JP3094910B2 - 光記録媒体再生装置及び光記録媒体の再生方法 - Google Patents

光記録媒体再生装置及び光記録媒体の再生方法

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JP3094910B2
JP3094910B2 JP08099188A JP9918896A JP3094910B2 JP 3094910 B2 JP3094910 B2 JP 3094910B2 JP 08099188 A JP08099188 A JP 08099188A JP 9918896 A JP9918896 A JP 9918896A JP 3094910 B2 JP3094910 B2 JP 3094910B2
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泰弘 植木
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の記録
媒体に対して信号を記録/再生する光記録媒体再生装置
及び光記録媒体の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の情報記録再生装置で
は、光ヘッドのトラッキング制御とフォーカス制御が行
われ、記録時及び再生時にデータを正確に書き込み、ま
た読み出すようにしている。かかる制御は所謂サーボ制
御回路により光ヘッドを制御することにより行われてい
る。光ヘッドのトラッキング制御に用いるトラッキング
エラー信号を生成する方法としては、3ビーム法と位相
差法(位相差検出法:DPD法)が一般に実用されてい
る。これらの方法は例えばオーム社発行の「コンパクト
ディスク読本」pp134-138(昭和57年)や特開昭61
−230637号公報などに示されている。ディスク状
の光記録媒体としては種々のものが開発されているが、
直径12cmのディスクとしては、所謂CD(コンパク
トディスク)の他に、CD−ROM、ビデオCD、DV
D(デジタルバーサタイルディスク)など複数種類が実
用化されている。
【0003】これらの光記録媒体の中で、DVDは信号
記録密度が高い。DVDの記録信号を光ヘッドで読み出
して得られるEFM+再生信号の3Tから14Tまでの
波長の信号中、3Tの波長の信号の再生振幅は14Tの
波長の信号の再生振幅の再生振幅の25%程度になる。
そこで、波形等価イコライザにより高域信号の周波数特
性を持ち上げて、信号のジッタを改善している。
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスクのピ
ットの形状、光ピックアップの光学的周波数特性、IV
変換アンプ、演算アンプなどの周波数特性が温度変化や
経時変化の影響によりイニシャル時から変化してしま
う。よって、製造された複数の光ディスク再生装置の中
には各部の状態がばらついたものが生じることがある。
【0004】したがって、本発明はディスクのピットの
形状、光ピックアップの光学的周波数特性、IV変換ア
ンプ、演算アンプなどの周波数特性が温度変化や経時変
化の影響によりイニシャル時から変化しても、光記録媒
再生装置各部の状態がばらつくことのない光記録媒体
再生装置及び光記録媒体の再生方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の1つの態様では再生RF信号とRF3T信号
のエンベロープ検出器を設け、フォーカス制御をした後
に、これらの検出信号の比によってRF信号を処理する
トランスバーサルフィルタのタップゲインを最適にして
再生信号の品質を最良とするよう構成されている。ま
た、上記目的を達成するために本発明の他の態様ではフ
ォーカスサーボ制御を最適化した後、再生RF信号のジ
ッタを測定し、ジッタの値が最良となるようRF信号を
処理するトランスバーサルフィルタのタップゲインを最
するよう構成されている。
【0006】すなわち本発明によれば、レーザ光源から
光学系を介してレーザービームを光記録媒体に照射し
て、その反射光を検出する複数の光センサ部分を有する
光ヘッドと、前記光センサ部分あるいは前記光学系をフ
ォーカス方向に移動させてフォーカスサーチを行うフォ
ーカスサーチ手段と、前記光センサ部分あるいは前記光
学系をフォーカス方向に移動させてフォーカス制御を行
うフォーカス制御手段と、前記光センサ部分あるいは前
記光学系を前記光記録媒体の半径方向に移動させてトラ
ッキング制御を行うトラッキング制御手段と、前記トラ
ッキング制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力信号から
得られる再生信号の振幅を測定する振幅測定手段と、前
記フォーカス制御手段によりフォーカス制御した後に、
前記振幅測定手段で測定される前記再生信号の振幅を最
大にするための補正信号を前記フォーカス制御手段に供
給するフォーカス補正手段と、前記補正信号に基づいて
フォーカス制御を補正した後、前記再生信号の周波数特
性を測定する周波数特性測定手段と、前記周波数特性測
定手段の測定結果に基づいて前記再生信号の周波数特性
を変化させる周波数特性変更手段とを有する光記録媒体
再生装置が提供される。
【0007】また本発明によれば、レーザ光源から光学
系を介してレーザービームを光記録媒体に照射して、そ
の反射光を検出する複数の光センサ部分を有する光ヘッ
ドと、前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカ
ス方向に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカス
サーチ手段と、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス方向に移動させてフォーカス制御を行うフォ
ーカス制御手段と、前記光センサ部分あるいは前記光学
系を前記光記録媒体の半径方向に移動させてトラッキン
グ制御を行うトラッキング制御手段と、前記トラッキン
グ制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力信号から得られ
る再生信号のジッタを測定するジッタ測定手段と、前記
フォーカス制御手段によりフォーカス制御した後に、前
記ジッタ測定手段で測定される前記再生信号のジッタを
最小にするための補正信号を前記フォーカス制御手段に
供給するフォーカス補正手段と、前記補正信号に基づい
てフォーカス制御を補正した後、前記ジッタ測定手段の
測定結果に基づいて前記再生信号の周波数特性を変化さ
せる周波数特性変更手段とを有する光記録媒体再生装置
が提供される。
【0008】また本発明によれば、レーザ光源から光学
系を介してレーザービームを光記録媒体に照射して、そ
の反射光を検出する複数の光センサ部分を有する光ヘッ
ドと、前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカ
ス方向に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカス
サーチ手段と、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス方向に移動させてフォーカス制御を行うフォ
ーカス制御手段と、前記光センサ部分あるいは前記光学
系を前記光記録媒体の半径方向に移動させてトラッキン
グ制御を行うトラッキング制御手段と、前記トラッキン
グ制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力信号から得られ
る再生信号の振幅を測定する振幅測定手段と、前記フォ
ーカス制御手段によりフォーカス制御した後に、前記振
幅測定手段で測定される前記再生信号の振幅を最大にす
るための補正信号を前記フォーカス制御手段に供給する
フォーカス補正手段と、前記補正信号に基づいてフォー
カス制御を補正した後、前記再生信号のジッタを測定す
るジッタ測定手段と、前記ジッタ測定手段の測定結果に
基づいて前記再生信号の周波数特性を変化させる周波数
特性変更手段とを有する光記録媒体再生装置が提供され
る。
【0009】また本発明によれば、レーザ光源から光学
系を介してレーザービームを光記録媒体に照射して、そ
の反射光を検出する複数の光センサ部分を有する光ヘッ
ドと、前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカ
ス方向に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカス
サーチ手段と、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス方向に移動させてフォーカス制御を行うフォ
ーカス制御手段と、前記光センサ部分あるいは前記光学
系を前記光記録媒体の半径方向に移動させてトラッキン
グ制御を行うトラッキング制御手段と、前記トラッキン
グ制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力信号から得られ
る再生信号の振幅を測定する振幅測定手段と、前記フォ
ーカス制御手段によりフォーカス制御した後に、前記振
幅測定手段で測定される前記再生信号の振幅を最大にす
るための補正信号を前記フォーカス制御手段に供給する
フォーカス補正手段と、前記フォーカス制御手段からの
前記補正信号に基づいてフォーカス制御を補正した後、
前記再生信号の周波数特性を測定する周波数特性測定手
段と、前記周波数特性測定手段の測定結果に基づいて前
記再生信号の周波数特性を変化させる周波数特性変更手
段と、前記周波数特性変更手段により前記再生信号の周
波数特性を変化させた後、前記再生信号のジッタを測定
するジッタ測定手段とを有し、前記ジッタ測定手段の測
定結果に基づいて前記フォーカス補正手段においてフォ
ーカス制御を再度補正する及び/又は前記周波数特性変
更手段において前記再生信号の周波数特性を再度変化さ
せるよう構成された光記録媒体再生装置が提供される。
【0010】また本発明によれば、レーザ光源より光学
系を介してレーザービームを光記録媒体に照射して、そ
の反射光を検出する複数の光センサ部分を有する光ヘッ
ドをフォーカス方向に移動させてフォーカスサーチを行
うステップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス方向に移動させてフォーカス制御を行うステ
ップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光
記録媒体の半径方向に移動させてトラッキング制御を行
うステップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス制御した後に、前記トラッキング制御を行い
つつ、前記光ヘッドの出力信号から得られる再生信号の
振幅を測定するステップと、前記測定した再生信号の振
幅が最大になるようにフォーカス制御を補正するステッ
プと、フォーカス制御を補正した後、前記再生信号の周
波数特性を測定するステップと、前記周波数特性の測定
結果に基づいて前記再生信号の周波数特性を変化させる
ステップとを有する光記録媒体の再生方法が提供され
る。
【0011】また本発明によれば、レーザ光源より光学
系を介してレーザービームを光記録媒体に照射して、そ
の反射光を検出する複数の光センサ部分を有する光ヘッ
ドをフォーカス方向に移動させてフォーカスサーチを行
うステップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス方向に移動させてフォーカス制御を行うステ
ップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光
記録媒体の半径方向に移動させてトラッキング制御を行
うステップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系を
フォーカス制御した後に、前記トラッキング制御を行い
つつ、前記光ヘッドの出力信号から得られる再生信号の
ジッタを測定するステップと、前記再生信号のジッタが
最小になるようにフォーカス制御を補正するステップ
と、前記フォーカス制御を補正した後、前記再生信号の
ジッタを測定するステップと、前記再生信号のジッタの
測定結果に基づいて前記再生信号の周波数特性を変化さ
せるステップとを有する光記録媒体の再生方法が提供さ
れる。また本発明によれば、レーザ光源より光学系を介
してレーザービームを光記録媒体に照射して、その反射
光を検出する複数の光センサ部分を有する光ヘッドをフ
ォーカス方向に移動させてフォーカスサーチを行うステ
ップと、前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォー
カス方向に移動させてフォーカス制御を行うステップ
と、前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録
媒体の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うス
テップと、前記センサ部分あるいは前記光学系をフォー
カス制御した後に、前記トラッキング制御を行いつつ、
前記光ヘッドの出力信号から得られる再生信号の振幅を
測定するステップと、前記再生振幅が最大になるように
フォーカス制御を補正するステップと、前記フォーカス
制御を補正した後、前記再生信号のジッタを測定するス
テップ と、前記再生信号のジッタの測定結果に基づいて
前記再生信号の周波数特性を変化させるステップとを有
する光記録媒体の再生方法が提供される。また本発明に
よれば、レーザ光源より光学系を介してレーザービーム
を光記録媒体に照射して、その反射光を検出する複数の
光センサ部分を有する光ヘッドをフォーカス方向に移動
させてフォーカスサーチを行うステップと、前記光セン
サ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向に移動させ
てフォーカス制御を行うステップと、前記光センサ部分
あるいは前記光学系を前記光記録媒体の半径方向に移動
させてトラッキング制御を行うステップと、前記光セン
サ部分あるいは前記光学系をフォーカス制御した後に、
前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力
信号から得られる再生信号の振幅を測定するステップ
と、前記再生振幅が最大になるようにフォーカス制御を
補正するステップと、前記フォーカス制御を補正した
後、前記再生信号の周波数特性を測定するステップと、
前記再生信号の周波数特性の測定結果に基づいて前記再
生信号の周波数特性を変化させるステップと、前記周波
数特性を変化させた再生信号のジッタを測定するステッ
プと、前記再生信号のジッタの測定結果に基づいて前記
フォーカス制御を補正する及び/又は前記再生信号の周
波数特性を変化させるステップとを有する光記録媒体の
再生方法が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について好ましい実施例とともに説明する。図
2は本発明に係る光ディスク再生装置のいくつかの実施
例に共通する全体構成を示すブロック図である。この光
ディスク再生装置は再生専用型のCDとDVDから情報
を再生するものであり、DVDとしては再生専用の2層
型のもの、ライトワンス型のもの、記録再生型のものが
含まれる。図1は図2中の光ピックアップ(PU)とそ
の出力信号に応答する演算装置(図2のプリアンプの一
部)を示す回路図であり、ディスクの種類の判別結果に
応じて2種類のトラッキングエラー信号の一方を選択す
る回路例を示している。
【0013】図2において、ディスク1がスピンドル
(SP)モータ3によりCLV(線速度一定)で回転さ
れるようモータドライバ/トラッキング・フォーカス制
御回路4により制御が行われる。光ピックアップ(光ヘ
ッド)2によりディスク1より読み出された信号はプリ
アンプ5に供給され、その出力信号はデジタルサーボ制
御回路6に与えられる。システムコントローラ7はプリ
アンプ部5及びデジタルシグナルプロセッサ(DSP)
・デジタルサーボ制御回路(DSV)6と信号の授受を
行い、光ディスク再生装置全体を制御する。DSV・D
SV6の出力信号はモータドライバ/トラッキング・フ
ォーカス制御回路4に供給され、スピンドルモータ3の
回転制御と光ピックアップのトラッキングサーボ制御及
びフォーカスサーボ制御を行う。なお、DSP・DSV
6はサーボ制御回路の他に可変速コントローラ/メモリ
コントローラ/EFM復調回路/エラー訂正回路などを
含み、図示省略のメモリを利用して、再生信号を送出す
る機能をも有する。光ピックアップ2は図示省略のトラ
バースモータにてディスク1の半径方向に移動可能であ
り、また図示省略のフォーカスサーボ制御機構により対
物レンズがフォーカス方向、すなわち光路に沿った方向
に移動可能である。
【0014】光ピックアップ2はまた、レーザビームを
ディスク1に照射するレーザダイオードを有し、その反
射光に基づいてディスク1に記録された光学的情報を再
生した信号を出力したり、図1に示すように非点収差法
によるフォーカスエラー信号FE検出用であり、かつ位
相差法によるトラッキングエラー信号検出用でもある信
号A〜Dと3ビーム法の2種類のトラッキングエラー信
号検出用信号E、Fを出力する。これらの信号はプリア
ンプ5に供給されて必要な演算が行われる。
【0015】<第1実施例> 図1は4分割光センサ部分A、B、C、Dと3ビーム法
に用いる光センサ部分E、Fとを有する光ピックアップ
を模式的に示し、かつそれらの光センサ部分からの出
力信号に応答する演算装置を示している。なお、符号A
〜Fはこれらの光センサ部分とその出力信号の双方を示
している。加算器10は対角線上にある光センサ部分
A、Cの出力信号を互に加算して出力し、加算器12は
他の対角線上にある光センサ部分B、Dの出力信号を互
に加算して出力するものである。加算器14、22は共
に加算器10、12の出力信号同志を加算するものであ
り、減算器20は加算器10の出力信号から加算器12
の出力信号を減算するものである。また、減算器18は
光センサ部分Eの出力信号から光センサ部分Fの出力信
号を減算するものである。加算器14の出力信号はRF
信号としてそのまま出力されるとともに、エンベロープ
生成手段としてのエンベロープ検出回路26に与えられ
る。さらに、加算器14の出力信号はHPF24を介し
て第2エンベロープ生成手段としての第2エンベロープ
検出回路27に与えられる。第1エンベロープ検出回路
26の出力信号はENVとして、第2エンベロープ検出
回路27の出力信号は3TENVとして表されている。
なお、図1の構成では第1及び第2エンベロープ検出回
路26、27を別個に設けているが、単一のエンベロー
プ検出回路を切り換えて用いることもできる。
【0016】減算器18の出力信号は信号トラッキング
エラー信号TEとして、減算器20の出力信号はフォー
カスエラー信号FEとしてそれぞれ用いられるべく、周
知のトラッキングサーボ制御系及びフォーカスサーボ制
御系に与えられる。加算器22の出力信号は4分割光セ
ンサ部分の和信号(サムオール(SA)信号)として出
力される。この和信号SAはディスクの記録情報を読み
出すための主信号であるとともに、後述のディスク種類
判別のための測定対象信号となる。なお、和信号SAに
含まれる可能性のある高周波成分を除去するために、図
示省略のLPFを介して和信号SAを出力することもで
きる。
【0017】システムコントローラ7は、図示省略のマ
イクロコンピュータ(マイコン)の動作により通常のシ
ステム制御に加えて後述するディスク種類の判別を行う
他、プリアンプからの信号ENVと信号3TENVか
ら、その振幅を測定しプリアンプに内蔵されているト
ランスバーサルフィルタのタップゲインを最適となるよ
う調整、設定する。一旦最適に制御されると、そのデー
タは不揮発性記憶手段であるEEPROM(電気的消去
可能、プログラム可能リードオンリーメモリ)8に記憶
される。
【0018】フォーカスサーチは光ピックアップ2のフ
ォーカスコイルに印加する電圧を増加あるいは減少させ
ることにより、光ピックアップ2の光学系の一部である
対物レンズを光路に沿って移動せしめることにより行わ
れる。
【0019】図4は本発明の第1実施例としてフォーカ
スサーチによりディスクの種類を判断し、その後判別結
果に応じてパラメータを設定し、再生信号の周波数特性
を制御するためのマイコンの動作手順を示すフローチャ
ートである。図4において、制御が開始すると再生装置
の電源が投入されたり、ディスクが交換されたり、複数
層型ディスクで他の層のデータ再生が求められたときに
初期設定が必要であると判断し(ステップS1)、マイ
コンに接続されている図示省略のメモリやバッファの所
定内容をクリアするなどのイニシャライズを行う。次い
でステップS2でEFPROM24から必要なデータを
読み出し、プリアンプ5及びデジタルサーボ制御回路6
に転送する。ステップS3でフォーカスサーチを開始
し、ステップS4で反射光量の検出を行い、これに基づ
いてディスクの種類の判別を行う。次いでステップS5
で判別結果に応じたパラメータの設定が行われる。ディ
スク種類の判別とは例えば、CDとDVD相互の識別な
どをいい、その手法については、後述する。
【0020】次のステップS6でフォーカスサーボ制御
をオンとし、続くステップS7でスピンドルモータを起
動し、ステップS8でトラッキングサーボ制御をオンと
する。続くステップS9でスピンドルモータの回転数を
CLV回転数に制御し、ステップS10でフォーカスサ
ーボ制御の動作点を変化させ、ENV信号の最大レベル
を得るオフセットを設定する。すなわち、動作点にオフ
セットを加えながら、ENV信号のレベルが最大となる
ようにする。このステップS10の処理を実行しない
と、光学的周波数特性が変化するため、その後の安定し
た制御が困難となってしまう。なお、フォーカスサーボ
制御におけるオフセットの調整乃至設定は、本発明者ら
の先願(特開平7−235072号公報)に示されてい
る公知の方法を応用することができる。この点は後述す
る他の実施例についても同様である。
【0021】次のステップS11でENV信号の平均値
を求め、ステップS12で3TENV信号の平均値を求
める。ステップS11とS12の平均値を求める手法
は、それぞれの信号レベルを複数回測定し、その算術平
均を求めるものである。なお、信号レベルの測定はディ
フェクトなどの影響が同等に影響するよう、2つの信号
について交互に行ってもよい。次のステップS13で3
TENV信号をENV信号で除算し、その商Xを求め
る。ステップS14で予めROMに記憶してある所望の
Xとなるよう、フィルタゲインを設定する。ゲインを設
定するのはプリアンプ5又はDSP・DSV6に含まれ
るトランスバーサルフィルタであり、その構成は図3に
示されるように5タップである。なお、単位遅延素子の
遅延時間TはCDの場合440nS、DVDの場合80
nSの2つの間で切換え可能とされる。この5タップの
各ゲイン係数は8段階のパターンとして予め光ピックア
ップ2の光学特性、アンプなどの電気的特性に合せて、
マイコンのROMにテーブルとして記憶されていて、測
定値に対応して最適なテーブル値が設定される。ここで
3TENV/ENV=Xが図3のフィルタを介さない場
合、例えばG0のゲインを1とし、G1、G2、G3、
G4をそれぞれ0として、初期設定値がX=0.2程度
とすると、演算により、あるいはROMに記憶されてい
るルックアップテーブルにより、X=0.4程度になる
ように、例えば、G0=0.02、 G1=0.2、 G
2=1、 G3=0.2、 G4=0.02とする。
【0022】次にステップS15で光ピックアップを目
的のトラックへ移動させて、再生などを開始する。これ
らのゲイン値は再生装置の出荷前の製造工程で上記と同
様の調整により得られた値をEEPROM8に予め書き
込んでおくものである。再生装置をユーザが使用すると
き、起動時にこれらのゲイン値はセンター値として読み
出され、周囲温度やディスクの反りや偏心などに起因す
るバラツキに対応するよう電源オン時やディスク挿入時
に図4の動作が実行される。なお、図4の処理が一旦行
われた後は 、通常はその値を用いることができる。但
し、振動などの影響でサーボ制御オフとなってしまって
再度サーボ制御をオンとするときは、調整された値を設
定するだけよく、ENV信号などの測定を行う必要はな
い。
【0023】次に本発明の第2乃至第4実施例について
説明する。図5は第2乃至第4実施例に用いる演算回路
(図2のプリアンプの一部)を示すブロック図である。
なお、トラッキングエラー信号の生成については、図1
の回路を用いることもできる。図5の回路は特開昭57
−74837号公報の第4図に示されているものを利用
したものであり、図中図1と同参照符号のものは同一の
ものを示している。図1と異なる点について説明する
と、加算器14の出力信号に応答する立下がりパルス発
生回路32と立上がりパルス発生回路34の出力信号に
よりそれぞれ制御されるゲート回路36、40が減算器
20と同様な機能の減算器16の出力信号をゲートし
て、それぞれホールド回路38、42に与えられてい
る。ホールド回路38、42の出力信号はそれぞれ減算
器44の+と−入力端子に与えられ、減算器44の出力
信号はスイッチ30の1側端子に与えられている。減算
器18の出力信号はスイッチ30の0側端子に与えられ
ている。スイッチ30の1側端子と0側端子の選択は制
御信号CONT1により制御される。
【0024】また、加算器14の出力信号はLPF28
とイコライザ(EQ)46をそれぞれ介してそれぞれ和
信号(SA)、EFM信号又はEFMプラス信号として
出力される。イコライザ46にはその特性制御のための
制御信号CONT2が与えられている。また、加算器1
4の出力信号はHPF48とLPF50の直列回路を介
して3T信号として出力される。制御信号CONT1及
びCONT2はそれぞれシステムコントローラ7中のマ
イコンにより生成される。
【0025】したがって、マイコンからの制御信号CO
NT1によりスイッチ30の0側が選択されたときは、
3ビーム法のトラッキングエラー信号TEが出力され、
1側が選択されたときは、前述の特開昭57−7483
7号公報の第4図に示されているものと同様のトラッキ
ングエラー信号TEが選択される。このトラッキングエ
ラー信号を得る方式は同公報に説明されてるように、和
信号(加算器14の出力信号)の両エッジ(立下がりパ
ルス発生回路32と立上がりパルス発生回路34の出力
信号)で差信号(減算器16の出力信号)をサンプリン
グすることにより、差信号の時々刻々のピーク−ツー−
ピーク値にビームスポットのトラックからのずれの方向
に応じた符号を付けた値を求めることに相当する(同公
報の第5図参照)。
【0026】図6は第2乃至第4実施例における図2の
DSP・DSV6中のDSPの内部構成を示すブロック
図である。光ピックアップ2で読み出され、プリアンプ
5を介して与えられる入力データにビット単位で位相を
一致させ、再生信号に同期したクロックを生成するPL
L回路52と、再生データとPLL回路52の出力信号
であるクロックとを比較する比較器54と、比較器54
の出力信号を積算する積分器56が設けられている。第
2乃至第4実施例では、フォーカスサーボ制御をオンと
し、トラッキングサーボ制御をオンとし、スピンドルを
所定回転数で回転させた状態で、信号の再生を行い、再
生信号のジッタを最良にするようにジッタを測定しなが
らイコライザ46の特性を制御するものである。なお、
イコライザ46でのジッタ最良点にする前に、フォーカ
ス系の動作を最良にしないと、光学的周波数特性が変動
してしまいイコライザ制御の意味がなくなる。よって、
最初にフォーカス系の動作を最良にする。以下に第2乃
至第4実施例の詳細について説明する。
【0027】<第2実施例>図7は第2実施例における
マイコンの制御手順を示すフローチャートである。図4
と同一ステップは同一番号で示され、その説明は省略す
る。第2実施例はフォーカス最良点とイコライザ特性の
最良点の調整をジッタの測定に基づいて行うもので、フ
ォーカス、イコライザ特性の双方をジッタ測定により行
うので回路構成が最も簡単である。図7のステップS1
0Aではフォーカスサーボ制御の動作点を変更してRF
信号の品質を最適にするために、再生信号のジッタの測
定値を図6の積分器56の出力信号から読み、積分器5
6をリセットして、フォーカスサーボ制御の動作点にオ
フセットを加えながら、再度測定して、ジッタが最小と
なるようなオフセット値を設定する。
【0028】次に、イコライザの特性を制御するが、そ
のためにはジッタの測定値を積分器56の出力信号から
読み、イコライザ特性を何段階か切り換えながら、ジッ
タ最良点を設定する。初期測定値がG0=0.02、
G1=0.2、 G2=1、G3=0.2、G4=0.
02 とすると、演算又は予めROMに記憶されている
ルックアップテーブルにより、高域の振幅をより持ち上
げるように、例えば、G0=0.03、 G1=0.
3、 G2=1、 G3=0.3、 G4=0.03とす
る。そして、再度ジッタを測定し、測定値が最小になる
ように追込む制御を行う(ステップS11A)。
【0029】<第3実施例> 図8は第3実施例におけるマイコンの制御手順を示すフ
ローチャートである。図7と同一ステップは同一番号で
示され、その説明は省略する。第3実施例はフォーカス
最良点はEFM信号のレベル最大点とし、イコライザ特
性の最良点の調整をジッタの測定に基づいて行うもので
ある。上記第2実施例では信号の初期品質が悪い場合
に、ジッタを安定して測定することができないことがあ
るが、第3実施例ではレベル測定を行っているので短時
間でかつ安定して測定可能である。図8のステップS1
0Bではフォーカスサーボ制御の動作点をRF信号の品
質を最適にするために、SA信号(又は3T信号)を測
定し、フォーカスサーボ制御の動作点にオフセットを加
えながら、SA信号(又は3T信号)のレベルが最大と
なるようなオフセット値を設定する。
【0030】次に、イコライザの特性を制御するが、そ
のためにはジッタの測定値を積分器56の出力信号から
読み、イコライザ特性を何段階か切り換えながら、ジッ
タ最良点を設定する。初期測定値がG0=0.02、
G1=0.2、 G2=1、G3=0.2、G4=0.
02 とすると、演算又は予めROMに記憶されている
ルックアップテーブルにより、高域の振幅をより持ち上
げるように、例えば、G0=0.03、 G1=0.
3、 G2=1、 G3=0.3、 G4=0.03とす
る。そして、再度ジッタを測定し、測定値が最小になる
ように追込む制御を行う(ステップS11A)。
【0031】<第4実施例> 図9は第4実施例におけるマイコンの制御手順を示すフ
ローチャートである。図8と同一ステップは同一番号で
示され、その説明は省略する。第4実施例はフォーカス
最良点はEFM信号のレベル最大点とし、イコライザ特
性の最良点の調整を3Tの振幅レベル調整で行い、さら
にジッタの測定に基づいてフォーカス最良点とイコライ
ザ特性最良点の双方又は一方の調整を行うものである。
上記第3実施例でのレベル最大点での調整は短時間でか
つ安定しているが、必ずしも正確であるとは限らない。
よって、第4実施例ではレベルにより粗調整を行い、微
調整をジッタにより行っているのである。図のステッ
プS10Bでは第3実施例同様フォーカスサーボ制御の
動作点をRF信号の品質を最適にするために、SA信号
(又は3T信号)を測定し、フォーカスサーボ制御の動
作点にオフセットを加えながら、SA信号(又は3T信
号)のレベルが最大となるようなオフセット値を設定す
る。
【0032】次にステップS11BでRF(EFM+)
の全体信号であるSA信号のエンベロープの平均値を求
め、ステップS12Bで3T信号の平均値を求める。ス
テップS11BとS12Bの平均値を求める手法は、そ
れぞれの信号レベルを複数回測定し、その算術平均を求
めるものである。なお、信号レベルの測定はディフェク
トなどの影響が同等に影響するよう、2つの信号につい
て交互に行ってもよい。なお、SA信号のエンベロープ
の平均値を求める代りにエンベロープ自体を用いてもよ
い。次のステップS13Bで3T信号をSA信号で除算
し、その商Xを求める。ステップS14Aで所望のXと
なるよう、フィルタゲインを設定する。ここで3T/S
A=Xが図3のフィルタを介さない場合、例えばG0の
ゲインを1とし、G1、G2、G3、G4をそれぞれ0
として、初期設定値がX=0.25程度とすると、演算
により、あるいはROMに記憶されているルックアップ
テーブルにより、X=0.4程度になるように、例え
ば、G0=0.02、 G1=0.2、 G2=1、 G
3=0.2、 G4=0.02とする。
【0033】この設定値は例えば8段階にマイコンのR
OMに予め記憶されているものを読み出すことにより得
ることができる。続いて再生信号の最適化の正確を期す
るために、再生信号のジッタの測定値を図6の積分器5
6の出力信号から読み、積分器56をリセットして、ジ
ッタが最小となるようにする。
【0034】初期測定値がG0=0.02、 G1=
0.2、 G2=1、 G3=0.2、G4=0.02
とすると、演算又は予めROMに記憶されているルック
アップテーブルにより、高域の振幅をより持ち上げるよ
うに、例えば、G0=0.03、 G1=0.3、 G2
=1、 G3=0.3、 G4=0.03とする。そし
て、再度ジッタを測定し、測定値が最小になるように追
込む制御を行う(ステップS14A)。
【0035】次に、上記各フローチャートの中のディス
ク判別ステップ(S4)について説明する。ここでは、
光ピックアップ2として2焦点型のもの、すなわち特開
平7−65407号公報や、特開平7−98431号公
報に示されるような、対物レンズに収束点を2つ設けて
厚みの異なるディスクに対応可能としたものを用いて、
ディスクの種類を判別する手法について説明する。光ピ
ックアップ2はNA=0.38mmとNA=0.6mm
のスポットにて、2種類のディスク、すなわち板厚t1
=1.2mmのCDとt2=0.6mmのDVDから情
報を読み出すものとする。2焦点間の距離は0.3mm
とする。ディスク表面と信号面とで同時に結像すると、
ディスク表面の影響として低周波での変調やオフセット
の影響を受けるので、2焦点間の間隔はディスクの厚み
と同様に設定することはできない。
【0036】図10は、かかる2焦点型光ピックアップ
でのディスク1へのレーザビームの集光状態を示す図で
ある。1-a はt1=1.2mmのディスク、1-b はt1
=0.6mmのディスク、1-c は1層が0.6mmの2
層型ディスク(層間距離t3=40μm)への集光状態
を示し、先行上側のビームが1.2mm用で、後行下側
のビームが0.6mm用である。図10中、α、β、
γ、δは光ピックアップ2の対物レンズがフォーカス方
向に移動した各々の状態を示している。図11は図10
に対応して光ピックアップ2にてフォーカスサーチを行
ったときの出力信号から得られる様々な信号波形を示し
ている。すなわち図11の縦軸は電圧であり、横軸が時
間であり、pはピークを示している。2焦点型光ピック
アップはホログラムレンズにて構成されるため、特開平
7−98431号公報のように2焦点の2つのスポット
以外にも信号が検出されるが、ここでは2焦点検出信号
以外の信号は省略している。
【0037】図11の 2-a 〜 2-d は図10の 1-a の
ディスクに、2-e 〜 2-h は図10の1-b のディスク
に、2-i 〜 2-l は図10の 1-c のディスクにそれぞれ
対応している。また、図1の和信号SAが図11の 2-
a, 2-e, 2-i であり、フォーカスエラー信号FEが図1
1の 2-b, 2-f, 2-j であり、さらに和信号SAを点線
で示すスレショルドと比較した結果得られた信号が図1
1の 2-c, 2-g, 2-k であり、さらにフォーカスエラー
信号FEを点線で示すスレショルドと比較した結果得ら
れた信号が図11の 2-d, 2-h, 2-l である。
【0038】フォーカスサーチは光ピックアップ2のフ
ォーカスコイルに印加する電圧を増加あるいは減少させ
ることにより、光ピックアップ2の光学系の一部である
対物レンズを光路に沿って移動せしめることにより行わ
れる。図11の波形 2-a において、図中左側のピーク
が図10の 1-a のディスクのαの状態にて得られ、右
側のピークが同じくβの状態にて得られる。このよう
に、図11におけるピークは図10のα、βに対応し、
また波形 2-i 〜 2-l における4つのピークは図10の
1-cのディスクのα、β、γ、δに対応している。図1
2は2層ディスクにおけるフォーカスサーチを示す波形
図であり、0.6mmのディスクの2層目でサーボ制御
をオンとする場合を示している。 3-a はフォーカスコ
イルに印加する電圧であり、3-b 〜 3-e は図11の例
えば 2-i 〜 2-l に相当する波形である。
【0039】図13は上記図10及び図11に示すフォ
ーカスサーチによりディスクの種類を判断するためのマ
イコンの動作手順を示すフローチャートである。すなわ
ち、図13のフローチャートは各実施例に対応する図
及び図7乃至9におけるステップS3〜S6に相当する
部分の一例を詳しく示したものである。なお、ディスク
の種類の判断結果を用いて図5のスイッチ30を制御し
て3ビーム法と位相差法のトラッキングエラー信号の一
方がマイコンにより選択される。図13において、再生
装置の電源が投入されたり、ディスクが交換されたり、
複数層型ディスクで他の層のデータ再生が求められたと
きにこのフローがスタートするものとし、まずマイコン
に接続されている図示省略のメモリやバッファの所定内
容をクリアするなどのイニシャライズをステップS1A
で行い、次いでステップS15Aでフォーカスサーチを
開始し、ピーク電圧V1、V2、V3をそれぞれ格納す
るレジスタの内容を0にし、タイマをスタートさせる。
【0040】次いでステップS16で和信号SAの電圧
をA/D変換して得られるデジタル値を順次読み取り、
所定のA/D変換レジスタに順次格納し、前回値との比
較を順次行う。ステップS17ではステップS16の順
次の比較の結果、ピーク値が検出されたか否かを判断す
る。YESであれば、ステップS18でピーク値をV1
レジスタに格納し、NOであればステップS16に戻
る。
【0041】ステップS17の終了後は、ステップS1
9でA/D変換レジスタをリセットし、上記ステップS
16、S17と同様のステップS20、S21を実行
し、ステップS22で次のピーク値をV2レジスタに格
納し、A/D変換レジスタをステップS23でリセット
する。次のステップS24でタイマによる計測時間が設
定値を超えた(オーバーフロー)か否かを判断し、超え
ていればステップS28へ、超えていなければステップ
S25へ行く。ステップS25、S26はそれぞれ上記
ステップS16、17と同様の内容であり、ステップS
27でピーク値をV3レジスタに格納する。ステップS
28ではこれまでに得られた各ピーク値V1、V2、V
3を用いて比較演算を行う。
【0042】次のステップS29ではV1が所定値Q1
より小さいか、あるいはV2が所定値Q2より小さいか
を判断し、YESであればステップS34の異常処理ル
ーチへ移行する。これらの所定値Q1、Q2は通常のデ
ィスクでのフォーカスサーチにて得られるピーク値より
十分小さい値である。ステップS29でNOであれば、
ステップS30でV1/V2>Q3か否かを判断する
(Q3は1.2mmの厚さのディスクで通常得られるV
1とV2の比の例えば70%程度の値の所定値:この値
は再生装置の設計により変動し、光量差の関係からV1
とV2の比が逆となることもあり、他の同様な比較ステ
ップにも言える)。ステップS30でYESなら、現在
のディスクは1.2mmの厚さのものと判断し、ステッ
プS40で所定のパラメータ設定を行い、次いでステッ
プS31でフォーカスサーボ制御をオンとする。一方、
ステップS30でNOなら、ステップS32でV2/V
1>Q4か否かを判断する(Q4は0.6mmの厚さの
ディスクで通常得られるV2とV1の比の例えば70%
程度の値の所定値)。
【0043】ステップS32でYESなら、現在のディ
スクは0.6mmの厚さのものと判断し、ステップS4
1で所定のパラメータ設定を行い、次いでステップS3
3で所定のフォーカスサーボ制御をオンとする。一方、
ステップS32でNOなら、ステップS36でV3>V
1(V3が測定される場合)であり、かつV3>V2で
あるか否かを判断する。ステップS36でYESなら、
ステップS42で所定のパラメータ設定を行い、次いで
ステップS37で図12の 3-C に示す信号がセンター
値となった時点SC(波形 3-e 参照)でフォーカスサ
ーボ制御をオンとする。図示しないがステップS31、
33のフォーカスサーボ制御をオンとする動作も、1回
のフォーカスサーチ中にディスクの種類を検出すること
ができるので、フォーカスサーチ中に例えば、波形 2-e
でのピーク電圧V2の検出直後にフォーカスサーボ制
御をオンとすることができ、逆方向のフォーカスサーチ
にてもフォーカスサーボ制御をオンとすることができ
る。
【0044】図13のフローチャートではピーク値V4
は用いていないが、これはV3の検出と、そのV1、V
2との比較により2層ディスクであると判断されれば、
V4を検出する前のV3の時点でサーボ制御をオンとす
ることにより、サーチ時間を短縮することができるから
である。上記ステップS40、S41、S42における
所定のパラメータの設定は、判別されたディスクの種類
に応じて、光ヘッドのレーザパワー、プリアンプ5にお
けるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号
を生成する回路のゲイン、オフセット、バランスなどの
パラメータや、プリアンプ5又はDSP・DSV6にお
ける後述するイコライザの特性の切り換え、同じくプリ
アンプ5又はDSP・DSV6におけるトランスバーサ
ルフィルタの単位遅延素子の遅延量、タップゲイン設定
などの項目中必要なパラメータを設定するものである。
ここで、イコライザやトランスバーサルフィルタはプリ
アンプ5又はDSP・DSV6のいずれかのブロックに
含まれているものとする。なお、ここでは和信号SAの
振幅を測定したが、ピーク値を測定するに際に、フォー
カスエラー信号FEのゼロクロスのタイミングを用いて
もよいし、フォーカスエラー信号FEである信号 2-b,
2-f, 2-j のSカーブの電圧値(片側又は両側の対称の
電圧値)を測定しても同様である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光記録媒体
再生装置によれば、光学的な周波数特性を最良にした後
に、再生信号の周波数特性を最良にすることが可能であ
るので、回路的な周波数特性を最良にするに伴い光学的
な周波数特性が変動することがなく、ディスクのピット
の形状、光ピックアップの光学的周波数特性、IV変換
アンプ、演算アンプなどの周波数特性が温度変化や経時
変化の影響によりイニシャル時から変化しても、装置各
部の状態がばらつくことがない。また、本発明の光記録
媒体再生方法によれば、光学的な周波数特性を最良にし
た後に、再生信号の周波数特性を最良にすることが可能
であるので、回路的な周波数特性を最良にするに伴い光
学的な周波数特性が変動することがなく、ディスクのピ
ットの形状、光ピックアップの光学的周波数特性、IV
変換アンプ、演算アンプなどの周波数特性が温度変化や
経時変化の影響によりイニシャル時から変化しても、各
部の状態がばらつくことがない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置の第1実施例中の
光ピックアップとその出力信号に応答する演算装置(図
2のプリアンプの一部)を示す回路図である。
【図2】本発明の光ディスク再生装置のいくつかの実施
例に共通する構成を示すブロック図である。
【図3】図2のプリアンプ又はDSP・DSVに含まれ
るトランスバーサルフィルタの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図2中のシステムコントローラに用いられてい
るマイクロコンピュータ(マイコン)の動作の処理手順
(第1実施例)を示すフローチャートである。
【図5】本発明の光ディスク再生装置の第2乃至第4実
施例中の光ピックアップとその出力信号に応答する演算
装置(図2のプリアンプの一部)を示す回路図である。
【図6】本発明の光ディスク再生装置の第2乃至第4実
施例中のジッタ測定回路を示す回路図である。
【図7】図2中のシステムコントローラに用いられてい
るマイクロコンピュータ(マイコン)の動作の処理手順
(第2実施例)を示すフローチャートである。
【図8】図2中のシステムコントローラに用いられてい
るマイクロコンピュータ(マイコン)の動作の処理手順
(第3実施例)を示すフローチャートである。
【図9】図2中のシステムコントローラに用いられてい
るマイクロコンピュータ(マイコン)の動作の処理手順
(第4実施例)を示すフローチャートである。
【図10】2焦点型光ピックアップでのディスクへのレ
ーザビームの集光状態を示す図である。
【図11】図10に対応して光ピックアップにてフォー
カスサーチを行ったときの出力信号から得られる様々な
信号波形を示す波形図である。
【図12】2層ディスクにおけるフォーカスサーチを示
す波形図である。
【図13】図2中のシステムコントローラに用いられて
いるマイクロコンピュータ(マイコン)の動作の中で、
ディスク種類の判別を行うための処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ(光ヘッド) 3 スピンドルモータ 4 モータドライバ/トラッキング・フォーカス制御回
路(DSV6と共にサーボ制御手段を構成し、システム
コントローラ7と共にフォーカスサーチ手段を構成す
る) 5 プリアンプ(各演算手段を含む、またDSP・DS
V6と共に信号処理手段を構成する) 6 デジタルシグナルプロセッサ(DSP)・デジタル
サーボ(DSV)制御回路(システムコントローラと共
にサーボオン手段を構成する) 7 システムコントローラ (制御手段、比較手段、演
算手段) 8 EEPROM(不揮発性記憶手段) 10、12、14、22 加算器 16、18、20 減算器 24 HPF(ハイパスフィルタ:フィルタ手段) 25 トランスバーサルフィルタ(周波数特性変更手
段) 26、27 エンベロープ検出器(エンベロープ生成手
段) 28 LPF(ローパスフィルタ) 30 スイッチ 32、34 パルス発生回路 36、40 ゲート回路 38、42 ホールド回路 44 減算器 46 イコライザ 52 PLL回路(クロック抽出手段) 54 比較器 56 積分器(比較器54と共にジッタ測定手段を構成
する) A、B、C、D 位相差法に用いる4分割光センサ部分 E、F 3ビーム法に用いる2つのセンサ部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/095 G11B 19/02 501

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源から光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ
    手段と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段
    と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うトラッ
    キング制御手段と、 前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力
    信号から得られる再生信号の振幅を測定する振幅測定手
    段と、 前記フォーカス制御手段によりフォーカス制御した後
    に、前記振幅測定手段で測定される前記再生信号の振幅
    を最大にするための補正信号を前記フォーカス制御手段
    に供給するフォーカス補正手段と、 前記補正信号に基づいてフォーカス制御を補正した後、
    前記再生信号の周波数特性を測定する周波数特性測定手
    段と、 前記周波数特性測定手段の測定結果に基づいて前記再生
    信号の周波数特性を変化させる周波数特性変更手段とを
    有する光記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光源から光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ
    手段と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段
    と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うトラッ
    キング制御手段と、 前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力
    信号から得られる再生信号のジッタを測定するジッタ測
    定手段と、 前記フォーカス制御手段によりフォーカス制御した後
    に、前記ジッタ測定手段で測定される前記再生信号のジ
    ッタを最小にするための補正信号を前記フォーカス制御
    手段に供給するフォーカス補正手段と、 前記補正信号に基づいてフォーカス制御を補正した後、
    前記ジッタ測定手段の測定結果に基づいて前記再生信号
    の周波数特性を変化させる周波数特性変更手段とを有す
    る光記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 レーザ光源から光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ
    手段と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段
    と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うトラッ
    キング制御手段と、 前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力
    信号から得られる再生信号の振幅を測定する振幅測定手
    段と、 前記フォーカス制御手段によりフォーカス制御した後
    に、前記振幅測定手段で測定される前記再生信号の振幅
    を最大にするための補正信号を前記フォーカス制御手段
    に供給するフォーカス補正手段と、 前記補正信号に基づいてフォーカス制御を補正した後、
    前記再生信号のジッタを測定するジッタ測定手段と、 前記ジッタ測定手段の測定結果に基づいて前記再生信号
    の周波数特性を変化させる周波数特性変更手段とを有す
    る光記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光源から光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ
    手段と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段
    と、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うトラッ
    キング制御手段と、 前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘッドの出力
    信号から得られる再生信号の振幅を測定する振幅測定手
    段と、 前記フォーカス制御手段によりフォーカス制御した後
    に、前記振幅測定手段で測定される前記再生信号の振幅
    を最大にするための補正信号を前記フォーカス制御手段
    に供給するフォーカス補正手段と、 前記フォーカス制御手段からの前記補正信号に基づいて
    フォーカス制御を補正した後、前記再生信号の周波数特
    性を測定する周波数特性測定手段と、 前記周波数特性測定手段の測定結果に基づいて前記再生
    信号の周波数特性を変化させる周波数特性変更手段と、 前記周波数特性変更手段により前記再生信号の周波数特
    性を変化させた後、前記再生信号のジッタを測定するジ
    ッタ測定手段とを有し、 前記ジッタ測定手段の測定結果に基づいて前記フォーカ
    ス補正手段においてフォーカス制御を再度補正する及び
    /又は前記周波数特性変更手段において前記再生信号の
    周波数特性を再度変化させるよう構成された光記録媒体
    再生装置。
  5. 【請求項5】 レーザ光源より光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドをフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うステッ
    プと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス制御
    した後に、前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘ
    ッドの出力信号から得られる再生信号の振幅を測定する
    ステップと、 前記測定した再生信号の振幅が最大になるようにフォー
    カス制御を補正するステップと、 フォーカス制御を補正した後、前記再生信号の周波数特
    性を測定するステップと、 前記周波数特性の測定結果に基づいて前記再生信号の周
    波数特性を変化させるステップとを有する光記録媒体の
    再生方法。
  6. 【請求項6】 レーザ光源より光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドをフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うステッ
    プと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス制御
    した後に、前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘ
    ッドの出力信号から得られる再生信号のジッタを測定す
    るステップと、 前記再生信号のジッタが最小になるようにフォーカス制
    御を補正するステップと、 前記フォーカス制御を補正した後、前記再生信号のジッ
    タを測定するステップと、 前記再生信号のジッタの測定結果に基づいて前記再生信
    号の周波数特性を変化させるステップとを有する光記録
    媒体の再生方法。
  7. 【請求項7】 レーザ光源より光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドをフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うステッ
    プと、 前記センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス制御し
    た後に、前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘッ
    ドの出力信号から得られる再生信号の振幅を測定するス
    テップと、 前記再生振幅が最大になるようにフォーカス制御を補正
    するステップと、 前記フォーカス制御を補正した後、前記再生信号のジッ
    タを測定するステップと、 前記再生信号のジッタの測定結果に基づいて前記再生信
    号の周波数特性を変化させるステップとを有する光記録
    媒体の再生方法。
  8. 【請求項8】 レーザ光源より光学系を介してレーザー
    ビームを光記録媒体に照射して、その反射光を検出する
    複数の光センサ部分を有する光ヘッドをフォーカス方向
    に移動させてフォーカスサーチを行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス方向
    に移動させてフォーカス制御を行うステップと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系を前記光記録媒体
    の半径方向に移動させてトラッキング制御を行うステッ
    プと、 前記光センサ部分あるいは前記光学系をフォーカス制御
    した後に、前記トラッキング制御を行いつつ、前記光ヘ
    ッドの出力信号から得られる再生信号の振幅を測定する
    ステップと、 前記再生振幅が最大になるようにフォーカス制御を補正
    するステップと、 前記フォーカス制御を補正した後、前記再生信号の周波
    数特性を測定するステップと、 前記再生信号の周波数特性の測定結果に基づいて前記再
    生信号の周波数特性を変化させるステップと、 前記周波数特性を変化させた再生信号のジッタを測定す
    るステップと、 前記再生信号のジッタの測定結果に基づいて前記フォー
    カス制御を補正する及び/又は前記再生信号の周波数特
    性を変化させるステップとを有する光記録媒体の再生方
    法。
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