JP3094744U - 動植物育成及び観賞用照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力が少なく又、発熱量も少なく、なおか
つ方向性を持つ光の出る動植物育成及び観賞用照明器具
を提供する。 【解決手段】照明器具カバー２の側面にスイッチ６、コ
ントロールつまみ７、コンセント９、自在金具１０、ク
リップ１１を取り付け又、内側に絶縁基板８、色調コン
トローラー４、変圧器１３を取り付け絶縁基板８に任意
の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３を取り付けて各
配線し前面に、特殊反射板５を固着する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本発明は、動植物育成、例えば熱帯魚、珊瑚、水草等の観賞や飼育等として使 用する照明器具に関するものである。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

従来の観賞用水槽の照明器具としては、水槽上枠に任意の長さのカバー内に１ 灯もしくは２灯に決まった色調の蛍光管を収納したものが一般的に知られている したがって蛍光管は管全体から発散光をだすため水槽等が全体に明るくなるだけ であり、なおかつ、色調は変えられない。又、通電中蛍光管等から熱が発生する という問題点を有した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

色調を調節でき、又、熱が発生しにくくすることを課題としている。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

蛍光管では発散光になるため、光源を面から点に変えることである。その光源 をどのようなものが理想かを実験と理論の結果、省エネで発熱量の少ないＬＥＤ （発光ダイオード）に変えなおかつ色調コントローラー４をつけることが最上で あることを見出した。

【０００５】

【考案の実施に形態】

本考案に係る動植物育成及び観賞用照明器具を図６に示す実施例により説明す ると、この照明器具は図３に示すように、任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオー ド）３を任意の数、照明器具に組み合わせる事からなっており、水槽１０横のポ ール１６にクリップ１１を示している。

【０００６】 図２及び図３に示すように、照明器具カバー２内側には任意の金属に鏡面加工 し凸凹を付け、なおかつ任意の反射板をつけ、これらを特殊反射板５とし内側に 組み合わせた。

【０００７】 図２及び図４に示すように照明器具カバー２内に色調コントローラー４変圧器 １３に絶縁性の基板８を組み付け、任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３ を絶縁性の基板８に組み込み配線する。

【０００８】 又、本考案はＬＥＤ（発光ダイオード）３を光源として使うので、照明器具１ 内には従来型照明器具１３に組み込まれている重い安定器は不必要となるので、 軽量化が図れる。

【０００９】 又、発光体のＬＥＤは小さい為、小型でなおかつ薄い形状化が図れる。

【００１０】 図４に示すように照明器具１内に、水滴及び蒸発水がはいらないように光源で ある任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３の先端近くをシリコン１２で封 し水滴及び蒸発水の浸入を防ぐことができる。

【００１１】 図３及び図４、図６に示すように、任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード） ３の数を変える事で任意の水槽の大きさにあわせることができ、なおかつ任意の 発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３の数を変えることで任意の明るさに変える ことができ又、ピンポイントで動植物を照明することができる。又、６０ｃｍ以 上の大きな水槽や幅のある水槽でも任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３ の数を増やすことで容易に照明することができる。

【００１２】 また、鑑賞魚用照明器具に使われている蛍光管では、発散光のため水中内での 光のゆらぎは、発生しないが本考案の照明器具に組み込まれている任意の発光色 のＬＥＤ（発光ダイオード）３では方向性を持った光を放つ光源のため、水中内 で光のゆらぎが発生し、なおかつ明暗のはっきりした照明ができ、水槽内がより 自然にみえると共に色調コントローラー４により、容易に動植物に適した波長の 光を作り出すことができる。

【００１３】 このように、方向性を持った光源を図４のように任意の数だけならべ、点灯さ せることにより淡水生物水槽では水草類など又、海水生物水槽では、海藻類、造 礁性イシサンゴ類、ソフトコーラル類、シャコガイ類等の体内に、共生している 褐虫藻類の光合成が促進されることが可能となり、なおかつ水槽内の、水草、海 藻、珊瑚、観賞魚等を自然に近い光で照明することができる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案は、以上実地例に基づいて説明したように構成されているので、いかに 記載されるような効果を示す。

【００１５】 本考案の照明器具は、任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３を組込み色 調コントローラー４により水草、海藻、珊瑚等の光合成に適した波長の光を作り 出し、本考案照明器具で育成することができる。

【００１６】 本考の案照明器具に組み込む任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３は方 向性を持った光を放つ光源のため水中内に光のゆらぎが発生し、なおかつ明暗の はっきりした照明ができる。

【００１７】 又、本考の案照明器具には、自在金具がついているため、容易に照射角度を変 えて照明することができる。

【００１８】 又、本考案の照明器具は、任意の発光色のＬＥＤ（発光ダイオード）３を光源と して使うので、照明器具内に従来の水槽用照明器具に組み込まれている重い安定 器等は不必要となるので軽量化が図れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の照明器具を背面方向からみた斜視図で
ある。

【図２】本考案の照明器具を正面方向から見た断面図で
ある。

【図３】本考案の照明器具の底面図である。

【図４】本考案の照明器具を横方向からみた断面図であ
る。

【図５】従来の鑑賞魚用照明器具の底面図である。

【図６】水槽横ポールに、本考案の照明器具を設置した
状態の斜視図である。

【符号の説明】 １照明器具 ２照明器具カバー ３ＬＥＤ（発光ダイオード） ４色調コントローラー ５特殊反射板 ６スイッチ ７コントローラーつまみ ８絶縁性の基盤 ９コンセント １０自在金具 １２シリコン １３変圧器 １４水槽 １５上枠 １６ポール １７蛍光管 １８従来型照明器具

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】照明器具１に、任意の発光色のＬＥＤ（発
   光ダイオード３、を組み込んだ照明器具。
2. 【請求項２】色調コントローラー４を組み込んだ照明器
   具。