JP3094860U - 老犬およびメス犬生理時用胸当て・パンツ一体型紙おむつ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】パンツ型のペット用紙おむつなどは以前から存
在しているが、胴部分で固定するものがほとんどであ
り、違和感を覚えたペットは自力で脱いでしまったり、
動いているうちにずれてしまうことも多かった。そこ
で、脱着が簡単で、外れにくい紙おむつを考案した。ペ
ットも高齢化がすすみ、介護が必要となっているが、本
考案を用いれば排泄物の日常の世話が軽減される。また
若い犬でも歩行が不自由な犬、またはメスの生理時には
最適である。このことによってペットへの愛情が持続
し、世話もしやすく、無責任な行動を阻止するために役
立たせるものである。 【解決手段】おむつ部と一体化しており、なおかつ前足
用に穴を開けた胸当てをさせ、首の後ろで結んで固定す
ることによってズレにくく、装着も立ったままできる。
老犬でなくとも、歩行が不自由なもの、またメスの生理
用としても使用可能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】（考案の属する技術分野） 本考案は主に老犬等の介護を目的とし、頻尿・失禁・歩行困難な室内犬の排泄物 の処理の手間を和らげ、高齢化したペットを死期まで責任をもって飼育するため の用品として、また、メス犬の生理時の用品として貢献が期待できる。

【０００２】（従来の技術） パンツ型のペット用紙おむつなどは以前から存在しているが、胴部分で固定する ものがほとんどであり、違和感を覚えたペットは自力で脱いでしまったり、動い ているうちにずれてしまうことも多かった。

【０００３】（考案が解決しようとする課題） 脱着が簡単で、外れにくい紙おむつを提供。ペットも高齢化がすすみ、介護が必 要となっているが、本考案を用いれば排泄物の日常の世話が軽減される。また若 い犬でも歩行が不自由な犬、またはメスの生理時にも最適である。

【００００４】（課題を解決するための手段） エプロンのように胸当てをさせることによって首の後ろで結んで固定できるとい うことから装着後、ずれにくくなる。 装着方法は四足でたったまま装着が可能である。

【００００５】（考案の実施の形態） 図面書類の図１を参照して説明すると、犬は四足で立っているのを上からみたと ころであり、犬の下には本考案の紙おむつを装着するために置かれている。 の部分は前足を前足用に開けられた穴に通している。この後、の尻尾用の穴 から尻尾を通しながら胴体を包み込むようにおむつ部をかぶせて、のテープで の受け側に固定する。

【００００６】（実施例） 図２は装着後の側面図である。は胸当てから延長した不織布を首のうしろに結 ぶ。 は固定用のテープでに貼り付けてある。

【００００７】（考案の効果） 前足用の穴が開けられた胸当てに前足を通し、首の後ろで結ぶことによってズレ にくく、無理なく固定できるのでおむつ部の装着も簡単にできる。また、このこ とにより、体にかなりフィットしたおむつが実現する。また、失禁等による室内 の汚れがなくなれば、ペットの老化を受け入れやすくなる。 人間も世話がしやすくなればペットへの愛情が持続し、無責任な行動をとること を少しでも軽減させることができると考える。 老犬でなくとも、歩行が不自由なもの、またメスの生理用としても使用可能であ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】これは、犬と本考案紙おむつを装着するために
準備している状態を上からみた図である。

【図２】装着後の犬を側面から見た図である。

【図３】紙おむつ本体の展開図である。「Ａ−１・Ａ−
２」「Ｂ−１・Ｂ−２」は完成品においてはそれぞれ張
り合わせていなければない。各寸法はｍｍ単位で記して
あるがこれはＳＩＺＥ Ｍの場合である。

【符号の説明】 首のうしろで結ぶことができる胸当ての上部 胴体の腹部にあてられる胸当て下部 紙おむつ部 紙おむつを装着し、固定するための粘着テープ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】エプロン状の防水素材の胸当てと、尻尾用
   切れ込みの入ったおむつ部が一体型を特徴とする使い捨
   て介護用品としての動物（主に犬）用紙おむつ。
2. 【請求項２】胸当てには前足用の穴が開けてあり、素材
   をひも状に延長させて首の後ろで結ぶ形をとり、背部分
   は開放しており、脱着が簡単な動物（主に犬）用紙おむ
   つ。