーを燐青銅で構成することにより、永年使
用の後において磨耗によって回転トルクが減退してしま
うことを可及的に防止している。しかし、スラストワッ
シャーは、スプリングワッシャーで軸受プレートに押し
付けられるか、または回転シャフトと共に回転する中間
ワッシャーによって軸受プレートに押し付けられる構成
よりなるので、軸受プレートとスラストワッシャーとの
静トルクと動トルクとの差が大きく、ディスプレー体を
開ける時にきつく、本体が一緒に上がるという問題があ
った。
【0007】本発明の目的は、静トルクと動トルクとの
差が少なく、ディスプレー体を最初から終わりまでスム
ーズに開閉させることが可能なOA機器用チルトヒンジ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、装置本体側へ取付けられる取付けベ
ースと軸受プレートからなる取付け部材と、大径部の端
部に小径部を有し、小径部を前記軸受プレートに軸受け
させディスプレー体の支持部材を兼ねる回転シャフトと
を有したOA機器用チルトヒンジにおいて、前記大径部
と前記軸受プレートの間の前記小径部に燐青銅よりなる
スラストワッシャーを介在させ、軸受プレートの他側面
側の小径部に燐青銅よりなるフリーフローワッシャー、
SUS材よりなる摩擦板、スプリングワッシャー及び押
え用ワッシャーを介在させ、小径部の端部をかしめて軸
受プレートの両側にスラストワッシャーとフリーフロー
ワッシャーを圧接させてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】フリーフローワッシャーは、スプリングワッシ
ャーで直接軸受プレートに押し付けられていなく、摩擦
板を介して軸受プレートに押し付けられているので、回
転シャフトの回転は、摩擦板を介してフリーフローワッ
シャーに伝わる。この場合、フリーフローワッシャーと
摩擦板との摩擦トルクと、フリーフローワッシャーと軸
受プレートとの摩擦トルクが互いに反発して、フリーフ
ローワッシャーと軸受プレートとの摩擦力が半減する。
このため、静トルクと動トルクとの差が少なくなり、デ
ィスプレー体を最初から終わりまでスムーズに開閉させ
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2によ
り説明する。取付け部材1は、装置本体2側に取付けら
れる取付けベース1aと軸受プレート1bとを有し、軸
受プレート1bには軸受穴1cが設けられている。回転
シャフト3は、大径部3aと、この大径部3aの一方側
に形成された取付け部3bと、大径部3aの他方側に形
成された小径部3cとを有し、取付け部3bにはディス
プレー体4が固定される保持板5が固定され、小径部3
cは前記軸受プレート1bの軸受穴1cに挿入されて軸
受けされている。
【0011】大径部3aと軸受プレート1bの一側面と
の間には、燐青銅よりなるスラストワッシャー6が小径
部3cに回転自在に挿入して介在されている。軸受プレ
ート1bの他側面には、燐青銅よりなるフリーフローワ
ッシャー7、SUS材よりなる摩擦板8、皿ばねよりな
るスプリングワッシャー9及び押え用ワッシャー10が
小径部3cに回転自在に挿入して介在されている。そし
て、小径部3cの端部をかしめることにより、スラスト
ワッシャー6とフリーフローワッシャー7が軸受プレー
ト1bの両側に圧接させられている。
【0012】これにより、回転シャフト3は、所定の回
転トルクを加えた時のみに回転することができ、ディス
プレー体4を任意の位置で停止させることができる。ま
た前記スラストワッシャー6及びフリーフローワッシャ
ー7には、複数個の油保持用穴11が設けられている。
【0013】このように、軸受プレート1bの両側に
は、燐青銅よりなるスラストワッシャー6と同様に燐青
銅よりなるフリーフローワッシャー7とが圧接されてお
り、燐青銅は粘性及び耐磨耗性に優れているので、永年
使用による磨耗が少ない。
【0014】またフリーフローワッシャー7は、スプリ
ングワッシャー9で直接軸受プレート1bに押し付けら
れていなく、摩擦板8を介して軸受プレート1bに押し
付けられている。そこで、回転シャフト3の回転は、摩
擦板8を介してフリーフローワッシャー7に伝わる。こ
の場合、フリーフローワッシャー7と摩擦板8との摩擦
トルクと、フリーフローワッシャー7と軸受プレート1
bとの摩擦トルクが互いに反発して、フリーフローワッ
シャー7と軸受プレート1bとの摩擦力が半減する。こ
のため、静トルクと動トルクとの差が少なくなり、ディ
スプレー体4を最初から終わりまでスムーズに開閉させ
ることができる。
【0015】また本実施例に示すように、スラストワッ
シャー6及びフリーフローワッシャー7に油保持用穴1
1を設けると、軸受プレート1bとの摩擦が低減し、静
トルクと動トルクとの差が一層少なくなる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、回転シャフトの大径部
と軸受プレートの間の回転シャフトの小径部に燐青銅よ
りなるスラストワッシャーを介在させ、軸受プレートの
他側面側の小径部に燐青銅よりなるフリーフローワッシ
ャー、SUS材よりなる摩擦板、スプリングワッシャー
及び押え用ワッシャーを介在させ、小径部の端部をかし
めて軸受プレートの両側にスラストワッシャーとフリー
フローワッシャーを圧接させてなるので、静トルクと動
トルクとの差が少なく、ディスプレー体を最初から終わ
りまでスムーズに開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるOA機器用チルトヒンジの一実施
例を示す断面図である。
【図2】スラストワッシャー及びフリーフローワッシャ
ーの正面図である。
【符号の説明】
1 取付け部材 1a 取付けベース 1b 軸受プレート 2 装置本体 3 回転シャフト 3a 大径部 3c 小径部 4 ディスプレー体 6 スラストワッシャー 7 フリーフローワッシャー 8 摩擦板 9 スプリングワッシャー 10 押え用ワッシャー 11 油保持用穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体側へ取付けられる取付けベース
    と軸受プレートからなる取付け部材と、大径部の端部に
    小径部を有し、小径部を前記軸受プレートに軸受けさせ
    ディスプレー体の支持部材を兼ねる回転シャフトとを有
    したOA機器用チルトヒンジにおいて、前記大径部と前
    記軸受プレートの間の前記小径部に燐青銅よりなるスラ
    ストワッシャーを介在させ、軸受プレートの他側面側の
    小径部に燐青銅よりなるフリーフローワッシャー、SU
    S材よりなる摩擦板、スプリングワッシャー及び押え用
    ワッシャーを介在させ、小径部の端部をかしめて軸受プ
    レートの両側にスラストワッシャーとフリーフローワッ
    シャーを圧接させてなることを特徴とするOA機器用チ
    ルトヒンジ。
  2. 【請求項2】 前記スラストワッシャー及びフリーフロ
    ーワッシャーは、複数個の油保持用穴が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のOA機器用チルトヒン
    ジ。
JP06140968A 1994-05-31 1994-05-31 Oa機器用チルトヒンジ Expired - Fee Related JP3095107B2 (ja)

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