JP3115259U - ペット用おむつ及びおむつカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 尻尾の付け根部の拘束感がなく、装着が簡単で、装用安定性のあるペット用おむつ及びおむつカバーを提供する。
【解決手段】 両側に脚部通し孔29を形成し、腹部23から臀部24を介して背中部25に折返して身体に密着させるようにしたペット用おむつカバーに20おいて、臀部24から背中部先端にかけて尻尾通し用の略U字形の溝27を形成し、該溝27の背中側先端左右に一対の面ファスナ28を設け、面ファスナ28同士の結合により、身体に密着させるようにした。
【選択図】 図3

Description

本考案は、ペット用おむつ及びおむつカバーに関し、特にその脱着作業性の改良技術に関する。
犬・猫などのペットにおいては、一般に小形種が室内飼育用として扱われているが、最近では大形であっても室内で飼われることが多くなってきた。室内で飼育する上での最大の課題は、糞便など排泄に伴う室内の衛生上の問題である。
若年のペットの場合には、早期にトイレのしつけをし、特定の場所で排泄させるように訓練すれば、改善される場合が多い。しかしながら、老年のペットあるいは疾病などを生じたペットでは、何らかの疾病が原因で、おもらしをしたり、トイレ以外の場所で排泄をしたり、下痢などの症状が発生することがある。
このような場合には獣医などのところにペットを持っていって検診を受けさせ、病名などを特定した上で早期に改善処置をとるる必要がある。なお、若年のペットであっても、その種類や、時期などにより、しつけによるおもらしをなかなか改善できない場合もあった。
ところで、このような場合の経過的処置として、紙おむつなどの介護用品をペットにあてがうことにより、おもらしなどによる室内の汚れを未然に防止することが行われている。
ペット用紙おむつの場合には、人間用などの場合とほとんど同様、内側にライニングされた高吸水性高分子による吸収効果によって漏れを防止するものであり、その基本原理は全く変りがなく、異なっている点は、尾を出すための孔があいていることだけである。しかしながら、この尻尾を出す孔が問題であった。
すなわち、犬・猫にとって、尻尾は一種の感覚器官であって、特にその付け根部分を拘束されるのを嫌うものであり、しかも装着方向はペットにとっては逆毛方向となっている。したがって、飼主にとって紙おむつを装着する作業は、暴れ回るペットを押さえつけながら行わなくてはならないため、難作業となっていた。また、ペットにとっても思わぬ不安感をもたらす原因となっていた。
またこのために、一旦装着した場合でも、脚や口などによってむしり取る場合もあり、装用安定性に欠けるものであった。
この原因としては、紙おむつでは漏れ防止を目的としているために、当該ペットにとっては、装着時に各部特に尻尾の付け根部分に拘束感があり、またペット種によって大中小はあるものの、平均的なものであり、装着する対象となる当該ペットにとってはきつすぎる場合が多いためである。
本考案は以上の課題を解決するものであり、その目的とするところは、ペットの大きさに応じて尻尾孔の大きさが調整可能であって、尻尾の付け根部の拘束感がなく、装着が簡単で、装用安定性のあるペット用おむつ及びおむつカバーを提供するものである。
前記目的を達成するため、本考案のペット用おむつは、図1及び図2の実施の形態にも示すごとく、腹部2から臀部3を通じて背中部4に折返し、その折返し端両側と前記腹部2両側とを面ファスナ12を介して結合することによって身体に密着させるようにしたペット用おむつ1において、前記臀部3と背中部4とを結ぶ位置中央に形成された尻尾通し孔10の先端側にスリット11を形成し、該スリット11を重畳可能に構成するとともに、該重畳部を面ファスナを介して結合可能としたことを特徴としている。
本考案のペット用おむつカバー20は、図3及び図4の実施の形態にも示すごとく、両側に脚部通し孔を形成し、腹部23から臀部24を介して背中部25に折返して身体に密着させるようにしたペット用おむつカバーに20おいて、前記臀部24から背中部先端にかけて尻尾通し用の略U字形の溝27を形成し、該溝27の背中側先端左右に一対の面ファスナ28を設け、該面ファスナ28同士の結合により、身体に密着させるようにしたことを特徴としている。略U字形溝27の奥部を尻尾通し孔27Aとし、前部をおむつカバー20の前縁に開口するスリット27Bとしている。
本考案のペット用おむつ1及びおむつカバー20では、おむつ1及びおむつカバー20をペットに装着する際に、尻尾を、二つ割り状のスリット11及びスリット27Bから奥の尻尾通し孔10及び27Aに誘導でき、尻尾に孔を通すことがなく、ペットがいやがることがない。また、面ファスナの取付位置調整により尻尾の付け根部分に対する拘束感もなく、ペットにとっても快適な装着感を得ることができる。
また、本考案のペット用おむつカバー20では、脚部通し孔29、29に後脚部を位置させ、臀部から背中部に回し、略U字形溝27の先端同士を面ファスナで連結することで、装着が完了する。この場合においても、面ファスナの取付位置調整により、尻尾の付け根部分に対する拘束感もなく、ペットにとっても快適な装着感を得ることができる。また、尻尾通し孔27Aを上記略U字形溝27により幅広く形成させることにより、尻尾の太さに関わりなく誘導可能であり、装着状態も良好で、その作業も容易である。
以下本考案の最良の形態につき添付図面を参照して説明する。図1は本考案に係る紙おむつの展開図及び展開図のA−A線における断面図、図2(a)〜(c)は同紙おむつを犬に装着する場合に手順を示す説明図である。
図1における紙おむつ1は、柔軟な薄い紙を適宜裁断し、適宜枚数重ねあわるとともにテープ類などと組合わせてせて腹部2、臀部3、背中部4の展開形状に連続させたもので、展開状態で略矩形状をなし、両側及び上下周囲は、ゴムテープ5などの介在により、ギャザー加工6が施されている。
そして、腹部2から臀部3にかけて、その内側には高級水性樹脂7が介在され、吸水性の柔軟な紙8で覆っているとともに、外周縁には横漏れ防止用のギャザー紙9などが配置されている。
なお、図では展開形状に描かれているが、実際には、内側へのギャザー加工により腹部2から背中部4にかけてU字形にくせ付された形状となっている。
臀部3から背中部4にかけてその中央には、半円形をした尻尾通し孔10が形成されており、この尻尾通し孔10の先端側は互いに重畳した状態の半割り状のスリット11が形成され、かつこのスリット11の表裏には面ファスナが形成され、これによって脱着可能に結合可能となっている。
さらに図中12は腹部の左右に設けられた面ファスナであり、この面ファスナ12は、U字形に曲げられた状態で、背中部先端左右の面ファスナー12部に結合するようになっている。
図2において、(a)は紙おむつ1の装着前のモデル犬を示している。この状態から紙おむつを装着するには、スリット11を開いた状態で同図(b)の(1)に示すごとく、腹部2を犬の腹部に当てた状態でこれを保持しながら、(2)に示すように、臀部に回し、これが背中部3を犬の背中に折返し、次いで(3)に示すように、面ファスナ12を介して腹部2の両脇と背中部4の両脇を結合し、最後に(4)に示すように、スリット11を閉じ、面ファスナを介して固定すれば、(c)に示すように装着作業が完了する。
この場合において、犬の尻尾の付け根部に過度な圧迫感を与えないようにスリット11の面ファスナの結合位置を調整すれば、いやがって紙おむつを取外そうとする行動を起すことを未然に防止できるのである。
図3(a),(b)は本考案に係るおむつカバーの展開図及び斜視図、図4(a)〜(c)は同おむつカバーの装着手順を示す説明図である。
図におけるおむつカバー20は、トランクスの展開形状に形成された布21及びこの布の両側に縫合され、犬の後脚部を入れるためのループ状空間を構成するゴムテープ22とからなり、腹部23、臀部24及び背中部25が連続するようその展開形状に形成され、布21のゴムテープと22の対向面にゴムなどを入れたギャザー加工26することにより、(b)に示すように、犬の後部を覆うべく立体造形されるようになっている。
そして、臀部24枷背中部にかけて尻尾を挿通するための略U字形溝27が形成され、背中部25の先端左右でこれを止めるため一対の面ファスナ28をその表裏に縫合している。溝27の奥部を尻尾通し孔27Aとし、尻尾通し孔27Aとおむつカバー20の前縁を貫通する溝27の半割り部分をスリット27Bとしている。
図4において、(a)は前記紙おむつ1を装着し、かつおむつカバー20の未装備状態のモデル犬を示している。この状態でおむつカバー20をその展開状態でいぬの両後脚をおむつカバー20の両側開口に合わせ、次いで(b)の(1)に示すように、そのままおむつカバー20をあげ、その後、(b)の(2)に示すように面ファスナ28同士を連結することにより、(c)に示すように、装着が完了する。
なお、以上のおむつカバー20を装着するのは、主として散歩や、あるいは紙おむつだけではすぐに外すような行動をとる場合に有益である。散歩時には、おむつを省略させて、カバー20のみを装着させることもできる。
上記おむつ1及びおむつカバー20の各面ファスナ結合構造部分は、ホックやボタンなどの他種の結合構造とすることもできる。
以上の実施形態では本考案を犬に適用した場合を示したが、他のペット例えば猫や、これに類する尻尾を有するほ乳類の家禽一般に適用できることは勿論である。
本考案に係る紙おむつの展開図及びそのA−A線における断面図である。 (a)〜(c)は同紙おむつの装着手順を示す説明図である。 (a),(b)は本考案に係るおむつカバーの展開図及び斜視図である。 (a)〜(c)は同おむつカバーの装着手順を示す説明図である。
符号の説明
1 紙おむつ
2 腹部
3 臀部
4 背中部
10 尻尾通し孔
11 スリット
12 面ファスナ
20 おむつカバー
21 布
22 ゴムテープ
23 腹部
24 臀部
25 背中部
27 溝、27A 尻尾通し孔、27B スリット
28 面ファスナ
29 脚部通し孔

Claims (7)

  1. 腹部(2)から臀部(3)を通じて背中部(4)に折返し、その折返し端両側と前記腹部両側とを面ファスナ(12)を介して結合することによって身体に密着させるようにしたペット用おむつ(1)において、
    前記臀部(3)と背中部(4)とを結ぶ位置中央に形成された尻尾通し孔(10)の先端側に尻尾通し孔(10)とおむつ(1)の外縁とに貫通するようにスリット(11)を形成し、該スリット(11)を重畳可能に構成するとともに、該重畳部を面ファスナ(12)を介して結合可能とした
    ことを特徴とするペット用おむつ。
  2. 前記面ファスナによる結合構造に代えて、ボタンやホックなどの他種の結合構造としたことを特徴とする請求項1に記載のペット用おむつ。
  3. 両側に脚部通し孔(29)を形成し、腹部(23)から臀部(24)を介して背中部(24)に折返して身体に密着させるようにしたペット用おむつカバー(20)において、 前記臀部(24)と背中部(25)とを結ぶ位置中央に形成された尻尾通し孔(27A)の先端側に尻尾通し孔(27A)とカバー(20)の外縁とに貫通するようにスリット(27B)を形成し、該スリット(27B)の両側に一対の面ファスナ−(28)を設け、該面ファスナ同士の結合により、身体に密着させるようにしたことを特徴とするペット用おむつカバー。
  4. 前記尻尾通し孔(27A)と前記スリット(27B)とが、略U字形の溝(27)によって連続状に形成され、スリット(27B)を構成する略U字形溝(27)の対向縁部同士が重ね合わされて、該重ね合わせ部に設けた前記面ファスナ(28)同士の結合により、身体に密着させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のペット用おむつカバー。
  5. 前記脚部通し孔(29)の両外側部分は、ゴムテープ(22)により形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のペット用おむつカバー。
  6. 前記面ファスナによる結合構造に代えて、ボタンやホックなどの他種の結合構造としたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載のペット用おむつカバー。
  7. 腹部から臀部を通じて背中部に折返し、その折返し端両側と前記腹部両側とを面ファスナを介して結合することによって身体に密着させるようにし、前記臀部と背中部とを結ぶ位置中央に形成された尻尾通し孔の先端側におむつの外縁に貫通すスリットを形成し、該スリットを重畳可能に構成するとともに面ファスナを介して結合可能としたペット用おむつと、
    両側に脚部通し孔を形成し、腹部から臀部を介して背中部に折返して身体に密着させるようにし、前記臀部から背中部先端にかけて尻尾通し用の略U字形の溝を形成し、該溝の背中側先端左右に一対の面ファスナを設け、該面ファスナ同士の結合により、身体に密着させるようにしたペット用おむつカバーとを有し、
    前記ペット用おむつを内側にし、ペット用おむつカバーを外側にしてペットに装着した状態において、前記おむつの尻尾通し孔と前記おむつカバーの前記略U字形の溝奥部の尻尾通し孔に、ペットの尻尾が貫通状に挿入されるようにしたことを特徴とするペット用おむつとおむつカバーの組。
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